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【ゲイ・ホモ】ウリのユキちゃんを男の娘にしてやったw 【体験談】

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ホモでもゲイでもないのに、なぜか男の娘に興味を持ってしまった。きっかけは、DMMでおかずを探してるときに、たまたま見つけたこの子の動画なんだけど、自分でも驚くくらい興奮した。

可愛らしい女の子のルックスで、あんなに大きなおちんちんが勃起している姿は、ギャップ萌というか、2次元のキャラクターみたいに思えた。

この子の動画は全部買って、それこそ猿みたいに抜きまくったけど、さすがに少し飽きてしまった。こんな事を言うとファン失格かも知れないけど、加齢とともにみずみずしさがなくなってしまったように思えた。

それからも、けっこうDMMで男の子ジャンルの動画を探したり、男の子ジャンルのゲームや同人作品も探したりして、けっこう良いのもあったけど、最初のあの子ほどのインパクトはなかった。

そこで僕は、リアルでの出会いを求めた。と言っても、風俗なんてイヤだし、男の娘カフェなんて行っても、外で会えるようになるとは思えなかったので、出会い系サイトで探してみた。

胡散臭いのばっかりだったけど、結局ゲイの方々の出会い掲示板にたどり着いた。ゲイとかの中でも、女装する人は結構異端というか、ジャンルが違う感じみたいで、それほど多くはなかった。それでも、毎日熱心に探しているうちに、興味を引く子を見つけた。

それは、いわゆるウリの書込みで、キスなし、挿入なし、ゴムフェラ等々、条件としては最悪に近いモノだったが、顔写真がヤバかった。こんな掲示板なのに、堂々と顔出ししているその子は、一見女の子みたいだった。男としては長め、でも女の子としてはベリーショートみたいな髪型で、今時の高校生の男子がよくやっている、前髪をピン留めしている感じだ。
あれって、街で見かけるたびに”気持ち悪っ!”って思っていたけど、この子の場合は抜群に似合っていた。

そのピンのせいで、より女の子っぽくなっていて、あの動画の男の娘を見たときと同じくらいの衝撃を受けた。
ユキちゃんと言う名前で登録されているが、当然偽名だと思う。そして、まだ2みたいだ。これが女の子だったら逮捕モノだけど、男の娘なのでセーフだと思うw(実際には相手が男でも、18歳未満だとアウトです)

そして、ユキちゃんの希望どおりの条件で、メールをした。すると、返信自体は早く来たけど、予定がいっぱいで、来週の水曜日ならいいですけどというメールが来た。
素っ気なく、イヤなら別にいいよ……みたいな感じのメールで、希望者が多いことが伝わってきた。

やっぱり、世の中見た目が9割だなぁと思いながら、お願いしますと敬語のメールを送った。

29歳の社会人の僕が、彼女に内緒で男の子とウリのメールをやりとりするなんて、どうかしていると思う。でも、最近彼女とセックスをしても、股間におちんちんがないので、物足りないと思ってしまう僕がいる。

『ねぇ、私のこと飽きちゃったの? 最近、してくれないよね?』
彼女に、ストレートにそう言われて、あたふたしてしまった。彼女とは、付き合ってもう3年経つ。ちょっと優柔不断で、草食系と言われることも多い僕とは真逆で、肉食系女子という感じの彼女。僕を引っ張ってくれるし、セックスも積極的に色々としてくれるので、なにも不満はなかった。

自分で言うのも変だけど、お似合いのカップルだと思っていた。でも最近では、おちんちんがないのが残念だと思ってしまう。

そして、ユキちゃんとの約束に向けて、オナ禁をした。もちろん、セックスもだ。
タンクがたまっていき、出したくて仕方なくなってきても、掲示板のユキちゃんの顔写真を見て、なんとか我慢した。

そして、やっとその日が来た。わざわざこの日のために有休を使った僕は、約束の1時間も前に待ち合わせ場所に着いてしまった。

ソワソワしながら待っていると、約束の時間の2分遅れでユキちゃんが来た。ユキちゃんは、制服姿だった。まぁ、学校帰りなので当たり前だが、ちょっとドキッとした。
当然男物の制服姿だが、あの学ラン的な真っ黒の制服ではない。下はブレザーのグレーっぽいズボンで、上はワイシャツにネクタイ、それに上着ではなくカーディガンを羽織るという格好だ。
ワイシャツはズボンインしていなく、ガーディガンもちょっと大きめで、袖もだぶついた感じだ。

ちょっとだらしない感じの格好だけど、彼氏の服を着ている女の子みたいに見えて、もう勃起してしまった。
少し前屈みで、ぎこちなくユキちゃんに近寄る僕。我ながらキモいと思う。近づいていくと、ユキちゃんの顔が掲示板の写真以上に可愛いことに気がつく。あの写真なら、ネットに乗っけても大丈夫だと納得した。あの写真は、本物のユキちゃんと比べたら別人だ。もちろん、本物の方がはるかに可愛いという意味でだ。
本人特定されないために、わざと写りの悪い写真を使っているのかも知れない。

「こんにちは、ユキちゃんだよね?」
緊張しながら声をかけると、
『あ、はい、ショウさんですか?』
「はい! 今日は宜しくね!」
『はい、宜しくです』
ニコリともせずに言うユキちゃん。でも僕は、この後この子にしてもらえると思うと、震えるほど興奮していた。

「じゃ、じゃあ、車あっちだから、行こうか?」
そう言って、ユキちゃんの手を握ろうとしたら、
『あ、大丈夫で〜す。行きましょう』
と、僕の手をスルリとかわした。あぁ、手なんか握ったら、誰に見られてるかもわかんないしね……と思った。
「ご、ごめんごめん、じゃあ、ついてきて!」
僕は、浮かれたテンションでそう言い、歩き始めた。ユキちゃんは、黙ってついてくるけど、スマホを取り出した。そして、驚いたことにイヤホンまでして操作し始めた。まったく僕の方を見ることもなくついてくるが、ちゃんとついてくることから、僕を見ていないわけではないとわかる。

でも、一緒に歩いているのに、イヤホンまでされるとちょっと寂しい。でも、チラチラ後を振り返りながらユキちゃんを見ると、やっぱり可愛い。身長は、160cmくらい? 男としては、致命的に背が低い気がする。でも、それが彼女――彼には似合っている気がする。

そして、すれ違う女の子が、結構な確率でユキちゃんを見るのもわかった。確かに、下手な女の子よりも整った顔のユキちゃんは、女の子にもモテると思う。イケメンとは違う気がするが、中性的な美しさがある。

そして車につき、ドアを開ける。
『あ、ど〜もです』
僕の方を見ずに、スマホをいじりながらお礼を言い、そのまま助手席に乗り込む。僕は、自分で言うのも天狗みたいだが、IT系の有名企業の社員でかなり高給取りなので、車もそれなりだ。この歳で、800万近いBMWのX3に乗っている。
その自慢の車にも、ユキちゃんは一切興味がないようだ。

会社では、女の子連中にかなり評判の良い車なんだけど、ユキちゃんはまったく興味を持ってくれないようだ。
彼女に内緒で、会社の女の子とドライブしたりもするけど、みんな結構はしゃいでくれる。まぁ、会社の女の子達は、婚活感覚で働いている子ばかりなので、大げさにリアクションしているだけかも知れないが、それでも車を褒められると、妙に嬉しいモノだ。

「あ、シート、横ので電動で動くから、好きに調整してね」
『へ〜きで〜す』
スマホを見たままで言うユキちゃん。イヤホンしてても、僕の声は聞こえるようだ。

そして車を動かす。制服の未成年と入れるホテルなんて普通はないけど、メゾネットみたいな感じで、1階のガレージに車を入れて、フロントを通らずにそのまま2階の部屋に入れるタイプのホテルに向かう。

僕は、もう辛抱たまらなくなり、信号待ちでユキちゃんの太ももに手を乗せた。すると、
『あ、先にもらっていいですか?』
と、やっと僕を見ながらしゃべってくれた。僕は、慌てて約束どおりのモノを渡した。
「ど〜も」
少しだけニコリとして、それを受け取りまたスマホをいじり始めるユキちゃん。
でも、ニコリとしてくれただけで、スゲぇ幸せな気持ちになれた。

そして、僕はユキちゃんの太ももを触り続けるが、ユキちゃんはなにも言わない。と言うか、触られてもいないような感じだ。わかりやすく言えば、僕は無視されている状態だ。

ムキになって、そのままユキちゃんのおちんちんの方に手を持っていくが、
『危ないですよ。それに、気が散るんでやめてもらって良いですか? 今、いいとこなんで』
スマホをいじりながら、抑揚のない声で言うユキちゃん。思わずビビって、手を引っ込めてしまった……。

しばらく無言状態が続くが、もう支払までしたのに遠慮することもないと思い、話しかけてみた。
「ユキちゃんは、よくこう言う事するの?」
『お金いるときに、たまにですね〜』
「でも、ゲイとかホモじゃないよね?」
『あ〜違いますね〜、ていうか、関係あります?』
「い、いや、あっ! お腹すいてない?」
『すいてないです』

スマホをみながら、短い言葉で返事をするユキちゃん。イヤホンしてても、しっかりと聞こえてるようだ。それに、短くぶっきらぼうでも返事はしてくれるので、もっと話しかけてみた。

「そ、そう言えば、なんで挿入はダメなの?」
『そこまでしなくても、需要あるんで』
「で、でもさ、気持ち良いんだってよ」
『別に気持ち良くなりたくないですし』
「そう……あっ! ユキちゃんのおちんちん触るのはダメ?」
『あ〜、だめですね〜、キモいんで』
「……そっか……」
『あ、お兄さんがキモいって事じゃないですよ。触られるのがキモいってだけです』
スマホから目を外して、僕を見ながらフォローしてくれた。この時、胸がドキンとした。打ち抜かれた感じだった。

そしてホテルのガレージに車を滑り込ませると、スマホをポケットに入れてイヤホンを外すユキちゃん。もう我慢しきれずに、車の中で抱きつくと、
『そういうの時間の無駄なんで……早く行きましょう』
と言いながら、スルリと僕の手をかわし、ドアを開けて出てしまった。あしらい方も慣れたものだ……。

そして部屋に入ると、洗面台に行き歯をみがき始めるユキちゃん。僕は、一人シャワーを浴びた。腰にタオルを巻いて風呂から出ると、ユキちゃんが上半身だけ裸になっていた。それだけではなく、可愛いピンクのブラをしていた。

「え? ブラしてるの!?」
『あ、今つけました。サービスです。この方が早くイクでしょ?』
相変わらず淡々と言うユキちゃん。自分の趣味で女装しているのではなく、早くイカせるための工夫らしい。
確かに、それは抜群に効果が高そうだ。実際に僕は勃起して、息も荒くなるほど興奮している。

胸は当然ペチャンコだが、可愛らしいブラがよく似合っている。下はズボンだけど、上だけ見るとまるっと女の子みたいだ。

『じゃあ、ゴム着けますね〜』
そう言いながら、ゴムのパッケージを外し、近寄ってくる。
僕は、ベッドに座る。ユキちゃんが僕の腰のタオルを外すと、
『デカいですね……ふぅ……』
僕のペニスを見て、そんな風に言うユキちゃん。自慢だが、僕のアレはデカい。20cmあるし、太さも直径5.5cmもある。僕の彼女いわく、黒人並みらしい。ていうか、黒人としたことあるのかよ!? と思ったが、気弱なので何も言えなかった。
僕の彼女は、多分僕のことが好きなのではなく、このペニスが好きなだけなのだと思う。

「そう?w 変な気持ちになっちゃった? 興奮した?」
僕は浮かれてそう聞いたが、
『いや、アゴ疲れそうだなぁって……まぁ、もうもらっちゃったし、仕方ないですね』
と言って、興味なさそうにゴムを着けてきた。ユキちゃんのリアクションに、正直がっかりしながらも、ユキちゃんの手が僕のペニスに触れると、驚くくらい気持ち良かった。

ただ無造作に掴んで、ゴムをはめているだけなのに、ドキドキして倒れそうなくらいだった。本家とは違い、無表情で態度が悪いが、顔だけは能年玲奈みたいなユキちゃんが、ゴムを着けてくれている……それだけでイキそうになってしまった。

ヤバいヤバい……高い金払って、もう終了するところだった……。

『キツキツですね。破れないかな? 破れたら終了ですよ』
理不尽なルールを設定するユキちゃん。
「そ、そんなぁ……わかりました……」
渋々納得する僕。自分でも嫌になるくらい気が弱い……。

そしてユキちゃんは、なんの躊躇もなく口を開けて僕のペニスをくわえると、いきなり全力で頭を振り始めた。舌で舐めて気持ち良くするとか、そういうテクニック的な物は一切なく、ただイカせるために唇でカリを引っかけて、高速で刺激する感じだ。
でも、そんな雑なフェラなのに、その上ゴム付きなフェラなのに、今までで一番気持ち良かった。

ただ、時折歯が当たるのが難点だが、それはどの女の子でも同じなので気にならない。巨根の宿命だと思っている。

すると、ユキちゃんはさらにバキュームをしてきた。僕の彼女もかなりフェラが上手くて、バキュームフェラをしてくれるが、ユキちゃんはさすがに男だけあって、より力強い。

もうダメだ……イキそうだ……必死で気を紛らわせようとするが、気持ち良すぎる。足の力を抜き、イクのをこらえていると、さらにユキちゃんの指が僕の乳首を触る。

美少女にしか見えないユキちゃんに、バキュームフェラと乳首責めをされて、あっけなく、
「あ、ダメだっ! イクっ! イクっ!」
と叫びながら、イッてしまった。

もう終わってしまった……気持ちよさに放心しながらも、終わっちゃったと思っていると、ユキちゃんは、
『お疲れ様でした〜』
と、無表情で言いながら、洗面に行って歯を磨き始めた……。

僕は、ユキちゃんにおちんちんを見せてくれと頼み込んだ。
『あ〜、無理ですね〜、そういうのはやってないです』
僕の顔も見ずにそう言うユキちゃん。必死で交渉して、結構なプラス支払をして、なんとかOKをもらえた。

OKが決まると、なんの抵抗感もなく、さっさと下を脱いでしまうユキちゃん。ズボンの下は普通の男物の下着だった。それも躊躇なく脱ぐと、可愛いおちんちんが姿を見せた。それは、勃起もなにもしていなくて、ノーマル状態だった。半分皮を被ったそれは、妙にピンク色でほんとに可愛かった。

上はブラをつけているユキちゃん。でも、下はおちんちんがある。たまらない興奮だった。
これこそ求めていたものだった。

僕は、ユキちゃんに近づくと、ユキちゃんのおちんちんを手で掴んだ。
『ダメですよ。触るのはOKじゃないです』
そう言って、逃げようとする。でも、手に掴んだユキちゃんのおちんちんは、柔らかくて暖かくて、僕を狂わせる。

またそこでもプラス支払を約束して、なんとか許してもらった。
『こんなの、したことないですよ。意外とお兄さん、強引なんですね』

そんな事は初めて言われた。いつも、優柔不断の草食系と言われる僕が、こんなにも積極的になっているのは、自分でも驚く。
「強引なの、嫌い?」
『嫌いではないですね』
ユキちゃんは、珍しく肯定的なことを言ってくれた。その言葉に調子づいて、ユキちゃんにキスをしようとしたら、
『それは無理ですね〜』
と、軽くあしらわれた。

そして僕は、ユキちゃんをベッドに座らせて、指でしごき始めた。まったく固くならないおちんちんに、ムキになってしごき続けるが、ダメだ……。
『大っきくならないと思いますよ。僕、ノーマルなんで』
「ま、まだしてもいいかな?」
『あ〜、いいですけど、メールしていいですか?』
ユキちゃんは、僕の返事なんか待たずに、スマホをいじり出す。

僕は必死で、スマホでメールを打つユキちゃんのおちんちんをしごき続ける。なんか、みじめな気持ちになるが、必死だ。

可愛い女の子の見た目なのに、ビンビンに勃起したおちんちん……それを、恥ずかしそうに隠そうとする男の娘……そんなシチュエーションのために、必死だった。

僕は最後の手段として、ユキちゃんのフニャフニャなままのおちんちんを、口にくわえた。
『あっ!』
ほぼノーリアクションだったユキちゃんが、驚いたような声を出して、僕を見た。でも、チラッと見たと思ったら、またスマホをいじり始めた。

僕は、生まれて初めて口にするおちんちんに、気持ち悪いとかそういう負の感情はわかなかった。それどころか、夢にまで見た可愛い男の娘のおちんちんをくわえることが出来て、本当に嬉しかった。

相変わらずスマホをいじり続けるユキちゃんに、心が折れそうになっても、頑張って舐め続けた。
あの動画で男の娘に目覚めてから、何度も頭の中で男の娘のアレをフェラするシミュレーションしてきたし、どうしたら気持ち良くなるかネットなんかで研究もした。
その成果を、今こそ試す時だと思いながら、必死で舌でユキちゃんのおちんちんを舐め回す。

舌で、丁寧に包皮を剥きながら、カリ首の段差のところを舐めたり、吸いながら唇でカリを引っかけてみたり、自分がされて気持ちいいことを全て駆使した。
そのおかげか、少しだけ反応してくれたユキちゃんのおちんちん。でも、半立ちとも呼べないくらいの微妙な変化だ。思いきりバキュームしたので、ただ伸びただけなのかも知れない。

ふと上を見ると、ユキちゃんはあくびをしながらスマホをいじり続けている。心がポキッと折れそうだが、踏みとどまって、指でユキちゃんのブラの上から乳首を触ってみた。
微妙にポチッとした可愛い乳首を探り当て、必死に触り続けるが、
『くすぐったいで〜す』
と、顔も見ずに言われた……。

そりゃ、考えてみれば、女の子の相手にも困らなそうなユキちゃんが、僕みたいなおっさんに何をされようが、気持ち悪いとしか思わないと思う。

でも、ここまで来ると意地で、なんとか勃起だけでもさせたくなる。僕は、思い切ってユキちゃんの後ろに回り込み、その可愛らしいお尻に舌を滑り込ませた。ピンク色で、固く閉じているアナルに舌が触れると、
『あっ! ちょっ! なにしてるんですか!?』
と、常に冷静というか、魂が抜けたようなユキちゃんが、大きくリアクションを取った。逃げようとするユキちゃんを抱えるようにして、アナルを舐め続ける。味も臭いもしないアナルは、不潔な感じもゼロで、いつまでも舐めていたい気持ちになる。

『ちょっと! ダメです! こんなの、約束してないです! やめて! んンッ! だめぇ……んっ! んンッ!』
必死でやめさせようとするユキちゃんだけど、きゃしゃで腕力がないので僕の力でも楽勝に押さえつけられる。なんか、レイプでもしているような倒錯した感情になってきた。

そして何よりも、さっきまで信じられないくらい無反応だったユキちゃんが、吐息を漏らしている。

僕は、舌をアナルにねじこむようにしたり、じらしたり、強く舐めたりしながら、ユキちゃんの乳首を後ろからいじり始めた。すると、さっきとは違って、少し大きく固くなっていた。

夢中でブラの上から乳首を触り続け、アナルを舐め続ける。
『だ、だからっ! ダメだって! いい加減に、いぃっ! んっ! ダメっ! ダメぇ……乳首、ダメぇっ! イヤだよぉ……あっ! こ、こんなの、うぅっ! ひ、あっ!』
モジモジしながら、吐息以上の声を漏らし始めた。

僕は、今だ!! と、心の中で叫びながら、ユキちゃんのおちんちんを握った。すると、それはカチカチになっていて、少しガマン汁で先っぽが濡れていた。

僕は、ガッツポーズを取りたくなったが、我慢して責め続けた。ガマン汁を指でのばし、カリを指で滑らせるように責める。右手はおちんちん、左手は乳首、舌はアナルと、高速回転三所責めを駆使する。

もうさっきから、ユキちゃんの逃げようとする力はほぼゼロになっている。


【浮気・不倫】浮気がバレて、嫁に制裁された……改 【体験談】

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自分の家の寝室で、後ろ手に革手錠で拘束された状態で床に座らされている。
目の前では、嫁が知らない男にフェラをしている。
嫁は全裸で口にチンポをくわえながら、俺のことを見続けている、、、

『あんたも、あの子にこうしてもらったり、こうしてあげてたんでしょ? ホント、マジキモイ、、、』
言い訳をしたいのだけど、口に大きなボール状の口枷を突っ込まれているので、しゃべることも出来ない、、、

嫁とは結婚して6年経つ。お互いに30歳で、子供はまだいない。
嫁は、ひいき目なのかも知れないが、かなり美人で、スタイルも良く、結婚できたのが本当に奇跡だと思っていた。
顔は、ケイゾクの頃の中谷美紀に似ている感じで、本家と違って巨乳でもある。

黙っていると冷たい印象のある嫁だが、中身は女の子そのモノで、可愛らしい趣味ばかりを持っていたりする。ただ、強気なところもあって、滅多にないが喧嘩になると結局俺の方が謝る感じだった。

何一つ不満もない、最高の結婚生活が続いていたのだが、俺の浮気がばれてしまった、、、
そして、浮気の相手も最悪で、いわゆる男の娘(オトコノコ)だった。一言で言うと女装趣味者ということなんだけど、まだ18歳の彼、、、彼女は、言われるまで男だと気がつかないレベルだった。

知り合ったきっかけは、ちょくちょく行くコーヒーショップで、何となく顔見知りになったことだった。
俺の仕事が、とにかく文章を多く作る仕事なので、気分的に会社ではなくコーヒーショップでやることが多く、8人掛けの大きい机でコーヒーを飲み、クッキーをつまみながらと言うのがスタイルだった。

そう言うお店に通ってる人はわかると思うけど、何となく座る位置も固定されるし、時間帯が同じなら、顔ぶれも同じ顔が多い。

俺の正面によく座る若い可愛い女の子。それがマキ(本名タケル)だった。
いつも、タブレットで本を読んだりしながら、チャイや紅茶やココアを飲んでいる子だった。
コーヒーを飲まないことが珍しいと思って、印象に残っていたのだけど、ある日その子に電話がかかってきて、小声で話しながら、メモを取ろうとしてカバンを探し始めて、なかなか見つからない時に、俺がメモとペンを貸してあげて以来、挨拶をするようになった。

そして、おしゃべりもするようになって、映画の話になり、盛り上がって一緒に行くことになった。
ただ、間抜けな俺は、この時点でマキが男だと気がついていなかった。
今思えば、ちょっと低い声、そして何よりも喉仏に気がついたはずだ。
そんな事も気がつけないくらい、完璧な女の見た目だった。
堀北真希によく似た顔で、ショートカットがよく似合っていた。

こんな可愛い子と仲良くなって、映画まで行けることに、久々に胸がときめいた。
嫁には悪い気持ちでいっぱいだったが、映画だけで終わるつもりだったし、そもそもマキの方が俺みたいなおっさんを相手にするわけがないと思っていた。

そして、シネコンで待ち合わせて、ポップコーンなんかを買って入館した。
チケットはマキ用意してくれたので、飲食物を俺が買った。

コーヒーショップで見るマキと違って、ミニスカートをはいていたので、かなりドキドキした。いつもは、ロングスカートだとか、パンツスタイルばかりだったので、生太ももを見て正直勃起しそうになっていた。

「なんか、こんな風に映画見るの久しぶりだから、ドキドキするよ。」
「私も、男の人と二人で映画見るの初めてだから、緊張します、、、」
恥じらいながらこんな事を言うマキに、惚れそうになった。

そして、その言葉で俺の緊張も一気に増した。
席に着くと、ペアのソファシートで、驚いた。
こんな席があること自体に驚いたし、マキがこんな席を用意した真意を計りかねていた。

「あ、せ、席がいっぱいで、、こんな席しかなかったんです、、」
「あ、そうなんだ、、」
そう言いながら座ろうとしたが、周りはけっこうガラガラだ、、、

鈍い俺でも、もしかして、俺に好意を持ってくれている?と思った。

映画が始まり、けっこう面白くて見入っていると、肩に重さを感じた。
マキが頭をもたれかけていた、、、
こんな美少女に、こんな事をされて心臓がドキドキして仕方なかった。

マキを意識して、急に映画が頭に入ってこなくなった。
チラッと横を見ると、マキとばっちり目が合った。
俺のことを潤んだ瞳で見つめるマキ。
吸い込まれてしまいそうだった。だけど、嫁のことが頭をよぎり、慌ててスクリーンに目を移した。

しばらくすると、俺の手を握って来るマキ、、、
俺も嬉しくて握りかえしてしまった。
そして、手を繋いだまま映画を見続けた。

俺は、もう理性が壊れかけていたので、マキの太ももに手を乗せた。
生太ももの感触に、フル勃起した。
そして、マキの抵抗がないので、徐々に股間の方に手を移動させようとすると、がしっと掴まれた。

すぐに、マキの方が俺のチンポをさすりだした。
ズボンの上から、優しい感じでさするマキ。
「おっきくなってるねw」
小さな声でささやくマキ。
可愛い女の子が、こんなエッチなことをする、、、
ギャップに驚いたし、興奮がヤバいくらいになってきた。

さすっていた手が、握ってきた。
ズボンの上から握られて、理性が飛んだ。
俺は、すぐ横にあったマキの唇を奪った。
唇を重ねると、驚いたことにマキの舌が飛び込んできた。
俺の口の中で、マキの舌がでたらめに暴れ回る。

ただ、ぎこちなくて、下手くそだった。それが逆に嬉しくて興奮した。

そこで、映画が終わった。
慌ててキスを止めて、マキの手を引っ張って映画館を出た。

手を引っ張るようにして歩く俺。黙ってついて来るマキ。

「ごめんなさい、、 キス、、初めてだったから、下手くそで、、、」
こんな事を言われて、嬉しくて飛び上がりそうだった。

「時間、まだいいだろ?」
「、、、うん、、、」

そして、そのまま坂を上がっていき、ホテルに入った。
ホテルの入り口で、マキが不安そうにギュッと手を握ってきた。

そして部屋に入ると、思い切りマキを抱きしめて、キスをした。今度は、俺から積極的に舌を絡めて、たっぷりとキスをした。

「す、好きでした、、、ショウさんのこと、ずっと見てました、、、」
「ホ、ホントに? マジで?」

「だって、ペン借りた時も、自演電話でした、、」
「そうなんだ、、」

「だって、、話しかけたくても、、、出来ないし、、、」
「俺もずっと気にしてたんだ、、、 コーヒー屋で、1回もコーヒー飲まない変わった可愛い子がいるってw」

「ショウさん、、その、、、、す、好きです、、、」
はにかみながら言うマキ。
嫁のことも忘れて、思い切り抱きしめた。

マキの方も、俺を抱きしめてくる。
そのまま激しくキスをしていて、違和感に気がついた。
俺の足に、固いものが当たる、、、

「え?」
驚いてそこを見ると、マキのミニスカートが盛り上がっていた、、
「それって、、、どういう?」
俺が驚いていると、マキが体を離して、
「ごめんなさい、、、私、、 男です、、、」
「えぇっーーっ!?」
「ホントに、ごめんなさい!」

泣きそうな顔で謝るマキ。
男とキスしてしまった、、、
ウエェ、、と思うかと思ったが、不快感がまったく湧かない。

「イヤ、、いいよ、、別に、気にしないから」
気がつくと、こんな事を言っていた。
やりたくて性欲が高まっていたこと、マキが女にしか見えないこと、ストップ!!ひばりくん!
が好きだったこと、そんな複合要素で、マキを受け入れたのだと思う。

「いいんですか?本当に、いいんですか?」
俺に抱きつきながら聞いて来るマキ。
俺も抱き返しながら
「俺も、結婚してるけど、いいの?」

「、、、はい、、」
ちょっと悲しそうにマキが言った。

そして、またキスをした。

太ももに固いものが当たるが、不思議なもので、受け入れると決めた途端に、それが愛おしいと思えるようになった。

そして、ベッドにマキを寝転がらせると、女性にするように愛撫をした。
首筋を舐めながら、耳たぶを軽く噛んだり、指を舐めさせたりしながら、下の方に行く。

そして、マキのシャツを脱がしていく。シャツをはだけると、可愛らしいピンクのフリフリ全開のブラが見える。
そして、意外とボリュームがある。

不思議に思いながらブラを外そうとする。
「恥ずかしい、、、です、、」
泣きそうな、困ったような、何とも言えない顔でマキが言う。

俺は、かまわずにブラを外した。
すると、俺と同じでぺったんこの胸が出てきた。
そして、ブラが妙に重い。パットが入っているのだと理解した。

「ヤァ、、」
顔を真っ赤にしながら、マキが恥ずかしがる。
ものすごく萌える感じだった。

そして、乳首に舌を這わせた。
乳首は、可愛らしい小さなピンク色で、舌を這わせた時にはもうカチカチだった。
「んんっ、、 ぁ、、 気持ち良い、、、」
マキが、女の子そのモノの感じであえぐ。

「もう、カチカチだよw 今日はいつもと違ってミニスカはいたりして、こうなること予想してたの?」
「イヤァァ、、 恥ずかしいよぉ、、、  今日は、、、 こうなれたら良いなぁって思ってましたぁ、、、」
「昨日は、想像してオナニーしたんでしょ?」
「うぅぅ、、、  しました、、、  お尻でしましたぁ、、」

俺は、このタイミングで、ミニスカートの上からマキのチンポをつかんだ。
それほど大きさは感じなかったが、固くて驚いた。
自分のものなら握り慣れているが、人のものだとこんなに固く感じるのだろうか?
「こっちではしなかったの?」
「イヤぁぁッ!!  ダメぇぇっ!」

「ダメって、カチカチだよw」
「うぅぅ、、 こっちではぁ、、してないです、、、」
「なんで?」
「だってぇ、、、 男みたいでイヤだから、、、」

この時俺は、本気でマキを可愛いと思っていた。

チンポをしごきながら、乳首を舐め続ける。
「んっ! んんっ! あ、あぁっ! 気持ち良いよぉ、、、  ダメェェ、、、」
女の子そのモノの顔であえぐマキ。
俺の興奮も加速する。

そして、ミニスカートをまくり上げると、ブラとおそろいの可愛らしいショーツが姿を現した。
ただ、女物の下着は小さすぎて、勃起したチンポの先がはみ出している。

この姿を見て、不快感どころか、最高にエロいと思ってしまった。
美少女の顔をしたマキ。胸はぺったんこだが、女にしか見えない。
まくれ上がったミニスカートからのぞくピンクのショーツ、、、 しかも、チンポがはみ出ている、、、

「恥ずかしいよぉ、、、 電気、、、消してぇ、、、  お願いぃ、、、」
顔を真っ赤にして懇願するマキ。

俺は、黙ってマキのチンポに手をかけた。
はみ出ている部分を直に触り、ショーツを脱がさずにチンポだけを剥き出しにする。
「ン、あぁっ! イヤぁ、、ダメ、、ダメぇ、、、 それ触っちゃダメぇ!」
小ぶりのチンポを握ると、その熱さ、硬さに驚く。
「カチカチだよw それに、、、何か出てるw」
指で尿道口を触り、ガマン汁を指に取る。
「イヤぁぁぁーーーっっ!! ダメ、、、それ、違う、、違うの、、、 あぁ、、」
「何が違うの? こんなに出てるのにw」
指をマキの目の前に持っていく。

「ゴメンなさいぃ、、、 エッチでゴメンなさいぃ、、、」
泣きそうになりながら謝るマキ。
「ほら、綺麗にして、、」
そう言って、ガマン汁で濡れた指をマキにくわえさせた。

マキは俺の指からガマン汁を綺麗にしようと、ペロペロ舌で舐め、吸った。
だが、そうしながらマキのチンポがビクンと脈打つのを見逃さなかった。

「なに?自分のガマン汁舐めながら、興奮しちゃった?w」
「ごめんなさい、、、ごめんなさい、、、 エッチで、ごめんなさい、、、 き、嫌いにならないで下さいぃ、、、」
必死かwと、言いたくなるくらい必死だ。

俺は、いきなりマキにキスをしながら
「エッチな子は大好きだよw」
と言った。

すると、マキが俺に抱きついてきて、俺をベッドに寝かせた。

そして、俺を脱がしていく。
「、、、おっきい、、、」
俺の下着を脱がした途端に、マキがつぶやいた。
何となく、自尊心がくすぐられて、良い気持ちだ。特に自分で大きいと思ったことはないが、付き合ってきた女性に言われたことはあった。
だけど、せいぜい標準よりちょっと大きめくらいだと思う。

するとすぐにマキが俺のチンポをパクッとくわえた。
くわえるとすぐに舌がカリの気持ち良いところを重点的に責め始めた。
男だからわかるツボというか、的確なフェラだ、、、

「あぁ、気持ち良い、、 上手いね。したことあるでしょ?」
「ないです、、、」
「ウソだぁ!」
「お、、オモチャで、、、練習してるから、、、」
照れながらも、舌がうごめく。

今までの中で、一番気持ち良いフェラだ。
くわえながら上目遣いで見つめられると、マジで惚れそうだ、、、

俺のものをくわえながら、俺の乳首も指で触ってくれるマキ。
本当に気持ち良い。

だが、ふと目をやると、マキの股間ではチンポが揺れている、、、
このギャップが、俺を狂わせていくようだ、、、

マキの腰を引き寄せるようにして、フェラさせながらチンポをつかんだ。
そして、ガマン汁でグチャグチャになっている、マキのチンポを指で責め始める。

「ふ、あぁ、、ん、、 だ、ダメぇ、、 おチンチン、触っちゃダメぇ、、  そんなの、あっちゃダメなのに、、、おチンチン、あったらダメなのに、、、」
マキは、心底女になりたいようだ。チンポが自分にあるのが許せないようだ。

「マキのクリ、大きくなってるよ。クリトリスは気持ち良い?」
そう言ってあげると、マキは嬉しそうにうなずく。
「ほら、マキのクリ、カチカチになってるw」

「あぁっ! 気持ちいいっ! マキのクリトリス、気持ち良くてカチカチになってるよぉ! あぁっ! ショウさん、、気持ち良いよぉ、、  嬉しいよぉ、、、」

俺は、また体勢を入れ替えて、マキを仰向けにした。マキのチンポをしごきながら、顔を近づける。
アップで見るチンポは、不思議な感じだった。
なんというか、グロな部分もあるが、可愛らしく思えた。
マキの少しのぞいている亀頭が、ピンク色だと言う事もあったのかも知れないし、仮性包茎のチンポが可愛く見えたのかも知れない。

俺はその仮性包茎のチンポの皮をむき始めた。
真性ではなく、軽い仮性なので、抵抗なくむけていく。
ピンク色の可愛い亀頭がすっかりと姿を現す。
「剥いちゃダメぇ、、、 恥ずかしいよぉ、、  よ、汚れてるかもしれないし、、、 あぁ、、」

「ん?どれどれ?    ホントだwなんか白いカスがついているw」
実際は、なにもついていない綺麗なものだったが、そう言ってみた。
「ダメメメぇぇぇぇっっっーーーーーっっ!!!! 見ちゃダメぇっ!!!イヤぁぁぁーーーっっ!!!」
本気で恥ずかしがって、チンポを手で隠しながら叫ぶマキ。

なんか、女の子以上に恥じらってて、可愛くて仕方ないんですが、、、

俺は強引にマキの手を外して、その可愛らしいチンポを、一気に口にくわえた。
初めて口の中に入ってきたチンポ。
固くて、熱くて、少しだけしょっぱい感じがする。
「ヤァァ、、、」
マキが、小さな声でうめく。だが、嫌と言いながら、無抵抗だ、、、

俺は、見よう見まねで口の中で舌を動かした。
カリの、広がったエッヂを舌で舐めあげると
「あ、アア、アアッッ! それぇ、、凄い、、あぁっ!  違う、、全然違うよぉ、、  自分で触るのと、全然違うぅぅ、、、」
不思議なもので、フェラをしていて相手が喜ぶと、もっとしてあげたくなる。
女の気持ちになってしまったのか、感じるマキを見て、もっと気持ち良くなって欲しいと、舌の動きを早めた。

「ヒッ! ヒィンッ! あ、ヒッ! 気持ちいいぃ、、  マキのクリぃ、、 気持ち良くておかしくなるぅぅ、、、」
口の中に広がる、少ししょっぱい味、、
俺の愛撫でこんなにもカチカチになっていると思うと、嬉しく思ってしまう。
俺は、歯が当たらないように気をつけながら、頭を振り始めた。

口をすぼめて、唇がカリを刺激するようにし、吸い込みながらピストンする。
そして、口の中では舌でカリや尿道口を刺激してみた。

ぎこちなくしか出来なかったが、どんどんコツがつかめてきた。
「ああっ! あっ! ダメぇ、、 ショウさん、気持ち良いよぉ、、 ダメェェ、、」
こんなに可愛らしくあえいでくれると、俺も興奮する。
女を責めるのと違って、口の中で勃起したチンポがさらにガチガチになったりするので、本当に感じているのがわかって、もっと感じさせたくなる。

手を伸ばして、マキの乳首をつねった。
「グゥゥッ!ヒィッ!! お、おあぁおお、、ダメぇ、、それ、、あぁぁ、、、」
口の中で、チンポがビクンと跳ねた。

それが面白くて、両手で両乳首をつまんでみると、腰が浮き始めた。
両足がピーーンと伸びて、イキそうになっているのがわかる。
俺は、さらに興奮して速度を上げた。

「オォおっ、、フゥあぁっ! ダメェェ、、ダメだ、、ダメだよぉ、、 もう、、イッちゃうっ! イッちゃうっ! ショウさんダメぇぇっ!!」
そう言って、一際大きく叫ぶと、俺の口の中でチンポが弾けた。

喉の奥に、熱いものがぶつかってくる。
そして、口の中に広がる栗の花の匂い、、、
驚くほどの量が、口の中に広がっていき、一瞬パニックになった。
だが、イカせることができて、嬉しいと思ってしまった。

女のイクと違って、射精という目に見える現象が起きるので、本当にイカせたという達成感があった。
女の場合は、イッたと言うのの半分以上が演技だと聞くので、明確にイッたのがわかるのは嬉しい。

「ふみぃぃん、、、 イッちゃったよぉ、、、 ゴメンなさいぃ、、、」
グッタリとしながら、恥ずかしそうに言うマキ。

俺は、特に逡巡もなく、口の中いっぱいの精子を飲み込んでいた。
喉にちょっと絡む感触はあったけど、まずいと言う事は無かった。
アレがまずいというのは、飲みたくない女達のステマだと思った。

「イッちゃったねw スゲぇ可愛かったよw」
「の、飲んだんですか?」
「ごちそうさまw」
「あぁ、、ショウさん、、」
そう言って、嬉しそうに俺に抱きついてきた。

「ちょっとだけ、、、待ってて下さい、、  家で、綺麗にしてきたけど、、、 ちょっとだけ、、、」
恥ずかしそうにそう言うと、シャワーを浴びに行った。
準備があるんだなぁと思いながら、ベッドで悶々としながら待った。

男の娘なんて、気持ち悪いだけだと思っていたが、全然ありだった。
だけど、コレは浮気になるんだろうか?
嫁の顔が浮かぶ、、、

だけど、思いの外早く戻ってきたマキは、俺のわずかに残った理性を吹き飛ばした。

スケスケのキャミソールを身につけて、足にはガーターベルトをしている。
そして、勃起した可愛らしいおちんちんには、ピンクのリボンが巻き付いてリボン結びになっている。
そして、そんなエロい事をしている男の娘の顔は、堀北真希そっくりだ。
おそらく、男の娘なんて絶対に無理と思っていても、この姿を見たら誰でも行くと思う。

「うわぁ、可愛い、、」
思わず声が出た。

「へへw 可愛い?ホント? 可愛い?」
「メチャ可愛い、、」
「嬉しいなぁ、、、  大好き、、、 初めてあそこで私の前に座った時から、ずっと好きでした、、、」
真っ直ぐに俺の目を見ながら言うマキ。
思わず抱きしめて、キスをしていた。

激しく舌を絡めながらキスをして、どうしようかと迷ったら、マキがローションを取り出して、仰向けで寝る俺のチンポに塗り始めた。
そして、自分のお尻にも塗りつけて、
「ショウさん、、 いいですか、、  おちんちん入れて、いいですか?」
潤んだ瞳で聞いてきた。
俺が黙ってうなずくと、すぐにまたがって、俺のチンポをアナルに押し当てた。

そして、一気に腰を落とすと、ズブズブっとチンポがアナルに消えていった。
強烈な締め付けを感じながら、気持ち良いと思っていると、
「いっヒィッ! は、入って来たぁあ、、、ダメぇ、、、漏れちゃうぅ、、」
そしてそのまま奥まで入れると、可愛らしいリボンがついたおちんちんが、ビクンビクンと跳ねていた。
そして、一番奥に入った瞬間、少しだけピュッと何か飛んだ。
俺の腹に落ちた液体は、真っ白で、精液だった。
「出ちゃったよぉ、、、あぁ、、」
顔を真っ赤にして、恥ずかしそうに言いながらチンポを抜こうとすると、抜く動きでさらに液体が飛んだ。

奥まで押し込んだ時に、ちょっとだけしか出なかったのに、引き抜く動きをした途端、栓でも抜けたように大量に射精した。
それは、本当に見たこともないくらいの量と勢いで、さっき出したばかりとは思えないレベルだった。

「ふみぃんっ、、 出ちゃったぁぁ、、、 ゴメンなさいぃ、、あぁぁ、、、 ダメェェ、、」

驚くほどの量が、俺の腹や胸、首筋そして、顔にまでかかった。

マキは、慌ててそれを舐め取っていく。
この行動に、本気で興奮した。
入れられただけで、押し出されるように大量射精をして、俺にかかったそれを慌てて口で舐め取るマキ、、、

俺の方がもうダメで、無理矢理体勢を入れ替えて正常位になった。
そして、マキの、マキ自身の精子でドロドロになった唇にキスをしながら、思い切り腰を振った。

俺に、必死でしがみつきながら、舌を絡めて来るマキ。
正常位だと、密着した腹に、イッてもカチカチなままのマキのおちんちんが当たる。
それすら興奮に変えて、腰を振る。

「ふヒィッ! ヒィィアッ! ダメぇ、、そこ擦れてぇ、、アァァッ! おかしくなるっ!おかしくなっちゃうよぉっ! 全然ちがうっ! オモチャと全然違うよぉ、、、 おオォおオォオオフゥあぁっっ!!!!! ショウさん、、好きぃ、、、 あぁ、、」
狂い方が凄い。
前立腺が凄いとは聞いていたが、コレは、女よりも感じているように見える、、、

可愛い顔が、快楽に歪むのを見ながら、もっと強く腰を振る。

「ヒッギィィッ!!! それダメっ! そこ、、あぁっ!! おかしくなるっ!おがじぐなるぅぅッ!!! おおオォおぉぉっ! またぁ、、、出ちゃうぅよぉぉ、、、、 ダメェェ、、、 狂うぅぅ、、、」
そう言いながら、またおちんちんから白い液体を漏らすマキ。
今度は、飛ぶと言うよりは、ダラダラと栓が壊れたみたいに漏れ出てくる。
こんな射精の仕方があるのかと、驚きながら俺も限界が来た。

「マキ、、ダメだ、、イキそう、、」
「イッて下さいッ! お願いぃぃっ! こ、このままっ! 中でぇ、、中でイッて欲しいよぉぉ、、、」
この言い方で、もうダメだった。限界だった。
「イクっ!マキッ!好きだっ!!!」
そう言って、マキの腸内にぶちまけた。

「う、あぁ、、、あ、、、 嬉しいよぉ、、、 ああ、  う、、  ひ、、」
体がこわばって、痙攣しているのがわかる。
そして、顔はとろけきっていて、目の焦点も怪しくなっていた。

チンポを抜くと、ポッカリと開いたままのアナルから、白い精子が流れ出てきた、、、

こんな体験をして、付き合うようになった。
マキは本当に俺に一目惚れしていて、きっかけを作ろうと、色々とやっていたことがわかった。だけど、それの全てに気がつかなかった俺に、マキは強硬手段で自演電話であのきっかけを作ったようだ。

マキは、本当に女の子よりも女の子していて、男が思い描く理想の可愛らしい女の子だった。

日曜日にデートで遊園地に行く時も、麦茶のペットボトルを凍らせて持ってきたり、100円回転寿司のウニを頼むのにも緊張したり、リモコンをラップでくるんだりしてたりで、いちいち俺のツボを突いてくる、、、

そんな感じなので、時間があるとマキの部屋に入り浸るようになっていた。
マキのコスプレコレクションは、凄く充実していて、飽きることはなかった。

そんな、家庭でも幸せ、浮気相手とも幸せな毎日を送っていたが、罰が当たる時が来た。

その日は、珍しく嫁からセックスの誘いがあって、
ベッドの上で目隠しをされた。
「なにコレ?」
『ん?見えないと、興奮するでしょ?ほらw』
楽しそうにそう言って、俺のチンポを舐めてくれる嫁。
マジで幸せだなぁと持っていると、今度は後ろ手に拘束された。
「え?なんか、本格的だね?どうしたの?」

【寝取られ】妻のまりやが、フィスト狂いだった 【体験談】

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妻のまりやが、ある日いきなりいなくなった。
結婚して6年過ぎ、子供も小学校に上がって幸せな毎日だと思っていた。それが、一枚の書き置きだけを残していなくなってしまった。

まりやは29歳の専業主婦で、170cmと長身だが、童顔というかちょっと眠たい顔をしている。モデルの西内まりやに似てると言われることがちょくちょくあって、本人も意識して同じような髪型にしたりしていた。
僕と知り合ったのは病院で、バイクで事故って入院した病院にいたのがナースのまりやだった。

背が高いので、普通のナース服がちょっとミニスカっぽくなっているのと、胸のところが凄く盛り上がっているのが強烈な第一印象だった。

ただ、見た目はマイルドで童顔なのに、中身は結構キツくて、入院しているおっさんや若い子達にセクハラっぽいことを言われると、汚物を見るような目で、
『奧さん(お母さん)に警告しときますね』
と言い、本当に実行する強気な女だった。

僕は生まれつきの弱気が功を奏し、変なことを言ったり、手を握ったりしない”良い患者”という地位を獲得した。
入院していた1ヶ月弱の間で、かなり親しくなって、雑談とかもよくしたが、番号の交換やメルアドの交換などは出来なかった。

そして、退院するときに、僕の腕に包帯を巻くと、
『じゃあ、元気でね〜』
と、サバサバと僕に別れを告げて仕事に戻ってしまった。
勇気を出せばよかったなぁと後悔しながら家に帰り、風呂に入るときに包帯をほどくと、手紙が入っていた。
強気でサバサバした彼女が書いたとは思えない、丸っこい文字にハートや顔文字だらけの手紙には、メルアドと携帯電話の番号が書いてあった。

僕は、その奇跡を逃がさずに必死で捕まえて、結婚まで行けた。尻に敷かれながらも、とにかく幸せな毎日で、よい家庭を築けたと思っていた。
妊娠を機にナースを辞めたまりやは、専業主婦になり、良き奧さんになった。見た目がすべてだなんて思っていないが、家に帰るとまりやがいるというのは、本当に幸せだった。
美人は三日で飽きるなんて言うが、アレはウソだ。ブスが流しているデマだと思う。

まりやのことは、一日中眺めていても飽きない。
『どうしたの? なにボーッと見てんの?』
いつもボーッと見とれる僕に、まりやは照れくさそうにそう言っていた。
「いや、可愛いなぁ〜って」
『バッカじゃないの! 結婚して何年経つと思ってんの!』
と、怒られるのもいつものことだった。それでも、
「何年経っても、可愛いものは可愛いしw」
『バカ……ありがとう』
頬を赤くしてありがとうと言うまりやを、一生離さないと誓ったものだ。

それが、書き置き一枚置いていなくなってしまった……。
”手紙が届くまで待ってて下さい”
それだけしか書いてない書き置き……。

この日から、本当に大変な日々が始まった。まりやの携帯に電話をかけたりしたが、電源が入っていないし、心当たりを当たっても消息は不明だった……。

両方の実家に電話をしようか迷いに迷ったが、とりあえず止めた。恥をさらしたくないという気持ちが勝ってしまったからだ。
そして、息子の小学校のこともあり、仕方なく妹に頭を下げた。
僕の妹は、自宅で翻訳系の仕事をしてるので、時間がどうとでもなる上に、パソコンと資料があればどこでも仕事が出来るという事で、家に来てくれることになった。

息子の翔とは、もともとゲームとかで一緒によく遊んでいたので、仲も良かった。
『どーせ浮気でもしたんでしょ? ほんと、まりやさんみたいな美人、逃がしちゃダメでしょ!?』
と、僕に非があるのが確定のように言う。当然、浮気なんて一度もしたことがないし、本当に心当たりがないので、僕自身どうして? と、思い続けている。でも、理由はわからないが、僕に落ち度があったんだろうとは思っていた。

そして2日が過ぎると、自宅ではなく、僕の勤務先にレターパックが届いた。慌てて中を開けると、DVDが一枚入っているだけだった。
不思議に思いながら会社のノートパソコンに入れてみると、動画のDVDで、すぐに画が映った。ドアップで映るまりや。慌てて動画を消して周りを見た。幸い誰にも見られていなかったので、ノートパソコンをカバンに詰めて、会社の倉庫に向かった。

倉庫にはほとんど人が来ない上に、入り口が一つなので、ノートパソコンを取り出してイヤホンをして再生を始めた。
画面いっぱいにまりやの美しい顔が映る。あまりにもアップだが、まりやの顔が見れたことで、少しホッとした。
『心配かけてごめんね。私ね、もうマナブのじゃダメなんだ……全然気持ち良くないんだもん……私ね、これくらいしてくれないとイケないんだ!』
その言葉と同時に、カメラが引きになる。

まりやは、上はいつも着ているニットのセーターだったが、下は裸でその股間には腕が生えていた。
全体が映ると、状況がよくわかった。

広い部屋の真ん中で、大きなテーブルの上に乗っているまりや。そして、すぐ横にいる男の腕が、まりやのアソコに入っている……。
その男は、見るからにナヨッとした若い男で、スケスケのキャミソールというか、ネグリジェみたいなものを身につけている。髪も長く、顔も女にしか見えない。その股間の勃起したペニスがなければ、女の子だと思ったと思う。
そして、その女装してる男の子の腕が、まりやのアソコに突き刺さっている状況……。
人生でこんなにパニックになったことはない。

まりやは、カメラ目線のまま続ける。
『ねぇ、イクところ、見てくれる?』
まりやが、少しうわずった声で言うと、
「ほら、イカせてやれw」
と、カメラの方から声がした。少なくても、女装の男の子以外にもう一人男がいるようだ。僕は、本当に動くことも出来ず、呼吸すら忘れそうな状態だった。

男の言葉に反応して、女装の男の子が腕を動かし始めた。それは、全く遠慮のない動きで、思い切り腕を抜き差しする勢いで始まった。
『おごぉぉっ! カッ、ハァっ! ンギィィィーーーっ! うぉあぁっー!!』
カメラを見つめたまま、苦悶の表情で叫ぶまりや。そして、全くの無表情で腕を抜き差しする男の子。よく見ると、女装の男の子はゾクっとするほどの美形だ。股間のモノさえ見えなければ、女の子であることを疑う人はいないと思う。

苦しそうに叫び続けるまりや。ここでやっと僕は理解した。
まりやは誘拐されてひどい目にあっていると……すぐに警察に! と、思った瞬間、
『イィィーーグゥゥゥーーイグイグゥゥッッ!! おおお゛お゛お゛ぉっっ!!』
と、画面の中のまりやが絶叫しながら凄い勢いで潮を吹き始めた。男の子の腕の動きに合わせて、股間から透明の液体をほとばしらせる彼女を見て、警察へ行かなくてはという気持ちが一瞬で消えてしまった。

拳がアソコに入っているだけでも驚きなのに、潮吹きするまりやにも驚いた。当然、まりやのそんな姿は見た事もなかったし、過去に付き合った女性のそんな姿も見た事がない。

無表情で機械的に腕を動かす男の子。ふと気がつくと、グチョグチョという大きな音が響いている。まりやが壊れてしまわないか? そんな恐怖にとらわれてしまう。
よく見ると、男の子の腕がまりやの体内に押し込まれるたびに、まりやのお腹の一部がポコンと膨らむ感じがある。舌で口の中から頬を押すと、ポコンとする感じだ。エイリアンの幼虫が体内から飛び出る瞬間みたいな感じとも言えると思う。

『あギッ! ウゥおぉっんっ! イィッグゥッ!! オマンコこわれるぅッッ!! アガッ! アガがッッアッ!! イグぅっイグぅっ!! オマンコイグぅっ!! ぎぼじぃい゛ぃッッ!!』
まりやは、痛がるどころか感じているようだ。イキまくって、潮をまき散らしているようだ……。

レイプではない? 無理矢理ではない? もう、何が何だかわからなくなってきた……。

女装した男の子は、まりやが絶叫していてもまったく無表情で腕をグチョングチョンと、まりやの体内に打ち込み続ける。

『オオオォおおぉお゛お゛お゛お゛お゛ぉっっ!! もっとぉッ!! 子宮ぶっ壊してっ!! ゴンゴンしてぇっ!! ウウうぅウウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ぅぅっ!!! おごぉっっ!! ンぎぃっ!!』
そして、さっきとは違い、黄色っぽい液体を飛ばし始めた。腕が押し込まれたときに強く飛び、引き抜かれたときに勢いが弱まり、押し込まれるとまた強く飛ぶ尿。
まりやは、その可愛らしい顔を醜く歪めて、歯を食いしばるようにしている。そして、言葉になっていない獣じみた叫び声を上げ続ける。

「よし、いったんストップ」
カメラ側から男の声がすると、女装の男の子が腕を止めた。

『なんでぇッ!? もっとぉッ! もっとパンチしてっ!! 子宮パンチしてっ!! まだイキ足りないよぉっ!! 早くっ!!』
まりやは、腰を自分で動かそうとする。嫌がるどころか、もっとしろとおねだりをするまりや。
こんなんじゃ、警察になど行けない……どうしたらいい? なんで? どこにいる? そいつらは誰だ? もう、頭の中が爆発しそうだ。

すると、カメラが移動する。まりやを正面から撮っていたが、後ろに回ろうとする。カメラが動いた事で、まりやの股間部分が多少アップになるが、男の子の腕が刺さっているだけではなく、下の毛がまったくない。そして、ツルツルになった恥丘あたりに、何か落書きみたいなモノがしてあるのが見えた。なにが書いてあるかまでは読み取れないが、下の毛がない事に驚いた。

最後にまりやの裸をみたのは、1ヶ月くらい前だったと思う。息子が生まれて以来、めっきり少なくなってしまったセックスの時だったはずだ。その時は、普通にへアはあった。

そしてカメラがまりやの後ろに回り込むと、お尻が見える。そして、アソコに刺さった男の子の腕のすぐ上に、黒くて丸いモノが映る。
それは、まりやのお尻に刺さっているように見えた。そして、その黒いモノの底の部分には、鎖が生えている。

カメラに、すっと腕がフレームインしてきた。そして、垂れ下がっている鎖を掴む。そして、無造作に引っ張り始めた。

『あぁっ! ゆ、ゆっくりして下さい……ウゥあっ! も、もっとぉ、ゆっくり、いぃ……』
まりやが苦しそうな声をあげる。鎖はピンと張り詰めた感じで、結構な力がかかっているのがわかる。
そして、黒いモノがまりやのお尻から引っ張り出されていく。ググッと盛り上がるまりやのアナルがはっきりと映っている。毛もなく綺麗なアナルで、僕は初めて見た。まりやとセックスしているときに、バックスタイルになると何となく見えている気はするが、こんなにはっきりと見た事はない。

そしてその黒いモノは、シリコンっぽい素材感で、引き出されて行くに従い、広がるというか大きくなる感じだ。
ラグビーボールのような形状なのか、引っ張り出されるに従い大きくなるその物体は、栓みたいな感じになっているようだ。

「ほら、力抜かないと。プラグ抜けないぞ」
男がまりやに指示をする。どうやら、まりやのアナル内に押し込まれているモノは、プラグと言うらしい。
そしてそれは、驚くほど大きいモノのようだ。すでに、ゴルフボール以上の大きさ……もしかしたら、野球のボールくらいあるのでは? と思うくらい、まりやのアナルを押し広げている感じだ。
『で、でも……今抜いたら……』
「全部見せるんだろ? お前の真の姿をw」
『……はい……』
迷いながらと言う感じで返事をするまりや。そして、深く息を吐き始める。力を抜こうとしている感じだ。

そして、鎖を握っていた男の手は、まりやのアナルから顔を出しているプラグの本体を掴んだ。
すでにまりやのアナルは、250mlの缶ジュースの直径くらい広がっているように見える。

そして、男はさらに力を込めてプラグを抜き始める。
『ウゥッ! あ、アッ! ダメぇ、抜いたら……アッ! 抜いちゃ、あ、あぁっ! だめぇっっ!!』
まりやが絶叫すると同時に、その信じられないくらい太いプラグが、スポンと言う感じでまりやのアナルから引き抜かれた。

すると同時に、白い液体が勢いよく噴出した。信じられないくらいの勢いで、2〜3mは飛んでいく液体。
ブシューッッ!! と言うような音を立てて、どんどん噴き出す白濁した液体。
『イヤあぁぁぁっっ!! 見ちゃダメっ! 見ないでぇッ!! ア、あぁっ!ダメぇ、で、でるぅッ!!』
男の子の腕を股間に収めたまま、アナルから白い液体を噴出していたまりやが、泣きながら叫ぶ。

すると、飛び散る白い液体に、茶色い固形物が混じり始めた。それすら勢いよく飛ぶが、大きな塊はそのまままりやの真下に落ちていく。

ブビッ! ブブッ! と言う、破裂音を響かせながら、排泄物をぶちまけていくまりや。白い液体が出なくなり、固形物がモリモリモリっとまりやの足下に積み重なっていく。
思わず目を背けてしまった。いくら愛する妻であっても、排泄している姿などは見ていられない。

しかし、耳にはめたままのイヤホンからは、
ブビッ! ブブブッ! と言う空気が震えるような音と、
『ヤァァッ! 見ないでぇッ! お、お願いぃっ! あぁぁ、とまらないぃ……ウゥあぁっ!』
と、悲鳴が続く。
愛する妻の悲鳴を聞き、また画面に視線を戻すと、まりやのアナルからまだ排泄物が出続けていた。どれだけ出るんだ? と言う驚きと、まりやでも大きい方をするんだという驚きで、体が痺れたような感じになる。

モデル張りに美人で可愛いまりや。自慢の妻だった。それが、こんな姿をカメラに晒している。少なくても2人の男性の前で、とめどなく排泄を続けるまりや。

やっとそれが終わったと思うと、
「ほら、掻き出してやれ」
と、カメラの方から声がした。
『はぁ〜い』
男の子が返事をしたが、声まで女の子みたいだった。

なにが起きる? なにをするつもりだ? 緊張し、嫌な予感しかしないのに、画面から目が離せなくなっている僕。

『だ、めぇ……やめ、て……』
絞り出すように言うまりや。

男の子は、いきなりまりやの膣内に押し込んでいた拳を引き抜いた。
『ヒィィンッ!! うぅぉぅっ!!』
短く吠えるまりや。そして、引き抜いたショックのためか、まりやのアナルからボトボトっと排泄物が漏れ落ちた。

この悲惨な状況でも、男の子は無表情で淡々としている。なぜ女装なのか、なぜしゃべらないのか、まりやとの関係は? 疑問はつきないが、男の子は今度はまりやのアナルに拳を押し込み始めた。

指を伸ばしてすぼめるようにしてではなく、拳を握ったまま、無造作にまりやのアナルに押し込んでいく男の子。
いくら何でも、そんなのは無理だ! と、叫びそうになったが、あっさりと拳が埋没してしまった……。
『んん゛ん゛ん゛ん゛ッッ!! おぉオオオおぉっ!!』
アナルに拳を突っ込まれて、獣のように叫ぶまりや。こんな姿は、当然見た事がない。まりやは、いつも姉さん的な感じで、常に冷静なイメージだった。それが、涙でグチャグチャになった顔で、獣のように絶叫する姿など、欠片も想像した事がない。

男の子は拳を押し込むと、さらに押し込んでいく。驚いた事に、腕がどんどん入っていく……手首の部分も消え、前腕が半分ほども入ってしまう。
『おっごごごぉぅっっ!! ぐぅアッ!! イィイィンッグゥッッ!! ケツマンゴイ゛グゥ゛ゥ゛ッッ!!!』
まりやは、その可愛い顔から出たとは思えないくらいの汚い言葉を吐き出しながら、全身を痙攣させている。

そして、さらに男の子は腕を押し込んでいく……信じられない光景だ。マジックのように思えてしまう。押し込まれた腕は、前腕の半分を超えて、肘のところまで入ってしまった……。

そんな所まで入るのか? 解剖学的に無理なのでは? どうなっているんだ? もう、頭の中も真っ白だ。

そして、男の子はイキなり腕を引き抜いた。手品のように、肘から先がまりやのアナルに消えていたのに、それを一気に全て引き抜く男の子。
『ン゛お゛ぉ゛っ゛っ゛!!』
体を限界までのけ反らせて、痙攣するまりや。そして、腕が引き抜かれると、またボトボトっと排泄物が漏れ落ちた……。

直接手で腸内のモノを掻き出したように見える。こんなことが出来るなんて、とても信じられない。
なぜまりやが? 自分の意思なのだろうか?

男の子は、すぐにまた腕を突っ込んで行く。
『ヒィ、あ……ア、うぅ……』
息も絶え絶えで、うめき声しか出ないまりや。でも、腕はまた肘まで挿入されてしまった。
「あれやってみてw」
カメラの方から、楽しそうな男の声がする。
そしてカメラが正面に回り込む。すると、まりやのヘソのあたりが、ポコンと拳ほどの大きさで盛り上がっている。さっき、膣に拳を入れられているときにも多少そうなっていたが、位置がもっと低いところだった。

確かに、腕が肘まで腸内に入っているという状況からも、ヘソのあたりまで腕が行っているのはわかるが、実際にこんなにはっきりとヘソのあたりに拳が浮き出てくると、驚いてしまう。内蔵は大丈夫なのか? 腸は破れないのか? 本当に、嫌な汗が出てくる。

そして、ふたたび男の子が腕を一気に引き抜くと、
『ぐぎぃ゛っ゛!』
と、短くうめいて、まりやはテーブルにへたり込んでしまった。膝と胸がテーブルに付き、腰が上がっている感じになっていて、四つん這いに近い状況だ。

カメラがまりやの後ろに回り込むと、アナルがパックリと開いていて、中が丸見えになっている。ピンクというか、赤い肉壁がうごめいている感じで、とても人のアナルには見えない。そして、限界まで広がってしまっているように見えるアナルは、もう元には戻らないのではないか? それを言ったら、膣ももう元に戻らないのではないか……絶望的な気持ちになる。

テーブルの上や周辺は、まりやの排泄物と尿や潮で酷い状況になっている。でも、よく見ると床がリノリウムみたいな感じで、普通の部屋の床ではないように見える。
もしかしたら、こう言うことをするための部屋なのかも知れない。

僕は結局、唖然としたままここまで見てしまった。最初は助けなきゃと思っていたのに、ここまで見てしまって、その気持ちもなくなってしまった。どう見ても、まりやは感じているように見えるし、無理矢理という感じはない。

それに、膣にしてもアナルにしても、ここまでの拡張を行うには、長い時間がかかったはずだ。僕は、それにまったく気がつかなかった。
数は少ないとはいえ、セックスもしていたし、1ヶ月ほど前にもした。まりやのアソコは、特に緩くなっている感覚もなく、普通に僕もイクことが出来た。

あんなに拡げられてガバガバになっているのに、気がつかないなんてあり得るのだろうか?

そして、僕はどうしたら良いのだろう? これは、僕と別れるという意思表示なのだろうか? あんなに可愛がっていた息子のことはどうするつもりなんだろう? 息子とは、いつも手を繋いで歩き、熱が出たときは寝ずに看病するような母親だったのに、捨てるつもりなんだろうか?

これは、手が込んだドッキリなのか? そんな風に現実から逃れようとしていると、画面の中のまりやに、放水が始まった。普通の庭で使うような緑のホースで水をぶっかける男の子。ホースの先をつまんで、勢いをよくしている。テーブルの上の排泄物も、床の水たまりも、それでどんどん流していく。

部屋の奥の方に、排水溝のようなモノがあり、そこにどんどん流されていく。
そして、テーブルも床も、まりやも綺麗にすると、男の子はホースをまりやのポッカリ開いているアナルに差し込んだ。

ビクンと跳ねるように体を起こし、膝立ちみたいになるまりや。
『抜いてぇっ! あ、アガあぁアガあがぁ……破れるうぅ……イヤァァ……』
まりやが、恐怖に彩られた声で言う。

「お、膨らんできたw もっと入るだろ?」
男の楽しそうな声がする。男の子は、ニコッと笑ってそのままホースを外さない。初めて男の子が笑う顔を見たが、ドキッとするくらい可愛かった。まりやと同じくらい可愛いと思った。でも、その可愛らしい笑顔の下で、ネグリジェを盛り上げているペニスがある。まりやに酷いことをしながら、ずっと勃起している男の子。何かが壊れているように思った。

そして、男の言葉どおり、まりやのお腹が膨らんでいるのがわかる。こんなにはっきりとわかるくらい膨らむお腹……何リットル入れられているのだろう? 危険はないのだろうか?

そして、妊娠かと思うくらい膨らむと、水が止まった。多分、カメラに映っていないところで、男が蛇口をひねったのだと思う。

水が止まり、少し不満そうな顔になる男の子。
『あああぁっっっ!! ダメぇっっーーーーぇっ!!』
まりやが絶叫すると、ホースが飛びだし、水が凄い勢いで吹き出していく。体内の圧力だけで、どうしてこんなに飛ぶのだろう? と、不思議に思うくらいの勢いで、透明の水が噴水のように噴き出していく。

『ウゥぅうっぅうーーっっ!! イクぅっ!! いいぃい゛い゛い゛ぐぅぅぅ!!!』
アナルから水を吹き出しながら、イクと絶叫したまりや。この状況で、快感を感じているのだろうか? とても信じられない……。

「綺麗になったなw よし、始めるかw」
男がそんな事を言いながら、カメラを置いた。固定アングルになったカメラの前に、男が姿を現す。

男は30代後半くらいだろうか? 引き締まった無駄のない体をしている。体つきのせいで若く見えるだけで、もっと歳が行っているのかもしれない。
イケメンとかそういう感じではなく、温和そうな顔をしている。松山ケンイチとかああいう系統だと思う。

全裸の男は、女装の男の子とは違い、勃起していない状態だ。長いものが垂れ下がっている。その状態でもデカいと分かる大きさだが、まりやのこんな姿を見ても、まったく勃起していないのはなぜだろう?

男はまりやに近づくと、無造作にキスをした。まりやは、嬉しそうに男に抱きつき、自分から舌を絡めている。
ここまでの動画は、衝撃的ではあったが、浮気されているという感覚はまったくなかった。驚きと心配だけだった。
でも、自分から積極的に他の男とキスをするまりやの姿を見て、初めて寝取られたということを理解した……。

『僕もしてよぉっ! ズルイ!』
男の子が、不満そうに割って入る。そして、まりやを押しのけるようにして男とキスをする。見た目が女の子でも、股間に勃起したペニスがある男の子と、普通にキスをする男。それどころか、キスをしながら男の子のペニスを触り始めた。ネグリジェの上からペニスを触られて、モゾモゾし始める男の子。興奮しているのが見て取れる。

『じゃあ、私はこっち#9825;』
まりやが楽しそうに言いながら、男のペニスを舐め始めた。愛おしそうに、丁寧に男のペニスを舐めるまりや。見ていられない……でも、目が離せない……。

そして、ムクムクと大きくなっていく男のペニス。それは、ちょっと規格外に大きく、まりやの小さな顔と、同じくらいの長さがあるように見える。
太さも相当なもので、さっきの男の子のこぶし程ではないと思うが、近いモノがありそうだ。

【浮気・不倫】消えた女房と送られてきたDVD 【体験談】

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妻のまりやが、ある日いきなりいなくなった。
結婚して6年過ぎ、子供も小学校に上がって幸せな毎日だと思っていた。それが、一枚の書き置きだけを残していなくなってしまった。

まりやは29歳の専業主婦で、170cmと長身だが、童顔というかちょっと眠たい顔をしている。モデルの西内まりやに似てると言われることがちょくちょくあって、本人も意識して同じような髪型にしたりしていた。
僕と知り合ったのは病院で、バイクで事故って入院した病院にいたのがナースのまりやだった。

背が高いので、普通のナース服がちょっとミニスカっぽくなっているのと、胸のところが凄く盛り上がっているのが強烈な第一印象だった。

ただ、見た目はマイルドで童顔なのに、中身は結構キツくて、入院しているおっさんや若い子達にセクハラっぽいことを言われると、汚物を見るような目で、
『奧さん(お母さん)に警告しときますね』
と言い、本当に実行する強気な女だった。

僕は生まれつきの弱気が功を奏し、変なことを言ったり、手を握ったりしない”良い患者”という地位を獲得した。
入院していた1ヶ月弱の間で、かなり親しくなって、雑談とかもよくしたが、番号の交換やメルアドの交換などは出来なかった。

そして、退院するときに、僕の腕に包帯を巻くと、
『じゃあ、元気でね〜』
と、サバサバと僕に別れを告げて仕事に戻ってしまった。
勇気を出せばよかったなぁと後悔しながら家に帰り、風呂に入るときに包帯をほどくと、手紙が入っていた。
強気でサバサバした彼女が書いたとは思えない、丸っこい文字にハートや顔文字だらけの手紙には、メルアドと携帯電話の番号が書いてあった。

僕は、その奇跡を逃がさずに必死で捕まえて、結婚まで行けた。尻に敷かれながらも、とにかく幸せな毎日で、よい家庭を築けたと思っていた。
妊娠を機にナースを辞めたまりやは、専業主婦になり、良き奧さんになった。見た目がすべてだなんて思っていないが、家に帰るとまりやがいるというのは、本当に幸せだった。
美人は三日で飽きるなんて言うが、アレはウソだ。ブスが流しているデマだと思う。

まりやのことは、一日中眺めていても飽きない。
『どうしたの? なにボーッと見てんの?』
いつもボーッと見とれる僕に、まりやは照れくさそうにそう言っていた。
「いや、可愛いなぁ〜って」
『バッカじゃないの! 結婚して何年経つと思ってんの!』
と、怒られるのもいつものことだった。それでも、
「何年経っても、可愛いものは可愛いしw」
『バカ……ありがとう』
頬を赤くしてありがとうと言うまりやを、一生離さないと誓ったものだ。

それが、書き置き一枚置いていなくなってしまった……。
”手紙が届くまで待ってて下さい”
それだけしか書いてない書き置き……。

この日から、本当に大変な日々が始まった。まりやの携帯に電話をかけたりしたが、電源が入っていないし、心当たりを当たっても消息は不明だった……。

両方の実家に電話をしようか迷いに迷ったが、とりあえず止めた。恥をさらしたくないという気持ちが勝ってしまったからだ。
そして、息子の小学校のこともあり、仕方なく妹に頭を下げた。
僕の妹は、自宅で翻訳系の仕事をしてるので、時間がどうとでもなる上に、パソコンと資料があればどこでも仕事が出来るという事で、家に来てくれることになった。

息子の翔とは、もともとゲームとかで一緒によく遊んでいたので、仲も良かった。
『どーせ浮気でもしたんでしょ? ほんと、まりやさんみたいな美人、逃がしちゃダメでしょ!?』
と、僕に非があるのが確定のように言う。当然、浮気なんて一度もしたことがないし、本当に心当たりがないので、僕自身どうして? と、思い続けている。でも、理由はわからないが、僕に落ち度があったんだろうとは思っていた。

そして2日が過ぎると、自宅ではなく、僕の勤務先にレターパックが届いた。慌てて中を開けると、DVDが一枚入っているだけだった。
不思議に思いながら会社のノートパソコンに入れてみると、動画のDVDで、すぐに画が映った。ドアップで映るまりや。慌てて動画を消して周りを見た。幸い誰にも見られていなかったので、ノートパソコンをカバンに詰めて、会社の倉庫に向かった。

倉庫にはほとんど人が来ない上に、入り口が一つなので、ノートパソコンを取り出してイヤホンをして再生を始めた。
画面いっぱいにまりやの美しい顔が映る。あまりにもアップだが、まりやの顔が見れたことで、少しホッとした。
『心配かけてごめんね。私ね、もうマナブのじゃダメなんだ……全然気持ち良くないんだもん……私ね、これくらいしてくれないとイケないんだ!』
その言葉と同時に、カメラが引きになる。

まりやは、上はいつも着ているニットのセーターだったが、下は裸でその股間には腕が生えていた。
全体が映ると、状況がよくわかった。

広い部屋の真ん中で、大きなテーブルの上に乗っているまりや。そして、すぐ横にいる男の腕が、まりやのアソコに入っている……。
その男は、見るからにナヨッとした若い男で、スケスケのキャミソールというか、ネグリジェみたいなものを身につけている。髪も長く、顔も女にしか見えない。その股間の勃起したペニスがなければ、女の子だと思ったと思う。
そして、その女装してる男の子の腕が、まりやのアソコに突き刺さっている状況……。
人生でこんなにパニックになったことはない。

まりやは、カメラ目線のまま続ける。
『ねぇ、イクところ、見てくれる?』
まりやが、少しうわずった声で言うと、
「ほら、イカせてやれw」
と、カメラの方から声がした。少なくても、女装の男の子以外にもう一人男がいるようだ。僕は、本当に動くことも出来ず、呼吸すら忘れそうな状態だった。

男の言葉に反応して、女装の男の子が腕を動かし始めた。それは、全く遠慮のない動きで、思い切り腕を抜き差しする勢いで始まった。
『おごぉぉっ! カッ、ハァっ! ンギィィィーーーっ! うぉあぁっー!!』
カメラを見つめたまま、苦悶の表情で叫ぶまりや。そして、全くの無表情で腕を抜き差しする男の子。よく見ると、女装の男の子はゾクっとするほどの美形だ。股間のモノさえ見えなければ、女の子であることを疑う人はいないと思う。

苦しそうに叫び続けるまりや。ここでやっと僕は理解した。
まりやは誘拐されてひどい目にあっていると……すぐに警察に! と、思った瞬間、
『イィィーーグゥゥゥーーイグイグゥゥッッ!! おおお゛お゛お゛ぉっっ!!』
と、画面の中のまりやが絶叫しながら凄い勢いで潮を吹き始めた。男の子の腕の動きに合わせて、股間から透明の液体をほとばしらせる彼女を見て、警察へ行かなくてはという気持ちが一瞬で消えてしまった。

拳がアソコに入っているだけでも驚きなのに、潮吹きするまりやにも驚いた。当然、まりやのそんな姿は見た事もなかったし、過去に付き合った女性のそんな姿も見た事がない。

無表情で機械的に腕を動かす男の子。ふと気がつくと、グチョグチョという大きな音が響いている。まりやが壊れてしまわないか? そんな恐怖にとらわれてしまう。
よく見ると、男の子の腕がまりやの体内に押し込まれるたびに、まりやのお腹の一部がポコンと膨らむ感じがある。舌で口の中から頬を押すと、ポコンとする感じだ。エイリアンの幼虫が体内から飛び出る瞬間みたいな感じとも言えると思う。

『あギッ! ウゥおぉっんっ! イィッグゥッ!! オマンコこわれるぅッッ!! アガッ! アガがッッアッ!! イグぅっイグぅっ!! オマンコイグぅっ!! ぎぼじぃい゛ぃッッ!!』
まりやは、痛がるどころか感じているようだ。イキまくって、潮をまき散らしているようだ……。

レイプではない? 無理矢理ではない? もう、何が何だかわからなくなってきた……。

女装した男の子は、まりやが絶叫していてもまったく無表情で腕をグチョングチョンと、まりやの体内に打ち込み続ける。

『オオオォおおぉお゛お゛お゛お゛お゛ぉっっ!! もっとぉッ!! 子宮ぶっ壊してっ!! ゴンゴンしてぇっ!! ウウうぅウウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ぅぅっ!!! おごぉっっ!! ンぎぃっ!!』
そして、さっきとは違い、黄色っぽい液体を飛ばし始めた。腕が押し込まれたときに強く飛び、引き抜かれたときに勢いが弱まり、押し込まれるとまた強く飛ぶ尿。
まりやは、その可愛らしい顔を醜く歪めて、歯を食いしばるようにしている。そして、言葉になっていない獣じみた叫び声を上げ続ける。

「よし、いったんストップ」
カメラ側から男の声がすると、女装の男の子が腕を止めた。

『なんでぇッ!? もっとぉッ! もっとパンチしてっ!! 子宮パンチしてっ!! まだイキ足りないよぉっ!! 早くっ!!』
まりやは、腰を自分で動かそうとする。嫌がるどころか、もっとしろとおねだりをするまりや。
こんなんじゃ、警察になど行けない……どうしたらいい? なんで? どこにいる? そいつらは誰だ? もう、頭の中が爆発しそうだ。

すると、カメラが移動する。まりやを正面から撮っていたが、後ろに回ろうとする。カメラが動いた事で、まりやの股間部分が多少アップになるが、男の子の腕が刺さっているだけではなく、下の毛がまったくない。そして、ツルツルになった恥丘あたりに、何か落書きみたいなモノがしてあるのが見えた。なにが書いてあるかまでは読み取れないが、下の毛がない事に驚いた。

最後にまりやの裸をみたのは、1ヶ月くらい前だったと思う。息子が生まれて以来、めっきり少なくなってしまったセックスの時だったはずだ。その時は、普通にへアはあった。

そしてカメラがまりやの後ろに回り込むと、お尻が見える。そして、アソコに刺さった男の子の腕のすぐ上に、黒くて丸いモノが映る。
それは、まりやのお尻に刺さっているように見えた。そして、その黒いモノの底の部分には、鎖が生えている。

カメラに、すっと腕がフレームインしてきた。そして、垂れ下がっている鎖を掴む。そして、無造作に引っ張り始めた。

『あぁっ! ゆ、ゆっくりして下さい……ウゥあっ! も、もっとぉ、ゆっくり、いぃ……』
まりやが苦しそうな声をあげる。鎖はピンと張り詰めた感じで、結構な力がかかっているのがわかる。
そして、黒いモノがまりやのお尻から引っ張り出されていく。ググッと盛り上がるまりやのアナルがはっきりと映っている。毛もなく綺麗なアナルで、僕は初めて見た。まりやとセックスしているときに、バックスタイルになると何となく見えている気はするが、こんなにはっきりと見た事はない。

そしてその黒いモノは、シリコンっぽい素材感で、引き出されて行くに従い、広がるというか大きくなる感じだ。
ラグビーボールのような形状なのか、引っ張り出されるに従い大きくなるその物体は、栓みたいな感じになっているようだ。

「ほら、力抜かないと。プラグ抜けないぞ」
男がまりやに指示をする。どうやら、まりやのアナル内に押し込まれているモノは、プラグと言うらしい。
そしてそれは、驚くほど大きいモノのようだ。すでに、ゴルフボール以上の大きさ……もしかしたら、野球のボールくらいあるのでは? と思うくらい、まりやのアナルを押し広げている感じだ。
『で、でも……今抜いたら……』
「全部見せるんだろ? お前の真の姿をw」
『……はい……』
迷いながらと言う感じで返事をするまりや。そして、深く息を吐き始める。力を抜こうとしている感じだ。

そして、鎖を握っていた男の手は、まりやのアナルから顔を出しているプラグの本体を掴んだ。
すでにまりやのアナルは、250mlの缶ジュースの直径くらい広がっているように見える。

そして、男はさらに力を込めてプラグを抜き始める。
『ウゥッ! あ、アッ! ダメぇ、抜いたら……アッ! 抜いちゃ、あ、あぁっ! だめぇっっ!!』
まりやが絶叫すると同時に、その信じられないくらい太いプラグが、スポンと言う感じでまりやのアナルから引き抜かれた。

すると同時に、白い液体が勢いよく噴出した。信じられないくらいの勢いで、2〜3mは飛んでいく液体。
ブシューッッ!! と言うような音を立てて、どんどん噴き出す白濁した液体。
『イヤあぁぁぁっっ!! 見ちゃダメっ! 見ないでぇッ!! ア、あぁっ!ダメぇ、で、でるぅッ!!』
男の子の腕を股間に収めたまま、アナルから白い液体を噴出していたまりやが、泣きながら叫ぶ。

すると、飛び散る白い液体に、茶色い固形物が混じり始めた。それすら勢いよく飛ぶが、大きな塊はそのまままりやの真下に落ちていく。

ブビッ! ブブッ! と言う、破裂音を響かせながら、排泄物をぶちまけていくまりや。白い液体が出なくなり、固形物がモリモリモリっとまりやの足下に積み重なっていく。
思わず目を背けてしまった。いくら愛する妻であっても、排泄している姿などは見ていられない。

しかし、耳にはめたままのイヤホンからは、
ブビッ! ブブブッ! と言う空気が震えるような音と、
『ヤァァッ! 見ないでぇッ! お、お願いぃっ! あぁぁ、とまらないぃ……ウゥあぁっ!』
と、悲鳴が続く。
愛する妻の悲鳴を聞き、また画面に視線を戻すと、まりやのアナルからまだ排泄物が出続けていた。どれだけ出るんだ? と言う驚きと、まりやでも大きい方をするんだという驚きで、体が痺れたような感じになる。

モデル張りに美人で可愛いまりや。自慢の妻だった。それが、こんな姿をカメラに晒している。少なくても2人の男性の前で、とめどなく排泄を続けるまりや。

やっとそれが終わったと思うと、
「ほら、掻き出してやれ」
と、カメラの方から声がした。
『はぁ〜い』
男の子が返事をしたが、声まで女の子みたいだった。

なにが起きる? なにをするつもりだ? 緊張し、嫌な予感しかしないのに、画面から目が離せなくなっている僕。

『だ、めぇ……やめ、て……』
絞り出すように言うまりや。

男の子は、いきなりまりやの膣内に押し込んでいた拳を引き抜いた。
『ヒィィンッ!! うぅぉぅっ!!』
短く吠えるまりや。そして、引き抜いたショックのためか、まりやのアナルからボトボトっと排泄物が漏れ落ちた。

この悲惨な状況でも、男の子は無表情で淡々としている。なぜ女装なのか、なぜしゃべらないのか、まりやとの関係は? 疑問はつきないが、男の子は今度はまりやのアナルに拳を押し込み始めた。

指を伸ばしてすぼめるようにしてではなく、拳を握ったまま、無造作にまりやのアナルに押し込んでいく男の子。
いくら何でも、そんなのは無理だ! と、叫びそうになったが、あっさりと拳が埋没してしまった……。
『んん゛ん゛ん゛ん゛ッッ!! おぉオオオおぉっ!!』
アナルに拳を突っ込まれて、獣のように叫ぶまりや。こんな姿は、当然見た事がない。まりやは、いつも姉さん的な感じで、常に冷静なイメージだった。それが、涙でグチャグチャになった顔で、獣のように絶叫する姿など、欠片も想像した事がない。

男の子は拳を押し込むと、さらに押し込んでいく。驚いた事に、腕がどんどん入っていく……手首の部分も消え、前腕が半分ほども入ってしまう。
『おっごごごぉぅっっ!! ぐぅアッ!! イィイィンッグゥッッ!! ケツマンゴイ゛グゥ゛ゥ゛ッッ!!!』
まりやは、その可愛い顔から出たとは思えないくらいの汚い言葉を吐き出しながら、全身を痙攣させている。

そして、さらに男の子は腕を押し込んでいく……信じられない光景だ。マジックのように思えてしまう。押し込まれた腕は、前腕の半分を超えて、肘のところまで入ってしまった……。

そんな所まで入るのか? 解剖学的に無理なのでは? どうなっているんだ? もう、頭の中も真っ白だ。

そして、男の子はイキなり腕を引き抜いた。手品のように、肘から先がまりやのアナルに消えていたのに、それを一気に全て引き抜く男の子。
『ン゛お゛ぉ゛っ゛っ゛!!』
体を限界までのけ反らせて、痙攣するまりや。そして、腕が引き抜かれると、またボトボトっと排泄物が漏れ落ちた……。

直接手で腸内のモノを掻き出したように見える。こんなことが出来るなんて、とても信じられない。
なぜまりやが? 自分の意思なのだろうか?

男の子は、すぐにまた腕を突っ込んで行く。
『ヒィ、あ……ア、うぅ……』
息も絶え絶えで、うめき声しか出ないまりや。でも、腕はまた肘まで挿入されてしまった。
「あれやってみてw」
カメラの方から、楽しそうな男の声がする。
そしてカメラが正面に回り込む。すると、まりやのヘソのあたりが、ポコンと拳ほどの大きさで盛り上がっている。さっき、膣に拳を入れられているときにも多少そうなっていたが、位置がもっと低いところだった。

確かに、腕が肘まで腸内に入っているという状況からも、ヘソのあたりまで腕が行っているのはわかるが、実際にこんなにはっきりとヘソのあたりに拳が浮き出てくると、驚いてしまう。内蔵は大丈夫なのか? 腸は破れないのか? 本当に、嫌な汗が出てくる。

そして、ふたたび男の子が腕を一気に引き抜くと、
『ぐぎぃ゛っ゛!』
と、短くうめいて、まりやはテーブルにへたり込んでしまった。膝と胸がテーブルに付き、腰が上がっている感じになっていて、四つん這いに近い状況だ。

カメラがまりやの後ろに回り込むと、アナルがパックリと開いていて、中が丸見えになっている。ピンクというか、赤い肉壁がうごめいている感じで、とても人のアナルには見えない。そして、限界まで広がってしまっているように見えるアナルは、もう元には戻らないのではないか? それを言ったら、膣ももう元に戻らないのではないか……絶望的な気持ちになる。

テーブルの上や周辺は、まりやの排泄物と尿や潮で酷い状況になっている。でも、よく見ると床がリノリウムみたいな感じで、普通の部屋の床ではないように見える。
もしかしたら、こう言うことをするための部屋なのかも知れない。

僕は結局、唖然としたままここまで見てしまった。最初は助けなきゃと思っていたのに、ここまで見てしまって、その気持ちもなくなってしまった。どう見ても、まりやは感じているように見えるし、無理矢理という感じはない。

それに、膣にしてもアナルにしても、ここまでの拡張を行うには、長い時間がかかったはずだ。僕は、それにまったく気がつかなかった。
数は少ないとはいえ、セックスもしていたし、1ヶ月ほど前にもした。まりやのアソコは、特に緩くなっている感覚もなく、普通に僕もイクことが出来た。

あんなに拡げられてガバガバになっているのに、気がつかないなんてあり得るのだろうか?

そして、僕はどうしたら良いのだろう? これは、僕と別れるという意思表示なのだろうか? あんなに可愛がっていた息子のことはどうするつもりなんだろう? 息子とは、いつも手を繋いで歩き、熱が出たときは寝ずに看病するような母親だったのに、捨てるつもりなんだろうか?

これは、手が込んだドッキリなのか? そんな風に現実から逃れようとしていると、画面の中のまりやに、放水が始まった。普通の庭で使うような緑のホースで水をぶっかける男の子。ホースの先をつまんで、勢いをよくしている。テーブルの上の排泄物も、床の水たまりも、それでどんどん流していく。

部屋の奥の方に、排水溝のようなモノがあり、そこにどんどん流されていく。
そして、テーブルも床も、まりやも綺麗にすると、男の子はホースをまりやのポッカリ開いているアナルに差し込んだ。

ビクンと跳ねるように体を起こし、膝立ちみたいになるまりや。
『抜いてぇっ! あ、アガあぁアガあがぁ……破れるうぅ……イヤァァ……』
まりやが、恐怖に彩られた声で言う。

「お、膨らんできたw もっと入るだろ?」
男の楽しそうな声がする。男の子は、ニコッと笑ってそのままホースを外さない。初めて男の子が笑う顔を見たが、ドキッとするくらい可愛かった。まりやと同じくらい可愛いと思った。でも、その可愛らしい笑顔の下で、ネグリジェを盛り上げているペニスがある。まりやに酷いことをしながら、ずっと勃起している男の子。何かが壊れているように思った。

そして、男の言葉どおり、まりやのお腹が膨らんでいるのがわかる。こんなにはっきりとわかるくらい膨らむお腹……何リットル入れられているのだろう? 危険はないのだろうか?

そして、妊娠かと思うくらい膨らむと、水が止まった。多分、カメラに映っていないところで、男が蛇口をひねったのだと思う。

水が止まり、少し不満そうな顔になる男の子。
『あああぁっっっ!! ダメぇっっーーーーぇっ!!』
まりやが絶叫すると、ホースが飛びだし、水が凄い勢いで吹き出していく。体内の圧力だけで、どうしてこんなに飛ぶのだろう? と、不思議に思うくらいの勢いで、透明の水が噴水のように噴き出していく。

『ウゥぅうっぅうーーっっ!! イクぅっ!! いいぃい゛い゛い゛ぐぅぅぅ!!!』
アナルから水を吹き出しながら、イクと絶叫したまりや。この状況で、快感を感じているのだろうか? とても信じられない……。

「綺麗になったなw よし、始めるかw」
男がそんな事を言いながら、カメラを置いた。固定アングルになったカメラの前に、男が姿を現す。

男は30代後半くらいだろうか? 引き締まった無駄のない体をしている。体つきのせいで若く見えるだけで、もっと歳が行っているのかもしれない。
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男はまりやに近づくと、無造作にキスをした。まりやは、嬉しそうに男に抱きつき、自分から舌を絡めている。
ここまでの動画は、衝撃的ではあったが、浮気されているという感覚はまったくなかった。驚きと心配だけだった。
でも、自分から積極的に他の男とキスをするまりやの姿を見て、初めて寝取られたということを理解した……。

『僕もしてよぉっ! ズルイ!』
男の子が、不満そうに割って入る。そして、まりやを押しのけるようにして男とキスをする。見た目が女の子でも、股間に勃起したペニスがある男の子と、普通にキスをする男。それどころか、キスをしながら男の子のペニスを触り始めた。ネグリジェの上からペニスを触られて、モゾモゾし始める男の子。興奮しているのが見て取れる。

『じゃあ、私はこっち#9825;』
まりやが楽しそうに言いながら、男のペニスを舐め始めた。愛おしそうに、丁寧に男のペニスを舐めるまりや。見ていられない……でも、目が離せない……。

そして、ムクムクと大きくなっていく男のペニス。それは、ちょっと規格外に大きく、まりやの小さな顔と、同じくらいの長さがあるように見える。
太さも相当なもので、さっきの男の子のこぶし程ではないと思うが、近いモノがありそうだ。

【近親相姦】人気女子アナ似の女装子抱いたった【体験談】

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マジ新世界

がちでもむちでも無い
そしてその昼の人でもない
それでも新世界

以前からニューハーフとちょこちょこやってたおれは
「女装子」はニューハーフとどう違うんだろう
という疑問を持っていんだ

そしてある掲示板に投稿してみた
すると思っていたよりメールが着た
ただ問題は中身だ
「42の女装子です」だの「51のおかまです」だの
問題外だった

国に帰れと思った

そんな中、一通のメールがオレの目に留まる
「23の女装娘です。良かったらお返事下さい…」
オレは勃起した

てか人居ないのかな…

勃起しながらオレは
「初めまして。今からどうですか?どこ住みですか?」
とメールすると
「はい。鴬谷とか近かったりしますか?」
と着た
何を隠そうオレは上野で勃起していた

「あ。メチャクチャ近いです。上野に居ます。」
と送ると
「え!!それじゃ会いましょお!!」
とメチャクチャ可愛いデコメールが着た
そしてオレは言い放った
「うん。て言うかなんかもうあってすぐしたいんだけどそれで大丈夫?」

すると
「…え〜。いいよ。おうちおいで。」
とまた可愛いデコメールで着た
おれは上野のTUTAYAで勃起しながらニヤニヤしていた

そして指定されたアパートに行く
勃起した息子と拳で玄関を叩くと
「はーい」
と女の子の声がした

ドアを開けるとシャツにTバック網タイツの青木裕子が立っていた

「え?あ。うん?成る程」
オレはテンパった

可愛過ぎたのだ

アレ?何だコレ部屋違うか?→こんな可愛いはずが無い→まぁ何にしても変態だろう。頂きます。

オレがそんな思考を繰り広げている間に青木裕子はケツをこっちに向けて突き出す
「えっちでしょ〜。」

なんかもう結婚しそうになった

えっちでしょーと言われたオレのニヤついた口は
気付けば彼女のアナルンに吸い付いていた
「ちょっ…www」
そう、笑われた。今思い出せば笑われていたのだろう^
オレの頭の中は青木裕子のケツをクンカクンカする事しか考えられなかった

「…もう。すごいエッチだね。」
そう言いながら彼女はクンカクンカ中のオレの頭を撫でて来た
オレは恋をした。
「こっち来て…。」
そう言ってオレの手を引っ張るとベットへと導いてくれた

「ちょ…ちょっと待って。」
オレが我に帰り制止する
「…え?何?」
クンカマンに代わり突然の英国紳士の登場に驚く彼女

「…何?」
そう上にも書いた通りオレには伝えるべき事が出来たのだ
「好きです。」

「…え?」

場が
凍った

「いや。好きになりました。」
テンパった彼女もまた可愛い
「え?はい。ん?…えっとエッチしないってこと?」
「は?」
「…え。いや。ごめんなさい…。」
もうオレにもどうしたいのか分からなかった

「いや。えっちはします。でも好きになったんで言いました。」
「あぁ!!成る程。…えっと。…ありがとう///」

とっさの事にオレはキスをした。

キスをしたままベットに倒そうとするオレに
「…明るいのやだ。」
と恥ずかしがる彼女
オレは彼女をお姫様抱っこの状態のまま部屋の電気を消して回った
「きゃー!!何コレお姫様じゃん!!」
とさわぐ彼女
「うん。そうだよ。」
オレは男前だった

部屋の電気を消し終わりベットに彼女を置く
すると
「…お願いします///」
と言って微笑む彼女

びっくりした明らかにオレの人生で出会った中で一番可愛い子だった

キスをしながら対ニューハーフで鍛えたテクで彼女の彼女をコネコネするオレ
「…やぁっ。」だの「ん〜…っ。」だの声をだしながらオレのオレをコネコネしてくれていた
そして突然体位を変え、バックの体勢でオレにケツを突き出す
「…お尻。いじって。」

っい!!よろこんでぇ!!

Tバックをズラすとそこには※があった
成る程。

ぺろっ。
コレはビオレの味!!

彼女の※はビオレの香りだった

もう※をむしゃぶりつくした
あんなに一つのものを夢中にむさぼったのは七五三の千歳飴ぶりだろう

「もう無理ぃ。無理ぃ…。」
と言われたがヤメるのが無理だった

※をむしゃぶりながら彼女の立派な棒をしごく
こんなに優雅な連休明けはそうはない

「…ねがい。」
彼女が生まれたてのソレの様に腰をガクガクさせながら何か呟く
「ん?」
ぺろぺろを中止した
「お願い…。…入れて。」
「何を。」
そう。オレはSだ

「…んぽ。」
「は?」
下だけ全裸でフル勃起のオレはニヤケながら聞き返した?
今考えれば到底そんな偉そうな態度が取れる状態ではない

「お○んぽ欲しいの。お○んぽぉ…。」

お○んちん位を想像していたオレは?然とする
(コヤツ…。古兵か。)

※に息子を押し付けながら
「コレ?」
と聞くと
「ソレぇ…。ねぇ。早く…。」

と言ってくる
オレはベットの横に置いたバッグからtubutubu-JULLYをだし
息子に装備してやった

「何欲しいのかもう1回」
「…何でぇ。だからおち○ぽだってばぁ…。おちッ…!!」

ぶち込んだ
正直もう何か女のアソコじゃ物足りなくなる位キツかった

「あぁあぁああああ…。入ったぁぁあああ。」
そしておれの愛しい人が壊れていた

何回か動かすがやはり異常なまでにキツい
「ぬつん。」
我が息子にそんな振動が伝わる
そうゴムが破けたのだ

「えっと…。ごめんゴム破けたんだけど。どうする…?」
何故だか知らないがオレは萎えた。

破けたゴムを脱がし、何故か落胆したオレとオレの息子に
「もっとしよっ。」
と言って彼女はキスをしてくれた

オレ&息子「うんっ!」
100%の「うん」だった

そしてオレがもう一度、コンドーを息子に付けようとしていると
「破けないおまじないっ。」
と言って口で付けてくれた

オレの息子は見た事の無い反りを見せていた

「んじゃ…改めてお邪魔します。」
そう言いながら今度は正常位で※に息子をお邪魔させた

「…っん。」
困った様な顔をする彼女
可愛過ぎて自然と腰を振るのが早まる
相変わらずメチャクチャキツいが、おなじないのおかげで全く破れる気配無し
「…お願いしていい…?」
呻いていた彼女が呟いた
「何?」
腰を振りながら聞き返すオレ
「…顔舐めて。」
「うん…。え?」

「顔?舐めるの?何で?」
何だかにやけてしまいながら聞き返すオレ
「…ダメ?やっぱおかしいかな…。」

正直全く理解出来なかったが試しに舐めてみた。

顔を舐めた途端彼女の※がキュッとなる
そして棒までもが反り返った
「…これ好きなんだ?」
そう言いながら鼻を舐めると
「変態でごめんなさいぃいいい…。」
と呻き

なんと彼女は射精していた

ソレと同時に※があり得ない動きで締まり、オレも搾り取られた

何が何だか分からないまま呆然としているオレに
「大丈夫?」
と声を掛けて来た

「いや。ちょっと分からない。」
確かそんな事を言っていた

そして平静を取り戻すためキッチンで一服させてもらっているとシャツとTバックの彼女が
横に来た

彼女「やっぱタバコ吸うんだ。キスした時思った。」
オレ「あー。うん。やめなきゃなとは思うんだけど」
何かもうね。いちいち可愛いの。「キス」って言った時唇プニプニしてくるし。
彼女「お仕事は何してるの?」
オレ「いや。大学生。」
彼女「そうなんだ!!見えなかった!!」
オレ「てか裕子(仮)は?働いてんの?」
彼女「私も学生ー。」

オレ「マジか…」
彼女「マジだwwww」
オレ「学校こっから近いン?」
彼女「いやちょっとあるかなー。ここらへんラブホ街だから家賃安いのさー。」
オレ「成る程。因にオレ??大だけど裕子は?」
彼女「えっ…。いや。えー。…教えナーイ!」

ん?

オレ「…何か今反応おかしくなかった?」
彼女「んー?フツウだよー。」
オレ「…もしかして裕子、??大なんだろ。」
彼女「ちがーう。」
オレ「そっか。んじゃいいや。」
彼女「…絶対内緒ね。」

うわーい。何この奇跡。

そんでまぁなんと同じ大学の先輩、後輩だと判明しちょいちょい連絡取り合って
今度ご飯行く感じになりましたとさ

【ゲイ・ホモ】セフレの若妻にアナルの快感を仕込まれた3 【体験談】

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女とのセックスに飽きて、アナニーを始めた俺。セフレの人妻にアナルを責めてもらって、完全にメスの快感を知ってしまった……。

セフレの加奈子とは、相変わらず責めたり責められたりの関係を続けている。幼稚園の子供と、旦那がいる加奈子。家族をとても大切にしているくせに、俺の巨根に狂いまくっている姿を見ると、女って怖いと思ってしまう。

俺は、加奈子を寝取る快感と、男の娘として加奈子に犯される快感に目覚めてしまって以来、性欲がヤバいことになっていた。エロ動画やテキスト系のサイトを見ては、毎日抜くのが日課になってしまった。加奈子や他のセフレともほぼ毎日セックスしているので、本当に猿みたいだ。

加奈子を責めるときは、体験談系のサイトの”NTR使える寝取られサイト”で読んだプレイを試し、俺が責めてもらうときには”エッチな体験談や萌えた体験談ブログ”に書いてあった男の娘モノのような感じで、言葉責めもしてもらいながらアナルをガン突きしてもらったりしている。

今日も、昼間に加奈子の家に宅急便のフリをして上がり込み、バックで生ハメしていた。
いつものように夫婦の寝室で、結婚式の時の写真の前で生でハメていると、
『パパぁ! ごめんなさいぃっ! カズ君のチンポ生で入れてるよぉ! ンヒィッ! ンアッ! アッ! アッ! パパのじゃ、届かないとこにあたるぅッ!』
加奈子は、その幼く見える顔を歪めて、あえぎ続けている。昼間の自宅で、他の男とセックスをしながら、こんな大きな声出して平気かな? と、いつも心配になるw
「ほら、旦那のとどっちが好きなんだ」
『カズ君! このおチンポが好きぃっ! これじゃなきゃイケないぃっ! あっ! あぁん! イクっ! パパ、イッちゃうぅっ! み、見ないでッ! イッちゃうッ! 浮気チンポでイクっ!!』
加奈子は泣きそうな声で叫びながら、結婚式の時の写真を伏せようとする。タキシードを着た旦那の横で、ウエディングドレス姿の加奈子が笑っている。童顔で、真面目そうと言うか清純そうな加奈子が、優しげな微笑みを浮かべる写真は、とても良い写真だと思う。でも、俺は写真を伏せようとする加奈子の手を掴み、さらに突き上げる。

『んンおぉっ! チンポイグぅっ!! パパぁっ! イクっ! パパより気持ちいいチンポでイグぅっ!! ごめんなさいぃっっ!』
「ほら、イクぞw どこに欲しい?」
『中にっ!! 子宮にぃッ! 注いでっ!! ンおおぉお゛お゛お゛お゛ぉっ!!  イ゛イ゛イ゛ィィぐぅっ!!』
そう言って、ガクガクッと震えながらイク加奈子。俺はチンポを抜くと、自分でしごいてフィニッシュし、結婚式の写真に思いきりぶっかけてみたw

『ダ、ダメぇ……そんな……あぁ、パパ、ごめんなさいぃ……』
思い出の大切な写真を汚されて、加奈子はヤバいくらいにビクビクと体を震わせる。猛烈に興奮している感じだ。
「なに興奮してるんだよw ド変態w」
『だ、だってぇ……パパが汚されちゃったよぉ……』
加奈子は、興奮で声が震えている。
「ほら、綺麗にしないとw」
俺がそう言うと、慌てて写真にたっぷりと付着した精液を舐め取り始めた。

写真立てに入った写真なので、ガラスや木の枠に精液がついているだけだ。写真に直接つくと、拭いても取れなくなる。そこまでは、俺も鬼になれない。

「まだ飲むなよ。ほら、指輪貸してみな」
俺はそう言うと、加奈子の指から結婚指輪を外す。そして、鏡台の上に置いてある、小物とかを入れる小さな皿を手に取り、それを加奈子に渡した。

不思議そうに俺を見る加奈子。俺は、皿の上に指輪を置いた。
「そこに吐き出せよw」
俺がそう言うと、加奈子は目を見開いて驚いた。でも、すぐにその目がトロンととろけるのがわかったw

そして、口の中のモノを皿に垂らし始める加奈子。加奈子は垂らしながら、わざわざ指輪に当たるように位置を調整する。
あっという間に真っ白に染まる指輪。

「あーあw ドロドロじゃんw」
『あぁ、パパ、ごめんなさいぃ……汚されちゃったよぉ……』
加奈子は、うわずった声で旦那への謝罪を口にする。でも、謝りながら、自分のクリを指でまさぐっている。
「なんだそれw オナりながらゴメンなさいとかw」
『だってぇ……ねぇ、もう入れてぇ~』
「旦那に謝ってたのに、もうかよw」
『謝ったから、もうOKだよ! ほらほらぁ、こんなになってるよw』
そう言って、自分でアソコをクパァとする加奈子。旦那は本当に、良い嫁をもらったモノだと思う

「もういいよw スッキリしたから帰るわw」
『フ~ンw いいのかな? これはいらないのかなぁ?w』
加奈子はニヤニヤしながら、ペニスバンドを取り出した。もう、それを見ただけで、俺はメスのスイッチが入ってしまう。

『あれれw 顔がとろけてきたw』
こうなると、入れて欲しくてたまらなかったはずの加奈子も、サディスティックモードに切り替わるようで、入れてくれと言わなくなる。

こんな感じで、責めて責められる関係が続いているが、俺はどうしても本物を試したくなっていた。
ペニスバンドではない、血の通った肉棒で、メスとして責められたい……そんな願望が抑えられなくなっていた。

そして、色々なサイトを見て廻り、ホモではないが相互アナニーをしようというSNSにたどり着いた。
そこで巡り会ったのは、まだ2年生のいおりくんだった。

1ヶ月近いメッセのやりとりを経て、やっと会うことになった。いおりくんは、内容が内容なだけにとても慎重だった。でも、俺が自分の経験を話すと、次第に信用してくれたらしい。何よりも、俺の写真が良かったみたいだ。

こういったSNSだと、ガチホモの人からの連絡も多く、送られてくる写真もけっこうキツ目のヤツばかりだったそうだ。自分で言うのもどうかと思うが、俺はかなりイケメンだと思う。そこに安心してもらったみたいだ。
俺の方の条件は、相手がイケメン(女顔の)であれば良いと言うだけだったので、いおりくんの若さとかはまったく気にならなかった。

俺が写真を送った後、いおりくんが送ってきた写真は、一瞬女? と思うくらいの女顔のイケメンだった。
ホモの人とかだと、こんな美少女みたいな若い男の子が相手なら、狂ったようになるのかもしれない。

俺は、メスとして本物に責められたいという気持ちはあるが、相手が男では無理だと思っていた。女顔のいおりくんが相手なら、加奈子に責めてもらうような感覚でいけると思った。

そして、待ち合わせの日になった。出会い系とかでのアポ取りよりも、はるかに緊張した。こんなにドキドキしたのは久しぶりだなと思いながら待っていると、
『カズさんですか?』
と、後ろから声をかけられた。振り返ると、いおりくんがいた。写真で見るよりも、きゃしゃでより女の子っぽかった。と言うより、見た目は完全に女の子だった。
いおりくんは、普通にスカートとブラウスという女の子の姿で、顔にも薄くメイクをしている感じだった。

髪の毛こそ短めだが、アレンジが上手いのか、ベリーショートの女の子に見える。

「あ、初めまして、いおり……くんかな?」
『はい……あの、いおりでイイです……』
いおりくんは、頬をほんのり赤くしながら、伏し目がちに言う。

これはヤバいと思った。これなら普通にナンパとかされるだろうし、俺も街中で見かけたら声をかけてると思う。

「いや、可愛いね! 驚いたよ」
『そんな事ないです!』
両手を前に突き出すようにしてブンブン振りながら、照れるように否定するいおりくん。その仕草も可愛いと思ってしまった。

と言うか、本当に女なんじゃないのか? と、疑ってしまうほどだった。

「じゃあ、ここじゃアレだから、行こうか?」
『あ、はい……カズさんも、すっごくイケメンですね……』
「知ってるw て言うか、そんななりなら、普通のラブホでイイか」
『え? 僕、男ってバレちゃいませんか?』
少し怯えたように聞くいおりくん。身長は170cmないくらいで、体はぺらぺらに見える。

「バレないと思うよ。今、見渡せる範囲でいおりより可愛い女の子、いないじゃんw」
俺がそう言うと、本当に耳まで真っ赤にしながら、思いきり否定した。正直、俺はかなりいおりくんに心奪われていた。アナルに突っ込んでもらいたいという気持ちで、こんな事を企画したのに、いおりくんを抱いてみたいと思う俺がいた。ホモとかではなく、いおりくんを女として抱いてみたい……そんな気持ちだ。

そして、二人で普通のラブホテルに入った。いおりくんは、ラブホテル自体に入るのも初めてということで、ガチガチに緊張していた。
そして、フロントのパネルで部屋を選び、エレベータに乗る。
『バ、バレてないですかね?』
いおりくんは、やたらと心配する。別に男同士だとしても、多分何も言われないはずだ。
「全然平気だって。こうやって近くで見ると、ますます可愛いな」
思った通りのことを言っただけだが、いおりくんはまた激しく照れていた。

そして部屋に入ると、
『へぇ……こんな感じなんですね。カズさんはよく来るんですか?』
「たまにね。たいてい女の部屋行っちゃうけど」
『モテそうですもんねw』
「いやいや、いおりもかなりモテるんじゃない?」
『全然です! 僕、暗いし、コミュ障だし』
「へぇ……じゃあさ、俺と友達になろうよ。アナニー友達にw」
『ふふw ハイ! よろしくです!』
この時の、いおりくんの笑顔に、俺はやられたのかもしれない。

「じゃあさ、どうする? 俺は中綺麗にしてきたけど、いおりは?」
『ま、まだです……ゴメンなさい……お風呂でして来ます……』
「どうやってやってる?」
『エッ? そ、その……プラのシリンジ使ってます』
「大きさは?」
『200ccのヤツです』
「それじゃ、時間かかるだろ? シャワ浣とかしないの」
『え? しゃわかん?』
「あ、知らないんだ。教えようか?」
『エッ? 出すの、見せるって事ですか?』
「いやいや、そんな趣味はないよw まぁいいや、ちょっとおいで」
そう言って、いおりくんを浴室に連れて行き、シャワーヘッドを外してやるシャワ浣を教えた。

「じゃあ、待ってるよ」
俺はそう言うと、ベッドに寝転がった。この後、どうやって相互アナニーをしようかと考えていた。やっぱり、自分がアナニーをするのを見せるのは、ちょっと抵抗がある。まずは、いおりくんにやらせようと思った。

そして、待ってるうちに少しウトウトしてしまったが、人の気配にハッと起きると、すぐ近くにいおりくんがいた。
いおりくんは、さっきよりも女の子になっていた。しっかりしたメイクをして、髪も肩まで伸びていた。もちろんウィッグだと思うが、あまりにもナチュラルで似合っていた。

そして、ピンク色のキャミソールというか、前でヒモでとじるような、前開きのセクシーなランジェリーを身にまとっている。
スケスケで、乳首まで見えているが、当然まな板状態でぺったんこだ。
下は、ピンク色のホットパンツっぽいショーツを身につけている。さすがに、女の子が穿くようなショーツでは、はみ出てしまうからだと思う。俺も最近、加奈子に女装をさせられた。女物のランジェリーを身につけ、メイクもされて、俺は身も心もメスになった。
なので、いおりくんの気持ちはよくわかった。女装してアナニーした方が、絶対に気持ち良い。

いおりくんは、首にはリボンのチョーカーをしていて、2次元を超越したくらい可愛らしい男の娘だった。

『おかしい……ですよね? いつもこの格好でしてるから……見苦しかったら、着替えますね……』
いおりくんは、本気で言っているみたいだった。自分の完成度がわかっていないのに驚く。コレが見苦しかったら、見苦しくない男の娘なんて、大島薫くらいになってしまう。

ここで気がついた。いおりくんは大島薫にそっくりだ。アナニーネタ探しで、色々なニューハーフモノ、男の娘モノを見た。その中で、橘芹那と大島薫は凄くキタ。女の子そのもののルックスに、俺のに迫るほどの巨根。メチャメチャにアナルを犯して欲しいと思ってしまった……。

今目の前には、その2人よりも若くて可愛い、いおりくんがいる。興奮で押し倒したくなる。

「全然見苦しくないよ。俺も同じ事してるし、平気だよ」
『え? カズさんも女装してるんですか?』
「あぁ、バリバリね」
『今日は持ってきてないんですか?』
「あぁ、自分では持ってないから。セフレの人妻にメイクとか下着借りてるよw」
『えぇっ!? セフレの人と、女装プレイとかするんですか?』
「そうだよ。ペニスバンド着けてもらって、ガンガン突いてもらうよ」
隠しても仕方ないので、正直に言う。
『凄い……いいなぁ……』
いおりくんはボソッと言う。それにしても、見とれてしまうくらいの可愛い女の子姿だ。正直、ちょっとジェラシーを感じる。俺も、自分の女装にはちょっと自信がある。でも、いおりくんには勝てないと思う。

「じゃあさ、いつもみたいにやってみてよ」
『……はい……じゃあ、見てて下さい……』
そう言うと、いおりはベッドに上がり、ペタンと女の子座りをする。そして、持ってきたポーチからローションボトルと、ディルドを取り出した。
いおりくんが取り出したディルドを見て、少し驚いた。何となく、いおりくんは小さなオモチャで遊んでいると思っていたが、結構デカかった。
俺のほどではないが、日本人基準で考えるとすごく大きいという感じで、なかなか迫力があった。

「けっこうデカいの使ってるんだね!」
『え? そうなんですか? 自分のと同じくらいの選んだんで……』
キョトンとした顔で言ういおりくん。この言葉で、俺もうずき出してしまった。そのディルドと同じサイズ? 俺は、嬉しくなってしまった。女っぽい見た目しか期待していなかったいおりくんが、まさかの巨根? 多分俺は、メスの顔になっていたと思う。

「そっか、いつもやるみたいにやってみてよ」
『は、はい……見てて下さい……』
いおりは、うわずった声で、ほんのり頬を赤くしながら言う。コレだけ見ていると、本当にウブな女の子という感じだ。ショーツも、そんな巨根が収まっているとは思えないくらい盛り上がりもない感じで、ホントは女なんじゃないのか? と思ってしまう。

いおりくんは、そのディルドを両手で持つと、自分の顔のところに持っていく。そして舌を出したと思うと、チロチロと舐め始めた。
スケスケのキャミに、ぺったんこの胸。そして、ホットパンツっぽいショーツ。その股間部分が、どんどん盛り上がっていく。いおりくんは、ディルドを舐めることでスイッチが入っていったようだ。

そして、トロンとした顔でディルドをくわえる。女でも、ここまでとろけた顔でフェラする子を見たことがない。

大きく口を開け、ディルドをズポズポ出し入れするいおりくん。そして、どんどん膨らむショーツ。結局いおりくんのチンポは、ホットパンツっぽいショーツにもかかわらず、先っぽが飛びだした。

あれ? 俺のよりデカいんじゃね? と思いながら、フル勃起する俺。もう我慢できなくなった。俺は疑似フェラを続けるいおりくんに近づき、はみ出たチンポを握ってみた。
『あぁっ! ダメぇ……触っちゃダメ……ン……』
いおりは、ダメと言いながらも、とろけた顔のまま俺を見つめる。初めて触る他人の勃起チンポは、変な感じだった。自分のとはまったく違う感じがする。固いけど、柔らかいという不思議な感じだ。そして、妙に熱く感じる。
俺は、ガマン汁があふれているいおりくんの亀頭を、そのガマン汁でヌルヌルにして責めてみた。
『ンッ! く、あっ! それ、凄いぃ……あ、あっ!』
いおりくんは、もう可愛い声を漏らす。しゃべっているときは、男としては高めかもしれないが、やっぱり女の子と比べると低い声だった。でも、あえぎ始めたいおりくんは、女の子の声質だった。多分、意識してはいないけど、自然と女っぽい声を出してしまうのだと思う。俺も同じだからわかるw

俺は、あえぎ続けるいおりくんのチンポから手を離した。 
「ごめんね、相互アナニーだったよね? つい触っちゃったよw」
『そんな! 謝らないで下さい! 全然イヤじゃなかったです。その……カズさんさえよければ、あの……女の子にするみたいに……ううん……女の子として扱って欲しいです……』
顔を真っ赤にして切れ切れに言う。

「え? 俺は全然かまわないよ。じゃあ、そこに寝てごらん」
俺は、予想外に思い通りに事が進み、ちょっとテンションが上がってきた。いおりくんに、その大きなチンポをアナルに入れてもらいたい気持ちもあるが、今はオスの本能が強い感じだ。

ディルドを横に置き、ベッドに寝転がるいおりくん。頬を赤く染めて、上目づかいで俺を見つめている。俺は、いおりくんの横に寝転がり、腕枕をしながら頭を撫でてみた。
ウィッグの人工的な手触りがするが、まるっきり女の子にしているような気持ちになる。

『カズさん、すっごくドキドキします……なんか、す、好きになっちゃいそうです……』
「あれ? いおりは心も女の子なの?」
『ち、違います! 女装してるときだけです! いつもは女の子が好きです!』
「フ~ンw いおりは、彼女いるの?」
『いないです』
「童貞?」
『……』
黙ってうなずくいおりくん。

「童貞捨てるより先に、処女捨ててもいいの?」
『えっ? 最後まで、するんですか?』
「あ、嫌ならいいよ。途中までで全然OK」
『イヤじゃないです……』
そう言って、俺の胸に頬を乗せてくるいおりくん。なんか、俺の中でまた新しい何かが目覚めそうだった。

俺は頭を撫でていた手で、いおりくんの乳首を触る。スケスケのキャミの上から、丸見えの乳首を触ると、コリコリに固くなっていた。
『んンッ! ン、ア……』
「乳首感じるの?」
『は、はいぃ……凄く感じちゃいます……』
「ねぇ、女の子のしゃべり方した方がもっと気持ち良くなるよ。経験談だけどw」
『は、はい……いおりの乳首……もっと触ってぇ……』
恥ずかしそうに女の子っぽいしゃべり方をするいおりくん。これはますますヤバいと思った。
俺は多分、余裕で100人以上の女とセックスをしている。アナルに目覚めてからは、加奈子がぶっちぎりに一番のセフレだった。でも、いおりはそれを越えると直感した。加奈子より若く、加奈子より可愛く、加奈子にはない巨根がある。そして何よりも、クソ淫乱な加奈子と違い、いおりには恥じらいがある。

俺は、指で弾くように、つまむように乳首を責める。
『あっ! あぁっ! ンあっ! 気持ちイイぃ! カズさん、気持ち良いよぉっ! もっとしてぇ……』
潤んだ目で俺を見ながら言ういおりくん。首のリボンのチョーカーがメチャクチャ可愛い。

俺は急に思いだして、カバンからピンクのガーターリングを取り出した。ガーターリングは、俺の好みでよくセフレに着けさせていたけど、今では俺が着ける立場になってしまったw

「これ着けてごらん」
『うわぁ! すっごく可愛いです!』
そう言って、嬉しそうに太ももに装着するいおりくん。
ズキュンと胸を撃ち抜かれたように感じた。見た目は完全に清純少女。ぺったんこの胸に、スケスケのキャミ。それに、首のチョーカーと、太もものガーターリング。
男の本能を直撃するエロい姿だ。そしてとどめに、ショーツからはみ出す巨根……。
2次元は実現可能! そう思うほど、完璧な男の娘だ。

『可愛いですか?』
少しうつむきながら、上目づかいに言ういおりくん。俺は、思わずキスをしてしまった。相手は男……そんな事はまったく考えず、女にするようにキスをした。いおりくんは、固まったような感じで驚いていたが、俺のキスに力が抜けていくのがわかる。
俺は経験が豊富なので、それなりにキスも上手いと思う。自分のテクニックの全てを、いおりくんにぶつけてみた。

すると、ぎこちなくいおりくんの舌が絡みついてきた。俺はそのぎこちなさに、興奮がヤバいことになって行く。

長い時間キスをしたまま抱きしめていたが、そのまま押し倒してみた。キスをしながらベッドに倒れ込む二人。やっぱり難しくて、唇が離れてしまう。すると、離れた瞬間、いおりくんが大慌てで唇を重ねてきた。

【寝取られ】急にいなくなってしまった妻が 【体験談】

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妻のまりやが、ある日いきなりいなくなった。
結婚して6年過ぎ、子供も小学校に上がって幸せな毎日だと思っていた。それが、一枚の書き置きだけを残していなくなってしまった。

まりやは29歳の専業主婦で、170cmと長身だが、童顔というかちょっと眠たい顔をしている。モデルの西内まりやに似てると言われることがちょくちょくあって、本人も意識して同じような髪型にしたりしていた。
僕と知り合ったのは病院で、バイクで事故って入院した病院にいたのがナースのまりやだった。

背が高いので、普通のナース服がちょっとミニスカっぽくなっているのと、胸のところが凄く盛り上がっているのが強烈な第一印象だった。

ただ、見た目はマイルドで童顔なのに、中身は結構キツくて、入院しているおっさんや若い子達にセクハラっぽいことを言われると、汚物を見るような目で、
『奧さん(お母さん)に警告しときますね』
と言い、本当に実行する強気な女だった。

僕は生まれつきの弱気が功を奏し、変なことを言ったり、手を握ったりしない”良い患者”という地位を獲得した。
入院していた1ヶ月弱の間で、かなり親しくなって、雑談とかもよくしたが、番号の交換やメルアドの交換などは出来なかった。

そして、退院するときに、僕の腕に包帯を巻くと、
『じゃあ、元気でね#12316;』
と、サバサバと僕に別れを告げて仕事に戻ってしまった。
勇気を出せばよかったなぁと後悔しながら家に帰り、風呂に入るときに包帯をほどくと、手紙が入っていた。
強気でサバサバした彼女が書いたとは思えない、丸っこい文字にハートや顔文字だらけの手紙には、メルアドと携帯電話の番号が書いてあった。

僕は、その奇跡を逃がさずに必死で捕まえて、結婚まで行けた。尻に敷かれながらも、とにかく幸せな毎日で、よい家庭を築けたと思っていた。
妊娠を機にナースを辞めたまりやは、専業主婦になり、良き奧さんになった。見た目がすべてだなんて思っていないが、家に帰るとまりやがいるというのは、本当に幸せだった。
美人は三日で飽きるなんて言うが、アレはウソだ。ブスが流しているデマだと思う。

まりやのことは、一日中眺めていても飽きない。
『どうしたの? なにボーッと見てんの?』
いつもボーッと見とれる僕に、まりやは照れくさそうにそう言っていた。
「いや、可愛いなぁ#12316;って」
『バッカじゃないの! 結婚して何年経つと思ってんの!』
と、怒られるのもいつものことだった。それでも、
「何年経っても、可愛いものは可愛いしw」
『バカ……ありがとう』
頬を赤くしてありがとうと言うまりやを、一生離さないと誓ったものだ。

それが、書き置き一枚置いていなくなってしまった……。
”手紙が届くまで待ってて下さい”
それだけしか書いてない書き置き……。

この日から、本当に大変な日々が始まった。まりやの携帯に電話をかけたりしたが、電源が入っていないし、心当たりを当たっても消息は不明だった……。

両方の実家に電話をしようか迷いに迷ったが、とりあえず止めた。恥をさらしたくないという気持ちが勝ってしまったからだ。
そして、息子の小学校のこともあり、仕方なく妹に頭を下げた。
僕の妹は、自宅で翻訳系の仕事をしてるので、時間がどうとでもなる上に、パソコンと資料があればどこでも仕事が出来るという事で、家に来てくれることになった。

息子の翔とは、もともとゲームとかで一緒によく遊んでいたので、仲も良かった。
『どーせ浮気でもしたんでしょ? ほんと、まりやさんみたいな美人、逃がしちゃダメでしょ!?』
と、僕に非があるのが確定のように言う。当然、浮気なんて一度もしたことがないし、本当に心当たりがないので、僕自身どうして? と、思い続けている。でも、理由はわからないが、僕に落ち度があったんだろうとは思っていた。

そして2日が過ぎると、自宅ではなく、僕の勤務先にレターパックが届いた。慌てて中を開けると、DVDが一枚入っているだけだった。
不思議に思いながら会社のノートパソコンに入れてみると、動画のDVDで、すぐに画が映った。ドアップで映るまりや。慌てて動画を消して周りを見た。幸い誰にも見られていなかったので、ノートパソコンをカバンに詰めて、会社の倉庫に向かった。

倉庫にはほとんど人が来ない上に、入り口が一つなので、ノートパソコンを取り出してイヤホンをして再生を始めた。
画面いっぱいにまりやの美しい顔が映る。あまりにもアップだが、まりやの顔が見れたことで、少しホッとした。
『心配かけてごめんね。私ね、もうマナブのじゃダメなんだ……全然気持ち良くないんだもん……私ね、これくらいしてくれないとイケないんだ!』
その言葉と同時に、カメラが引きになる。

まりやは、上はいつも着ているニットのセーターだったが、下は裸でその股間には腕が生えていた。
全体が映ると、状況がよくわかった。

広い部屋の真ん中で、大きなテーブルの上に乗っているまりや。そして、すぐ横にいる男の腕が、まりやのアソコに入っている……。
その男は、見るからにナヨッとした若い男で、スケスケのキャミソールというか、ネグリジェみたいなものを身につけている。髪も長く、顔も女にしか見えない。その股間の勃起したペニスがなければ、女の子だと思ったと思う。
そして、その女装してる男の子の腕が、まりやのアソコに突き刺さっている状況……。
人生でこんなにパニックになったことはない。

まりやは、カメラ目線のまま続ける。
『ねぇ、イクところ、見てくれる?』
まりやが、少しうわずった声で言うと、
「ほら、イカせてやれw」
と、カメラの方から声がした。少なくても、女装の男の子以外にもう一人男がいるようだ。僕は、本当に動くことも出来ず、呼吸すら忘れそうな状態だった。

男の言葉に反応して、女装の男の子が腕を動かし始めた。それは、全く遠慮のない動きで、思い切り腕を抜き差しする勢いで始まった。
『おごぉぉっ! カッ、ハァっ! ンギィィィーーーっ! うぉあぁっー!!』
カメラを見つめたまま、苦悶の表情で叫ぶまりや。そして、全くの無表情で腕を抜き差しする男の子。よく見ると、女装の男の子はゾクっとするほどの美形だ。股間のモノさえ見えなければ、女の子であることを疑う人はいないと思う。

苦しそうに叫び続けるまりや。ここでやっと僕は理解した。
まりやは誘拐されてひどい目にあっていると……すぐに警察に! と、思った瞬間、
『イィィーーグゥゥゥーーイグイグゥゥッッ!! おおお゛お゛お゛ぉっっ!!』
と、画面の中のまりやが絶叫しながら凄い勢いで潮を吹き始めた。男の子の腕の動きに合わせて、股間から透明の液体をほとばしらせる彼女を見て、警察へ行かなくてはという気持ちが一瞬で消えてしまった。

拳がアソコに入っているだけでも驚きなのに、潮吹きするまりやにも驚いた。当然、まりやのそんな姿は見た事もなかったし、過去に付き合った女性のそんな姿も見た事がない。

無表情で機械的に腕を動かす男の子。ふと気がつくと、グチョグチョという大きな音が響いている。まりやが壊れてしまわないか? そんな恐怖にとらわれてしまう。
よく見ると、男の子の腕がまりやの体内に押し込まれるたびに、まりやのお腹の一部がポコンと膨らむ感じがある。舌で口の中から頬を押すと、ポコンとする感じだ。エイリアンの幼虫が体内から飛び出る瞬間みたいな感じとも言えると思う。

『あギッ! ウゥおぉっんっ! イィッグゥッ!! オマンコこわれるぅッッ!! アガッ! アガがッッアッ!! イグぅっイグぅっ!! オマンコイグぅっ!! ぎぼじぃい゛ぃッッ!!』
まりやは、痛がるどころか感じているようだ。イキまくって、潮をまき散らしているようだ……。

レイプではない? 無理矢理ではない? もう、何が何だかわからなくなってきた……。

女装した男の子は、まりやが絶叫していてもまったく無表情で腕をグチョングチョンと、まりやの体内に打ち込み続ける。

『オオオォおおぉお゛お゛お゛お゛お゛ぉっっ!! もっとぉッ!! 子宮ぶっ壊してっ!! ゴンゴンしてぇっ!! ウウうぅウウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ぅぅっ!!! おごぉっっ!! ンぎぃっ!!』
そして、さっきとは違い、黄色っぽい液体を飛ばし始めた。腕が押し込まれたときに強く飛び、引き抜かれたときに勢いが弱まり、押し込まれるとまた強く飛ぶ尿。
まりやは、その可愛らしい顔を醜く歪めて、歯を食いしばるようにしている。そして、言葉になっていない獣じみた叫び声を上げ続ける。

「よし、いったんストップ」
カメラ側から男の声がすると、女装の男の子が腕を止めた。

『なんでぇッ!? もっとぉッ! もっとパンチしてっ!! 子宮パンチしてっ!! まだイキ足りないよぉっ!! 早くっ!!』
まりやは、腰を自分で動かそうとする。嫌がるどころか、もっとしろとおねだりをするまりや。
こんなんじゃ、警察になど行けない……どうしたらいい? なんで? どこにいる? そいつらは誰だ? もう、頭の中が爆発しそうだ。

すると、カメラが移動する。まりやを正面から撮っていたが、後ろに回ろうとする。カメラが動いた事で、まりやの股間部分が多少アップになるが、男の子の腕が刺さっているだけではなく、下の毛がまったくない。そして、ツルツルになった恥丘あたりに、何か落書きみたいなモノがしてあるのが見えた。なにが書いてあるかまでは読み取れないが、下の毛がない事に驚いた。

最後にまりやの裸をみたのは、1ヶ月くらい前だったと思う。息子が生まれて以来、めっきり少なくなってしまったセックスの時だったはずだ。その時は、普通にへアはあった。

そしてカメラがまりやの後ろに回り込むと、お尻が見える。そして、アソコに刺さった男の子の腕のすぐ上に、黒くて丸いモノが映る。
それは、まりやのお尻に刺さっているように見えた。そして、その黒いモノの底の部分には、鎖が生えている。

カメラに、すっと腕がフレームインしてきた。そして、垂れ下がっている鎖を掴む。そして、無造作に引っ張り始めた。

『あぁっ! ゆ、ゆっくりして下さい……ウゥあっ! も、もっとぉ、ゆっくり、いぃ……』
まりやが苦しそうな声をあげる。鎖はピンと張り詰めた感じで、結構な力がかかっているのがわかる。
そして、黒いモノがまりやのお尻から引っ張り出されていく。ググッと盛り上がるまりやのアナルがはっきりと映っている。毛もなく綺麗なアナルで、僕は初めて見た。まりやとセックスしているときに、バックスタイルになると何となく見えている気はするが、こんなにはっきりと見た事はない。

そしてその黒いモノは、シリコンっぽい素材感で、引き出されて行くに従い、広がるというか大きくなる感じだ。
ラグビーボールのような形状なのか、引っ張り出されるに従い大きくなるその物体は、栓みたいな感じになっているようだ。

「ほら、力抜かないと。プラグ抜けないぞ」
男がまりやに指示をする。どうやら、まりやのアナル内に押し込まれているモノは、プラグと言うらしい。
そしてそれは、驚くほど大きいモノのようだ。すでに、ゴルフボール以上の大きさ……もしかしたら、野球のボールくらいあるのでは? と思うくらい、まりやのアナルを押し広げている感じだ。
『で、でも……今抜いたら……』
「全部見せるんだろ? お前の真の姿をw」
『……はい……』
迷いながらと言う感じで返事をするまりや。そして、深く息を吐き始める。力を抜こうとしている感じだ。

そして、鎖を握っていた男の手は、まりやのアナルから顔を出しているプラグの本体を掴んだ。
すでにまりやのアナルは、250mlの缶ジュースの直径くらい広がっているように見える。

そして、男はさらに力を込めてプラグを抜き始める。
『ウゥッ! あ、アッ! ダメぇ、抜いたら……アッ! 抜いちゃ、あ、あぁっ! だめぇっっ!!』
まりやが絶叫すると同時に、その信じられないくらい太いプラグが、スポンと言う感じでまりやのアナルから引き抜かれた。

すると同時に、白い液体が勢いよく噴出した。信じられないくらいの勢いで、2#12316;3mは飛んでいく液体。
ブシューッッ!! と言うような音を立てて、どんどん噴き出す白濁した液体。
『イヤあぁぁぁっっ!! 見ちゃダメっ! 見ないでぇッ!! ア、あぁっ!ダメぇ、で、でるぅッ!!』
男の子の腕を股間に収めたまま、アナルから白い液体を噴出していたまりやが、泣きながら叫ぶ。

すると、飛び散る白い液体に、茶色い固形物が混じり始めた。それすら勢いよく飛ぶが、大きな塊はそのまままりやの真下に落ちていく。

ブビッ! ブブッ! と言う、破裂音を響かせながら、排泄物をぶちまけていくまりや。白い液体が出なくなり、固形物がモリモリモリっとまりやの足下に積み重なっていく。
思わず目を背けてしまった。いくら愛する妻であっても、排泄している姿などは見ていられない。

しかし、耳にはめたままのイヤホンからは、
ブビッ! ブブブッ! と言う空気が震えるような音と、
『ヤァァッ! 見ないでぇッ! お、お願いぃっ! あぁぁ、とまらないぃ……ウゥあぁっ!』
と、悲鳴が続く。
愛する妻の悲鳴を聞き、また画面に視線を戻すと、まりやのアナルからまだ排泄物が出続けていた。どれだけ出るんだ? と言う驚きと、まりやでも大きい方をするんだという驚きで、体が痺れたような感じになる。

モデル張りに美人で可愛いまりや。自慢の妻だった。それが、こんな姿をカメラに晒している。少なくても2人の男性の前で、とめどなく排泄を続けるまりや。

やっとそれが終わったと思うと、
「ほら、掻き出してやれ」
と、カメラの方から声がした。
『はぁ#12316;い』
男の子が返事をしたが、声まで女の子みたいだった。

なにが起きる? なにをするつもりだ? 緊張し、嫌な予感しかしないのに、画面から目が離せなくなっている僕。

『だ、めぇ……やめ、て……』
絞り出すように言うまりや。

男の子は、いきなりまりやの膣内に押し込んでいた拳を引き抜いた。
『ヒィィンッ!! うぅぉぅっ!!』
短く吠えるまりや。そして、引き抜いたショックのためか、まりやのアナルからボトボトっと排泄物が漏れ落ちた。

この悲惨な状況でも、男の子は無表情で淡々としている。なぜ女装なのか、なぜしゃべらないのか、まりやとの関係は? 疑問はつきないが、男の子は今度はまりやのアナルに拳を押し込み始めた。

指を伸ばしてすぼめるようにしてではなく、拳を握ったまま、無造作にまりやのアナルに押し込んでいく男の子。
いくら何でも、そんなのは無理だ! と、叫びそうになったが、あっさりと拳が埋没してしまった……。
『んん゛ん゛ん゛ん゛ッッ!! おぉオオオおぉっ!!』
アナルに拳を突っ込まれて、獣のように叫ぶまりや。こんな姿は、当然見た事がない。まりやは、いつも姉さん的な感じで、常に冷静なイメージだった。それが、涙でグチャグチャになった顔で、獣のように絶叫する姿など、欠片も想像した事がない。

男の子は拳を押し込むと、さらに押し込んでいく。驚いた事に、腕がどんどん入っていく……手首の部分も消え、前腕が半分ほども入ってしまう。
『おっごごごぉぅっっ!! ぐぅアッ!! イィイィンッグゥッッ!! ケツマンゴイ゛グゥ゛ゥ゛ッッ!!!』
まりやは、その可愛い顔から出たとは思えないくらいの汚い言葉を吐き出しながら、全身を痙攣させている。

そして、さらに男の子は腕を押し込んでいく……信じられない光景だ。マジックのように思えてしまう。押し込まれた腕は、前腕の半分を超えて、肘のところまで入ってしまった……。

そんな所まで入るのか? 解剖学的に無理なのでは? どうなっているんだ? もう、頭の中も真っ白だ。

そして、男の子はイキなり腕を引き抜いた。手品のように、肘から先がまりやのアナルに消えていたのに、それを一気に全て引き抜く男の子。
『ン゛お゛ぉ゛っ゛っ゛!!』
体を限界までのけ反らせて、痙攣するまりや。そして、腕が引き抜かれると、またボトボトっと排泄物が漏れ落ちた……。

直接手で腸内のモノを掻き出したように見える。こんなことが出来るなんて、とても信じられない。
なぜまりやが? 自分の意思なのだろうか?

男の子は、すぐにまた腕を突っ込んで行く。
『ヒィ、あ……ア、うぅ……』
息も絶え絶えで、うめき声しか出ないまりや。でも、腕はまた肘まで挿入されてしまった。
「あれやってみてw」
カメラの方から、楽しそうな男の声がする。
そしてカメラが正面に回り込む。すると、まりやのヘソのあたりが、ポコンと拳ほどの大きさで盛り上がっている。さっき、膣に拳を入れられているときにも多少そうなっていたが、位置がもっと低いところだった。

確かに、腕が肘まで腸内に入っているという状況からも、ヘソのあたりまで腕が行っているのはわかるが、実際にこんなにはっきりとヘソのあたりに拳が浮き出てくると、驚いてしまう。内蔵は大丈夫なのか? 腸は破れないのか? 本当に、嫌な汗が出てくる。

そして、ふたたび男の子が腕を一気に引き抜くと、
『ぐぎぃ゛っ゛!』
と、短くうめいて、まりやはテーブルにへたり込んでしまった。膝と胸がテーブルに付き、腰が上がっている感じになっていて、四つん這いに近い状況だ。

カメラがまりやの後ろに回り込むと、アナルがパックリと開いていて、中が丸見えになっている。ピンクというか、赤い肉壁がうごめいている感じで、とても人のアナルには見えない。そして、限界まで広がってしまっているように見えるアナルは、もう元には戻らないのではないか? それを言ったら、膣ももう元に戻らないのではないか……絶望的な気持ちになる。

テーブルの上や周辺は、まりやの排泄物と尿や潮で酷い状況になっている。でも、よく見ると床がリノリウムみたいな感じで、普通の部屋の床ではないように見える。
もしかしたら、こう言うことをするための部屋なのかも知れない。

僕は結局、唖然としたままここまで見てしまった。最初は助けなきゃと思っていたのに、ここまで見てしまって、その気持ちもなくなってしまった。どう見ても、まりやは感じているように見えるし、無理矢理という感じはない。

それに、膣にしてもアナルにしても、ここまでの拡張を行うには、長い時間がかかったはずだ。僕は、それにまったく気がつかなかった。
数は少ないとはいえ、セックスもしていたし、1ヶ月ほど前にもした。まりやのアソコは、特に緩くなっている感覚もなく、普通に僕もイクことが出来た。

あんなに拡げられてガバガバになっているのに、気がつかないなんてあり得るのだろうか?

そして、僕はどうしたら良いのだろう? これは、僕と別れるという意思表示なのだろうか? あんなに可愛がっていた息子のことはどうするつもりなんだろう? 息子とは、いつも手を繋いで歩き、熱が出たときは寝ずに看病するような母親だったのに、捨てるつもりなんだろうか?

これは、手が込んだドッキリなのか? そんな風に現実から逃れようとしていると、画面の中のまりやに、放水が始まった。普通の庭で使うような緑のホースで水をぶっかける男の子。ホースの先をつまんで、勢いをよくしている。テーブルの上の排泄物も、床の水たまりも、それでどんどん流していく。

部屋の奥の方に、排水溝のようなモノがあり、そこにどんどん流されていく。
そして、テーブルも床も、まりやも綺麗にすると、男の子はホースをまりやのポッカリ開いているアナルに差し込んだ。

ビクンと跳ねるように体を起こし、膝立ちみたいになるまりや。
『抜いてぇっ! あ、アガあぁアガあがぁ……破れるうぅ……イヤァァ……』
まりやが、恐怖に彩られた声で言う。

「お、膨らんできたw もっと入るだろ?」
男の楽しそうな声がする。男の子は、ニコッと笑ってそのままホースを外さない。初めて男の子が笑う顔を見たが、ドキッとするくらい可愛かった。まりやと同じくらい可愛いと思った。でも、その可愛らしい笑顔の下で、ネグリジェを盛り上げているペニスがある。まりやに酷いことをしながら、ずっと勃起している男の子。何かが壊れているように思った。

そして、男の言葉どおり、まりやのお腹が膨らんでいるのがわかる。こんなにはっきりとわかるくらい膨らむお腹……何リットル入れられているのだろう? 危険はないのだろうか?

そして、妊娠かと思うくらい膨らむと、水が止まった。多分、カメラに映っていないところで、男が蛇口をひねったのだと思う。

水が止まり、少し不満そうな顔になる男の子。
『あああぁっっっ!! ダメぇっっーーーーぇっ!!』
まりやが絶叫すると、ホースが飛びだし、水が凄い勢いで吹き出していく。体内の圧力だけで、どうしてこんなに飛ぶのだろう? と、不思議に思うくらいの勢いで、透明の水が噴水のように噴き出していく。

『ウゥぅうっぅうーーっっ!! イクぅっ!! いいぃい゛い゛い゛ぐぅぅぅ!!!』
アナルから水を吹き出しながら、イクと絶叫したまりや。この状況で、快感を感じているのだろうか? とても信じられない……。

「綺麗になったなw よし、始めるかw」
男がそんな事を言いながら、カメラを置いた。固定アングルになったカメラの前に、男が姿を現す。

男は30代後半くらいだろうか? 引き締まった無駄のない体をしている。体つきのせいで若く見えるだけで、もっと歳が行っているのかもしれない。
イケメンとかそういう感じではなく、温和そうな顔をしている。松山ケンイチとかああいう系統だと思う。

全裸の男は、女装の男の子とは違い、勃起していない状態だ。長いものが垂れ下がっている。その状態でもデカいと分かる大きさだが、まりやのこんな姿を見ても、まったく勃起していないのはなぜだろう?

男はまりやに近づくと、無造作にキスをした。まりやは、嬉しそうに男に抱きつき、自分から舌を絡めている。
ここまでの動画は、衝撃的ではあったが、浮気されているという感覚はまったくなかった。驚きと心配だけだった。
でも、自分から積極的に他の男とキスをするまりやの姿を見て、初めて寝取られたということを理解した……。

『僕もしてよぉっ! ズルイ!』
男の子が、不満そうに割って入る。そして、まりやを押しのけるようにして男とキスをする。見た目が女の子でも、股間に勃起したペニスがある男の子と、普通にキスをする男。それどころか、キスをしながら男の子のペニスを触り始めた。ネグリジェの上からペニスを触られて、モゾモゾし始める男の子。興奮しているのが見て取れる。

『じゃあ、私はこっち#9825;』
まりやが楽しそうに言いながら、男のペニスを舐め始めた。愛おしそうに、丁寧に男のペニスを舐めるまりや。見ていられない……でも、目が離せない……。

そして、ムクムクと大きくなっていく男のペニス。それは、ちょっと規格外に大きく、まりやの小さな顔と、同じくらいの長さがあるように見える。
太さも相当なもので、さっきの男の子のこぶし程ではないと思うが、近いモノがありそうだ。

【寝取られ】婚約者を御曹司に肉体改造された完 【体験談】

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僕には、学生時代にイジメの対象になり、イジメっ子の性のはけ口になった過去があった。僕は彼に雌としてしつけられ、身も心も雌になっていた。

でも、卒業を機にその甘い地獄から逃げ出し、普通に女性の恋人も出来た。そして、その恋人のさとみさんと、結婚することを意識するようになっていたある日、僕は新しい地獄に堕ちた。

#8212;#8212;僕は今、恋人のさとみさんに、正常位で責められている。さとみさんがはいている革のショーツには、直径6cmはあるペニスバンドが生えていて、その極太が僕のアナルに根元まで突き刺さり、容赦なくピストンをされている。

「ダメぇっ! おかしくなるっ! さとみさん、ダメっ! 死んじゃうっ! あぁっ! あぁーっ!!」
僕は、雌の声で叫ぶ。声帯も中須さんにいじられ、改造され、本当に女の子みたいな声になった。
僕は、もう見た目は完全な女の子だ。髪も肩よりも長く、ゆるふわなカールがかかった可愛らしい髪型だ。そして、整形手術によって、もともと女顔だった僕は、女の子そのものの顔になった。目もぱっちり二重で、アゴやエラなども、よりか弱い感じに見えるように削られた。

胸も豊胸手術をされて、Dカップはある。まだ日本では承認されていない素材を使った手術だそうで、見た目は豊胸丸わかりではなく、驚くほどナチュラルだ。
一度、胃腸炎を起こしてしまったときに、中須さんの病院で診察を受けたが、その医者に本当に驚かれた。医者の目で見ても、女の胸にしか見えなかったそうだ。

そして、全身を完全脱毛されて、睾丸まで摘出された。もう、家族にも会えない……そうあきらめている。でも、中須さんに抱かれると、そんな事はどうでも良くなってしまう……。

『ほら、死ねっ! オカマの変態は死んじゃえ!』
さとみさんは、そんな口汚いことを叫びながら、腰を振る。さとみさんは、すっかりと男役が上手になった。力強く、それでいて的確に僕の前立腺を削る。
「ンおぉぉっ! ダメぇっ! のぞみイクぅっ! イッちゃぅっ! ンハァァッ!!」
僕は、耐えきれずに叫びながら射精した。小さな僕のおちんちんから、白い液体が飛び散る。でも、睾丸を摘出された影響か、色がうすい気がする。

自分のお腹や胸に精液をまき散らしながら、僕は狂いそうな程の快感に、恐怖していた。
さとみさんは、僕のお腹や胸の精液を指で集めると、それを僕の口の中に押し込んできた。自分の精液の、生臭い味と臭いが口の中いっぱいに広がるが、それに興奮する僕がいる。

『ほら、どうしたいの? もっと欲しいんでしょ?』
さとみさんが、小馬鹿にするように言う。さとみさんは、いわゆる黒ギャルの見た目だ。元々は、黒髪で白い肌、野暮ったい顔の眼鏡女子だった。彼氏の僕の目から見ても、美人とは言えないルックスだった。
それが今は、誰が見ても美女と言われるくらいのルックスだ。ほとんど金髪の髪、スッと通った鼻筋に、大きく開いた目頭、そして、ブルーの瞳。
僕は初めて見たとき、カラーコンタクトだと思っていた。でもそれは、いわゆるタトゥーだった。白目にタトゥーなんて、信じられなかった。でも、アメリカではすでに流行りつつあるそうだ。

そんなブルーの目で見つめられながら、もっと欲しいんでしょ? と言われると、ゾクゾクする。そして、もっとして欲しくてたまらなくなる。まるで、催眠術にでもかかったみたいになる。

「欲しいです……もっとして下さい」
僕は、肉の快感に負けっぱなしだ。

それにしても、結婚まで考えていた相手を寝取られ、改造され、僕は絶望的な状況にいると思う。そのうえ、その大切な愛する彼女に、僕は女として責められている。
そんな異常な状況なのに、気持ち良すぎて、止めようとは少しも思わない……。

『変態w もうすぐ結婚式なんだから、シャキッとしてよw』
さとみさんは、馬鹿にした口調で言いながら、腰を振り始める。イッたばかりの僕なのに、すぐにスイッチが入ってしまう。その極太のペニスバンドが、僕の前立腺をゴリンゴリンと削るたびに、幸せに包まれてしまう。どう見ても不幸の絶頂にいるはずの僕が、多幸感で顔がにやけている姿は、端から見ると気が狂ったとしか見えないと思う。

そしてさとみさんは、結婚式のことを引き合いに出した。僕とさとみさんは、こんな状態なのに、来週結婚する。と言っても、僕もさとみさんも、もう家族には会えない姿なので、二人だけでの式だ。すべて、中須さんが段取ってくれている。

僕は正直に言って、さとみさんが僕と結婚してくれるのが信じられなかった。もう、僕のことなんて、変態女装男としか見ていないと思っていた。僕の酷い過去を雅治君から聞いて、軽蔑していると思っていた。
それなのに、僕と結婚してくれるさとみさん。思わず、なぜと聞いてしまった。
”変態でも、愛してるから#9825; のぞみちゃん、一生可愛がってあげるからねw”
と、その時少し照れたように言ってくれた。

見た目も言葉づかいも、性格すら変わってしまったように思えたさとみさんだったが、僕への気持ちは残っていたようで、本当に嬉しかった。

一瞬そんな事を思いだしたが、おかまいなく腰を振るさとみさん。あえぎ、叫ぶ続ける僕。頭が真っ白になっていく。整形手術で、女性により近づいたことで、本当に女性みたいに感じることが出来るようになったみたいだ。

もう、射精とか関係なく、オルガズムを感じる一歩手前で、
「やってるねw」
と、中須さんの声がした。さとみさんは、腰を振るのを止めて、
『遅いですよぉ~! 仕方なく、のぞみちゃんとしてましたw』
と、中須さんに媚びるさとみさん。
「ゴメン。ちょっとオペ長引いちゃってね」
中須さんはそんな事を言いながらさとみさんの横まで来て、いきなりキスをした。僕の目の前で、濃厚にキスをする二人。

自分の目の前で、僕と結婚するさとみさんが他の男とキスをしている……僕は、激しく嫉妬をしていた。でもそれは、中須さんに対してではなく、さとみさんに対してだ。
中須さんにキスされているさとみさん。僕は、羨ましいと思っていた。中須さんにキスしてもらいたいと思っていた。

自分のフィアンセが他の男とキスするのを見て、そんな風に思ってしまう僕は、もうダメなのかもしれない。

中須さんはさとみさんとキスしながら、下だけ裸になる。相変わらずの惚れ惚れする男根だ。僕は、さとみさんに中須さんのそれよりも太いモノを突っ込まれているのに、中須さんのそれを入れてもらいたくてたまらない。
やっぱり、どんなに太くても偽物は偽物だ。本物の熱さや、外は柔らかいのに中はカチカチで固いところなど、本物には勝てないと思う。その上中須さんのペニスは、魔改造がしてあり、カリも大きいし、茎に埋め込まれたリングもえげつないことになっている。

『のぞみちゃん、ピンピンになってるw』
さとみさんにからかうように言われた。確かに僕のおちんちんは、小さいながらも完全に勃起している。ツルツルにへアを剃られた僕の下腹部には、情けないほど小さなペニスがビクンビクンと脈打っている。

ペニスバンドで突かれているときは、気持ち良すぎて死にそうなのに、ペニスはフニャフニャになる。
でも今は、中須さんのペニスを見てフル勃起している。
「のぞみちゃん、入れて欲しいの?」
中須さんが、優しい口調で言う。僕は、さとみさんに見られているのに”入れて欲しいです”と叫んだ。

すると、中須さんは後ろからさとみさんに挿入した。さとみさんのペニスバンド用のショーツは、後ろから入れられるように、後ろ側はヒモだけだ。
『ンホオォッンッ! チンポイグぅっ!』
さとみさんは、入れられただけであっさりとイッた。僕とのセックスで、多少興奮していたと思うけど、たった一突きでイカされてしまったさとみさん。僕には、逆立ちしても真似出来ないことだ。
さとみさんは、僕とのセックスでは絶対に見せることのないとろけた顔で、口の端からはよだれまで流している。
そして、中須さんがさとみさんにバックで入れたことで、さとみさんのペニスバンドが僕の腸内深くに押し込まれた。
前立腺も気持ち良いけど、精#22218;とかS字結腸を抜かれたりすると、身体が痙攣するほどの快感が走る。

僕は、多分さとみさんと同じくらいにとろけた顔をして、同じようにあえいでいると思う。

中須さんは、そんな僕らを見て満足そうに笑うと、腰を振り始めた。
『んン゛っ! ンオォオッ! チンポ気持ちいいぃっ! あぁぁああっ! んあぁおあぁおっ#9825; もっと、もっとしてくださいぃっ!』
さとみさんは、夢中で叫ぶ。そして僕も、中須さんの動きに押し出されるさとみさんのペニスバンドで、狂ったようにあえいでいた。

さとみさんの膣は、僕の拳が簡単に入ってしまうほど拡張されている。もう、僕のおちんちんじゃ、入れてもまったく感じてくれない。そして僕も、入れても少しも気持ち良くなれない。さとみさんの緩んだ膣では、僕の小さすぎるおちんちんはまったく刺激されない……。
結婚する相手の膣が、他の男の手で拡張されてしまい、セックスもまともに出来なくされてしまったのに、その男に惚れてしまった僕……もう、自分でもよくわからなくなってきた。

「よし、出すよ」
中須さんが、少しだけ苦しげに言う。
『イッでぇぇッ! 中にっ! 赤ちゃん欲しいぃっ! うぅああぁぁあぁっ! 中須さんので孕ませてぇっ!!』
さとみさんが、顔を中須さんに向けながら、そんな事を叫ぶ。
中須さんは、イクためのスパートをかけたので、それにつられてペニスバンドがガンガン僕の精#22218;を押し込んできて、オルガズムを感じそうだった。

「イクっ」
短くうめく中須さん。
『イイィイ゛グゥッ!! あぁぁあーっっ!!』
中須さんに中出しを受けて、絶叫しながら果てたさとみさん。力なく、僕に倒れ込んでくる。
すると、ペニスバンドが抜けそうになる。S字結腸をいきなり抜けたペニスバンド。僕は、頭が真っ白になった。イッた……僕は初めて、女の子のイキ方でイケた。それは、信じられないくらいの快感だった。死……それを連想するほどの快感。

すると、抜けていくペニスバンドが、前立腺を刺激した。イッている状態で前立腺をゴリンと削られ、僕は真っ白になっている頭の中で、何かがスパークしたのを感じた。

「アアァあああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁっ!」
僕は、ただただ叫び続けていた。オルガズムが収まらずに、すぐ次のが来る。しかも、少し大きくなって襲ってくる。イッている状態ですぐにより大きなオルガズムが来る。これが、止まらない状態になった。

僕は、もう言葉も出せずにのたうっていた。こんなに連続でイッているのに、ペニスからはなにも出てこない。今までは、アナルでイカされると、トコロテンのように射精もしていた。
今は、射精もなく、いわゆるドライ状態で大きな波が間断なく襲ってくる状態だ。
僕は、死ぬと叫んだと思う。正直、記憶がない。電気のスイッチを切ったように、ブチッと意識がなくなったからだ。

ドライオーガズムは、聞いたことはあったが、信じていなかった。でも、実際に体験すると、それは凄まじいモノだった。覚せい剤とかを使ったキメセクは、一度経験すると脳が忘れられなくなると聞く。その後の一生は、キメセク出来ない我慢との戦いになると聞く。
僕は、そんな扉を開いてしまったことを実感した。

目が覚めた僕は、女子高生の格好をしていた。僕は、中須さんの趣味でよくコスプレをする。そして、コスプレをしていると、それだけで僕の中の牝がうずいてたまらなくなる。
コミケなどで、大勢の前でコスプレしている女の子達は、絶対に発情状態だと思う。

僕は、ボーッとしたまま中須さんと目があった。
「すごかったね。大丈夫? 泡吹いてたよw」
中須さんが、優しい笑みで言う。
「はい……大丈夫です」
僕は、なんとかそう答えた。でも、身体が重くて動かない感じがする。精根尽き果てたという感じだ。

「さとみさんは?」
僕は、ボーッとしたまま聞いた。
「そこで寝てるよw」
中須さんが、イタズラっぽく言う。多分、僕が失神したあと、中須さんに失神するまで責められたのだと思う。
僕は、自分のフィアンセがそんな事になっているのに、羨ましいとしか思えなかった。僕も……いや、私も中須さんに失神するまで責められたい……そう思った。
もう私は、さとみさんなんてどうでもいいと思っていた。と言うか、今はライバルだと思っていた。

私は、チャンスだと思い、中須さんに抱きついた。そして、強引にキスをした。中須さんは、すぐに舌を絡ませてくれて、情熱的なキスをしてくれた。女の子としてキスされると、本当に腰が砕けそうに気持ち良くなってしまう。

「いいの? 奥さん失神してるのにw」
中須さんは、キスしたあとそんな事を言った。奥さんと言われて、違和感しかなかった。私は、中須さんと結婚したい……そんな事を言いそうだった。

「もう我慢出来ないです……入れて下さい……」
私は、制服のスカートをまくり上げて、そんな風におねだりをした。スカートをまくり上げて、自分のおちんちんを見て、少し驚いた。私のおちんちんは、ピンクの可愛らしいリボンで飾り付けされていて、ショタ系のエロマンガみたいになっていた。

すると、中須さんが僕のおちんちんをくわえた。そして、舌で責め始めた。僕はもう、腰が抜けたように気持ち良くて、座り込んでしまった。

「ペニクリ、カチカチだね。気持ち良い?」
中須さんは、私のおちんちんを舐めながら言う。
「気持ち良いです! もうダメ……入れて下さい……中須さんの大っきくて、素敵なおチンポ入れて下さい……」
私は、自分でケツマンコを広げながら、おねだりをした。
「自分で入れてごらん」
中須さんはそう言うと、ソファに座った。私は、そのあまりにも立派なペニスを見て、それだけで軽くイキそうだった。そしてすぐにまたがると、そのままケツマンコに導き、一気に挿入した。

さとみさんとのエッチで、私のケツマンコの中はローションとワセリンでヌルヌルになっていて、一気に根元まで挿入された。
その瞬間、私は一気にドライオーガズムが始まってしまった。
「お゛お゛お゛お゛お゛ぉぉうぅう゛う゛う゛っっ!!」
言葉にならないうめきを上げながら、私は痙攣を始めてしまった。
そんな私に、キスをする中須さん。
舌が口の中に入ってきて、心底驚いた。私の舌も、性感帯になったみたいに気持ち良く、舌が絡みつくだけでイッてしまった。

「のぞみ、可愛いよ。愛してる」
中須さんは、真面目にそう言ってくれた。私は、その言葉を聞いた瞬間、また電気が消えたように失神してしまった。

そして、結婚式の日、私は胸にきつくさらしを巻かれた。そして肩よりも長い髪は、オールバックにして縛り、タキシードを着た。鏡に映る私は、宝塚の男役みたいな感じで、少し違和感があったが、男には見えると思う。
そして、私のケツマンコには、直径6cmを越える極太のアナルプラグがハメられている。歩くだけで……いや、少し身体をひねるだけで、プラグが前立腺を削り、イキそうになってしまう。
これは、すべて中須さんの指示だ。

さとみさんは、新婦の控え室でメイクなどをしている。私は、本当のことを言うと、ウェディングドレスを着たかった。メイクをされて、ウエディングドレスを着て、花嫁になりたかった。
さとみさんと結婚するのは、嬉しい。でも、私はもう男として、夫としての役目を果たせない。子供も、作ることが出来ない。
でも、さとみさんのことは間違いなく愛している。同性愛のような感じかもしれないが、それは間違いない。

そんな気持ちに揺れながら、新婦の控え室に向かった。ドアをノックすると、
『は、はぁ~い!』
と、さとみさんの返事がした。でも、声が変だ。僕は、ドアを開けてその理由を知った。

さとみさんは、純白のウエディングドレス姿のまま、バックでハメられていた。もちろん、ハメているのは中須さんだ。


【寝取られ】自由に誰とでもエッチをする条件で結婚してくれた妻と4 【体験談】

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今日は、私と真希との結婚式でした。と言っても日付は変わっているので、厳密には昨日だったのですが、日が変わる前からもう何時間もセックスをしています。

でも、新婚初夜の今、妻を抱いているのは私ではなく、妻の元カレで黒人のギブソンです。そして私も、ギブソンにフェラをさせられたり、オナホのような扱いを受けていました。

そんな屈辱的な扱いを受けている中、私は怒りも嫌悪感もなく、あろう事か彼に奉仕することに喜びを感じていました。私自身が知らなかった私の秘めた性癖が、一気に開花してしまったようでした。

そして、ひとしきりギブソンに犯され中出しまでされた真希は、お色直しではないですが、今日着用したウェディングドレスに着替えました。

私と、永遠の愛を誓った時に着ていた神聖なドレスを着て、真希は元カレのギブソンの極太をお口で奉仕しています。もっとも、私と永遠の愛を誓った時ですら、真希の膣中には他人の精子が入っていました……。

確かに、真希は自由に誰とでもセックスをして良いと言うのが、私なんかと結婚してくれる条件でした。でも、まさか式直前や、新婚初夜にこんな事になるとは、夢にも思っていませんでした。

純白のウエディングドレスを着た真希は、本当に綺麗でした。でも真希は、その馬鹿げたほどの大きさの黒光りするペニスを、小さなお口に収めています。新婚初夜にこんな事になるなんて、悪い夢のようです。
『んっ、んっ! 大きい#9825; やっぱり、ギブちゃんのが一番だねw くわえてるだけで、妊娠しちゃいそう#9825;』

ウエディングドレスの真希が、うっとりした顔で言います。

そしてギブソンが、私に話しかけてきます。
「お嬢さん、乳首舐めてくれるかな?」
ギブソンは、妻の下着を身につけた私をお嬢さんと呼びました。私は、妻のショーツとブラを身につけていました。もちろん、自分でつけたわけではなく、妻とギブソンに命令されたような形で身につけました。

もともと、妻と同じくらいの身長しかない私は、男としてはきゃしゃでしたので、妻の下着も問題なく着れてしまいました。体毛も薄い私は、とくに足は、すねも太もももほぼ無毛なので、こんな風に女性の下着を着けていると、顔さえ見なければ貧乳の女性に見えてしまうかもしれないです。

妻の前でこんな扱いを受けているのに、私は言われた通りにギブソンの乳首を舐め始めました。不思議なもので、こんな小さな布きれを身にまとっただけで、本当に自分が牝にでもなったような錯覚がしました。

「上手いぞw ほら、ご褒美」
ギブソンはそんな事を言うと、私のアゴを掴んで顔を上げさせ、キスをしてきました。分厚い舌が口の中に無理矢理入り込んできて、私の口の中をかき混ぜます。もう、嫌悪感は感じませんでした。と言っても、最初からほとんど感じなかったので、もしかしたら私の中にはもともと牝の部分があったのかもしれません。

『カチカチになったよ#9825; あなた、もっと上手に舐めてあげて。そしたら、ギブちゃんのもっとガチガチになるから#9825;』
ウエディングドレス姿の純真な見た目の妻が、顔よりも長いのでは? と思うようなペニスを、レースの手袋をした手でしごきながら言います。

純白のドレスに、レースの手袋……それは、本当に美しい姿でした。式の時はベールもしていましたが、ベール越しに見える彼女の顔は、神々しいまでに美しかったです。
それが、今はペニスのことしか見えていないような、淫蕩な顔で私に指示をしてきます。

妻を喜ばせるために、元カレのペニスをより勃起させようと、その元カレの乳首を舐める私……。こんなはずではありませんでした。新婚初夜は、二人で愛し合う……。そして、明日からの新婚旅行に備えて、仲良く抱き合いながら眠る……。そんなイメージをしていました。

すると、いきなりギブソンのゴツい指が、私のペニスをショーツ越しに摘まみました。
「haha、可愛いペニクリがギンギンだなww ギンギンでもはみ出さないなんて、ホントちっちゃなペニクリだなw」
驚くほど流ちょうな日本語で煽られて、私は屈辱よりも感心していました。難しいと言われる日本語を、こんなにもマスターしている彼は、IQも高いのかもしれません。

そして、ショーツ越しにペニスをまさぐられるのが、こんなにも気持ち良いものだとは想像もしていませんでした。布の摩擦で、切ないような、とろけるような快感が走り抜けていきます。その状態で、また雑にキスをされました。
キスをされながらペニスを握られると、より快感が高まるのがはっきりとわかりました。

『わぁw ギブちゃんの、血管ビキビキになってきた#9825;』
真希が、嬉しそうに言いました。私は、ギブソンがキスを解いたタイミングで、彼のペニスを見ました。
それは、異様な迫力がありました。彼のペニスは、確かに長くて太い棍棒みたいなものでしたが、勃起しても何となく柔らかそうな感じがありました。彼が直立した状態で勃起させると、ペニスは90度よりも下で、せいぜい45度くらいの角度でした。

それが今は、真希が手を離しても、90度以上の角度でそそり立っています。そして、その黒い棍棒の表面を、血管がビキビキという感じで走っています。
格闘漫画で、ドーピングをした人間の筋肉みたいになったギブソンのペニスは、規格外生命体のように見えました。そして、私はその圧倒的な迫力に、つい見とれてしまいました。

「お嬢さん、舐めたいのかい? 舐めてもいいぞw」
ギブソンにそう言われて、私は黙ってうなずき、彼の足元にひざまずきました。そして、ニヤニヤと笑いながら私を見る真希と目があうと、吸い寄せられるようにギブソンのペニスを口に含みました。かなり頑張って口を開けないと、歯が当たってしまうほどの太さのものを、私は一気に喉奥まで飲み込みました。

さっき、ギブソンに無理矢理それをやられて、窒息感と吐きそうな感覚で涙が出ましたが、同時に快感も感じてしまいました。そして今、自らイラマチオをしてみると、やはり快感を感じてしまいました。

『すっごーい! そんな奥まで飲み込めるんだ! 私もやってみるw』
真希はそう言うと、私からギブソンのペニスを奪い取り、喉奥に入れていきます。私は、愛する妻が他の男のペニスをくわえているのに、それに嫉妬や怒りを覚えるのではなく、ペニスを”奪われた”というような気持ちを持ってしまいました。

喉の奥まで頬張り、さらに押し込もうとする真希。みるみる顔が真っ赤になっていきます。
『ぷはぁ、無理だw あんなに奥まで入れられないw』
涙目で言う真希。すると、真希は立ち上がり、ギブソンに抱きつくようにしてキスをします。女性にしては長身の真希でも、190cm以上あるギブソンとキスをするのには、背伸びをするような格好になります。私は、それを見て悲しくなりました。170cmしかない私とでは、真希はキスをするときに上を向くどころか、少し下を向くような格好になります。同じ身長でも、ヒールの分彼女が高くなるからです。

ウエディングドレス姿の彼女が、黒人の元カレとキスをする姿……。白と黒がハレーションを起しそうなほどコントラストを描いています。

そして真希は、ギブソンに背を向けると、壁に手をついてお尻を突き出すようにします。そのままスカートをまくり上げると、真っ白な可愛らしいお尻が剥き出しになります。真希のショーツは私が履いているので、彼女はショーツを身につけていません。

そして真希のアソコには、へアがありません。昔ですが、ギブソンの趣味で永久脱毛したからです。自分の妻が、他の男の趣味で改造をされている……。それは、何回見ても胸が苦しくなるほど嫉妬してしまいます。

真希はレースの手袋をしたままの手で、自分のあそこを押し広げます。すると、さっき私が飲み干したはずですが、膣奥に残っていたのか、真っ白な獣汁が流れ出てきました。日本人のそれよりも、確実に粘り気と臭いが強い獣汁は、か弱い日本人女性など、一発で妊娠してしまいそうに見えます。

『もうダメ#9825; カモ#12316;ン#9825; FuckMe#9825;』
純白のドレス姿とは真逆の、淫らで下品なことを言う真希。すると、ギブソンは少しだけ腰を落としましたが、立ったままで、
「自分でどーぞw お嬢さんの嫁は、クソビッチだなw」
と、言いました。私は、自分の嫁をビッチ呼ばわれしたのに、なぜか興奮していました。愛する妻が他の男に抱かれる……。それに、興奮する私がいます。しかも、私が絶対に与えることの出来ない大きな快感を、他人棒に与えられてしまう……。それも、大きな興奮につながっていました。

真希は、とろかた顔で、
『イジワルぅ! 勝手に入れちゃうんだからw』
と言いながら、ギブソンのペニスにお尻を当てていきます。すると、ギブソンは微妙に立ち上がったりして、上手くペニスが入らないような意地悪をします。
『もう! イジワルしないでよぉ、おかしくなっちゃう……。このメガチンポ、早く入れたいよぉっ! 入れて、入れてっ! 入れてよぉっ!』
真希は、つま先立ちするくらいに腰を上げ、なんとかギブソンのペニスを入れようとします。顔をとろけさせながら、必死であがく真希。でも、ギブソンはニタニタ笑いながら、微妙に腰をずらして意地悪を続けます。

「お嬢さん、手伝ってやれば?」
ギブソンは、意地悪を続けながら私にそんな事を言いました。
『あなたぁっ! 手伝って! 早く入れて欲しいのっ! このぶっといの、真希のおまんこにぶち込んでよぉっ!』
真希も、私を見てそんな事を言いました。真希は、焦れて狂ったように腰をギブソンに当て続けます。

私は、ゴクッとツバを飲み込むと、恐る恐るギブソンのペニスを掴みました。それは、さっきとは違ってカチカチのガチガチになっていました。柔らかい……。そんな最初の印象は、綺麗に消えていました。

私は、その指が回りきらないほどの極太を握ると、真希のあそこに誘導していきます。すると、今度はギブソンも意地悪な動きをしないので、あっさりと膣口に亀頭がキスをしました。
妻のあそこに、他人棒を導く私……。私の中で、また何か新しい性癖が生まれた気がしました。

そして、真希の体を押すようにして、ギブソンのペニスが奥まで入るように導く私。その瞬間、真希が腰を押し込みました。その動きは力強く、あっさりとギブソンの巨大な肉の塊が真希の体内に消えました。
『ンおぉオオンッ! ヒィ、ぎぃ……うぅあぁぁ#9825;』
串刺しにされて、背中をのけ反らせながら叫ぶ真希。一突きで、真希の顔は放送禁止レベルのとろけきった顔になりました。アヘ顔AVというモノがありますが、アレに近いくらいの顔になった真希。美しく、気高い印象の真希の顔が、見ていられないほどの下品なものになっています。

すると、信じられないことが起きました。真希が私を見て、
『あなた、キスしてっ! 愛してるのぉっ!』
と、叫びました。下着だけとは言え、女装した夫に対して、愛してるといってくれる真希。私は、こんな状況なのに、嬉しくて泣きそうでした。

そして、真希にキスをする私。可愛らしい舌が絡みついてきました。私も、夢中で舌を絡めていきます。でも、ついさっきしたギブソンとのキスと違い、物足りなさを感じてしまいました。真希は、私に舌を絡めてくれはしますが、私の口の中をかき混ぜると言うほどではありません。
舌の厚みも、そして長さも違うので、ギブソンと同じように出来ないのは当たり前ですが、やっぱり比較してしまいます。

一度経験した自分が牝になってのキスは、私の中に強い爪痕を刻み込んでしまったようです。すると、ギブソンが苛立つように息を吐き出し、腰を猛然と振り始めました。

『ングゥッ! ンヒィンッ! Fuck! FuckMe! おぉオオンッ! KillMe!! ンうぅフゥッ#9825; ふぅッ#9825;』
真希はあえぐと言うよりは、断末魔の悲鳴でもあげているような感じで叫び続ける。
真希は、感じすぎて逆に苦悶の表情に見えるような顔で私を見ると、
『ギブちゃん嫉妬して、燃えてるw 上手くいったw おぉおおおああぁっっ! Fuck! ファァーーッッック! イグぅっんっ! イグゥううっ!!』
と言いながら、全身をガクンガクンと震わせました。

私は、一瞬意味がわかりませんでしたが、真希がギブソンを嫉妬させるために、私にキスをして愛してると言ったと理解しました。私への愛の言葉をダシにして、より深い快感を得ようとした……。私は、自我が崩壊しそうでした。でも、それ以上に私は興奮していたようで、密かにショーツの中に射精してしまいました。

愛する妻にダシにされ、そして目の前で元カレの黒人の巨根に狂わされている妻を見て、手も触れずにイッてしまった私……。私は、頭も逝ってしまったのかもしれません。

ギブソンはすでに何度か射精をしているので、なかなかイク気配がありません。それに引き換え、真希は口の端からはよだれも流れ、立ちバックの姿勢を維持することも難しいようで、腰が崩れ落ちかかっています。それを、丸太のような太い腕が支えています。

『ダメっ! ダメぇ、死んじゃうぅっ! うぅうう゛う゛う゛っ!! い゛ぐぅっ!!』
真希はそう叫ぶと、ガクンと身体震わせ、電池が切れたように弛緩しました。

「haha、ちょっと力入れすぎたw」
ギブソンは、子供みたいに無邪気な表情でそんな事を言うと、真希の体をソファに寝かせました。はだけたウェディングドレスの隙間から、真希のツルツルのアソコが見えていました。ポッカリと穴が空いたようになっているあそこからは、もう白い獣汁は流れていませんでした。

「ふぅw じゃあ、お嬢さんの番だな。そこに手をついて、ケツ突きだしな」
ギブソンは、私に対してさっきの真希と同じ格好を要求してきます。私は、そんな要求にもかかわらず、素直に立ちバックの姿勢を取ってしまいました。

すると、ギブソンが私のショーツをはぎ取るように脱がせます。そして、机の上に無造作に置かれたローションボトルの中身を手の平に出すと、私のお尻に塗りつけ始めました。一瞬冷たくてビクンとしてしまいましたが、私は黙ってされるがままにしました。

すると、ギブソンの太い人差し指が、私のアナルに挿入されました。何の躊躇もなく、一気に挿入されたそれは、鋭い痛みを感じさせました。でも、その痛みは一瞬で消えました。ギブソンの人差し指は、的確に私の前立腺を捉えたようで、今まで経験したことがないような、内側からにじみ出るような、多幸感というか、切ないような快感に包まれました。

「分かり易いなw こんなにクッキリしてるのは珍しいw ホントお嬢さんは、根っからのビッチなんだなw」
と、ビッチだけ綺麗な英語の発音で言うギブソン。私は、そんな風に言われても、まったく実感がありませんでした。

でも、ギブソンの指が動き始めた途端、自分がビッチなんだなと自覚しました。初めてのアナルなのに、私はいきなり気持ち良くなってしまいました。

ギブソンは、人差し指でコリコリとひっかくような動きをしますが、その度に内側から広がる快感に、私は快感で顔がにやけるのを止めることが出来ませんでした。

すると、ギブソンは躊躇なく指を2本にしました。一瞬、引き攣れるような痛みはありましたが、なぜか指を1本入れたときよりも痛みは少なかったです。

「これ、効いてるだろ? 痛くないから、リラックスねw」
ギブソンはそう言うと、チューブの軟膏みたいなものを見せてきました。それは、英語表記しかないもので、日本の薬品ではないみたいでした。

痛み止め? 痛みを麻痺させる? 筋弛緩? どんな効果があるものかはわからないが、太い指を二本も突っ込まれているのに、ほとんど痛みがないのはそう言うことなんだと思います。

痛みがないとわかったからか、ギブソンはガシガシと指を動かし始めた。私は、あまりの快感に、声をこらえきれなくなってきた。すると、またギブソンにキスをされました。それは、気のせいだと思いますが、真希にするよりも丁寧にしてくれている気がしました。愛のこもったようなキスをされて、私はさらに心が牝化していくのを感じていました。

そして、ギブソンが自分のペニスにローションを塗り始めた。ただでさえ黒くて迫力のあるそれが、ローションでヌラヌラ光っていると、言いようがないほどの迫力があった。それは、怖いと思うほどでした。

そして彼は、本当に躊躇も何もなく、私のアナルに押し当ててきた。一瞬、引き裂かれるような感覚を持ったが、それでも痛みはほとんど感じなかった。缶コーヒーの缶よりも太いモノを突っ込まれても、痛みを感じないことに、私は不安を感じましたが、それも一瞬で消えました。

【近親相姦】【服装センス】彼氏の服は普通なのに私にプレゼントしてくれる服だけなぜか蛍光色のベルボトムジーンズとか…【体験談】

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<>28:おさかなくわえた名無しさん2013/09/05(木) 02:34:39.95ID:QIC7CJ78<>
昔の彼氏の話を投下

プレゼントするのが好きな男性で、誕生日でもクリスマスでもないのに
いろいろプレゼントしてくれたんだけど、センスが致命的だった

私は仕事柄、NATURAL BEAUTY BASICとかシックな服を着てるんだけど
「こういう柄は持ってなさそうだから」
「若いんだから、明るい色も似合うと思って」
などと言って、私のセンスには合わない服ばかり買ってきた
ちょっとダサいとか、ちょっと派手とか通り越した服

<>29: おさかなくわえた名無しさん 2013/09/05(木) 02:35:50.49 ID:QIC7CJ78<>

原色のオレンジに白の水玉柄のヒラヒラしたフレアースカートとか
蛍光色の黄色のベルボトムジーンズとか

赤と白のストライプのカチューシャとか(私はカチューシャしない派)
ピンクと緑のハイカットスニーカーとか、とにかくすごかった

服は自分のセンスで選びたいからと何度言っても買ってきた
ちなみに彼はアーティスティックな職業ではなく地方公務員w

しかもためらいなくゴミ箱に捨てられるような値段ならよかったのに
「え!このブランドこんな変な服出してんの?」
って思うほど、そこそこの高級ブランドだったりする
大阪の商店街の洋品店で買ったようなビックリ系豹柄のバッグがプラダだったり
GUCCIがこんな変なバッグを発表してるなんて、
内部で何かが起きてるはずだとしか思えないような変な形のバッグとか

彼は普通にセンスのいいポールスミスの服を着てたんだけど
私に買ってくるポールスミスの服は、原色ばかりだった
ってか、ポールスミスがサーカス団の衣装みたいな服を販売してることがショックだった

竹下通りの中学生でも買わないような、
大きなピンクのプラスチックの玉がついたイヤリングをプレゼントされて
始末に困るんだよな・・と自宅でテレビを見てたら
「懐かしの80年代特集」の歌番組をやってて
全盛期のプリプリの映像で、奥居香が全く同じイヤリングをつけてて
なんかそれ見て冷めたw

翌日電話して別れていただいた

<>30: おさかなくわえた名無しさん 2013/09/05(木) 02:40:50.16 ID:8/45Da5V<>

>>29

ネオンカラーとか蛍光色は今年の流行りだと思う

とはいえダサい物は流行色でもダサいと思うけど

<>31: おさかなくわえた名無しさん 2013/09/05(木) 02:52:02.30 ID:ajGDXIhE<>

NATURAL BEAUTY BASICも原色が多いイメージだけどなぁ

買ったことないけど

<>33: おさかなくわえた名無しさん 2013/09/05(木) 03:03:32.23 ID:QIC7CJ78<>

>>30

すみません、最近の話じゃなくてモード全盛期の頃です

15年くらい前かな

>>31

黒系・ベージュ系のスーツっぽいようなオフィス系のファッションを好んで着てました

スーツじゃなくても、そのまま急に取引先の会社に行っても大丈夫なような

色使いは控えめで、なおかつ地味すぎないよう

自分なりに調整を楽しんでいたのですが

原色の水玉とかストライプとか、ドン引きでした

こんなカンジの服やアクセをいっぱいもらいました

(既にリンクが切れているようです)

<>34: おさかなくわえた名無しさん 2013/09/05(木) 03:14:18.35 ID:8/45Da5V<>

>>33

勘違いしちゃってごめんよ

服の好みが合わないのは冷めるよね

<>36: おさかなくわえた名無しさん 2013/09/05(木) 04:06:14.84 ID:hJTfxBQW<>

15年前に懐かしの80年代特集…?

と思ったけど、15年前って1998年なんだね…

<>49: おさかなくわえた名無しさん 2013/09/05(木) 08:30:36.61 ID:Qa+Qfi4E<>

>>29

レスの意図とは関係ないことだけど

GUCCIやPRADAなどのブランドでも、いわゆる「捨て色」みたいな

普通は売れないんじゃ?みたいなのを一色投入して他をよく見せる意図のものもあったりするよ。

カタログやコレクションなんかでアクセントにするだけのもので

売れなくてもいいや、大阪のオバちゃんみたいなセンスの人に買ってもらえればラッキー

みたいな感じらしい

アウトレットとか行くと、そういう捨て色だらけになって、面白い事になっていたりする

<>51: おさかなくわえた名無しさん 2013/09/05(木) 08:57:26.85 ID:ZZ0Bhkik<>

>>49

なるほどそういう概念なのか

カタログに載ってると綺麗なんだけど

いざ買うか?となると買わない。ってかこんなん着てるひとまず見ない。

みたいな色の服、何なんだろうと思ってた

<>52: おさかなくわえた名無しさん 2013/09/05(木) 10:02:46.91 ID:AVNrDi/z<>

ユニクロはそんなんばっか

<>53: おさかなくわえた名無しさん 2013/09/05(木) 11:01:05.60 ID:80SpFrB1<>

最近はそうでもなくなったけど萌え絵は色彩が壊滅的

オカマじゃなく女装が趣味という男の写真を見ると、原色で古臭い服が多い

流行の女物ファッションに興味がない人が女物に手を出すと、「女物→カラフル→原色ごちゃまぜ」という感じになるんだろうか

<>54: おさかなくわえた名無しさん 2013/09/05(木) 14:32:24.16 ID:rsnaagFf<>

ファッションはちっともわからん

左右色違いの靴下じゃなきゃ大丈夫だと思ってる

<>55: 29 2013/09/05(木) 16:36:25.15 ID:QIC7CJ78<>

>>49

めっちゃ勉強になった、ありがとう

>>53

そうそうそうそう、「古臭い原色」が正にぴったりな言葉

初夏に見るユニクロの夏物のカラフルパンツのCMとかは、別に原色でもダサくなくて、

若い女の子が着たら似合うんだろうなーと思うから原色全否定派ではない

80年代の臭いがプンプンする服が無理だった

ちなみに80年代に竹下通りで流行ったっぽいデザインの「ミッキーグラス」もプレゼントされた

「ミッキーグラス」、オワコンすぎて画像検索ですらヒットしない

検索するとディズニーのグラス(コップ)が表示される

コップじゃなくて、要は嘉門達夫のグラサン

<>56: おさかなくわえた名無しさん 2013/09/05(木) 16:38:06.03 ID:MPqXYOgi<>

嘉門達夫のサングラスwwwwwwwwwwwwww

それだけで醒めるわwwwwwwwwwwwwwww

<>70: おさかなくわえた名無しさん 2013/09/05(木) 21:57:18.95 ID:zXJlHIh9<>

>>49

家電なんかでも陳列するときの差し色に派手な色置いてたりするけど、当然あまり売れないからそういうのは値引き交渉しやすいらしい。

【近親相姦】女装子同士でプチH【体験談】

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女装子同士で待ち合わせして、ラブホに行ってきたというお話。(挿入なし)

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自分が女になりきり(素の)男にフェラしていると思うと
背徳感・充実感等が感じられてとても興奮しましたが
せっかくレイヤーだから、化けるまでザーメンは我慢しました。

ウイッグがくたびれていたのとメイクの完成度が低かったので
本来はまだまだ綺麗になれそうだけど、それでも可愛いかった。

今度は先にフェラをしてもらいます。奥まで咥え込まれて強い快感が走るけど
遅漏なので早々は行かない、コス姿を堪能しながらウトーリしていると
聖☆コスプレ学園(イメクラ)にいるような錯覚さえ覚えた(w
逝くが、やっぱり飲めなかった・・・別にそれはそれでいいのだけど

後々にフェラ嫌いにしてしまった様で少々勿体無かった・・・
咥えるのも苦しく苦手の様です・・・

次に私がお返しでフェラで抜きました。結構早く逝ってくれて
へぇ、これぐらいの刺激で良いんだ?とあっけに取られました。
ザーメンいっぱい出たけど慣れ無いフェラの後で気分が優れないのと
先に逝ってしまった事によるテーションダウンで一応飲むの止めておきました。
今考えれば本当に勿体無かったです。コップに入れておけば良かったと思うほど
後にザーメン好きになります(w

速攻2ラウンドのお誘いが(w 今度はチンポすり合わせたり、69をする
咥えるのは苦しいけど先っちょだけを咥えたり舐めたりするのが好きになり
横舐め・たま舐め・裏筋舐めと舐めまくり時間をかけて弄びました。
なんだか嬢のチンポが本当にいとおしくなり大事に舐めました。
(チンポなら誰のでも良さそう(w)
また口内射精してもらったのだけど今度のは少量でさらさらしていて飲めました。
独特の味、気に入ってしまって残りも全て吸いだし飲みました。
本当に癖になりそうな味でたまりません!ザーメン大好き♪
ザーメン系のビデオは好んでみるのですが、
ここまでザーメン好きになるとは思いも知れませんでした(w

——————————————————————
後日談
——————————————————————
喜んで貰えて何よりです。
私もさっき、デジカメの画像と文面読みなおして
抜きました(w イパーイ出てこれが私に口内射精してくれた人のだたらなあとオモタ
もう、ザーメン中毒かもしれません(汗
女装後の姿より男の姿の方が頭の中に定着があるせいか
自分のH写真でイパーイ抜けちゃう・・・ハァハァ・・・Hな指が止まらないよう・・

【近親相姦】男だけど「凌辱」に憧れて色々頑張ってみたよー【体験談】

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多分少なからず仲間は居ると思うんだけどさ、
エロ漫画やエロゲで女の子の方に感情移入しちゃう人っていると思うんだ。

俺もその類の独り。
犯すって事よりも、犯される事の方が気持ち良さそう…!
そんなどこにでもいる普通の男の子さ

大学生になって最初に思い立ったのがM性感。
Sな女の子に苛めて貰えるってあれです。

単純にアナルを合法的に弄って貰える施設がそういうのしかないんです。

でもM性感って結構お高いんですよね(^−^;)
90分24,000円とかゲーム機買えちゃうよって値段。
なのでバイトを始めました。

身体も鍛えられて一石二鳥って頑張ってお金貯めて初M性感。

M性感では杉本彩にのお姉さん(その当時のランキングで上位?)
お店の人にオススメされました。
「アナルを犯して欲しいんですけどいい人いますか?」

率直にしたい事、して欲しい事を聞いたらオススメしてくれたのがその人でした。

初めての風俗でドキドキしてる上に、お姉さんにあった時の印象は写真と同じく綺麗だけどやや年齢が表記年齢よりかは上かも?
だけど、綺麗で凛としていて美人だなって思いました。

エレベーターの中でも積極的にスキンシップして貰えて
乳首を弄って貰ったりして、色々緊張しながら会話してたらホテルに到着しました。

ホテルでお姉さんにどんな風にして欲しいのかって聞かれて
「犯して欲しいんです」率直にお願いしました。
「太い方と細い方どっちがいい?」
そう聞かれて太い方をお願いしました。

お尻の中も綺麗に掃除してきていますと言うと、喜んでローションを塗りたくってアナルをバックから犯してくれました。
ペニバンの太さ、長さは自分のちんちんよりも太く長く、それがお腹の中を蹂躙していく様は恍惚の極みでした。

自分で動くのではなく他人が無作為に動くのは想像していた以上に気持ち良く感じました。
気持ちいいというよりも奇妙な排泄感や犯されてるという感覚に興奮していただけかもしれないですが、

「声を出していい」
「女の子のように喘ぎなさい」

優しく囁かれて遠慮なく声を上げ、アヌスの快楽にうち震えていました。

射精こそできないものの先端からは先走りが溢れていましたし、体位がバックから正常位(腰の下に枕を入れて貰いました)に変わって恥ずかしい格好で突かれ、唾液を飲まして貰ったりして大変有意義な時間を過ごさせて頂きました。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、タイマーがなる頃にはプレイも終了。
お姉さんにも褒めて貰い、また是非遊びたいとも言って頂きました。
ですが学生にとっての24,000円は安くない金額に感じました。

その事で次はやや安価なお店(75分、16,000円)を試してみる事にしました。

そのお店でもMコースというのがあったのでそれを選択してお姉さんとホテルに行きました。
そこはシチュエーションプレイのお店で俺がMで女の子がSなのですがどういうシチュエーションで苛めようかって話が出たので

「同級生の体操服の匂いを嗅いでるところを先生に見つかってお仕置きされる」

そういうシチュエーションをお願いすると、お姉さんは楽しそうとノリノリでプレイを開始してくれました。

タオルをくんくんする俺、

「…くん、何をしてるの?」
「先生!、こ、これは…」
「へぇ、…くんって、そんな趣味があったんだ」
「ち、違います。じゃぁ、なにをしていたのか先生に教えてくれるかな」

そんな感じでプレイは進んでいくのですが、微妙に何か違うと違和感を感じていました。

その日、お姉さんはペニバンを持ってきておらず
(M性感に来るお客さんでペニバン希望者は案外少ないそうです)
指にコンドームを装着してアヌスをほしって貰ったり
クンニを強要されたり、足でちんこを踏んで貰ったりと

それなりには楽しいとは感じたのですが、どうにも凌辱感が足りないように感じていました。
自分でもその違和感が何なのかはよく分かっていませんでした。

そこから約3カ月程、最初の店と安い店を交互に通っていたのですがどうにも心の違和感が収まらないのです。

最初の店も確かに犯しては貰えるし、上手だとは思うけど何か心の奥で物足りなさを感じていたし、安い店に至ってはイメージプレイはいいのですけど、どうしても犯されてる感が足りない。
高い金額を支払うのに不満が残ると、このままでいいのだろうかという疑問を持つようになっていました。

「やはり女では駄目なのかな?」

自分がエロ漫画やエロゲで興奮するのは女の子が男に凌辱されるシーンで、M男くんがS女性に苛められるシーンでは無い。
つまりはそういう事かもと考えるようになりました。

そこで次に男娼、ゲイ専門の風俗というのを発見しました。
こ、断わっておきますが、お、俺はホモじゃないんだからね!!

値段的には安い店の価格に近く、男性の顔もまぁ普通。

正直に言えば誰が良くて何を基準に選べばいいのかわからなくてお店の方にマッチョな感じで…とだけ希望を述べました。

緊張しすぎていたのもあるとは思うのですけど、力の強さは女性と全く違うし、色々な部分で女性じゃないと思いました。
舌の圧力や、腕力、挿入時の腰の動きもそうですが、少し乱暴目にというリクエストにもきちんと答えてくれました。

フェラテクも上手でしたし、乱暴目にというリクエストにも比較的上手に応えてくれたように思います。
惜しむのはいい人で「大丈夫・」と都度聞いてくる事や随所に見える優しさでした。

そういう優しさから凌辱が「ああ、演技なんだ」
勿論接客商売だから、そういう気遣いができるから人気が出る。
お客さんのニーズに応えるけど、やっぱり心配して加減してるんだ…

そう思うとやはり、これじゃないってどうしても思ってしまうのでした。
ですが、そのお店も数度通うと仲良くなって話をすると、お店で働けばいいのにと言ってくれたのですが、俺は風俗で働く事は色々な意味で抵抗がありました。

ここまでで大体1年間が経過しています。

2年目、風俗の為にバイトをするのはいいのですが、それでもこれじゃない感(1度3Pコースも試しました)が払底できずにいた俺はその理由が「風俗だから」と結論付けていました。
多額の出費が惜しいというよりも、お金を払って不満を感じるとどうしても強くその事について悩んでしまう。
悩むと言う事は違うんだと考えました。

養殖物でなく天然ものを探そう!
それが2年目の俺の目標でした。

いきなり凌辱に行くのはハードルが高い。
痴漢とかもされてみたい。
だけど普通に生きていると痴漢に遭わない。
…女装すれば痴漢に会えるかも?

…会えませんでしたww

女装が似合ってないのか、そもそも痴漢って本当に居るんですか?
そんなレベルで痴漢に会いません。

「痴漢は犯罪です」のポスターの効果なのか本当に電車の中では痴漢に遭いませんでした。

凌辱ものの本に
「アナルに異物(プラグ)を入れてお出かけでドキドキ」
と書いてあったので、ちゃんとお尻を洗ってプラグをさして女装してるのに

痴漢に遭わない……
痴漢って絶滅危惧種ですか?

そう思っていた俺がようやく痴漢にあえたのはエレベーターの中でした。

とあるイオンのエレベーターでお尻を撫で撫で…痴漢?マジですか?

…チーン

え?降りちゃうの?え?ここから凌辱じゃないの?
エロゲーやエロ漫画じゃそこから凌辱が始まるのがデフォなのに。
全く始まらないし立たないフラグ。

女装が悪いのか、それともエロゲーやエロ漫画のようなシチュエーションを求める方が悪いのかとその頃が一番悩んだ時期でもあります。

となれば掲示板でそういう人がいる場所を探せばいいのでは?
そう考えました。

女装して電車に乗れば痴漢に会えるとか甘かったんですよね。
待ち合わせの掲示板に
「…時の…線の出入り口付近で毎日立っています」
そう書きこんで何度か待ちました。

すぐには来ません。遭いません。
返事も少ない。返事があっても来ない。
確かに満員電車だから思った場所に行けない事もありました。
でも、それを差し引いても来ないんですよ。

たまに痴漢かな?と思う接触はあるものの少し触って終了。
おかしい、そこから更に触られて男である事がばれたり…とかはないのか?

そう思っていました。

2週間ほど続けると、流石にもう駄目か?そう思った時期に来ました。

Fishです。痴漢遭遇です。

お尻だけでなく、太ももも撫でまわして……スカートの前に手が来たー

「ち、男かよ」

…え?痴漢さん?
はい、痴漢消えたーえー、男駄目ですか?

結構その捨て台詞がショックで女装はしなくなっちゃいましたね。

そうか…男でもいいって言うのはやっぱりホモ畑を探さなきゃいけないのか…
そう思うと気が重くなっていました。

俺はホモじゃない。ただ凌辱されたいだけ。
ホモの世界に行くとかないわーとか、暫く躊躇していました。

仕方なく危険を承知で夜の街を徘徊していたのですが、漫画やエロゲーのように何かが起きる気配もなく、ただ寂しい独りが夜の街を徘徊してるだけ。
でも何もしないよりかは何かをしないと駄目な気がしていました。

徘徊しているうちにとある公園のとあるトイレを見つけました。
薄汚いところでアンモニア臭いトイレで、エロゲーだと凌辱ポイントという感じです。

トイレの個室の中には卑猥な落書きいっぱい。
エロ漫画が捨ててあったり雰囲気抜群です。
このトイレで待ってたら凌辱者が来るのでは?そんな風に考えました。

…誰も来ません。

臭さには暫くいてると慣れてきます。
待つのは個室トイレの中。鍵は勿論掛けていました。

じーっと待っていると微かな足音だけでも、ドキドキできるものでたまに誰かが小便をしに入ってくると、それだけで緊張していました。

しかし、個室の中でただ待っているだけでは何も始まらない。
オナニーをしてみてもただ虚しいだけ……これじゃいけない。
そう考えました。

家に帰り、コンドームにローターを入れてアヌスに挿入して闊歩。
普段はプラグを入れてるのですが、ローターはサイズが小さいものの微弱な振動音がします。
アナルバイブでもいいかなとコンドームと共に鞄につめてその公園に向かいました。
時刻は10時過ぎでした。

夜の公衆トイレでアナニー…浮浪者等に見つかって犯される。
そう思うと結構興奮しました。
声もあまり我慢せずに出していました。
見つかるかも、と思うと一層興奮しいきそう……

「にぃちゃん何やっとんの?」

そんな声を掛けられて正直心臓が止まりました。
0.5秒ほど

「大丈夫か?」

ドアの外から声を掛けられるまで誰かの接近に気が付きませんでした。

「は、はい、大丈夫です」
「ん、そーか」

足音が去っていく中、まだ心臓がバクバク行っていました。
オナニーを続けるべきか否か、迷いましたがその日は臆病にも家に逃げ帰ってしまいました。

あの公園で凌辱が発生しないのは人が来ないからだ。
場所が悪いんだ、ならどうすればいい?

ハッテン場の近くだとどうだろうか?ホモが多い地区ならそういう凌辱イベント発生し易いのではないかとネットで検索。
結構あるんですね…と思ったもののホモではないのでハッテン場そのものでなくハッテン場の近くのポイントをチェックしたのですけど
「逮捕される」という書き込みをみると野外でのそういう行為で捕まったりするとか、最近取り締まりが厳しいとの情報が上がっていました。

なるほど、警察も凌辱されたくない人が凌辱される事案が発生していれば取り締まりを強化するのも理解できます。

絶望先生の自殺ポイントが潰されて行くのと同じことですね。
確かにそういう施設はお金が掛かるけど、野外ならフリーでも、それは確かにひっそりと行ってるうちなら見逃されてもネットで情報が拡散したら取り締まりくる。

……逮捕は嫌だなと思いました

俳諧を続けていた際に、レイプ未遂の事案も発生したのですが全く興奮もできなかったため割愛しています。
徘徊してるとトイレに連れ込まれ、キスされ、脱がされ挿入されたのですが、小さかったんですよね。
それが、そして射精と同時に逃亡。随分あっさり。
……なんだったんだ今の? 位のあっさり感でした。
天下一品のあっさり味もびっくりですよ。

凌辱はもっとねっとりと、じわじわ、
「へっへっへ、お楽しみはまだこれからだぜ」
が王道なのに、なんですか?その射精したから賢者に転職したので帰ります。
ジャ!ノシ位のあっさり感は。

ようやく来たと思った俺の期待を裏切ったね!
そんな感想しかなかったのです。

徘徊続けて1カ月。
去年の冬の話しです。
とあるおっさんに声を掛けられました。

「寒いやろ、コーヒーでも飲むか?」
缶コーヒーをくれました。

「どないしたん?こんなとこで、家出か?」
「……」

「日本語喋れるんか?」
「……」

「おっちゃんの家くるか?」
「……」

内心は、うわー家に連れ込んで凌辱ですか?とか凄くドキドキしすぎてもうバクバクでした。
このままおっちゃんの家に拉致監禁?凌辱の日々?
そんなことを思いながらも言葉にはできませんでした。

ちなみに徘徊するときは身分を証明するものも携帯も一切持ち歩いていませんでした。
凌辱の折に盗られたり、身元が割れて実生活が脅かされるのは本意ではなかったからです。

微かな小銭しかない俺を見かねたのかと思いましたが、いーや、このおっさんは下心がある。
一宿一飯の恩を体で返せですね?分かります。

…えーおっちゃんでした。
昔の苦労話とか、自分も家を追い出されたとかでも親の死に目に会えないのは辛らかったとか、苦労話を聞いて申し訳ない気分になりました。

でも、もしかしてという期待は綺麗に裏切られました。
おっちゃん、すみませんでした。
アンパン美味しかったです。

……やはり凌辱なんて二次元の世界限定なのかな?

一瞬そう思いましたが、そうか、独りでぽつんと座っていたら声を掛けて貰えるかもしれない。
下心あるような変態ももしかしたら居るかもしれない。

……声掛けてくれるのは警察が大半でした

警察は何故俺の夢を邪魔するのだろうか…
そう思った時期もありますが、親切はありがたいものでした。
しかしめげずに立ったり坐ったりしていると
「いくら?」
という声が掛かりました。

……これは……売春?
売春キターとかちょこっと喜び半分、怖さ半分。
だって普通のサラリーマンにしか見えないんだもの。

「幾らがいいですか?」

……値段設定わからないというか、ただでもいいんですけどって言いたいけど、ただより高いものはないし、安すぎても不振がられるし、というかそもそもそういうつもりはなかった。

「苺?」
「苺ですか?」
「うん、駄目かな?」

苺ってフルーツ?ん?このリーマン酔っ払ってるのか?

「苺以外には何かあるんですか?」
「足りない?」

会話がかみ合わないなーとか思ってたら、
苺⇒いちご⇒15⇒1万円と5000円⇒1万5千円…
はい、気が付きました。

「それでいいです」
「うん、じゃぁ行こう」

……そうか苺ってそういう意味だったのか…
勉強になった夜でした

ホテルでのリーマンは正直見た目に反してやや凌辱系。
ネクタイで拘束キター

後ろで拘束されてのアナルセックスは初体験でしたが、正直、なかなかの…鬼畜さんでした。

「アナルにこんなものを入れて嫌らしいね」
……隠語責めww

やや凌辱に近いけど、愛がある。
鬼畜なのに優しいって日本語おかしいけど、でもそういう感じ。
テクニックで言えばかなりの高得点。
雰囲気もよし、鬼畜もよし、終わった後の煙草もパーフェクト。

ただ、回数が一回で終了なのは歳のせいでしょうか。
凌辱というよりも、こちらを楽しませてから、自分も楽しむみたいなスタンスだったかな。

そういう意味ではベテランって感じでした

お金の受け渡し、やセクロスの回数が少し不満だった。
「ほら、これが欲しかったんだろ?」
そういって金を投げ渡してこその鬼畜。

紳士的に1枚づつ確認や、事後の気遣いは不要。
寧ろ、こちらの足腰が立たなくなるまで犯しつくして精液まみれた身体に札を投げ捨てたら理想だったけど現実はそんなに甘くなかった。
事後も和気藹々と飲みモノ片手に談話するとか鬼畜の風上にも置けないリーマンでした。

メルアドも交換してまた会いたいと言われて悪い気はしなかった。
確かにプレイ中との二面性はなかなかに良かったし、何よりお金を払わなくていいのが良かった。
点数をつけるなら78点。
なかなかの鬼畜指数でした。

リーマンとは月に2回くらいのスパンで会ってた。
会ううちにわかってくるんだけど、既婚者なんだよね。
既婚者なのにホモ。ホモなのに既婚者。
人はそれをバイと言うらしいww。

だけど、どうも元々はホモらしくて見合いで結婚したけど、やっぱり男の子が好きなんだとか言ってた。

家族の写真を見せてもらったけど娘で良かったねとオモタ。
結婚指輪も付けたままなのは、遊びは遊び、家庭は家庭と割り切ってたからなのかな。

マスオさんに似てたのでサザエさんを見るたびに思い出す。
面長な顔に四角く細い眼鏡と髪型が似てて、スーツを着てると言うだけ。

少ないお小遣いをやりくりして俺に貢ぐマスオさん。
最初の頃はそれこそしたい事をするような鬼畜風味なセックスだったのが「好きだ」と愛の告白をされて一気に醒めた。
駄目だ、駄目だ、どれくらい駄目かって言えば、

「止めるんだ!バイキンマン」
「そうだね、俺様が悪かった」

で終わるアンパンマン位に駄目だと思った。
バイキンマンがそんなに軟弱でいいのかと。

「好きだ、一目惚れなんだ、家族とは別れられないけどキミが好きだ」
マスオさんの情熱的なんだかよくわからない中途半端な告白に俺は醒めた。
冷めたと言ってもいいんだけど、「お前は俺のものだ」位言ってのけるマスオさんなら従属しがいがあったと思う。

そう言えば、マスオさんとジャムおじさんの声優は同じ人だったね。

こうして俺とマスオさんの情事は終わりを告げるのだが、そうは問屋が卸さなかった。

「キミ、よく男とホテルに入ってたよね?」

見知らぬおっさんに声掛けられた。
まだ寒さが残る春先の日の話。

正直な感想で言えば、このおっさん下種だ……
そう思いました。ブサイク、背が低い、愛想笑い
エロゲーにおける凌辱要員として欠かせない不細工ちびデブ。

用務員というポジションが似合いそうなそんな卑屈な男でした。

「ふへへへ……いくら?」

要するにこの男、俺がマスオさんとホテルに行く姿を何度か見かけていたらしい。

それで俺が売春男だと勘違いして声を掛けたわけか…
そこまでは察することができた。

いくらと聞かれれば苺でいいのか、
それとも吹っ掛けたほうがいいのか
無視した方がいいのか……

今さらで言うのもなんだけど、売りが目的だったわけじゃないんだからね?

確かにエロゲーとかじゃ凌辱要員なんだろうけど、俺はマスオさんに失望して失意の底に居たし、すぐに別の相手を探そうと言う気にはなっていなかった。

だから俺は選択肢3.無視することを選んだ。

何も話さず、汚物を観るような目でおっさんを一瞥して通り過ぎようとした。

「ま、待てよ…」

手首を掴まれた。
結構予想外だった。
この手のチビキャラは弱みを握ればそれなりに強気には出るが、そうでない段階でこんなに果敢な行動に出るとは思ってなかったんだ。

「幾らだよ」

既になんかキレ気味だったと思う。
無視したことに腹を立てての行動なのか、結構切れてたっぽい。
握力も予想より強い。
流石に大人の握力で強く手首を掴まれると怖いと感じました。

「聞こえてる?幾らなの?」

へへへって感じでしつこく聞いてくる男。
周りが少し興味本位な目で見てくる。
居心地が悪かった。

「さん…」

マスオさんの2倍を吹っ掛けてみた。
流石に断わると思ったからだ。

「さん? 三万?」
「……」

「じゃ、行こう…へへへ」

男に手首を掴まれたままホテルに連れ込まれる。
正直、三万て高すぎるつもりがあっさりの了承。
寧ろ、この男お金持ってるのか?不安になった。

部屋について最初に

「先に頂戴」

そういうと三万円を投げ渡された。
ぞくっとした。

拾って財布に入れて、最初にキスされた。
臭い
歯磨きしろとか言うレベルじゃなく臭い。
口臭とかもそうだけど体臭も臭い。
ワキガなのか目に染みる。
その臭い口で口の中をべろべろと舐めまわされる。
吐き気に涙目になると顔を舐められる。

舐めるのが好きなのか、このおっさんはとどこかいらっとしたものを感じる。

「いいね、そういう顔大好きだよ」

そんな風に言われて、唾を吐き捨てると更にキスをされた。
便所の臭いよりも臭い息だった。

……お前、前世モルボルだろってくらいに臭い息だった

風呂に入る
歯磨きする
シャワーを浴びるという選択肢は男にはなかったようで徹底的に舐めまわされた。
耳も、鼻も、目も。

臭いとしかいいようのない臭いにも少し慣れたことにフェラチオを強要された。
これがまた臭い。

臭いというよりも、臭いで吐き気がするってある意味これも才能なんじゃないかってくらいに臭い。

でもサイズは短いけど太かった。
皮被ってて汚いとしか言いようがないそれを舐めろという。

「金払ってるんだからちゃんとしろ」

へへへとそんな事を平然と言われた。

フェラチオをしようとするとえずく。
吐き気がする。涙がでる。
咥えていないのにその状態。

舐めるだけで舌が痺れるような奇妙な味。
麻痺属性でもついてるのかってチンポだった。

しかも先から生臭い先走りが溢れてる。
それを顔になすってくる。
頭を押さえられて奥まで一気に入れて、
離し、
また一気に入れて、
離す、

俺は吐いた

吐いた後もそれを舐めさせられた。
「綺麗にしてくれよ」
既に汚染された物質を除去なんかできるわけがない。
舐めても舐めても臭い。
唾液までもが臭い
吐く以外の選択肢がないのに吐けない。

飲むしかない。飲むと胃が汚染された気になる。
何度も吐いた。吐いても咥えさせられた。
涙で視界が歪んでた。それを観てなのか男は楽しそうだった。

アナルセックスは一番楽な時間だった。
尻を叩かれるだけ、
背中を叩かれるだけで済んだ。

太いけれど短いそれは、そんなに苦痛でもなかった。
尻を掴まれ、叩かれ、ベルトを首に巻かれて引っ張られても
それでも、まだフェラチオよりかはマシだと思った。

射精後、コンドームの中を飲まされた。
濃く精液というよりも、ゼリーのようなそれは汚らしく感じた。
舌の上に垂らされて、口の中に入れられ、その後に指で掻き回され飲まされた。

美味しいどころか喉に引っ掛かって気持ち悪い。
固形物のようでスライムのようなそれが引っかかって気持ち悪い。

その上、もう一度チンポを舐めさせられていた。
臭いには慣れていたけど、付着した精液を舐めさせられるのは苦痛だった。
舐め取って口の中を見せて、それを飲みくだして舌を見せる。

結局、男は3回射精した。
二度はアナルで。
一度は口の中に。
「3万円だから元を取らないとな」
そんなようなことを言っていたように思う。

終わったあと自分だけシャワーを浴び、さっさとホテルを出ていってた。
自分がしたことを今さら怖くなったのか、賢者モードだったのかは分からない。

ラブホテルに置き去りにされるとなんだか寂しく感じた。
くしゃくしゃの汚い3万円はそのまま置いてあった。
ゆっくりシャワーを浴びて自分もホテルを出た。

たぶん、初めて凌辱された気がした。

望みがかなったのだから喜ぶべきだったのかもしれない
そこで満足しておけばよかったのかもしれない
でも自分の中ではなんとなく違和感を感じてた。

多分、自分は凌辱されたと思う。
だけど、何かが違うと思う。
その何かが自分にもわからない。
そんな奇妙な感じ。

だから、また徘徊してた。
ずーっと徘徊してた。
警察官に声を掛けられたりしながらも徘徊してた。

またあのチビおっさんにあった。
昼間の事。

チビおっさんは見知らぬ似たようなおっさん二人と歩いてた。

「久しぶりだね…ふひひ」

卑屈な喋り方は変わっていない。

「はぁ、ども」

何故か返事をしてた。
無視すればよかったのに無視できなかった。

おっさんたちは、
「誰この子」「知り合い?」「知りたい?」
そんな事を話してた。

「3万円でいいよね?ふひひ」

相変わらず卑屈な笑みでそう言われておっさんに手首を掴まれた。
車に乗せられた。白の今時見ないセダンタイプの車。多分クラウン。

足……届くんだと思った。その短い脚で。
そんなどうでもいい感想をよく覚えてる。

車で知らない場所、拉致。
連れて行かれたのはどこかわからないマンション。
汚い古いマンション。アパートの様なマンション。
おっさんたちに囲まれて部屋に連れ込まれた。

「先払いだよね、ふひひ」

おっさんは他の二人からも1万円を徴収してそれを俺に渡してきた。

1千円札と5千円札が混じってた。

最初はチビが俺にキスしてきた。
相変わらず臭い口だった。
虫歯なのか胃が悪いのか、それとも歯を磨いていないのか。

臭さで言えば車もそうだし、部屋の中も臭い。
おっさんの臭い臭いしか臭って来ない。
すえた臭いとカビの臭い。

他のおっさんはそれを黙って見てた。

フェラチオさせられた時に身体に触れる手を感じた。
他のおっさんが触れてきてた。
ズボンを脱がそうとしてた。
乳首を触ってきていた。

複数の刺激。
乳首や脇、足に尻穴、口と舌

人間の脳味噌は上手にできているのか複数同時にある程度認識できるけど同時並列処理はできないって初めて知った。
意識が集中している場所以外の刺激が脳味噌に届かない。
口に集中すれば乳首はおろそかになるし、乳首を抓られたら口は十分に動かせないし、尻や太ももを撫でられるとそこがぞわぞわする。

身体が勝手に防衛反応を示すけれど追いつかない。
自分が何をされてるのか認識する余裕が無い。
苦しさがずっと続く感じ。
気持ち良い以前にどこか何かがおかしいって感じてた。

味も臭いも、
痛みも、
くすぐったさも、
言葉にできない刺激も
何かがおかしいと思ってた。
何をされているんだろうって認識できない。
どうして自分がこんな場所で
こんな相手にこういう目にあっているのか
現実の事として認識できていない。
自分の事なのにどこか客観的に見ている。
刺激が段々と弱くなってくる。

アルコールを飲み続けると度数の低いビールが水のように感じる
あの感覚に近いのかもしれない。

叩かれると身体が反応する。
抓られると身体が反応する。
身体の操縦が上手にできない感じ。

ぼぉーっとまるで脳味噌という本体と身体が切り離された感じ。
意識的に反応はしていないけど、言われたとおりに大人しくしていた。

「どうしたんだ?もっと抵抗しろよw」

そんな風にチビには言われたけど抵抗の仕方がわからない。
アナルセックスしながら、咥えさせられていてどうやって抵抗すればいいのかなんかわかるわけがない

心と体の繋がりというのはおかしなもので休憩しているとほっとする。
お茶を貰って飲んでいるとコントロールが徐々に戻ってくる。
水分が足りないというのもあったのかもしれない。
脱水症状気味だったからか頭はずっとボーっとしてた。

休憩の後二人の男の相手をしていた。
チビはどこかに出掛けたようだった。
背の高い馬面のおっさんはセックスにご執心だった。
チンコが長かった。

もう一人の太ったおっさんは乳首を弄ってフェラチオさせたがった。
チンコが剥けてた。太かったし長かった。

その頃にはコンドームは使っていなかった。
だから中に出されたし、直接飲まされもした。

何かを飲まされた気もするけど、それが何かはわからないし。
何かが変わった気もしなかった。

薬と言われたけど、どこがどう薬なのかよくわからなかった。
夕方、気が付くと馬面だけが残っててシャワーを貸してくれた。

風呂場の中でもう一度犯された。
マンションは馬面のものらしかった。
外に出たらもう真っ暗だった。

望み通り、エロゲーやエロ漫画のような展開になったのに心の中はどうにも弾まなかった。
疲れたって感想は何度も思った。
気持ち良くないわけじゃない、何度かいった気もするし射精もさせられた
何が不満なのか自分でもよくわからなかった。

その頃、友達から「お前大丈夫か?」と心配されるようになる。
どうも見た目に死にそうな顔と言われた。

「レイプ目してるぞww」
そう言われたけど、それくらいに異様だったそうです。
仕方が無いので友達に過程を素っ飛ばして、複数人の男に乱暴されたことを話した。

病院を紹介されました。
付き添って貰いました。

検査、カウンセリングっぽいのを受けました。
病気の方は結果を先に言えば、尿道炎になってるとは言われましたがそれ以外に異常は特に見つからず、現在も特に問題はありませんでした。
肛門の方は少し傷が付いていたそうですが、薬を塗っていれば治ると言われました

カウンセリングは以外にも女性(年配の方でした)でした。
カウンセリングは今でも毎月通っているのですが、その方が大変良い方でとても話しやすい人で、俺ではどういい先生なのか説明しにくいのですが、こちらの話をゆっくり丁寧に聞いてくれて話しやすい雰囲気の持ち主としか言えません。

「じゃぁ、どうしてそういうことに興味を持つようになったのかな?」
カウンセラーの先生に聞かれて、ぽつっと話した話を少しだけして終わります

俺の身体というのは、
女性ホルモン優位で男性ホルモンが少ない身体である。
そのことも原因の一つなのですが。

直接的には子供の頃に受けた虐待が原因だとカウンセラーの先生に言われました。
俺自身はそれを虐待とは認識していなかったのですが、無視されるのが怖い、親の気を引くために悪戯する。
俺はそういう子供でした。

もう一つが思春期における友達と自分の身体に関する違いに対する違和感。
集団における異物感、鬱、精神的には女性のそれに元々近いとも言われました。

そういう中で自分が興奮できるものを見出して、それを確かめようとした結果がこのあり様というわけなのです。
男性的じゃないから男性的な凌辱等に憧れ、でも内面ではされる側に共感してその矛盾が結局自分の中で行き場の無いストレスになっていたと。

普通はそのジレンマを抱えたまま成長し消化していくけど、俺は中途半端に行動力があった為に今回の事件が起きた…
そういう感じだそうです。

したことそのものは褒められないけど、自分で悩んで行動しようっていうのは本来は素晴らしい事だとも言われました。

誰かに相談できるような内容では無いのも理解できるし、自分で抱え込んでしまいがちだけど、本当はそういう悩みは誰もが持っていて、それと向き合ったり目を背けたりどうするのが正しいとか間違ってるでなく自分で選んでいくものなのだそうです。

結局のところ俺の女性観は大きく歪んでいて
「凌辱される=理性で押さえられなくするほど魅力がある」
そういう考え方に根付いていたわけです。
好きの反対が嫌いでなく、無関心だと思っていたように。

酷い目に遭いながらも快楽を覚えることよりも、
「凌辱されるような魅力のある女になりたい」、
そんな性癖を持ちながらも、男の身体であることをどうしても捨てられないのが俺という存在。

ち、ちなみにホモじゃないんだからねっ!!
友達にこの話を少ししたら、

「自分を大事にしろよ」

本気で怒られて嬉しかったが、惚れちゃいないからね?

【近親相姦】某Aさんのエロゲークリエイター体験記 第二部 「ライター編」【体験談】

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前編:某Aさんのエロゲークリエイター体験記 第一部「就職編」

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記34

第二部「ライター編」 予告1

背骨ソフトに無事採用されたAさん。
出社前に、少しでも背骨ソフトの情報を集めておこうと、自宅のパソコンから2ちゃんねるに接続した。
エロゲー板に入り、背骨ソフトのスレッドを探す。

――な、なんじゃこりゃ……。

背骨ソフトのスレッドを見て、Aさんは驚愕した。

「修正パッチまだかよ」「糞ゲー」「地雷」「流石G先生のシナリオですね」
「一本目からこれじゃ先が思いやられるな」「次はもうないんじゃない?」

ネガティブな意見がこれでもかと踊っている。
荒らし、アンチ云々の話ではない。

どうやら、ここまで酷いのは背骨ソフトの出したソフトに重大なバグが見つかったのが原因らしい。
とあるヒロインのルートの途中で、いきなりOSを巻き込んで落ちてしまう。
おまけに重い。そして、OSが98では、プレイすらできない。

それでも一人ぐらいは、ゲームを評価してくれる書き込みがあっても良さそうなのだが、
その肝心なゲームの内容が、いかんせん平均点以下。
シナリオを書いたG先生――面接でも名前が出ていた――は、
経験豊富なベテランだが、これまで特にヒット作を出したわけでもなく、
無難なシナリオ、つまり当り障りのないシナリオしか書けないライターとして認知されている。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記35

第二部「ライター編」 予告2

なおかつG先生のシナリオの致命的なところは、エロが薄いこと。いくら萌えゲーだからといって、
いまどき10クリックで終わってしまうエッチシーンなど、うけるわけがない。
住人たちは、Gのことを侮蔑の意味をこめて“先生”と呼んでいる。

――えらいところに入社してしまった。

Aさんは、目を点にしながらも、別のエロゲーレビューサイトを開いた。
そこでも、背骨ソフトのデビュー作の評価は芳しくない。

ユーザーが一番腹を立てているのが、発売から半月も経つのに、
いまだに背骨ソフトが完全な修正パッチを出していないことだ。
日に日に、背骨ソフトの評判が下降していっているのは、業界に疎いAさんでもわかった。

――でもまあ、一本目にしてはなかなかいい評判を頂いてね。

D氏のあの言葉は、一体なんだったんだ。誰から頂いた評判だったんだよ――。

……。

翌日。ようやく修正パッチを出した背骨ソフトだったが、いまさらという感じは否めない。
大きな不安を抱えながら、Aさんは背骨ソフト初出社の日を迎えた。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記36

背骨ソフトに初出社の日を迎えたAさん。
前日D社長から電話で、事務手続きのためのハンコと筆記用具を持ってくるように言われた。
それはいいのだが、話の終わりしなD社長より、
「君には期待している」
「うちの会社は君にかかっている」
など散々プレッシャーをかけられた。

会社は、Aさんの家から電車二本乗り継いだところにある。
通勤時間は、一時間強。
出社は、朝の11時からだから通勤ラッシュに見舞われることはないが、
これから毎朝一時間もかけて通うのかと思うと、気分が憂鬱になる。

会社に向かう電車に揺られながら、Aさんはふとある疑問を抱いた。

――給料はいくらもらえるのだろう?

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記37

面接のときも、昨夜の電話でも、その話は一切なかった。
いままで、そういう生々しい話は、自分のほうからしてはいけないのではという遠慮があったが、
勤めるとなった以上ははっきりさせておかなければならない。
Aさんのアパートの家賃は、都心から離れているため月五万円と格安だ。
バイトをしていたころは、月14万ほど稼げばなんとかやっていけた。
が、しかし……ゲーム会社の給料は安いと聞く。
最低賃金を下回ることなどあたりまえ、おまけにAさんは入社してから3ヶ月の間、
試用期間ということでバイト扱いになる。
交通費は払ってもらえるようだが、問題は手取りでいくらもらえるのかということだ。
まさか……10万切るってことはないだろうな……。
いや、ありえそうでこわい。

「………………」

会社近くの駅についた。
面接のときに、D社長と一緒にいた、瘠せたE氏と年配のF氏が迎えに来ていた。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記38

「よろしくお願いします」

と、Aさんは頭を下げる。
E氏はボソボソと聞き取れない小さな声で挨拶してきた。

「では、会社まで案内します。道を覚えてください。そんなに難しい道順ではないですから」

F氏とE氏に案内され、Aさんは会社に辿り着いた。

――え。ここ?

会社というからには、オフィスビルもしくは、
それなりの佇まいをしているのだろうと勝手に期待していたAさん。
そのAさんの期待を裏切るように、F氏は木造アパートを指差した。
二階建ての……築10年以上はたっていると思われるレトロな佇まい。

「この二階になります」

と、F氏が唖然とするAさんの背中を叩いて、会社の場所まで案内した。
郵便受けには、なるほど「203号 (有)背骨ソフト」とある。
その隣には、「202号 D」
D社長の苗字があった。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記39

F氏に聞くと、このアパートは、元は社長のD氏が借りていたアパートで、会社を立ち上げるにあたって、
ちょうど空いていた隣の部屋を事務所として借り受けたそうだ。
いまは202号室を開発室。203号室をD氏の自宅兼事務作業部屋として使っている、
とF氏はAさんに説明した。

「今日はちょうどみんないますし、Aさんを紹介できますね。
あと、A君と一緒に今日入社する“新人君”がいますけど……彼は、午後からだったかな?」
と、F氏はE氏に尋ねる。
「……秋葉でサイン会の打ち合わせを終えてから出社するそうです」

――サイン会?

Aさんは目ざとくE氏の言葉に反応した。

「そうだ。A君を、お手伝いとしてサイン会に借り出してはどうですかね? 
本来は、私たちの仕事ですが、いい勉強になると思うのです」
「……社長に相談してみましょう」

Aさんは、事務所である203号室に案内された。
「どうぞ」
中は意外と広い。
四畳半ほどのキッチンがあり、奥に六畳の和室が二部屋並んでいる。
その一つは、D社長の部屋。
もう一つが、事務室らしい。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記40

――なんだこれ?

入ってすぐ、Aさんの目に飛び込んできたのは、山と詰まれたエロゲー雑誌とゲームの山。
足の踏み場もないくらい、乱雑に散らかっている。

「ああ。これは、雑誌社や他所のメーカーさんから送られた物です。
他にも付き合いのある広告代理店などからも、次々とサンプルなどが送られてくるので……。
片付ける閑もなくて」
F氏は、スリッパを下駄箱から取り出しながら、苦笑した。
「…………この仕事をしていて、一つだけ得があるとすれば、それはエロゲー雑誌が読み放題なのと、
エロゲーがただでプレイできるということだ」
珍しくE氏が口を開いた。
「A君も、勉強のためにここにある雑誌は一通り目を通しておいてください。
ゲームは家に持って帰ってプレイしても良いですよ。その代わり、中古屋に流さないでね」
ははは、とF氏は笑った。

「おおう。A君。どうもです。どうもです。」
奥の部屋からD氏が巨体を揺らしながら出てきた。
「あ、よろしくお願いします」
「ごめんね迎えにいけなくて、昨日徹夜で作業してたものだから」
「社長。とりあえず、書類をA君に書いてもらって、それからみんなを集めて紹介しましょう」
「わかった。A君。ハンコ持って来た?」

奥の部屋に通され、色々手続きを踏まされた。
手続きと言っても、バイトで入る際の手続きと大差ない。
税金やら、保険やらの書類にサインしハンコを押すだけ。
その後、D社長から簡単な会社の説明があった。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記41

「この会社は、一応は週休二日制。土曜と日曜。それと祝日はお休みになるのね。
勤務時間は、朝の11時から夜の7時まで、昼休みは適当にとってくれて構わないからね」
「いまのところは暇だから、時間どおりに出社して時間通りに帰ってもらって構わないです」
「まあ、忙しくなってきたら帰る暇もなくなるけどね」

Aさんは、いつ給料のことを聞き出そうかと、そのことばかり気にかけていた。

「そうだ。社長。A君の給料は……?」
「あれ? 俺話してなかったっけ?」
Aさんは首を振る。

D社長は、頭を掻きながらいままで、生活費がどれだけかかったか訊ねてきた。
Aさんは月14〜15はバイトで稼いでましたと答えた。

「そっか。いまのところ、A君は試用期間ということで、時給制にしてもらいたいと思ってるのね。
そうだね……1時間700円でどうかな?」
一時間700円なら、いままでしてきたバイトとたいして変わらない。
「正社員として採用が決まったら、とりあえず月13は出すから。それまで我慢してよ」

――13万……。多くはないが……まあ、普通だ。

ちゃんと給料が出ることに、Aさんはほっと胸を撫で下ろした。

「まあ、うちはまだ恵まれてる方ですよ。一本目がそこそこ本数出てくれたんで、
こうしてお給料も払ってあげられるんですが、
酷いところになりますと月五万しか貰えない会社もありますからね」

俺はまだ運がいいほうだったんだ、とAさんは安堵の溜息をついた。

「それじゃあ、みんなにA君を紹介しようか。隣の開発室に行きましょう」

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記42

AさんはD社長たちと共に、開発室である202号室へと移動した。
元はD社長の自宅であった、202号室。
間取りは、203と全く同じだが、隣りの事務所と比べて、綺麗に片付けられている。
奥の二部屋に机が五つ並んでいる。壁には、エロゲーやアニメのポスター。

「おーい。一旦作業止めて集まって」

と、D氏が呼びかけると。奥の部屋から二人の女性がのそのそとやってきた。
一人は、背の高い細身の女性。
ぼさぼさの髪にこけた頬。ずんぐりと座った目が、怖い。
もう一人は、ぽっちゃりとした女の子。かなり年は若そうだ。
どちらも、ルックスは標準以下だが、Aさんは女性従業員がいることにまず驚いた。
「今日から、入ってくれることになったA君」
「……よろしくお願いします」

Aさんは、ぺこりとおじぎした。
背の高い女性は、背骨ソフトの原画。H子さん。年は、社長と同じ。
もう一人の女性は、Iちゃん。チーフグラフィッカー……。
驚くべきことにまだ二十歳らしい。

リアル女性に免疫のないAさんは、どぎまぎしながら二人を見比べた。
この二人が背骨ソフトのグラフィック部門の中枢(といってもこの二人だけだが……)
なのかと思うと、凄く不思議な感じがする。
男のためのエロゲーなのに、女性が……しかも、まだ二十歳そこそこのIちゃんが彩色を統括。
エロ絵をこのH子さんが描いていたなんて…。

一通り、紹介が終わるとH子さんとIちゃんは作業に戻っていった。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記43

「あと、午後から来るJ君を入れて社員は全員揃うことになるね」
D社長に、F氏、E氏、H子さん、Iちゃん、そして午後から来るJという人。
それにAさんを入れて、全部で七人。
エロゲーメーカーとしては、多い方である。
しかし、これでも十分な人員が揃っているとは言い難い。

「A君は、ここで作業してもらうから。えーと。これ机」
と、D社長が指差したのは、まだ組み立てられていないパソコンラック。
「あ、そうだ社長。A君のパソコンまだ組みあがってないんですよ」
「そうなの? A君パソコン組み立てられる?」
お店で既に組みあがっているパソコンしか見たことのないAさんは、
D社長の言葉の意味がよくわからなかった。
「できないなら、組めるようになったほうがいいよ。
午後から来るJ君に教えてもらえばいい。それまで、A君は自分の机を組み立てといて」
そう言い残して、D社長とFさんは隣りの事務所に戻っていった。

残されたAさんはE氏に手伝ってもらいパソコンラックを組み立て始めた。
E氏は凄く無口だ。こちらから話題を振らない限り、滅多に口を開くことはない。

IちゃんとH子さんは、黙々と机の前で作業している。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記44

Aさんは、部屋の隅に置かれたダンボールに入った紙の束を見つけた。
「これなんですか?」
「それはですね。前回の原画です」
Iちゃんがタブレットをカチャカチャ動かしながら教えてくれた。
「見ます?」
「是非」
ゲームで見たキャラの立ち絵とイベント原画が、それぞれラフと清書と影指定の三枚を一束にして、
ダンボールの中にきっちりと収められていた。

――気が遠くなるほどの枚数だ。

「これでも、前回のゲームは規模が小さかったですから、少ない方なんです」
「これで少ない方なんですか」
これをH子さんは一人で全部描いたらしい。
凄いな…とAさんは素直に感心する。
原画家のH子さんは、机に向かってシャーペンを走らせていた。
机と上半身がほとんど並行になるくらい、紙に顔を近づけて黙々となにかの絵を書いている。
丸まった背中から、近寄りがたいオーラが流れていて、なにやら話しかけ辛い雰囲気をかもし出していた。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記45

午後になって、今日からAさんと一緒に今日入社する予定のJ君がやってきた。

「始めましてJです。Aさん…ですか? よろしくお願いします」
どんな人かと思えば、滅茶苦茶礼儀正しい好青年だった。
なんでも、このJ君は、背骨ソフトに正社員として入社したのは今日だが、前回のゲーム製作では、
外注として背骨ソフトの営業をサポートしていたらしい。
だから、Aさんのようなまるっきり新人というわけではない。

「Aさんのこと聞いてますよ。なんでも、あの○○のライターを超える逸材だそうですね」
「だれがそんなこと言ったの?」
「社長です」
――あの社長……。俺の知らないところでそんなこといってたのか。

期待されて悪い気はしなかったが、過度な期待はプレッシャーになる。

「まあ、あの社長の言うことですから、間に受けはしませんでしたけど」
「そ、そうだよね。俺なんてまだ素人同然だから…」
「パソコン。まだ組み立ててないんですよね。じゃあ、やっちゃいましょう」
J君はAさんのパソコンの組み立てに取り掛かった。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記46

このJ君。年は、Aさんの二つ下。
つまり、まだ二十三歳なのだが、この業界に入ってすでに五年のキャリアをもっている。
部署は一応営業になっているが、本職はプログラマー。
そのほかにも、ディレクターやプランナーの経験もあるという。

「え? J君ってここに来る前あの会社にいたの?」
「はい。そこで、○○のプログラムを担当してました」

Aさんが驚いたのも無理はない。
J君のいた以前の会社とは、昨年数万本売り上げた萌えゲーの超有名ブランドである。
そこの開発チームが解散し、新しいブランドを作るという流れになったが、
J君はそれに参加せずフリーになった。
色々な会社の手伝いをしていたところに、F氏に誘われ、この会社に入社する運びとなった。

「まあ、一応営業ということになってますけど、営業広報はFさんがいますし、
僕は主にプログラムを担当することになるでしょうね」
「J君が来る以前のプログラムは……?」
「社長です」
あのユーザーの怒りを買ったバグだらけのプログラミングは、社長自ら手がけていたのか。
「プログラマーとして僕が入っちゃうと、社長が臍まげちゃいますからね。
ですから、一応営業という肩書きで入社することになったんです。
あの人結構子供ですから。Fさんも色々と大変ですよ」
なるほど。ようするにJ君は、ヘルパーなのだ。
前回の開発で社長のプログラミング技術を見限ったFさんが、次回もこのままでは不味いと思ったらしく、
腕のいいプログラマーを雇うことを決めた。
そして、J君に頭を下げて来てもらったのだ。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記47

「ま、仕事ですから、お金さえ貰えばいいですけど」
「J君っていくらもらえるの? 俺、時給700円」
「僕ですか…? あんまりそういう話はしたくないんですけど…」
「ご、ごめん…」
初対面でいきなりそんな生い話をふられて困るのは当然だ。
Aさんは自分の質問を撤回する。
「謝らなくてもいいです。興味があるんでしたら、Aさんにだけ特別おしえてあげます。
僕の給料は、たぶん月20ぐらいでしょうね」
「20」
Aさんはぶっ倒れそうになった。
そして、これがプロの世界なんだと思い知った。
なんの実績もないライターのAさんと、実力と経験を乞われて入ったJ君。
それが、時給700円と月20万の差だ。

「できました。OSはXPです。あと、デバッグ用に2000も入れておいて下さい」
「デバッグ用?」
「そうです。前回のうちのゲーム、どうしてバグが出たか知ってますか?」
「いや…」
「簡単な話です。時間がなくてデバッグしてなかったんですよ」
「え!?」

「だってそうでしょ? 開発環境ではあらわれない特殊な事例だったら、仕方ないと思いますけど、
どんな環境でも発生するバグ――前回のゲームで言うと、ルートの途中で落ちるとか、
決まったOSではプレイできないバグとかは、デバッグをちゃんとしてれば、誰だって発見できたはずです。
それが…」
J君は、ベランダでタバコを吸っているH子さんを一べつした。
「はいはい。すいませんね……」
H子さんが、タバコをふかしながらやさぐれる。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記48

「前回は、落ちちゃうルートのヒロインの絵が最後まで完成しなくて、
結局全ての絵素材がそろったのが、マスターアップの日の朝なんですよ」
「で、そのルートだけデバッグしないで製品を出したわけ?」

「社長の弁解は、一応そうですけど……」
J君は声を潜めた。
「これは僕の推測なんですが、多分社長は、バグに気付いていたと思います。
朝素材が上がって、それからでもデバッグする時間は十分あったはずです。
それに、絵が完成してなくても、ダミーで動かすことは出来ますからね。
…でも社長、バグに気付いたけど、それを治せなかった……。恐らく、それが真相でしょうね」

「……そんなのってありなの?」
バグがあるとわかってて製品を納品するなんて。
リンゴ農家がリンゴが腐ってるとわかってて問屋に卸すようなものだ。
「一作目ですからね。どうしても、発売日は伸ばせなかったんです。
ま、仕方ないですよ。一回発売日を伸ばせば、広告代や押さえた工場のキャンセル代やで、
色々と物入りになっちゃいますから。
それに流通やお店との信用も損なわれる。
お金のある会社だったら、発売日を延期することもできたのでしょうけど、うちはね……」
開発期間を伸ばすお金がないから、バグ入りとわかっていても発売せざるを得なかった、というわけか…。
「…………」
Aさんはショックで言葉を失っていた。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記49

「あんな欠陥商品を出したら、普通の企業ならとっくに潰れています。
ところが、この業界はそうじゃない。
当たり前のことをしなくても、商品は売れる。会社は維持できるんです。
当たり前のことが、当たり前にできない。それが“エロゲークリエイター”なんですよ。
Aさんはそんなクリエイターにはならないでくださいね」
不敵な笑みを浮かべて、Aさんに視線を戻す。

――当たり前のことが、当たり前にできないのがエロゲークリエイター。

J君の言葉は、Aさんがほのかに抱いていたエロゲー開発者への憧れを粉砕するのに十分な破壊力があった。
「………………」

「Jよけいなこと、喋ってんじゃねぇよ」
Aさんたちの会話に、E氏が割り込んできた。

「すいません。Aさん、これでパソコンは完成です。あとはネットに繋いで、ドライバを一通り揃えてください」
J君は、出来上がったばかりのパソコンを起動させて、Aさんに必要なドライバを教えた。

「では、僕はFさんと打ち合わせがありますので」
「……」
E氏は、開発室から出て行くJ君を睨みつけた。
その視線を背中で感じたのか、J君は振り返って、

「Eさん。僕がきたからには、今回みたいなぶざまな真似はさせませんから」

そうE氏に言い放って、開発室から出て行った。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記50

「…………」
唖然としているAさんに、E氏は声をかける。
「…Jの言ったこと、真に受けるな。
正論かもしれないが、あいつは、底辺でゲームを作ってるメーカーの現状を知らない……。
見ろ。
ここにあるパソコンや機材は全て、会社を立ち上げた俺たちが持ち寄った物だ。
何万もするOSやツールを一通り揃えることですら、どれだけ苦労するか、
大手メーカーでしか仕事をしたことがないあいつにはわかんねぇんだよ。
そういう苦労をいままでしてこなかったから、あんな青臭い口がきけるんだ」
E氏の口調に、だんだん怒りが篭っていく。
「俺たちだって、バグ入りのゲームを喜んで発売したわけじゃない。悔しくないわけないだろ……。
けどな、限られた時間の中で、最低の賃金と、最低の資金と、最低の機材と、最低の人員で、
いかにいい物を作るかが、俺たちの仕事なんだ。
最高の資金と人員と設備を揃えて、
心行くまでゲーム製作に取り掛かれるエロゲークリエイターなんて、一握りしかいない……」
E氏の顔は苦渋に満ちていた。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記51

入社早々Aさんはへコんでいた。
J君と、E氏。どちらの言い分もわかる。
けど、ユーザーの立場から見れば、J君の言っていることが正しいのは、誰が聞いてもあきらかだろう。
Aさんも、バグ入りのゲームを掴まされて、メーカーにブチ切れたことは何度もあった。
だけど、バグ入りのゲームを喜んで世に送り出したいと思う開発者はいない。
バグ入りとわかっていて、それでも発売に踏み切らなければいけない様々な事情があるのだ……。
「ふう…」
Aさんは、これからお世話になる専用マシーンに向かって、地の底まで届きそうな、深いため息をついた。
これから、Aさんも開発者の立場に立つ。
当然、下手なゲームを世に送り出せば非難の嵐に晒される。
不安だった。もう一つ、Aさんを落ち込ませている原因は、
いままで多少なりとも憧れを抱いていたクリエイターへの失望だった。
D社長のような人が、当たり前のようにこの業界内に跋扈しているのかと思うと、ヘコむどころの話じゃない。

「Aさんはそんなクリエイターにはならないでくださいね」
J君の忠告。それは、Aさんへの戒めもあったが、言葉の裏には、
「どうせあなたも、D社長のようになっちゃうんでしょ」
という、意味が含まれてたようにAさんは感じた。

――俺は一体どんなクリエイターになってしまうのだろう。
D社長のようになってしまうのか、それともJ君のように、なれるのか……。

背骨ソフトの人々

背骨ソフトの人々(平野風味)

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記52

「H子さんとA君いる?」
開発室の扉を開けて入ってきたのは、F氏だった。
「はい。なんですか?」
「そろそろサイン会だから準備して。A君も連れてっていいって社長の許可が下りたから。一緒に行きましょう」
Aさんは、言われたとおりに外出の準備にとりかかった。
H子さんも、握っていたシャーペンを置いて立ち上がる。
「サイン会って……原画家のH子さんがサインするんですか? まるで芸能人みたいですね」
Aさんは、尊敬の眼差しでH子さんを見た。
「そうね……馬鹿らしいことだと私も思うわ」
H子さんは、Aさんの期待とは逆の反応を返す。
「まあ、そう言わないで。これもファンサービスの一環だから……。
次回のゲームの売上に繋がると思って……ね?」
どうやら、H子さんはサイン会に乗り気じゃないらしい。
F氏はそんなH子さんを必死になだめる。
「はあ……」
と、H子さんは渋々といった感じで、外出する準備を始めた。

「Aさん」
Iちゃんが作業の手を止めてAさんを手招きする。
「なんですか?」
「ハンカチもってます?」
もってないAさんは、首を振った。
「じゃあ、これ持っててください」
Iちゃんは、チェック柄のハンカチをAさんに手渡した。
「?」
いまからサイン会に行くというのに、なぜハンカチを?
Aさんは、Iちゃんのハンカチを握ったまま疑問に思った。
「きっと役に立ちますから」

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記53

「A君。行くよ」
「行ってらっしゃい」
Iちゃんに見送られて、Aさんたち三人は会社を後にした。

山手線秋葉原駅。
言うまでもなく、オタクのメッカである。
「いやー。相変わらず、いい街だねー」
と、改札を出たF氏はなぜか晴れ晴れとした表情で、秋葉原の街を見渡す。
平日だというのに、本当に賑やかだ。
確か今日は金曜日。エロゲーの発売日ということもあって、いつもより人通りが多い。
「…………」
H子さんは、そんな街並みには目もくれず、タバコケースから細長いタバコを取り出し口にくわえた。
「こらこら。H子さん。条例……知らないの?」
F氏に注意され、H子さんは舌打ちしながら、火をつけたばかりのタバコを投げ捨てた。
「……だから秋葉は嫌いなのよ」
「条例? ああ、なるほど」
タバコを吸わないAさんは、一瞬遅れてF氏の言葉に反応した。
千代田区の禁煙条例のことか。
Aさんには関係ないが、タバコを吸うH子さんにしてみれば、鬱陶しいことこの上ないだろう。
秋葉が嫌いになるのもわかる。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記54

「さ、行きましょう。
会場は、ちょっと行ったところにある○○電気PC館ですから」
F氏の口から、大手家電販売店の名前が出た。
「……」
歩き出すF氏。
それに構わず、H子さんは立ち止まったまま、自分の右腕をじっと見つめていた。
「どうしたんですか? Fさん行っちゃいますよ」
「…ごめんなさい。行きましょう」
Aさんにうながされて、H子さんはF氏の後について歩き出した。

「サイン会みたいなイベントってよくあるものなんですか?」
Aさんは、イベント等にあまり詳しくない。
行くとしたら、精々コミケの企業ブースを覗くぐらいだ。
「頻繁にはありませんが、発売日直後はどこもこういうイベントをやるのが普通です。
サイン会以外にも、トークショーやライブ……
あと、コミケやキャラフェスにも参加したりと、そのときどきによって、色々ありますよ」
「そんなときだけ巣穴から引っ張りだされる私たちには、いい迷惑よ」
H子さんはあまり行動的な人ではないみたいだ。
わざわざ秋葉原まで連れ出されたことが、心底迷惑そう。
H子さんの言った巣穴とは会社の開発室のことだろう。
「おまけに、発売日直後でもないし……。一月も経ってからサイン会なんていまさらじゃない?」
「う…。いや、でも、予定に入ってなかったうちを、
J君が頭をさげてねじ込んでくれたんだからさ。そんなこと言わないで…」
「気が進まないわね…」
話しながら、サイン会会場まで向かう。
道中、F氏は嫌がるH子さんを必死に説得している。
Aさんは、二人の会話を聞きながら、むわっとする秋葉の風を肌で感じていた。

H子さん

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記55

「着きました。ここの八階です」
華やかなネオンに飾られた○○電気PC館。
秋葉原を見下ろすように聳え立つビル。
三人はエレベーターに乗って、八階まであがった。

「どうも、背骨ソフトです。本日はよろしくお願いします」
迎えに出た店員にF氏は慇懃に頭を下げる。
広い売り場スペースの隅っこに、会議用のテーブルとパイプイスが置いてある。
いかにも準備前と言った感じで、ダンボール箱と折り畳まれた白いテーブルクロスが、机の上に置かれていた。
「もしかして、あそこでサインするんですか?」
AさんはH子さんに聞いた。
――あれじゃあほとんど晒し者じゃないか。
軽い驚きがあった。
「……」
H子さんは、面白くなさそうにうなずく。
派手な売り場に、素朴なテーブルとイス。
まるで、コミケのサークルスペースをこの売り場にそのまま持って来たような違和感があった。
Aさんは、続ける言葉を失った。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記56

「さ、H子さん準備して。人前に出るんだから、もう少し身だしなみを整えましょうよ。
A君は、準備するの手伝ってください」
「はい」
「余計なお世話よ。これでいいわ」
といいながら、H子さんはボサボサの髪を手ですいた。
せめて、目の下の薄い隈ぐらいは化粧で隠したほうがいいのでは、
とおせっかいながらAさんは思った。
「A君。このダンボール下におろして下さい」
F氏に言われたとおりに、机の上のダンボールを下に下ろす。
ダンボールは、八つ。
「背骨ソフトと描いてあるダンボールだけでいいですからね。
あ、でもテーブルクロスひかなきゃいけませんから、残りも下ろしましょう」
背骨ソフトともう一つ「猫殺ソフト」と記されたダンボールがあった。
「猫殺ソフト」というブランド名はAさんも聞いたことがある。
確か、西の大手メーカーが作った新しいブランドだ。

――猫殺ソフトのデビュー作の発売は今日だったような……。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記57

雑誌でもネット上でも散々期待の新ブランドとして取り上げられていたため、
Aさんも猫殺ソフトの名前は覚えていた。
「うちの荷物はこの二つだけです。あとは、猫殺さんの荷物ですから。なるべく触らないように」
「猫殺ソフトもここでサイン会を?」
「そうです。原画家のK女史のサイン会が、H子さんの後にあります。
このダンボールはその際の配布物が入っているのでしょう」
八箱あるダンボールのうち、背骨ソフトの箱は二つ。
あとの六つは猫殺ソフトのダンボールだ。
「ようするに、私のサイン会は前座なのよ」
H子さんが髪を手櫛で梳きながら、面白くなさそうに呟いた。

発売後一月も経って、ようやくサイン会なんて流石のAさんもおかしいと思ってた。
今日ここで有名ブランドの猫殺ソフトのサイン会があると知ってその疑問は簡単に晴れた。
つまりH子さんのサイン会は、今日ソフトを発売し、
ここでその記念にサイン会をする猫殺ソフトに便乗させてもらったのだ。
「J君がねじこんでくれた」と言ったF氏の言葉の意味はそういうことだったのだ。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記58

原画だけで二万本は売れるという、人気原画家K女史。
それに比べて、同じ新ブランドながら、H子さんが書いた背骨ソフトのゲームは四千本。
H子さんが前座に見られるのはしかたない。
「H子さん。どうしたんですか、さっきから右腕ばかり見ているようですけど」
しきりに右腕を気にするH子さんに気付いたF氏は、腑に落ちない様子で尋ねる。
「…ねえ、Fさん。今日、サインする物って、もしかして……色紙?」
「そうですよ」
と、F氏はダンボールを一つ開いて、中から真っ白な色紙を取り出した。
「チラシとか、テレカにサインするのじゃ駄目?」
「うーん。いちおう来てくださったお客様に、配布する下敷きは用意してありますけど――」
F氏はもう一つのダンボールを開いて、H子さんの描いたキャラの絵が印刷されている下敷きを取り出した。
「すでに『こちらの用意した“色紙”にサインします』とHPで告知してしまいましたからね。
いまさら変更は出来ませんよ…」
Aさんは、二人の会話が良く理解できなかった。

――サインするなら、色紙もテレカも一緒じゃないか。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記59

きょとんとしているAさんにF氏が教えてくれた。
「サイン会といっても、サインする物には色々ありまして、
いま言ったチラシやテレカなど、すでに絵が印刷されているものにサインする場合と、
真っ白な…このような色紙にサインする場合の二つのパターンがあります」
「…それは、どう違うんですか?」
F氏の変わりにH子さんが答えた。
「絵描きの私がサインするんだから、名前だけサインするんじゃ駄目でしょ?
絵も描いて、ようやく原画家のサインと言えるのよ。
けど、すでに絵が印刷されているものには大きな絵は描く必要はないの。
だけど…色紙だったら、ちゃんとした絵を描かないとお客さんは納得してくれないわ」
「時間が限られている場合や、お客さんが多い場合には、
簡単に済ませられるため、印刷物にサインして渡す場合が多いのですが、
それだとあまりありがたがられませんし…。
うちなんかの場合、そういうところで頑張らないと、ユーザーさんは振り向いてくれませんからね」
「配る整理券は何枚?」
「100を予定してます」
傍にいた店員が、H子さんに答えた。
「100枚か……」
Hさんは、ぐっと右手を握り締めた。
「手の調子でも悪いのですか?」
「マスターが終わった直後から、ちょっとね…」
F氏の顔が曇った。
「それなら早く言ってくださいよ」
「こんなこといままでなかったのよ。私ももう、年かもね」
苦笑しながら、筋張った手を何度も握り締める。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記60

「すいません。そろそろ、時間です…」
整理券を受け取ったお客さんが、エレベーターの近くに集まり始めていた。
「H子さん大丈夫?」
「やるしかないでしょ。それが私の仕事なんだから」
「…………」
心配そうな顔で、H子さんを見つめるF氏とAさん。
そんな二人を嘲笑うように、H子さんはボサボサの髪を掻きながら、
「今日は生まれて始めて、左手で絵を描いてみようかしら……」
笑えない冗談を言った。

サイン会が進む。
順番を待つお客さんをH子さんは次から次へと捌いていく。
Aさんは、サインを受け取ったお客さんに下敷きとチラシを手渡す役目を仰せつかった。
「ありがとうございます」
Aさんのすぐ傍では、机に座ったH子さんが物凄いスピードで、
色紙にゲームに登場したメインヒロインの顔と自分の名前を描いていく。
絵がどんどん出来ていく様子を傍らで見て、はじめてAさんはプロの凄さを知った。

――調子が悪いといっていたH子さんの右手も、なんとか大丈夫そうだ。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記61

「いい勉強になったでしょ?」
半分ぐらいお客さんがはけたところで、F氏がAさんに近づいてきてAさんに話し掛けた。
「凄いですね…。このお客さん、みんなH子さんのファンですか?」
「H子さんはね。うちの会社に入る前は、ずっと同人でやってきた人ですから、
熱心なファンが沢山ついてるんですよ」
それなのに、ゲームの売上は猫殺ソフトの足元にも及ばないとは…。
「私は、H子さんの絵はK女史に負けていないと思います。
でも、両者が原画を担当したゲームの売上は天と地ほどの差がある。
この違いはなんでしょう?」
「それは……内容ですか?」
F氏はAさんの言葉に頷いて同意した。
「そう。いくら絵が良くても、内容が良くなければ最近のお客さんは手にとってくれません。
いままで名作と呼ばれるゲームに何本も携わってきたK女史と、ずっと同人で頑張ってきたH子さん。
私は、なんとかしてH子さんをK女史を超えるような原画家にしてあげたい…。それが私の夢です」
F氏の言葉に力が篭る。
「そのためには、私たちが頑張らないと…。
Aさん。期待してますよ」
「は、はあ…」
F氏の熱い言葉に対して、Aさんはふがいない返事を返すのが精一杯だった。
「次のゲームこそは、H子さんの絵に見合うような内容のゲームを作って、
今日来てくれたお客さんを喜ばせてあげたいですね」

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記62

……。

サイン会は無事終了した。
「お疲れ様でした」
イスに座ったまま、疲れきった表情を浮かべるH子さんをF氏が労わる。
右手が痛いのか、H子さんはずっと左手で右手首を押さえている。
「冷やした方がいいかもしれませんね。A君、ハンカチもってないですか?」

――あ、Iちゃんが渡してくれたハンカチって…。これを予測してのことだったのか。

ポケットの中にあるチェック柄のハンカチをAさんは握り締めた。
「持ってます。水で濡らしてきますね」
「悪いですね。お願いします」
Aさんはトイレに言って、ハンカチを濡らす。
「はい。H子さん」
「ありがとう…」
冷やしたハンカチをH子さんに手渡した。
そのとき、次のサイン会を行う猫殺ソフトの一行が姿を現した。
その中で、一番若い女の子がAさんたちに気付いて、歩み寄ってきた。
「H子さん。お久しぶりです」
「Kちゃん…」
懐かしい旧友にあったかのような表情を浮かべる。

――え? まさか、こんな若い子がK女史?

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記63

Iちゃんほどではないが、J君と同じ年ぐらいではないか。

「Iちゃんはお元気ですか?」
「ええ。なんとかやってるわ」
「そうですか」
荷物を整理していたF氏が立ち上がって、
「では、そろそろ我々は…」
「じゃあ、Kちゃん頑張ってね」
「はい。お疲れ様でした」
Aさんたちは、すごすごと○○電気八階から撤退する。
入り口に並んだ――恐らく、K女史のサイン会を待っている――
お客さんたちは、H子さんのお客さんの軽く倍は超えていた。
駅に向かう途中、H子さんが、
「猫殺ソフトも色紙を用意してたわね」
ハンカチ巻いた右手を押さえながら、悔しそうに唇を噛んだ。
「整理券は、200配るらしいですね。それでも、あぶれるお客さんは出てくるでしょう」
H子さんの倍の数を、あのK女史はいまからこなそうというのである。
それなのに、K女史は浮かない顔どころか、終わったH子さんたちを気遣う余裕すらあった。
H子さんの口惜しそうな表情は、誰に対してでもない。
ふがいない自分に向けられたものだ。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記64

「H子さんとK女史は知り合いなんですか?」
「ええ。そうです…」
と、F氏はなぜか言葉を濁す。
「…昔ね。あの子と一緒にサークルやってたの。Iちゃんと私の三人で。五年も昔の話だけどね…」
「そ、そうなんですか」
衝撃の事実に、Aさんは驚きを隠せない。
「Kちゃんは、私たち三人の中で一番下手だった…。
いい子なんだけど、当時私は、Kちゃんには才能がないって思ってたの。
この子は一生絵で食べていくことは出来ないだろうって……。けど――」
H子さんは、手に巻いたチェック柄のハンカチを握りしめた。
「才能がなかったのは、私の方みたいね…」
「そんなこと……」
AさんがH子さんの言葉を否定しようとした。
その途中でF氏が、
「そんなことないですよ」
と、Aさんの台詞を食う勢いでH子さんの言葉を否定した。
H子さんを励ますF氏の言葉を聞きながら、AさんはF氏に言われた言葉を思い出した。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記65

――次のゲームこそは、H子さんの絵に見合うような内容のゲームを作って、
今日来てくれたお客さんを喜ばせてあげたいですね

「……」

――俺は、H子さんの足を引っ張らないライターになれるのだろうか。

と、朧に霞む月を見あげて溜息をついた。

ふと、いま出てきたばかりの○○電気が目に入った。
あの八階では、いまもK女史が色紙を前に奮闘しているのだろう。
H子さんとK女史。
かつて同じサークルで絵を描いていた二人の女性は、
いまや完全に立場が逆転してしまった。
H子さんの胸の中には、釈然としないものがいまでも燻っているのだろう。
しかし、焦ったところでK女史との間に出来た差は埋めることは出来ない。
そんなH子さんの胸のうちを知っているからこそ、F氏は、
いい内容のゲーム、売れる企画のゲームの絵をH子さんに描かせてあげたいと願うのだ。
その思いは、入社してまだ一日目のAさんにも痛いほどわかった。

「……」
これからやっていけるのだろうかという不安は、Aさんの中でさらに大きくなった。
しかし、Iちゃんのハンカチを巻いたH子さんの右手を見て、
昼間抱いたエロゲークリエイターへの失望はほんの少し和らいだ。

サイン会後、帰路。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記66

 ――会社という組織を運営していく限り、資金は無限ではない。
   その限られた資金の中で出来うる限りの最高のものを作る。
   結果、十分な出来に相当するゲームをユーザーの元に届ける
   ことはできず、非難されたとしても、   
   一切言い訳は許されないのである(Aさんの親父談)

Aさんは眠りに就いていた。
「くー」
夢の中でテレビを見ていた。ニュース23。
筑紫哲也の威圧的な顔が、ブラウン管一杯に映し出されている。

〜多事争論〜 ゲーム開発

《満足行くまで製作に取り掛かれるちゃんとした環境さえあれば、
いいものはできるでしょう。
しかし、星の数ほどある背骨ソフトのような中小ソフトハウスのほとんどは、
同人サークルに毛の生えたような設備しか持っていません。
おまけに時間も資金も必要最低限しか与えられないのです。
当たり前のことを、当たり前にさせてもらえる十分な環境でないのが現状です――。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記67

例えば、背骨ソフトの前回のゲーム製作を例に出すと、

・制作期間  6ヵ月
・資本金   600万
・開発費  1600万
・人員 プログラム        D社長
    ディレクター        E氏
    音楽            E氏、および外注
    背景原画、彩色     背景スタジオ外注
    原画            H子
    彩色            Iちゃんおよび外注
    シナリオ         G先生(外注)
    スクリプト         D社長・E氏
    ムービー         D社長・E氏
    広報、営業        F氏・J君

以上の人員と資金と期間で、

シナリオ総量  900k
イベントCG  88枚
立ち絵     62枚
曲数      21曲(主題歌・エンディング曲込み)
女性ヒロインフルボイス

という規模のゲームを製作しなければいけないとしましょう。
Aさんのような、開発に携わったことのない人間ではピンとこないでしょうが、

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記68

シナリオライターの一月の平均作業量が 250k
原画家の一月の平均作業量が 20〜25枚(一日一枚)
彩色の一月の平均作業量が 20〜25枚(一日一枚)

という基準を参考に考えると、6ヵ月という製作期間では、
まず原画が間に合わないことがわかります。
一月の作業量20枚が限度であるH子さんでは、88枚のイベント画像と62枚の立ち絵、
合計150枚の原画を6ヵ月の期間であげることはなかなか難しいものがあります。
当然、期間内に仕上げなければいけないため、
本人の限界を越えた作業量を強いられることになります。
さらには上記の枚数以外にもキャラクターデザインの時間や販促物等の絵も必要となるため、
前回のゲームでマスターアップ直前まで絵が間に合わなかったのは、
しかたないことなのかもしれません。

シナリオについては6ヵ月で心配ないと思われるかもしれませんが、
上記の一月平均250kという作業量は単純にシナリオを書くだけの時間なのです。
シナリオを本格的に書き始める前に、まずフローチャート作成、
全体のプロットを組み立てる作業、
そしてCGや音楽の発注書を製作する期間があります。
それにまず一月はとられるでしょう。
そして、四ヶ月かけて無事にシナリオを書き終えたとしても、
あがったシナリオを台本化し音声を収録。
さらにスクリプト化、そしてデバッグ。
これらの作業をこなす期間は一ヶ月しか残らない計算になります。
おまけにスクリプト化と音声収録に携わったE氏とD氏は、
それ以外にもそれぞれの仕事(音楽、プログラム、ムービー)を抱えているのです。
そんな中で、デバッグとその修正に満足な時間が取れるかといえば、
答えはNOです。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記69

間に合わないからといって6ヵ月の制作期間をそれ以上延ばすことはできません。
人件費を含む会社の維持費として、一月に100万近く消えていくのです。
最初に用意した資本金は会社の維持だけで消えてしまいます。
おまけにJ君の言葉どおり、土壇場で開発期間を延長することになると、
告知した発売日を延期することになり、
さらなる広告費や、プレス工場のキャンセル代などがかかるのです。

とまあ、簡単ではありますが背骨ソフトのデビュー作製作における、
開発費とスケジュールを簡単に分析してみました。
6ヵ月という製作期間は、それぞれの部署が円滑に作業が進めば、
ギリギリではありますが、なんとかゲームが完成するスケジュールであります。
しかし、作っているのは人間。
予期せぬ事態、予期せぬ出来事というのは当然のように起こります。
たとえば、外注のグラフィッカーが仕事をサボったとか、突然社員が辞めたとか、
そんなことは日常茶飯事です。
かといって、8800円のゲームをこれ以上低い規模で作ったとしても、
いまのユーザーのニーズに応えられるかと言えば、答えはNOです。
ご紹介した背骨ソフトのゲームが、
恐らくいまのエロゲー市場での標準ライン(8800円のゲーム)の規模でしょう。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記70

6ヵ月という開発期間と1600万という開発費は、
まだ、恵まれているほうです。
いまあげた背骨ソフトよりもさらに劣悪な状況でゲームを
開発せざるをえないメーカーは沢山あります。
そんな中で、彼らは少しでもいいものをユーザーに提供するために
日夜努力しているのです。以上、今日の多事争論でした》

……。

「はっ!」Aさんは、布団から飛び起きた。
「なんだ夢か…」
筑紫哲也がニュース23でエロゲーのことについて語るというおかしな夢だった。
時計を見ると、まだ夜中の2時だ。
「もう一回寝よ…」
Aさんはもう一度、布団に潜り込んだ。

これから、Aさんには様々な苦難が襲い掛かる。
それはなにも、ゲーム開発に限ったことじゃない。
エロゲーソフトハウスの現状というものを嫌と言うほど味わう
羽目になる……。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記71

背骨ソフトでは、週に一度、月曜日に社員全員を集めてミーティングが行われる。
Aさんも、出社早々事務所に集まるように言われた。
狭い事務所内に、Aさんを含む七人全員が集まった。
「おはようございます。ちょっと窮屈ですけど、手短に終わらせますので、我慢してください」
イスの数が足りないので、AさんはIちゃんと並んで事務室の入り口のほうに立たされた。
D社長の隣りに立つJ君がメモを読み上げる。
「えー。まず、それぞれの部署の現在の作業状況を報告してください」
F氏の言葉に真剣に耳を傾けるAさんに、Iちゃんが話し掛ける。

「このミーティング、会社を立ち上げた当時はやってなかったんですよ。
ですから前回の開発では、途中まで誰もお互いの作業状況を把握してなかったんです」
「…お互いの作業状況を把握してなくてもゲームって出来ちゃうものなの?」
Iちゃんは、首を振る。
「もちろん、ちゃんとした会社でしたら、作業の進行具合をチェックする役目の人はいます。
ですが、ゲーム開発って個人作業が主ですから、乱暴なこと言えば、
全体の状況を把握する人がいなくても、
それぞれがちゃんと作業を終わらせればゲームってできちゃうものなんです」

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記72

なるほど、絵は絵。シナリオはシナリオ。
音楽は音楽で、それぞれ作業を進ませ部材(素材)さえキチンとそろえれば、
あとはそれを組み立てるだけ。
組み立てる作業なんて開発の一番最後だから、
それまではお互いの作業状況なんて知らなくてもいい。
「でも、やっぱりちゃんとしていたほうがいいですから、
いまのままじゃまずいだろうってことになって、
Fさんがミーティングの時間を取ることをみんなに呼びかけたんです。ほんとうでしたら…」
と、Iちゃんは腕組みしたまま居眠りしているD社長と、その隣りにいるE氏を見た。
「ディレクターのEさんか、社長のどちらかが率先して全体の状況を
把握することに勤めなきゃいけないんですけど、Eさんは、あんな感じでいつも無口でしょ?
社長は、自分のことにしか興味がない人なんで、二人ともディレクターには向いてないんです……」
Iちゃんの言ってることはAさんにもなんとなくわかった。
E氏は、いかにも職人といった感じの風貌と性格。
人に命令されて動くならば、E氏は能力を存分に発揮できるだろうが、
他人に命令することはあまり得意じゃないように見える。
反対にD社長のほうは、社長自身のプログラマーとしての技量が問われているので、
人に命令してる暇あったら、自分の仕事をちゃんとやってくださいと、みんな思ってる。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記73

「この業界は、Eさんみたいな無口な人って珍しくないんですけど、
その人の下で働く私たちにとっては、無口な上司ってあまり好まれないんです。
D社長のようにおしゃべりな人はもっと嫌ですけど…。
Aさんも、将来ディレクターとか目指すんでしたら、覚えておいた方がいいですよ。
管理職に就く人で一番大切なのは、その人個人の能力よりも、
他人と上手くコミュニケーションする力が一番重用なんだと…」

――ディレクターか……。

映画で言うと監督。舞台で言うと演出家。
いわゆるゲームの製作現場における、柱である。
ディレクター次第で、企画が糞でもゲームは名作として完成する……こともある。
Iちゃんが言った「ディレクターに必要なのは他人とコミュニケーションする力」
の意味をもう少し詳しく言うと、
それぞれの進行状況を把握することも大切だが、
なによりまず、頭の中にあるイメージを的確に相手に伝えることが必要だということだ。
「私の仕事に限って言えば、たとえばH子さんの描いた原画をどういう雰囲気で塗ればいいのか、
淡く柔らかい感じに仕上げたいのか、シャープに鋭く仕上げたいのか。
それらのイメージを的確にわかりやすく指示してくれる人が、一番やりやすいディレクターですね。
ゲーム全体のイメージを把握しているのは、ディレクターさんだけなんですから、
末端で作業する私たちにまでイメージが上手く伝わっていないと、
ゲーム全体の出来がバラバラになっちゃうんです」

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記74

なんか俺は、ディレクターにはなれそうにないな、とAさんは思った。
当面はライターとして、一人前になることが先決であり、
それより先のことをいま考えても仕方ないし…。
と、この後自分にどういう災難が降りかかるか知らないAさんは、
呑気にIちゃんの言葉を聞き流していた。

「しっ――」
Aさんたちの話を傍で聞いていたH子さんが、振り返って二人をとがめた。
Iちゃんは、すいませんと肩を竦めてH子さんに謝った。
ミーティングは、社長がJ君に次回作の企画の進行具合を報告するところまで進んでいた。
「…それで、Eと話し合って、企画のほうは大まかなところまで詰めることはできたのね。
後は企画書を作って、流通に持って行くだけだね。企画書は、A君にも手伝ってもらって、
今週中にも…A君聞いてる?」
「…は、はい」
突然話を振られて、Aさんは慌てる。

――えーと、いま社長なに話してたっけ? 確か企画がどうとか…。

「で、融資の確約が取れてから、雑誌に第一報という手順だね」
社長の隣りでE氏がうなずく。
「企画の内容、私は訊いてないんですけど、どういう内容なんですか?」
Iちゃんが手を上げて社長に尋ねる。
「時代は大正…。とある町にやってきた主人公は…巫女装束のヒロインと出会う…」
「ああ、月○炎ですね」
もったいぶった口調で語られる社長の企画案を、Iちゃんは一言で切り捨てた。
「ま、まあ…似てるといえば、似てるね」

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記75

「いや、ぶっちゃけていうとIの言うとおりだな」
と、社長と一緒に企画を発案したはずのE氏が、他人事のように笑う。
「月○炎はともかく…巫女ものはいま流行りですから、手堅いところだと思いますよ。
いいんじゃないですかね」
E氏の代わりにJ君がフォローを入れた。

――巫女ものか……。

萌えゲーにあまり詳しくないAさんは、いまの流行といわれてもぴんとこなかった。
それに、この前まで1ユーザーだったAさんは、社長の企画にあまり新鮮味を感じなかった。
J君のいうとおり、最近のゲームでは――流行っているのかもしれないが――
巫女さんものがやたらと多い。
今年だけでも、もう4、5本は出ているように思う。
確か、猫殺ソフトのデビュー作も巫女装束のキャラがいたような気がする。
1ユーザーのAさんとして言わせてもらうなら、正直巫女さんキャラは過食気味で、
いまさら巫女物のゲームが出たところで、あんまり魅力的には感じない。

――でもまあ、J君が賛同するんだからそれでいいのかもな…。

発言力のないAさんは、とりあえず事態を見守るしか術がなかった。
「企画書が出来たらみんなにも配るから、雑誌に発表するまでいまの話、他言は無用ね」
「雑誌? OHPでの発表が先じゃないんですか?」
何も知らないAさんが、F氏に聞く。
「大体この業界では、ゲームの発表の第一報は雑誌社に提供するのが普通ですね。
発表してから発売するまでの期間、ずっとお世話になるわけですから、
いい情報は、まず雑誌社に提供するのが筋なんです」

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記76

メーカーと雑誌社の付き合いというわけだ。
OHPでの発表は雑誌に取り上げられた後になる。
その後じゃないと雑誌社に先行して情報を提供した意味がない。
「うちみたいな小さいところでは、情報が漏れたところであまり痛手にはならないのですが、
大手になると発表前の情報の管理には異常に過敏になりますね。
発表するまえに、ネット上で情報が流れてしまうと、雑誌社の機嫌を損ねることになりますから…。
そうなると、メーカーとしては立場が悪くなるわけです」
だから社長は、他言は無用とわざわざ釘を刺したのだ。
「雑誌といえば…Fさん」
「ああ、そうでした。すっかり忘れてました…」
F氏とJ君が、目を合わせてほくそえむ。
「なに? なに?」
興味津々な様子で、Iちゃんが目を輝かせて二人を見る。
「これはまだ、正式な決定ではないのですが…H子さん」
「はい?」
「○○という雑誌から昨日連絡がありまして、うちに次回作の第一報を独占させてくれれば、
表紙をH子さんに飾らせてあげてもいいと言ってきてるんですよ」
「それってつまり…」
「はい。H子さんの絵が雑誌の表紙になって全国の書店に並ぶわけです」
おお! というどよめきがあがった。といってもどよめきをあげているのは、Aさんと、Iちゃんだけなのだが…。
当のH子さんは、いつものように平然としている…ように見えるが、
「そ、そうなの? ま、まあ…向こうから言ってきてるならやってあげてもいいわ」
満更でもなさそうだ。

会議風景

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記77

「それにしても、よく表紙取れたね」
とD社長。
「Fさんが、一日中雑誌社の前で土下座しましたから…。
僕、土下座したままFさんがミイラになるんじゃないかと思ってはらはらしましたよ。」
とJ君がF氏を見る。
「いやー大変でした。ミイラにはなりませんでしたけど、
土下座してる間に三回も警察官に職務質問されました」
「だからそんなに髪が薄くなったんですね」
みんな触れないようにしている話題を、Iちゃんがずばっと口にする。
「い、いや…ははは。苦労を背負い込む性分なんで」
Fさんは大人の余裕で、Iちゃんの毒舌を受け流した。だがその禿げ上がった頭には、太い青筋が浮かんでいた。

「今日のミーティングはこれで終わりです。皆さん作業に戻ってください」
J君の言葉で、みな解散する。
「あ、ちょっと」
開発室に戻ろうとしているAさんたちを、F氏が呼び止めた。
「もう一つ、みなさんに伝えなければいけないのを忘れていました」
「何?」
「OHPの掲示板のことです。ご存知だとは思いますが、
前作のバグに怒りを募らせたユーザーさんたちによって、今現在見事に荒らされてます。
あのまま放置しておくわけにはいけません。
そろそろなんらかの手を打たないと、いけないと思うのですが…」

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記78

F氏の言葉で、一気に事務所内の空気が重くなった。
「……」
沈黙を破るように、E氏が口を開く。
「だから俺は反対だったんだ。掲示板を置くのは…」
「今更言っても遅いですよ。もう、置いちゃった物はどうしようもないです」
メーカーのHPに置いてある、掲示板。
本来なら、ユーザー同士の交流の場として存在するはずなのだが、
地雷を生み出したメーカーにとってはただの無法地帯となる。
「閉鎖しちゃうのは不味いんですか?」
と、Iちゃんが提案する。
「それは出来ませんね…。反感を買うばかりでメリットが一つもない」
「治まるまで、待つしかないんじゃないの?」
社長のその一言で、その話は決着した。
というより、だれもそれ以上いい案が出せなかったのだ。
OHPの掲示板は、とりあえずこのまま放置することに決まった。
「E。ちょっと…」
開発室に戻ろうとするE氏とH子さんを、社長が呼び止める。
Aさんたちは先に、開発室へと戻った。
「……ふう」
パソコンの前に座り、Aさんは溜息をついた。

――っていうより、俺は一体なにをすればいいんだ?

具体的な仕事の指示は、誰からももらっていない。
何をすればいいのか聞こうにも、
ディレクターのE氏は、社長とミーティングをしている。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記79

入社早々無職となったAさんは、とりあえず掃除でもしようと、
箒とちりとりを出して、開発室の床を掃きだした。

「それにしてもH子さんよかったですね」
Iちゃんと、J君、F氏が、H子さんを囲んで談笑している。
話題は、もちろんF氏が取ってきた雑誌の表紙の件である。
「いやでも、H子さんの実力からいったら当然かと」
「ちょっと、やめてよ」
みんな嬉しそうだ。とくに同人時代からH子さんと一緒にやってきた
Iちゃんは我がことのように喜んでいる。
雑誌の表紙を飾ることは、その宣伝効果もさることながら、
原画家としての一種のステータスを手に入れたことになる。
なにしろ、特定のショップや家電販売店の片隅にしか置かれないエロゲー
とは違って、雑誌は一般書籍と共に全国の書店に置かれるのだ。
それはそれで問題があるとは思うが、
いまはそのことについては触れないことにする。
「雑誌の表紙となると、人目に付く度合いがいままでとは違ってきますから、
これまで以上に塗りにも気合を入れてもらって……」
「もちろん。まかせといてくださいよ」
やたらとはりきってるIちゃんを見て、H子さんは困ったように苦笑した。

そこに、ミーティングを終えたE氏と社長が開発室に戻ってきた。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記80

D社長は、固まって談笑していたIちゃんたちに歩み寄り、
「あの…。OHPのスタッフ日誌が、一週間以上更新されてないのね。
誰か書く人いない?」
その社長のひとことで、それまで緩みきっていた開発室の空気が
一気に引き締まった。
「さ、仕事仕事…」
「そろそろ私、外回りにいく時間なので」
みんな、蜘蛛の子を散らすように自分の席に戻っていく。
「誰も書こうって人はいないの? ねえ、J君…」
「僕は、そういうのはあんまり…。
あ、社長がお書きになればいいじゃないですか」
「あのね。最後に更新したのは、僕なの。だから、次は別の人が
書くべきだと思うのね」
社長がみんなを見渡す。すかさず社長から目を逸らす一同。
D社長は、はあ、と溜息をついた。
「Aさんに書いてもらってはいかがでしょう?」
「え!? 俺ですか?」
「それはいい。A君、まだユーザーさんにご挨拶してないでしょ?
いい機会だから、ご挨拶しておいたらいかがですか?」
F氏が巧みに、Aさんをその気にさせる。
「は、はあ…」
「じゃあ、A君で決まりだね。今日中に書いといて。
パスはJ君に教えてもらってね」
「でも、なにを書けば…」
「新人のライターですよろしくお願いします。
みたいな、簡単なご挨拶でいいと思いますよ」

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記81

「Aさんのペンネームはどうします?」
Iちゃんの勧めでまずペンネームを決めることにした。
「Aさんは…そうですね。背骨戦闘員一号でどうですか」
「いいね」
J君の提案が一発で通った。
弱そうで嫌だ、というAさんの反論はあっさりと却下された。
「Aさんの初仕事ですね」
IちゃんがAさんの肩を叩いて励ます。
その後ろでH子さんが机に向かいながら、
「洗礼、洗礼」
と、意味深な笑みを浮かべながらつぶやく。
「…?」
他のみんなも、笑いを堪えながらそれぞれの机に向かう。

「じゃあいまから、Eと一緒に出かけるんで、みんな留守番よろしくね」
と、社長が外出仕度を整えたEさんを手招きする。
「どこに行かれるんですか?」
J君が社長に尋ねる。
「うん…ちょっとね」
言葉を濁す社長に、F氏が、思い出したように言う。
「そういえば、前のゲームを取り扱ってもらった『スター流通』の社長が、
今度お会いしたいと言ってました」
「…そう」
なんだか社長の様子がおかしかった。
怪訝な目で、D社長を見つめるJ君とF氏。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記82

「では、行ってくる」
E氏と社長が、開発室から出て行こうとする。
出て行く間際、E氏がH子さんの肩を拳で叩いた。
「痛っ。なにするのよ」
「…よかったな」
E氏の言葉に一瞬遅れてH子さんが反応した。
「ああ表紙のこと? 別に……仕事が増えて大変なだけよ」
「大変なのはこれからだ。お互い頑張ろうぜ」
E氏はもう一度、H子さんの肩を拳で叩いて、社長と一緒に出て行った。

……。

スタッフ日誌の掲示板のパスのありかをJ君から教えてもらったAさんは、
社員全員が共有できるフォルダが置かれているサーバーに接続した。
無数にならんだフォルダを一つ一つ開いて、Aさんはパスを探す。
「あれ? J君、どこにパスあるって言ってたっけ?」
サーバーの中は、乱雑に散らかっていた。
Aさんは散らかったフォルダの中から適当に、「A―356」の名前がついたフォルダを開いた。
「これじゃ…ないな。ん? なんだこれ?」
「企画」と書かれたフォルダが、その中にひっそりとあった。

――もしかして、次回作の企画がこの中に?

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記83

――なぜG先生の企画書がここに?

誰も見ていないことを確認し、Aさんは企画書を開いた。
「…………」
完璧な企画書だった。概要どころか、背景やイベントCGの枚数までちゃんと指定してある。
だが、なぜスクール水着?
確か、次回作は巫女さんものだと今朝のミーティングで聞いている。
もしかして、これは没になった企画書が置かれているフォルダなのだろうか?
「…………」
考えていても、なにもわからない。
Aさんは、とりあえずそのフォルダを閉じて、スタッフ日誌のパスを探す。

「ふう…」
なんとかパスを見つけ、スタッフ日誌を更新することが出来た。
たかが日誌だとわかっていたのだが、初めて書き込むとなるとやたらと緊張した。
時計を見ると、もう昼だ。
「あのAさん。お昼に行きません?」
Iちゃんに誘われて、Aさんは快諾する。
「わたし留守番してるから……」
と、H子さんがペンを走らせながら言う。
H子さんの言葉に甘えて、Iちゃんと一緒に昼飯に出ることにした。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記84

会社の近くにあるファーストフードでご飯を食べている間も、
Iちゃんはずっとニコニコしていた。
「H子さんが表紙を担当するのが、そんなに嬉しい?」
「当然です。だって、H子さんが有名になればゲームの売上にも影響しますし、
それに…」
ふと、窓の外に視線を移す。
「H子さんがいままでどんなに苦しんできたのか、それを知ってるのは、
Fさんだけではありません。うちの会社にいる人はみんな知ってます」
「俺も、この前H子さんから聞いたよ…」
同じサークルでやっていたK女史が、いまじゃH子さんと大きく差をつけて、
超売れっ子原画マンになっている現実。
それが、いまもH子さんを苦しめている。
「H子さん。Fさんに誘われてこの会社の立ち上げに参加する前、
実は…絵を描くことを辞めようって決意してたんです」
「ほんと?」
「はい。H子さんは、いままで何度も商業で活動する機会があったんですけど、
色々あって全部パーになって…。
その間に一緒にやってたKちゃんは、どんどん上に行っちゃうし、
H子さんと私のサークルは、いまひとつぱっとしないし…。
これ以上続けても、どうしようもないだろうって、二人で話し合って、
いつ、見切りをつけるか――この会社に入る前のH子さんは、ずっとそのことばかり考えてたんです」
でも、とIちゃんは続ける。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記85

「Fさんと社長の誘いを最後のチャンスと考えて、駄目もとでこの会社に入社して、
なんとか無事に前回のゲームを作り上げることができました。
売上は、Kちゃんのゲームに比べたらたいしたことないですけど…。
私は、嬉しかった……。
出来上がったゲームを貰った瞬間、いままでの苦労が全部報われたような気がして…
ようやくスタートラインに立てたような気がして…涙が止まらなかったです」
「……」
「H子さんの絵が、日に日にみんなに認められていくのが、いまは凄く嬉しいんです。
小さな一歩ですけど、これからどんどんH子さんの絵が認められて、
いつかKちゃんにも負けない原画家になる日がきっとくると、私は信じています。
それに…ああ見えて、一番喜んでいるのはH子さんなんですよ」
Iちゃんは、にぱっと弾けたような笑顔を作った。
その表情から、彼女がいかにH子さんのことを想っているのかAさんにはわかった。

会社に戻ったAさんとIちゃん。
まだ、社長とE氏は帰ってきていなかった。Aさんは、また仕事にあぶれた。
「どうしようかな。とりあえず、次の企画の資料でも探しておこうか」
なにかの役に立つかもしれないと思い、
Aさんはネット上から巫女さんの資料を拾い集めておいた。

夜。自宅に帰ったAさんは、久しぶりに2ちゃんねるに接続した。
背骨ソフトのスレッドには、既にアンチ勢力と化した一団が根強くふんばっている。
「ふっ…。ごくろうなこった」
ニヒルに笑うAさん。
レスを読んでいくうちにこんな書き込みが目に入った。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記86

その書き込みは、今日更新された背骨ソフトのOHPのスタッフ日誌について、

「新しいライターが入ったみたいですね」
「日誌やっと更新かよ。一週間以上もほったらかしてなにやってたんだ」
「 『初めまして。新人ライターの背骨戦闘員一号です。今日からよろしこ。
   頑張っていきますのでよろしく応援よろしくです。お願いします』  」
「↑こいつが新人?『よろしこ』ってなんだよ。だじゃれ?」
「頑張っていきますのでよろしく応援よろしくです。お願いします
 すでに日本語がおかしい。こいつがシナリオ書くなら次回作は回避だな」
「地雷ライターケテーイ」
「俺も回避します」
「戦闘員一号という時点で、センスが全く感じられないな」

マウスを持ったまま固まるAさん。
H子さんが「洗礼」と言ってた意味はこれだったのか…。
「〜よろしく応援よろしくです」の部分はギャグなんだよと必死にディスプレイ
に向かって訴えるも、彼らに聞こえるはずはない。
その日、Aさんは愛用していた専用ブラウザをPCからアンインストールして、
ベッドの中で泣いた。

AさんがブラウザをPC内から消去した二時間後の背骨ソフトのスレッドに、
こんな書き込みがあった…。

 819名前:名無したちの午後[sage]投稿日:0○/0○/1○02:47ID:
     背骨ソフトの次回作は、巫女さん系らしいね。舞台は大正。
     これって、月○炎のぱくりじゃない?
     それともただ単純に被っただけ?

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記87

翌日、会社に出社したAさん。
出社早々、事務所に呼び出された。
行ってみると、社長とJ君。F氏。E氏の四人が、深刻な顔を突き合わせて、
臨時ミーティングを開いていた。
「おはようございます」
なにを言われるのだろうと、昨夜の2ちゃんねるの書き込みを知らないAさんは、
どぎまぎしながら事務所に入る。
「あ、Aさん。おはようございます。朝早くからすいません。
どうぞこちらに」
J君に促されてイスに座る。
Aさんは、集まった一堂を見渡した。
誰も暗い顔をしている。
とくにF氏は、いまにもぶっ倒れそうなくらい憔悴しきっていた。
「Aさん。昨夜、2ちゃんねるは見ました」
見た。とAさんは正直に答えた。
「書き込みは?」
「いいえ。見ただけです…」
そうですか、とJ君はうなずいて、Aさんに事の推移を説明した。
昨日の朝、ミーティングで出た次回作の企画の情報が露呈したと聞き、Aさんは驚く。
いまの時点で、企画の内容をしっているのは、
昨日のミーティングに参加した社員たちだけ。
「…つまり、社内の誰かが情報を漏らした…というわけですか?」
社長は、溜息をつきながら頷いた。

――誰がそんなこと…。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記88

そんなことをしても、誰も得する人なんていない。
自分の会社の重用機密を…2ちゃんねるに漏らすなんて…。
社員の誰かが犯人だと決め付ける社長の言葉に、Aさんは反発を抱いた。
「誰かが適当に書き込んだのが、たまたまあたっただけじゃ…」
「それもありえます。ですが、内容が細かすぎる…。
作品のコンセプトだけでなく、舞台設定まで漏れていました」
「A君じゃないのね…?」と、社長がAさんに訊く。
「も、もちろんです」
新人の自分を疑う気持ちは理解できるが、だからといって…。
Aさんは自分が疑われていると知って、悲しくなってきた。
「…………」
J君は、先ほどから一言も話さないE氏に目を向けた。
「2ちゃんねるに書き込まれたことが問題じゃないんです。
普通だったらあんなもの、適当に流しちゃうところなんですが…」
F氏がPCを開いて、背骨ソフトのOHPをAさんに見せてくれた。
「自社の掲示板の住人たちにも、昨夜の2ちゃんねるの書き込みの影響が出ているのです。
まあ、あそことうちの掲示板を荒らしている人たちは、ほとんど同一人物なのでしょうが、
ここまで事が大きくなってしまっては見過ごすことは出来ません」
「昨日のうちに、掲示板を閉鎖しておけばこういうことにならなかったのにね」
と、社長が呑気に言い放つ。

――治まるまで待とう、って言ったのはあんただろ?

とAさんを含むその場にいるみんながそう思った。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記89

「はあ…」
F氏が深いため息をつく。そして、社長とE氏を睨みつけた。
「…?」
「社長…昨日は、Eさんとどこにいかれていたんですか?」
「昨日? ああ、新しいPCのパーツを買おうと秋葉に…」
「本当ですか?」
と、J君がE氏に聞く。E氏は、躊躇わずに社長の言葉に同意した。
「まあ…犯人の特定は不可能だろうし、そんなことをしても社内がごたつくだけだ」
「…そうですね。では、Aさんもう仕事に戻っていいですよ」
Aさんは、失礼しますと頭を下げて事務所を後にした。
その後、J君とF氏も事務所から出てきた。F氏は事務所から出るなり、
「ふう…」と、深いため息をついた。
「あの社長にも、参りましたね」
J君が、F氏を労わるように言葉を投げかける。
「ええ。流石に、今回ばかりは堪えました」
「まさか、ダミーの企画を用意してくるとは…」
「???」Aさんには、二人の言ってることがわからない。
きょとんとしながら、二人の顔を見比べる。
「すいませんねAさん。わざわざ呼び出しちゃって」
「いえ、いいんですけど。いまの言葉…どういう意味ですか?」
J君はいま出てきたばかりの事務所の扉が閉まっていることを確かめると、
声を潜めて、
「2ちゃんねるに企画の情報を流したのは、恐らくEさんです」
「はあ!?」
思わず、素っ頓狂な声をあげてしまう。
無理もない。なぜなら、一番犯人と遠いはずのE氏の名前が出てきたのだから。
「どうしてEさんが……」
「社長に命令されてでしょうね…。あの社長、こういうところにだけは知恵が回るんですから…」
J君とF氏は、目を合わせて苦笑した。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記90

J君の言葉は、Aさんには到底信じられなかった。
社長が、自分で考えた企画をE氏に命令して、ネット上に漏洩するなんて…。
一体何のためにそんなことを…。
「表紙の約束を取り付けている雑誌社には、既に巫女もので行きますと伝えしまいました。
それにスター流通の営業部長にも…」
F氏が肩を落とす。
「Fさん。気を落とさないで下さい。落ち込んじゃったら、あの人たちの思う壺ですよ」
「ええ。わかってはいるのですが…」
「どういうことですか?」
Aさんには、J君たちの言葉がよくわからない。
社長自ら自社の情報を漏洩することによって得られる利益はなにもない。
むしろ会社の評判を落とすだけだ。実際、
「表紙の話は、飛んでしまうかもしれませんね」
「それが、社長とEさんの狙いでしょうね」
冷静に二人は言葉を交わす。
「恐らく、昨日二人が出て行ったのは、『ブラザー流通』の社長に会うためかもしれません」
「……」
恐らくそうでしょうね、とF氏は目でJ君に訴えた。
「???」
Aさんは、まだ、二人がなにを喋っているのか理解できない。
「僕、ブラザー流通に知り合いがいるので、探ってみますよ。二人が昨日向うに行ってるなら、
誰か知ってるはずです」
「わかりました。では、私は雑誌社に行って今回の騒動を弁解してきます。
あ、Aさん。できれば、この話…H子さんとIちゃんには内密にお願いしたいのです」
内密も何も、Aさんは二人の会話の内容が全くわからない。
唯一わかっていることは、社長が自社の情報を流したという不可解な疑問だけだ。
「わかりました」と、AさんはF氏に答えた。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記91

開発室に戻ったAさん。
H子さんと、Iちゃんがお菓子を食べながら談笑していた。
「あ、Aさん。Aさんもポッキー食べます?」
Iちゃんの申し出を力なく断り、Aさんは自分の席に着いた。
頭が混乱してなにも考えられなくなっている。
「はあ…」Aさんは、机に額を擦りつけて深いため息を吐いた。
「…?」
その様子を見て、Iちゃんが心配そうに近寄る。
「お腹でも痛いんですか?」
「い、いや。なんでもないよ」と、Aさんは無理矢理笑顔を作る。
「…………」
Aさんの様子を察知したH子さんが、二人の間に割って入り、
「A君。ご飯食べにいこうっか?」と、誘ってくれた。
Iちゃんが、一緒に行きますと主張したが、H子さんはやんわりと断った。
「ちょっと気合の足らないA君に説教してくるから、Iちゃんは残ってて」
説教、と聞いてIちゃんは慄いた。
「行きましょう。A君」
H子さんは、自分の机の上にあったファイルを掴んでAさんを促がした。
「H子さん…」
説教される覚えがないAさんは、開発室から出て行こうとするH子さんの背中を不安げに見つめた。
「ほら、早く行きましょう」
強引に引っ張り出されて、Aさんは開発室を後にした。
「………」

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記92

席についたH子さんがコーヒーを口に運ぶ。湯気でメガネが少し曇った。
Aさんは、肩身狭そうに縮こまって、H子さんの様子を窺っている。
「このファイルを見て」
手渡されたファイルを開く。
それは、キャラクターデザイン指示書だった。
「…ヒロイン1 西出雲ゆう子(仮名)
外見:髪を後ろで結わえた古風な女性。服装:制服とスクール水着の2パターン――?
H子さん…これって?」
「昨日社長から手渡された次回作のデザイン指示書よ」
「え? だって、スクール水着って…」
次回作は確か、巫女さんもので行くと決まったはず。
なのに、メインヒロインにスクール水着の服装差分があるのはおかしい。
「おかしいと思うでしょ? 私も、昨日これをもらったとき、首をかしげたわ。
…どうやら昨日の朝、社長が言ってた巫女さんものの企画は…半日で頓挫した見たいね」
「どういうことですか?」Aさんは、我を忘れて身を乗り出す。
H子さんはそんなAさんの勢いを制すように、落ち着いた仕草でタバコに火をつけた。
「私にも詳しい事情はわからないわ……。
だけど、あの社長の考えることなんだから、なんとなくわかるけど」
「教えてください」
「いいわ。A君も、これからうちの会社でやっていくんだから、裏の事情を知っておいたほうがいいわね」
H子さんの目が鋭くなる。普段から、怖い目つきがさらに怖くなった。
「裏の事情…」ごくっ、と喉を鳴らす。
「裏の事情というか…この会社が設立されるまでのいきさつ…と、言った方が正しいかも」
H子さんは灰皿にタバコの灰を落とす。そして、
「まあ、そんなに重たい話じゃないと思うから、身構えずに聞いてよ」
「はあ…」

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記93

H子さんの説明はこうだった。

背骨ソフトには、いま三人の取締役がいる。
一人は代表取締役のD社長。次に、取締役のF氏。そしてもう一人の取締役として…H子さん。
「H子さんが……取締役?」
「そうよ。この会社を立ち上げるに当たっての資金のほとんどは、私とIちゃんが同人で稼いだお金から捻出したの」
軽い驚きがあった。H子さんは、さらに続ける。

背骨ソフト設立の言い出しっぺはF氏だった。
H子さんは、以前から交流のあったF氏に誘われて、
最初はただの原画マンとして参加するはずだった…。ところが、
「Fさんはこの会社を立ち上げる前は、スター流通の営業マンだったの…」
「へー。じゃあ、Fさんは脱サラして、背骨ソフトを立ち上げたんですね?」
違う。と、H子さんは首を横に振った。
「脱サラはしてないわ。Fさんは、書類上ではスター流通の社員じゃないことになってるけど、
多分いまも、Fさんの机はスター流通に残ってるわ」
「え…ってことは…」
「そう。背骨ソフトは、スター流通自ら手がけた新規メーカーなのよ。
いわゆるオートクチュールメーカーってやつ? その割には規模が小さいけど……。
Fさんはただ会社から命令を受けて、このプロジェクトの責任者に就いたに過ぎないの…」
H子さんは、Aさんを見つめたまま、コーヒーをすする。
「でも、それは悪いことじゃない。そんなプロジェクトに参加できる私たちは、その幸運を喜ぶべきなのよ…。
だって、なんの話題性もない私たちのゲームが、いきなり4000本も発注を受けたのは、
スター流通の全面バックアップがあったからだし、本当は会社設立の資本金だって、全てFさんが用意する手筈だった…」
しかし、実際は資本金のほとんどはH子さんが用意した。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記94

「当然、代表取締役にはFさんが就くものだと思ってた…だけど、実際にはD社長が代表の座についた。
なぜだかわかる?」
「わかりません…」
「背骨ソフトのプロジェクトがFさん主導で動き出したころ、スター流通と対を成す、
この業界のもう一つの大手流通『ブラザー流通』の横槍が入ったのよ」
いまのこの不景気、大変なのはメーカーだけじゃない。
流通も、利益をあげるために必死でいい取引先を求めている。
そこでブラザー流通が以前から目をつけていたのが、H子さんだ。
同人とはいえ、H子さんには固定ファンが付いている。
だから、彼女擁する新ブランドが立ち上がると聞いて放っておくはずがない。
「ブラザー流通も、スター流通と同じことを考えていたの。
でも、彼らはゲーム製作のイロハを知らないFさんのような素人を使わなかった…。
ブラザー流通が目をつけたのは、以前、コンシューマー会社でプログラマーをしていたDさん。
いや、D社長をFさんたちのプロジェクトに絡ませて、ゲーム製作面での実権を握らせようとしたの」
「随分、強引ですね」
人の企画に無理矢理割り込んできて、あまつさえD社長を使って会社を乗っ取ろうとさせるなんて…。
「ええ。けど、どこも必死なのよ。いまのご時世、厳しいのはメーカーだけじゃないのよ…」
「でも、そんな経緯があったなら、会社を立ち上げるとき揉めたでしょ?」
「かなり揉めたわ。一時は、背骨ソフトの立ち上げの話すら白紙に消えるところだった…」
そこで、間に入って双方を和解させたのがH子さんらしい。
「私たちはゲームを作るために集まった筈なのに、そんないざこざで白紙になっちゃうのは馬鹿らしいし……
それに、私もこれが最後のチャンスだと思ってたし…」
で、当初いち原画家として参加するはずだったH子さんが取締役に名乗り出て、資本金も全部H子さんが揃えて、
一応独立した会社としての体面を保ったのだった。
もし、H子さんが取締役として名乗り出なかったら、いまの背骨ソフトはなかった。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記95

会社へ帰る道すがら、AさんはH子さんに聞いた。
「どうして、H子さんが代表取締役に就かなかったんですか?」
「私は…ただの絵描きよ。経営のことなんてわからないし、第一社長の器じゃないわ」
といっても、いまのD社長よりは、まともな社長になれたんじゃないかなとAさんは思った。
「適材適所ってやつよ。みんなD社長のこと悪く言うけど、あの人とEさんが一番ゲーム製作には詳しいし、
やっぱりゲーム会社なんだから、ゲームを知らない人が上に立つのもどうかと思うわ」
「それはFさんのことですか?」
「ええ。結構そういう会社多いのよ。レコード会社の社長が副業でやってるソフトハウスとかね…。
そういうのって私…中途半端な気がして嫌いなの。やっぱり、ゲームを作ってこそのソフトハウスだと思うから…。
野球をやったことのない監督に付いていく野球選手なんていないでしょ?」
「はあ…。でも、会社って難しいですよね…」
「そうね。だけど、いまのところは、いまの会社の体制がうまく嵌ってると私は思うわ」
対立するD社長とF氏。その間にH子さんが入ってなんとか組織として成り立ってる状態。
けど、それがいつまで続くか…。
社長が裏でなにやら画策してることを知っているAさんは、不安になってきた。
「今日の話は、Iちゃんには内緒ね」
「いいですけど……。どうしてですか?」
「あの子、難しい話をすると直ぐに眠っちゃうから」
「なるほど」
Aさんは地面に転がっていた小石をつま先で蹴り上げた。
それから二人は一言も言葉を交わさないまま、会社に戻ってきた。

J君が、アパートの前に立っていた。いま、外回りから戻ってきたところらしい。
「あ、お疲れ様です。あの…H子さん…」
「なに?」
「言い辛いんですけど……表紙の話。あれ、流れちゃいました」

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記96

「そう。わかったわ」
H子さんは、J君のもたらした悪い話をあっさりと受け流した。
「社長…企画を挿げ替える気らしいですね。どうやら“本社”からの命令があったみたいです。
嘘の企画を掴まされた僕たちはいい迷惑ですよ」
「そう…。でも、いい迷惑なのは、あなたたちの派閥争いに利用されてる私でしょ?」
といって、H子さんは微笑んだ。
「まあ…。そうなんですけど…」いつもハキハキ喋るJ君が言葉を濁した。
「じゃあ、私は仕事に戻るから」
J君は苦々しい顔で、飄々と去ろうとするH子さんを見送る。
突然、くるっとH子さんが振り返った。
「喧嘩するのもいいけどさ。みんな、何しにここに来てるのか、もう一度ちゃんと考えてみたら?」
「…………」
J君は、言葉を返すことができなかった。

開発室に戻った途端、
「どうしてですかー!」
Iちゃんの泣き叫ぶ声が聞こえた。
目を潤ませたIちゃんに迫られて、中年のF氏がうろたえている。
「い、いや…ですから、企画が変わったので…表紙の話も白紙ということに…」
「納得できません! H子さんの絵のどこが不満なんですか!」
「いやですから…絵が悪いとかじゃなく、巫女ものの企画だから向うも表紙を描かせてあげると、
言ってくれてたわけで…それが流れたからには…」
「納得できません」
「私に言わないで…社長に言ってくださいよ」
泣きそうになるF氏。
よくよく考えれば、一番可哀想なのはH子さんじゃなく、F氏だろう。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記97

「H子さんが表紙を描けないなら、私この会社辞めます!」
「そういうこと言わないで…」
「決めましたから! 止めても無駄です」
そう叫んで、Iちゃんは開発室を出て行った。
「はあ…。困った物です…」F氏が、ハンカチで汗を拭う。
「あの。追いかけなくていいんですか?」Aさんが聞く。
「いいのよ。あの子が辞めるって言ったの、これで四回目だから」
「そ、そうなんですか…」
「お腹がすいたら戻ってくるでしょう」と、F氏が言う。

「いま、Iちゃんが出て行ったけど、なにかあったの?」
社長が開発室に入ってきた。
「いえ、なんでもないです。いつものアレですよ」
それだけで、社長は「ああ」と納得した。
「どうかされたんですか?」
普段は、隣りの事務室で作業している社長が、わざわざ開発室に来るとは珍しい。
「いやさ、決まってた企画、やっぱりG先生に考えてもらった奴のほうがいいと思って、
勝手に変えちゃったのね。Fさん黙ってて、悪かったね」
「いえ…。とんでもございません」
「今の時代、巫女さんはやっぱり流行らないよ。これからはスクール水着だよ」
ハハハ、とD社長は高笑いする。それにつられて、F氏も苦笑した。
当然、どちらの笑顔も本心から出てきたものではない。それぞれ、腹に一物抱えている。
本心を隠し、建前で人と接する大人たちを見て、Aさんはやっと本物の社会人になれたような気がした。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記98

H子さんは、社長とF氏の対立を“派閥争い”と称した。
社長派には、E氏がついてる。F氏派は、J君。
中立の立場なのは、H子さんとAさんだけだ。Iちゃんは…まあ、H子さん派だろう。
たった七人しかいない会社で、派閥争いなど馬鹿馬鹿しいと思うだろうが、それが会社なのである。
様々な事情を背負った大人たちが集まれば、どこだってこういう問題は起きる。

――ソフトハウスに起きる問題は、なにもゲーム製作に限ったことじゃない。

その言葉を、Aさんは今日、身をもって思い知った。

Iちゃんの帰りを待つため、AさんはH子さんと並んで会社の前に立っていた。
夕方になってもIちゃんは帰ってこなかった。
H子さんは、八本目のタバコに火をつけた。
そこに、E氏がやってきた。
「よお…。なにやってるだ?」
「ちょっと休憩」
E氏は、H子さんの隣りに歩み寄り、
「悪かったな。今回は…」そう、呟く。
「2ちゃんねるに情報流したんですって? 馬鹿なことするわね…」
ふふん、とH子さんは鼻で笑う。別段、怒ってる様子はない。
「命令とはいえ、自分でも馬鹿なことをしたと思ってるよ…。それより、タバコくれ」
「やめたんじゃなかったの?」
「吸わなきゃやってられねぇよ…」
H子さんからタバコを受け取り、E氏はそれを銜える。
「ふう…」
真っ白な煙を、夕日に向かって吐き出した

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記99

E氏は、自分で吐き出した煙を眺めながら、
「時々、何しに会社に来てるのかわからなくなる…」
と、力なく呟いた。その表情は、疲労し、萎れきっていた。
「俺たちはゲームを作りたいんじゃなかったのか…? そのために、この会社を立ち上げたはずなのに…。
いつの間にか、下らないことばかりに時間を費やして…いつの間にか本来すべきことを見失っていた…」
「その台詞。社長に言ってあげたらどう?」
「言っても無駄だ。あの人は…今回のようないざこざを楽しんでる。
俺もあれだけ図太くなれればいいが…、俺には無理だ」
はあ、と深く溜め息をついた。
「一体いつになったら、ゲームを作ることだけに打ち込めるんだ…? 
まあ…そんな日は、一生こないのかもな」
E氏は、吸殻を足元でもみ消した。
そんなE氏のしょぼくれた肩を、H子さんは拳で叩いた。
「いて。なにすんだ…」
「――大変なのはこれからよ。お互いがんばりましょ」
「…それ、昨日俺が言った台詞だろ」
さあね、と惚けてH子さんは開発室に戻ろうとする。
「あの…Iちゃんはいいんですか?」AさんがH子さんに尋ねた。
「お腹がすいたら戻ってくるわよ。それよりも、仕事仕事〜」
なんだかH子さん、やけに嬉しそうだ。
「なんなんだろうな?」
「さあ……」
Aさんは、空に浮かぶ夕日を見上げた。
そして、ふと、思い出した…。

――そう言えば俺、全然仕事してないな…。
これから、自分にいかなる災難が降りかかるのか知らないAさんは、呑気にそんなことを考えていた

一服中

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記100

入社してそろそろ一週間にもなるAさん。
今日も通勤電車に揺られながら、あくびを噛み殺した。
いまだ、まともな仕事一つ任せてもらえないことに不安を抱いていた。
いままで会社のためにやったことと言えば、OHPのスタッフ日誌を書くことと、
没になった巫女さん企画の資料を集めただけ。
もっと図太い精神の持ち主なら「仕事がなくてラッキー」ぐらいに考えるのだろうが、
残念ながらAさんはそれほど、神経の太い人間ではなかった。

なにより、Aさんのいまの身分は試用期間中のライターである。
試用期間中ということは、この期間内に「お、こいつ使えるな」と会社に思わせなければ、
試用期間が終ると同時に首を切られてしまう可能性は大いにありえる。
Aさんは、昨夜読んだ「新社会人の勤め方」という本にあった一文を思い出した。

――仕事がなくとも油断するな。みずから進んで、仕事を見つけるべし。

この言葉を実践するのは、今をおいて他にない。
たいしたことは出来ないかもしれないが、このまま会社のお荷物としてやっていくのは
とても辛い。
Aさんより、年下のIちゃんやJ君は毎日忙しそうに働いているではないか。
一刻も早く自分のなすべきことを見つけ、自分のポジションを確立しなければ、
ライターとしての寿命はたった三ヶ月で終ってしまう。
「よし…」
Aさんは燃えた。
確か、今日はG先生が組み立てた新企画についての打ち合わせがあるはず。
無理矢理にでもその打ち合わせに割って入って、自分の仕事を勝ち取らなければ明日はない。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記101

「おはようございます」
開発室に入り、机に鞄を置いてPCを立ち上げる。
昨日、「辞めます」と言って出て行ったIちゃんは何事もなかったかのように机に向かってる。
その隣りでは、H子さんが毛布を頭まで被って眠っていた。
泊り込みか…。
いったいなんの仕事をしていたんだろう。企画はまだ動き出してないはず。
ふと壁に掲げられたホワイトボードを見ると「12時から、ミーティングを始めます」
と書かれていた。どうやら、全員参加らしい。
12時までなにをしようかと、机に座るAさん。
ところが、突然、社長から事務所に来るように内線で呼び出された。

事務所には背骨ソフトの首脳陣(社長・E氏・F氏・J君の四人)が集まっていた。
「おはようございますA君。とりあえず、そこに座って」
言われた通りにイスに座る。なんだろうと疑問に思っているところにF氏が口を開いた。
「いきなり呼び出してすいません。実は次回作のシナリオの件でちょっとお話がありまして」
来たな。とAさんは思った。ようやく仕事らしい仕事をふられるのかと思い、安堵する。
「A君はさ、前作のうちのゲームはプレイしたんだよね? G先生のシナリオはどう思った?」
と社長。どう思ったと聞かれても…。
「はあ、まあ…普通じゃないかと」
他にどう答えればいいのかわからなかった。良かったですとは、お世辞にも言い難い。
かといって、俺のほうが良いシナリオが書けます、と宣言できるほど自信があるわけでもない。
「そんなに悪くなかったよね?」と社長が、J君とF氏を見ながらいう。
「“ライター”としてのAさんの正直な気持ちを話してください」J君が、Aさんに迫る。

――なるほど。
Aさんは、なんとなく状況を理解した。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記102

G先生は恐らく、社長が連れてきたライターなんだろう。
で、社長は次回作を再びG先生に書かせたいのだ。
ところが、それをF氏とJ君に反対されて、一人でも多く味方をつけようと、Aさんを呼び出したのだ。

――どっちにつくべきだろうか……。

Aさんは悩んだ。社長に従えばいいのか、それとも自分の気持ちを素直に言えばいいのか。
社長ルートに進むのか、F氏・J君ルートに進むのか。ちょうどルートの分岐点に差し掛かってる。
Aさんの社内での今後の身のふり方は、いま現れてる選択肢のどちらかを選ぶことで決まってしまう。
考えた挙句Aさんは、
「ところで、俺はどうすればいいでしょう?」
どちらでもない選択肢を選んだ。
「どうすれば……とは?」
「いや、仕事です。まだ、入社してからなにもしてないんで……」
それにG先生なり、誰かがシナリオを書くとなれば、Aさんはますます何のために会社に来てるのかわからなくなる。
「うーん。とりあえずA君は、決まったメインライターさんの補佐をやってもらうことになるね」
「サブライターですか?」ま、当然だろう。未経験のAさんにいきなり全部書かせるほど会社は無謀ではない。
「メインのライターさんが決まって、発注書とプロットを作る段階にならないと、Aさんにふれる仕事もないので…」
だから、一刻も早くライターを決める必要があるのです、とJ君は言った。
「今回の企画はG先生に作ってもらいましたが、僕は正直、あの人のライターとしての手腕はどうかと思います。
できれば、G先生は企画だけ携わってもらって、
実際のテキストはAさんと別のライターさんに任せた方がいいと思います」
J君はしり込みせず、堂々と社長とE氏に言い放った。
当然、社長は面白くない顔をする。
「G先生は、そんなに駄目か?」
いままで一言も発言しなかったE氏が、言った。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記103

F氏とJ君は顔を見合わせて、
「正直、僕もAさんの応募作品を読みましたが、Aさんの文章が10だとするとG先生は5か6」
「…………」
E氏と社長は、押し黙った。それはつまり、J君の言葉を認めたと言うことだ。
ではなぜ、この二人はそこまでして、G先生を使いたがるのだろうか。
彼らも、ネットでG先生がどういう評判を受けているか知ってるはず。
「前作よりも良いゲームにしたいと思うのでしたら、別のライターさんを起用すべきです」
J君が強い口調で二人に押し迫った。F氏もそれを後押しする。
「社長。ここは“しがらみ”はなしにして、本当にいいゲームを作ることだけを考えましょうよ」
暫く場は沈黙した。

――しがらみってなんだろう……。

AさんはいまのF氏の言葉を頭の中で繰り返していた。
やがて、社長が沈黙を打ち破るように重たい唇を開いた。
「…確かに、ゲームのことを考えたら、Fさんの言うとおりだけど、発注本数のことを考えたら…」
と、そこで社長は言葉を切った。
「それに、あの代理店との契約も残っている」
「そんなの反故にすればいいじゃないですか。
大体、製作のことなんてなにも知らない広告代理店なんかに、口出されるのは正直どうかと思います」
J君は一歩も引き下がらない。純粋なJ君は煮え切らない社長とE氏の態度が許せないようだった。
「おっと。もう十二時だ。この話はミーティングが終ってからA君も交えて再開しよう」
とりあえず、その場は解散した。
それぞれ事務所を出て、ミーティングのために開発室へと向かう。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記104

「あの……さっき言ってた“しがらみ”ってどういうことですか?」
開発室に移動する途中で、AさんはF氏に聞いた。
F氏の代わりにJ君が答えた。
「G先生は、前回うちの広告を担当してもらった代理店の社長に飼われているんですよ」
「…ええ。うちがG先生を使う代わりに、代金を安くするという口約束があったみたいなんです」
F氏が、補足する。
「じゃあ、その広告代理店の社長に紹介されて、G先生を前回のゲームのライターに起用したんですか?」
「はい。もちろん、中間マージンは取られましたけど」
たったそれだけの理由で、ゲームの根幹をなすシナリオを担当させるなんて…。
ライターになりたくて懸命に努力してきたAさんからみると、凄く馬鹿馬鹿しく思えた。
「まあ、G先生も元は某老舗メーカー出身ですから、多少の実績もあり、流通に安心感は与えることができます。
しかし、流通の上にいるお偉いさんたちには、G先生がユーザーからどういう評価を受けているか知らないんです。
ただ、老舗メーカーで仕事をしていたという取るに足らない実績だけでG先生を評価している。
馬鹿馬鹿しい話です。いまどきそんなの通用しないのに…」
辛辣なJ君の言葉に、流通出身のF氏は思わず苦笑した。
「ここはぜひともふんばらないといけないところですね。G先生を今回も起用したのでは、負けは見えてます」
「だから、社長を説得するためにAさんの力を貸してください」
「…………」
力を貸してくれと言われても、試用期間中のAさんにどれだけのことができるか…。
それに、社長に面と向かって逆らうのはいまのAさんにはむずかしい。
なにしろ、いきなり首を切られても文句は言えない立場なのだから。
――どうしたらいいんだ……。Aさんは心の中で頭を抱えた。
「あ、あと重要なことを一つ言っておくのを忘れていました」
「なんですか?」
「G先生を飼っている広告代理店の社長は、D社長の実のお兄さんなんです」
“しがらみ”とはそういう意味だったのかと、Aさんはやっと理解した。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記105

次回作の企画ミーティングが開かれた。
参加しているのは、Aさん含む背骨ソフト従業員全員である。
G先生が作った企画書のコピーが全員に配られた。Aさんも企画書のコピーを受け取り、拝読した。
「…………」
以前サーバーの中でうっかり見てしまったスクール水着ものと内容はまったく同じだった。

1頁目にゲームの仮タイトルが目立つように書かれ、製作者の名前と製作日時。
2頁目にはいきなり、企画コンセプトが端的に判りやすく。
3頁〜6頁目まではゲームの概要とスペック等。
7頁〜10頁目までは、登場人物紹介と簡単なあらすじ。
最後の頁には、もう一押しとばかり、このゲームのコンセプトであるスクール水着ものの企画が、
いかにユーザーに売り込む力のある企画なのかが、かなり誇張して明記されていた。

さすが、プロの作った企画書である。
見出しや文章は、キチンとデザインされていて読みやすく、誰が読んでもゲームの内容が容易に
想像できるいい企画書だった。
恐らく、小売店や流通にこの企画書を持って行くことを想定して書かれているのだろう。
至るところに「この企画は売れますよ〜」といったオーラが漂う、魅力的な一文があった。
例えば、
「新進気鋭の実力派原画家H子が描く、可憐で淫靡なキャラクターたち」
「斬新な舞台設定と、萌え心を誘うシチュエーションの連続」
「新システム導入(考案中)により、業界に革命を起こす」
など、読んでるこっちが赤面してしまうほど、暑苦しくこの企画のポイントを訴えていた。
Aさんが就職用に作った企画書との一番違う点はやっぱりここだろう。
企画書の段階で、読んだ人間誰しもに「いける!」と思わせなければいけないのである。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記106

「いける!」と思わせなければいけないのは、流通や小売店だけじゃない。
製作に携わるスタッフたち全員にも、この企画は絶対に成功すると確信をもたせることが出来なければ、
現場の士気もあがらない。
そのため、多少(いや、多少どころではないが)の誇張はいた仕方ないことだと思う。
「質問です。企画書の3頁にある『新システム』ってなんですか?」
Iちゃんが手を上げて質問する。
「それは…こっちもわからないのね。G先生に聞いてよ」

――社長にすら聞かされていない『新システム』ってなんだ?

と、AさんもIちゃんと同じく疑問に思ったが、結局これはG先生のハッタリで、
最後まで『新システム』の具体的な構想が明かされることはなかった。

企画書ともう一つ別の書類が配られた。
それには、キャラクターの簡単なデザイン指示書(以前H子さんに見せてもらった)と、
背景、立ち絵、イベントCG、BGMなどの指定表らしきもの。
それに簡単な製作スケジュールが書かれていた。

ゲームの規模としては前回とほとんど同様である。
若干シナリオ総量が1.2Mと多いが、
これはAさんがサブライターとして入ることを前提として考えられた量だろう。
「…………」
具体的なゲームのあらすじは、企画書に1頁程度の内容しか書かれていない。
それはつまり、これから考えるということであり、
それは自分が作業に携わることになるのかと、Aさんは考えた。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記107

背骨ソフトの次回作「スクール水着(仮)」のゲーム規模は以下のとおり。

シナリオ総量  1200k
イベントCG  85枚(差分含まない)
立ち絵     56枚
(メインキャラ数5×ポーズ変え6=30+サブキャラ、その他服装差分。表情差分なし)
曲数      23曲(主題歌・エンディング曲込み)
女性ヒロインのみフルボイス

プレイ時間10時間〜15時間
攻略ヒロイン数5人(+おまけ1人)

以上の規模のゲームを、これから6ヵ月で作らなければいけないのである。
Aさんには、この6ヵ月という期間が長いのか短いのかわからなかった。
スケジュール表には6月から開始して、11月の終わりに「マスターアップ予定」と記されている。
6月からということは、予定の上ではもう既に製作は始まっている。
正味の開発期間は半年もないということだ。
「このスケジュールは…ちょっと不味いですね」
スケジュール表に目を落としながらJ君が呟いた。
「11月終わりにマスターアップということは、ゲームの発売はその数週間後。
つまり、12月の年末商戦にぶつかる可能性もあります。ただでさえ、人気ソフトがひしめき合う12月に、
あえて僕たちのソフトをぶつける必要はないと思うのですが」
「それはわかってるつもりなのね。だけど、一月早めるには、製作が間に合わないし一ヶ月遅らせるとお金が…」
「難しい所ですね」
と、F氏が腕組みして眉間に皺を寄せた。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記108

「一月ずらして、1月発売ではだめですか?」
「ちょっとねぇ…」
社長は、開発室に揃った従業員の顔を見渡した。
従業員たちの給料や会社の維持費として、なにもしなくても一ヶ月に100万は軽く消える。
だから簡単に製作日程を延ばすことはできない。
かといって、人気タイトルとぶつかって、そのしわ寄せを食ってしまえば元も子もない。
中小メーカーの難しさがここにある。
「予定してる製作費は、前回とほぼ同額だからね。
これを何とか超えないように作らないと、ゲームは出来ても会社が潰れる可能性が多いにあるね」
「一月ずらした分だけかかる維持費が調達できれば問題ないですか?」
J君になにか妙案があるようだ。
「みんなでバイトでもするか?」
E氏がまぜっかえす。
「まあ、バイトみたいなものですけど…」
「なに? いい案があるの?」
自信ありげなJ君の様子に、みんな身を乗り出して耳を傾ける。
「H子さんが来月のサンクリで販売する新刊は確か、書き下ろしのCG集と聞きましたが」
「ええそうだけど…もちろん、その売上は今回のゲームの製作費の中に入れる予定よ。
まさか、もう一本CG集を作れっていうんじゃないでしょうね?」
H子さんの隣に座るIちゃんが不安な顔をする。
「違います。そんなことしてもらっちゃ、肝心のゲームの原画に遅れが出てしまいます」
「じゃあどうするの」
「CG集の原画はもう出来ましたか?」
「ええ、昨日徹夜してやっと」
今朝、H子さんが会社に泊まっていたのは、CG集の絵を今日までに仕上げるためだった。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記109

確か…30枚のCGが入って2000円でしたよね?」
「そうよ」
「CG集一枚の量を15枚に減らして、二枚出しましょう。当然、値段は変えずに」
「なるほど。考えたね」
単純に計算して、H子さんのCG集で入る予定のお金は倍になる。
H子さんとIちゃんは、J君の提案に渋い表情を見せたが、社長とF氏は乗り気だ。
「これで、年末までマスターアップの時期を延ばすことができそうですね」
「H子さんたちは、心苦しいだろうけど、ここは一つ。ね?」
と、社長に頭を下げられてH子さんは渋々承諾した。
「じゃあ、決まりだね。マスターは12月末。半年強あるから前回よりもいいもの作れるね」
みんなの士気があがる。いよいよこれから、本格的に製作に入っていくのである。
Aさんも自然、気持ちが昂ぶっていく。
「ところで…同人ってそんなに儲かるんですか?」
と、Aさんが聞く。隣にいたJ君がにこやかな笑顔で、
「上手くやれれば結構ボロイよ」と、教えてくれた。

その後、それぞれのパートごとに作業を進めることになった。
といっても、プロットがまだ完全な物が出来ていないので、CGや音楽の詳細な発注書は作れない。
それができるまでは、H子さんとIちゃんは同人の方を。
E氏、社長、Aさんはプロットと発注書の製作に取り掛かることに決まった。

しかし、その前にメインのライターを決めなければいけない。
G先生で行くのか、それとも別のライターを連れてくるのか。
F氏たちと社長の意見は真っ二つに分かれている。
この人選を速やかに終らせないと、本格的な作業には入れない。
ミーティングを終えた後、Aさんは社長たちと一緒に再び事務所へと戻った。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記110

話し合いは平行線を辿った。
G先生を起用したい社長と、もっと腕のいいライターを使いたいと譲らないF氏とJ君。
Aさんは、どちらの味方をするでもなく隅っこで肩身狭そうに、事態の推移を窺っていた。

…………。

三時間、論議が続いた。どちらも一歩も引かなかった。
新しいライターの選考は、明日に持ち越されるのかとAさんが思ったところで、
痺れを切らしたようにそれまで黙り込んでいたE氏が口を開いた。
「…こうしないか? G先生以外にもう一人、広告代理店の社長に飼われているライターがいる。
そいつを使うのはどうだろう?」
「誰ですか、そのライターは…」
E氏は、ちょっと間を空けて、
「以前、『自衛母胎』というブランドに所属していたライターのLだ」
「自衛母胎…」
Aさんたちは一斉に目を合わせた。
「確か昨年解散した、あのブランドですよね?」
自衛母胎は、たった二本しかゲームを出していないが、どちらもそこそこのセールスを得ていたはず。
自衛母胎のゲームの主軸となったのは、絵ではなくシナリオ。
そこでライターをやっていたのなら、腕は保証できる。
「そのL氏。代理店の社長に囲われているということは…いまはフリーなんですか?」
「そうだ。ちょっと性格に難があるが、いいライターだと思う…」
「いや、もしL氏を起用できるなら、それ以上の宣伝効果はないですよ。ね? Fさん」
自衛母胎のシナリオに惚れた一部熱狂的な「信者」と呼ばれるユーザーたちは、ブランドが解散したいまも、
「自衛母胎」に在籍していた三人のライターの同行を見守っている

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記111

J君の情報では、自衛母胎に在籍していた三人のライターのうち、
一人は、以前サイン会でかち合った「猫殺ソフト」に所属し、
もう一人は確か大阪の大手メーカーに行ったことはわかっている。
ただ一人、行方がわからなくなっていたのが、いま名前の挙がったL氏だ。
そのL氏がまさかこんな近くにいたとは……。
「ですが、話を持ちかけたとして、引き受けてくれるのですか?」
「そう言えば、EはL氏と親しかったね」と社長。
「親しいといっても、大学の同期生というだけです。もし、Lでいいなら、連絡を取ってみるが」
「もちろんです。彼ほどのライター、そうはいない…」
J君とF氏は、あっさりと承諾した。
D社長も、実の兄に囲われているライターなら角がたたないとE氏の提案に賛同した。
L氏のことをあまりよく知らないAさんだけが、一人蚊帳の外。

直ぐにE氏が、L氏に連絡を取った。
ちょうど、というか…自衛母胎が解散してから、L氏はまだなんの仕事も引き受けていないという。
こちらのゲームを担当してくれないかという要望に対し、とりあえず直接会って話そうということになった。
そして、週末。L氏が来社した。
社長、E氏、そしてAさんの三人が次回作のライターを要請するためにL氏に会った。
「…………」
来社したL氏は、酷く無口な男だった。
L氏に比べれば、E氏がおしゃべりに思えてしまうほどである。
「紹介する。こいつがA。うちの新人ライターだ」
事務所のイスに腰掛けたL氏は、指先を見つめながらこく、とうなずいた。
「…で、今日来てもらったのは他でもない。うちの社のシナリオを書いて欲しいのだが…。どうだ?
サブにこのAをつけることになるが、やってくれないか?」

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記112

AさんとE氏は、L氏に視線を注ぐ。
「…………」
L氏は暫く考えた後、
「引き受けます」
とだけ答えた。
案外あっさりと引き受けてくれたことに、Aさん一堂安堵する。
「ところでギャラのことなんだが…」
E氏が、早速具体的な話を持ちかける。L氏は遠慮がちに指を二本突き出した。
プロットからフローチャート製作、そしてシナリオ……作業期間は約四ヶ月にも及ぼう。
それらを踏まえて、L氏は200万というギャラを提示した。
およそ、標準のギャラの倍である。
当然、社長は苦い顔をする。社長の顔色を察したE氏が、
「…ギャラの件はこちらで検討させて欲しい。なるべくLの希望に添うようにする」
L氏は、黙ってうなずいた。

L氏が帰ったあと、J君たちを交えて、ギャラの件について話し合った。
社長は、標準の倍というギャランティーが引っかかっているようで、L氏の起用に難色を示した。
しかし、
「L氏が担当してくだされば、宣伝効果は計り知れないものがあります。なにしろ自衛母胎のファンは、
いまだに根強くL氏の復活を願っています。僕たちのゲームでL氏の復帰が決まれば、
自衛母胎の信者を取り込めるだけでなく、業界の話題を一気にさらうことが出来ます」
J君とF氏は、熱くL氏の起用を主張した。
「もしかすると、一万という本数も夢じゃないかもしれません」
F氏のその言葉で、ようやく社長は首を縦にふった。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記113

G先生の二倍のギャラをL氏に支払うとなれば、当然予定している製作費では赤字である。
が、採算分岐点を大きく超えてくれれば、その程度の赤字などどうにでもなる。一種の賭けであった。
社長が予測した3500本というペイラインギリギリの数しか受注がこなければ、L氏のギャラは払えない。
当然、会社の信用は地に落ちる。だが、J君たちは3500などという数字は、ゆうに超えると確信していた。
L氏は、それだけの対価を支払う価値のあるライターなのである。
名声も実績もないライターのAさんは、L氏の存在を頼もしく思うと同時に、軽い嫉妬を覚えた。
いつか自分もL氏のようなライターになるぞと、硬く心に誓うのであった。
「…………」
L氏の起用が決まって意気が上がる事務所の中に、一人浮かない顔をしている人物がいる。
L氏を連れてきたE氏である。E氏が浮かない顔をしている意味を、このときはまだ、誰も理解できなかった。

昼休み、AさんはE氏と一緒に昼食をとるために外出した。
「Lさんって、いつもあんな無口なんですか?」
と、AさんがE氏に聞く。
「まあな。大学の頃からずっとあんな調子だ。人付き合いが苦手らしく、ほとんど外にもでない。
人間として欠けている部分があることは確かだ。しかし、ゲームのシナリオを書かせれば一流だ」
「俺…うまくLさんの下でやっていけるのでしょうか?」
「心配するな。あいつとの連絡は、すべて俺が受け持つ。
Aへの仕事の指示は、全部俺から行くことにするから、大丈夫だ」
「お願いします」
正直L氏と上手くコミュニケーションする自信はAさんにはなかった。
あの無口なL氏と、どう接していいのかわからないのである。だがE氏が間に入ってくれるのなら、今回は問題はない。
「L氏みたいな人って、結構いるんですか? この業界に」
「…たまにいるな。俺もかなり無口な方だが、Lのように、なにを考えてるのかわからないような奴は、ごろごろいる。
そう珍しいことじゃない」
「…………」

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記114

背景や、彩色の外注先も決まり、本格的に製作に取り掛かることになった。
一番の問題であった、メインのライターもなんとか決まり、後はガンガン作業を進めていくだけである。
Aさんも、ようやく仕事らしい仕事にありつけるのかと期待した。
だが…。
「Lの希望により、プロット、フローチャート。全て、向こうが受け持つことになった」
Aさんは、E氏の机の傍らに立ったまま、肩を落とした。
「ま、あいつは、一から全部やりたがるタイプの奴だし。
メインのライターはあっちなんだから任せておいたほうが無難だろ」
「では…俺はなにをすれば?」
「うーん。Lの製作したプロットとCGの指定にそって、発注書を起こしてもらう作業をやってもらうことになる。
だが、それはプロットが上がってきてから取り掛かってもらうことになるな…。だから、当面は…そうだな…」
と、E氏は自分の机を見渡してAさんになんの仕事をふろうか考える…。
音楽屋のE氏の机は、二つある開発室の片方の部屋をほとんど占領してしまうほど、
大量の機材に取り囲まれていた。
キーボードやスピーカー、コンソール、イコライザー、各種エフェクター、音源モジュールなど。
所狭しと機材が並べられている。

――まさか、音楽を手伝えとか言いうんじゃないだろうな…。

音楽のことなど全くわからないAさん。自慢じゃないが、カラオケにすらほとんど行ったことがないのである。
音楽的センスと知識は「0」に等しい。
が、その心配は杞憂に終った。
「Aも一応、G先生の企画書を元にプロットを書いてみるか?」
「え、でも…?」
「まあ、プロットを書いてもらったとしても99%没になると思う。だが、お前の勉強にはなるだろう。
それに、いい部分があればLと検討して採用してもいい。どうだ?」
E氏の言い分は至極もっともだ。どうせ、仕事はないのだし、勉強になるのならやる価値はある。
「やります」と、Aさんは、没になって当然のプロットの製作に取り掛かることになった。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記115

本格的な製作が始まった。にも関わらず、社内の空気はまったりとしていた。
H子さんやIちゃんは、同人のほうの作業がやっと終わり、暫くお休みを取った。
社長ら首脳陣は、隣の事務室で一日中、広報プランやシステム仕様についてのミーティングを開いていた。
開発室で一人、作業に没頭するAさん。
「…プロットか」
G先生の企画書を元に、具体的なストーリーのあらすじを決める作業である。
シナリオの土台になるべき部分であり、ここで作ったプロットを元にCGや音楽の発注書が製作される。
一番の要といえる作業であろう。
にも関わらず、ここでだらだらと時間を費やしてはいけない。開発期間は、半年と決まっているのだ。
プロットが決まらないとライティング作業に入れないだけでなく、その他のパートの作業も進めることが出来ない。
だから会社によっては、プロットまでの作業を、企画が動き出す前に先行させて終らせてしまうところもある。
今回はメインのライターのL氏がプロットを組み上げるので、Aさんはそれほど気負う必要はない。
あくまで練習。Aさんが考えたストーリーが採用される確率は0%に近い。
だが、L氏が作ってくるプロットより少しでもいいものを書いて、
E氏や社長に力を認めてもらいたいという思いがあった。
「よし…」
気合を入れて、G先生の企画書を読み返す。
企画書内ですでに簡単なあらすじは指定されている。
それを元に、ヒロインごとにルートを区分けし、エンディングまでの具体的な道筋を組み立てていけばいいのである。
企画書に書かれているあらすじは至極簡潔で、とある女子学院水泳部のコーチとして招かれた主人公が、
部員たちを指導しながら、落としていくというありがな内容だった。
このままでは当然プロットとしては使えず、
ここからさらに捻って面白いストーリーににするのが、ライターの腕の見せ所である。
Aさんは考えた。

――まず、全体の流れを決めよう。
主人公の一日のタイムスケジュールのような物を作って、ゲーム全体の日を決める…。
ヒロインたちは水泳部だから、季節は夏。
そうだ、プレイ期間は夏休みの7月25日〜8月31日の期間がいいな…。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記116

そこまで考えて、Aさんはふと思い出した。

――確か、ゲームが発売されるのが、予定通りにいけば一月のはず。
なのにゲームの期間を夏休みにしてしまっては、季節はずれも甚だしい。

Aさんは頭を抱えた。
水着が似合う季節といえば、当然夏である。しかし、ゲームが発売されるのは冬。
「…………」
いきなり壁にぶち当たったAさんは、E氏に相談することにした。

「…季節なんて気にしなくていいんだよ。エロゲーの季節感は現実とは別物なんだ。
KA○ONは、6月に発売されたにも関わらずあんなに売れただろ?
第一そんなこと言い出したら、スクール水着の企画を採用した時点で間違っていたことになる。
どうしても気になるんだったら、ゲーム内の季節を冬にして舞台を室内プールにすればいい」
室内プール…。その手があったかと、Aさんは手を打って納得した。
だが、やっぱり冬に水泳の練習するのは違和感がある。
E氏の「季節なんて気にしなくていい」という言葉を受けて、
最初に考えたとおり、ゲームの期間を夏休みに設定することにした。

それからAさんは、一週間かけて5人のヒロイン全ルートのプロットを書き上げた。
出来たプロットをE氏に見てもらう。
「…長い」
第一声はそれだった。
「一日のイベント量が多すぎる。もっと削れ。
このままだと、2M書いても終らないぞ。それと、意味のない選択肢が多すぎる。
これじゃあ、ゲームの難易度が高くなる。
ユーザーに最後までプレイして欲しいのなら、もっとルート分岐を判りやすくしろ」
辛辣な感想が、次から次へとAさんに浴びせられる。肩を竦めて、E氏の言葉を聞くAさん。
「リテイク(やりなおし)」

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記117

すごすごと自分の机に帰るAさん。
落ち込んだAさんに、Iちゃんが「ポッキ―食べますか?」と声をかけてくれた。
やんわりと断ってイスに座る。
「はあ…」
Aさんは、なかなかの出来だと思っていたプロットだったが、E氏はそれをけちょんけちょんに貶した。
ヘコんだ顔をしたまま、Aさんはプロットのリテイク作業に取り掛かった。

※以下Aさんの書いたプロットを一部抜粋したもの。

三日目

(9:00)
 朝。ヒロイン3に出会う。[選択肢] 一緒に登校する 一人で学校に行く
      ↓
(13:00)
 昼休み。今日は弁当を忘れた。[選択肢] 食堂に行く 部室で食べる
      ↓
(16:00)
 部活の前に職員室に寄る。ヒロイン2と出会う。
      ↓
(17:00)
 部活。誰を指導する? [選択肢] ヒロイン1を指導する ヒロイン2を指導する
      ↓
(21:00)
 帰宅。電話がかかってくる。ヒロイン4からだった。どうやら、部活のことで悩んでいるらしい。…。

といった感じで、背景やイベントCGが入ることを想定しながら、書いていくのである。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記118

――マスターアップまで、6ヵ月。

再度、書き上げたプロットをE氏に提出した。
「前よりはよくなっているが…。ヒロインごとのルートによって、もっとイベントの内容を色分けしろ。
これじゃあ、どのルートを通っても内容には大差ないだろ? それと、エロシーンを入れるタイミングがおかしい。
エッチシーンの数が多いのは結構だが、出会って二日目でHはいくらなんでも焦りすぎだ。
陵辱ゲームじゃないんだから、
もう少しヒロインとの関係を積み重ねてからHに持っていかせろ。それと…」E氏が眉をしかめた。
なにか不味いことを書いたかな、とAさんは身を縮こまらせる。
「『いやがるヒロイン3を教室で強引に…』これは絶対にやるな。うちのカラーじゃない」
「でもそういうのもHシーンのバリエーションの一つとしてあってもいいんじゃないかと…」
「駄目だ。うちのゲームを買うユーザーはそういうのを求めているんじゃない。
ヒロインは全員処女じゃないと駄目だ。とか、Hシーンは必ず和姦。とか、
いわゆる萌えゲーには、法則というものがある。
その法則から少しでもはずれたら、他がどんなによくても評価に響く。
ユーザーはこんな泥臭い展開など望んでいない。
あくまでも『ソフトに、柔らかく』これがうちのキーワードだ」
「そうなんですか…」
「ユーザーは敏感だからな。
こちらも細心の注意を払っていかないと、どこで足元をすくわれるかわかったもんじゃない。
気をつけろ。いいな?」
再びリテイクを貰い、Aさんは肩を落として自分の席に戻った。
「はあ…」
プロット一つとってみても、色々と決まりごとがあって難しい。
Aさんのような初心者は、こうやって一つ一つ勉強していくのである。
が、E氏のようにちゃんと真剣に教えてくれる人がいるだけ、Aさんはましである。
ひどい所になると、素人の書いたプロットをろくにチェックもしないで、通してしまう所もある。

――どの道、自分の書いたプロットは採用されないだろうから、
勉強のためだと思ってガンガンぶつかっていこう。

気を取り直して、Aさんは再びキーボードをたたき始めた。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記119

――マスターアップまで、5ヶ月。

今日も定時どおり出社したAさん。机に座り、PCを立ち上げ、いつものフォルダを開く。
昨日E氏から受けたプロットのリテイク作業に入る。
「うーん…」
自分の書いたプロットを読み返して、Aさんは唸った。
20回も書きなおしただけあって、中々いいものができた。と自負している。
もうこれ以上手を加える必要はないのだが、これから21回目の直しに入らざるを得ない。
その理由は…。もう一月も経つのに、L氏から出来上がったプロット等が送られてこないのが原因であった。
始めは、実績のあるL氏だからと誰もが、呑気に構えていたのだが、プロットだけで一月もかけられると
こちらの作業に支障をきたしてしまう。
現に、完全に手があいてしまったH子さんとIちゃんは、退屈そうにネットゲームに興じていた。
「あ、H子さんのウイザードLV50超えてるじゃないですか。やりこみすぎですよ」
「だって暇なんだもん…」
そんなわけで、事務所では朝から首脳陣が集まって、L氏のことについて協議している。

昼になって協議を終えたJ君とE氏が開発室に戻ってきた。
「これから、Lの家に行ってくる」と、E氏。
「もし間に合いそうにない場合、Aさんの書いたプロットで行くしかないですね…」
「そうだな…。いいなA?」突然、話をふられてAさんは驚く。
「Aさんのプロットで行く場合、Lさんは『テキストライター』として参加してもらうことにしましょう」
と、J君は言った。
シナリオライターといっても色々と種類がある。
本来シナリオライターというものは、ゲームのプロットからフローチャート、それとテキスト、スクリプトまで……。
初めから最後までゲームのシナリオに携わる者のことを言う。
他人の起こしたプロットを元にして、ゲーム本編のテキストだけを書くライターは、本来なら『テキストライター』
と呼ぶべきなのだが、背骨ソフト内できちんと区別して呼び分けているのは、几帳面なJ君ぐらいである。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記120

「じゃあ、Lの家に行ってくる」
上着を着込み、E氏が開発室から出ようとしたところに、紙の束を持ったF氏が飛び込んできた。
「来ました。Lさんから、いまちょうどFAXが」
「なに?」
E氏が、F氏の持った紙の束を奪い取る。
「…心配させやがって、時間かけすぎなんだよ」
どうやら、いまようやくプロットが届いたらしい。
一瞬、自分のプロットが採用されるのか、と期待したAさんは、落胆した。
「よし、これを元に発注書を直ぐに製作するから、一週間待っててくれ」
E氏からプロットのコピーを手渡され、二人で発注書の製作に取り掛かった。

作らなければいけない発注書は、イベントCG・立ち絵・背景・システム画像の四種類。
音楽、プログラムは背骨ソフトに専属がいるので、当面はパス。
手の空いている外注とグラフィック部門の二人を動かすために、
急ぎ画像関係の発注書だけを先行させて仕上げなければいけない。
原画とシステム画像は絵コンテで。彩色と背景はイメージを書き出した字コンテで発注するのだそうだ。

原画――イベントCGと立ち絵は、キャラがどんな構図で、
なにをしているのかがわかればいいので、絵コンテだけの指示で簡単に済ませて
細部はH子さんと直接打ち合わせて決めることにする。

システム画像――タイトル画面や、セーブロード画面等のこと。
これも簡単なイメージがわかればいいので、絵コンテで。
今回、マップ移動やミニゲームなど、複雑なシステムがないので、
ほとんど前回使ったやつのデザインを変えて使いまわす。

彩色――CG彩色全般のこと。これは、どこから光源がきているのか。
夜のシーンの絵なのか、昼のシーンの絵なのか。
時間帯は? 天気は? など、そのときの状況を事細かに字で書き起こした物。
外注の人が読んでもわかるように、詳細に書く。

背景――ゲームの背景は、前作同様、原画から彩色まで、背景スタジオに任せることになっている。
字や絵コンテで発注してもいいが、写真などを添えてより具体的なイメージを伝えることにした。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記121

いままで暇だったのが嘘のように、突然忙しくなった。
ネットで資料を拾ったり、E氏の指示に従い文章を書き出したり…。
プロットの遅れたツケがAさんたちに回ってきたのである。だが、ここで泣き言はいってられない。
すでに、予定のスケジュールから一月も遅れている。いまは一刻を争うのである。
「…………」
なんとか、一週間後に画像関係の発注書を製作することが出来た。
それをもとにH子さんが原画を書き起こし、Iちゃんが色を塗る作業に取り掛かる。
「キャラクターデザインと色はすでに決まってるから、これで最後までいけるな」
E氏の言葉に、Iちゃんは力づよく頷く。
「キャラクターデザインできてるんですか?」
Aさんはお願いして、ゲームのキャラを見せてもらった。
「おお!」
H子さんの書き起こしたらラフに簡単な着色がしてあるキャラを見て、
ようやくゲームの具体的なイメージが掴めたような気がした。

音楽とプログラムの発注も終わり、ようやくAさんも一息つくことができた。
「…………」
L氏の製作したプロットを読みながら、自分はどのキャラを担当することになるのだろうかと思いを馳せる。
プロットの出来は、正直言ってAさんが書いたものとそれほど大差ない。
スクール水着というありきたりな題材では、似たようなシナリオになってしまうのは仕方ない。
しかし、これだけのプロットに、なぜ一月もかかったのだろう……。Aさんは疑問を抱いた。

J君がやってきて、来月(8月の終わり)に雑誌に大々的に今回のソフトを発表することに決まったこと伝えに来た。
そして体験版を出すことを提案。体験版の締め切りは「10月末」だという。
いまのペースなら、ギリギリなんとか間に合いそうな気配だ。
全員一致で体験版の件を承諾。ホワイトボードにでかでかと「10月末 体験版締め切り!」と書かれた。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記122

――マスターアップまで、4ヶ月。

気がつくと、8月。
夏の熱さを少しでも緩和するため、社内では朝からエアコンがフル稼働していた。
Aさんは今日も、黙々と机に向かっている。
ここ暫く、毎日定時に出社して、机に向かい、仕事が終ると家に帰るだけの単純な生活の繰り返しである。
しかし、そんななんでもない作業の日々を繰り返しながらも、ゲームは着々と完成に近づいてくのである。
今日はE氏の作ったゲームの主題歌のデモを聞かせて貰った。
明るいテクノ調のテンポのいい曲である。
「いいんじゃないですか。ゲームの雰囲気をよく表していると思います」
一緒にデモを聞いていたJ君が賛辞を送る。音楽のことはよくわからないAさんも、同意する。
そこにD社長がCD―Rを持ってやってきた。
「J君。君に任せたシステム実装。動かしてみたんだけど、これじゃあ使えないよ」
と、社長はE氏にRを手渡した。
「使えないって…。どこがですか?」
「前回のゲームで僕が組んだシステムを、更によくしてくれるのなら、文句も言わないけど、
悪くなってるのはいただけない」
「…ああ。バックログで表示される台詞をクリックすると音声が聴ける機能をはぶいたことですか?」
「それだけじゃないよ。 ウインドウの透過設定の機能も外したよね?
 他にも色々と設定できるところがなくなってる。
 仕様書、ちゃんと読んでくれたよね?」
「もちろん読みましたよ。ですが、積み込む機能が多すぎて、
 あの仕様書どおりに組んだのでは、正確な動作は保証できません」
「それを正確に動作させるために、J君をサブのプログラマーとして“使ってあげてる”んじゃないか」
社長の棘のある言い方に、J君は眉をしかめた。
「では、言わせて貰いますが…」
J君は社長に真っ向から反論した。暫く、E氏の机の周りでJ君と社長の言い争いが続く。
「はあ……」
E氏は、机に肘をついて深い溜め息を吐いた。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記123

言い争う二人を見て、Aさんも「またか…」と、げんなりした。
J君と社長が仕事でぶつかるのは、これで何度目だろう…。
いいものを作るために、激しく議論を交わすのはいいことだが、どちらも自分の主張を譲らない。
バグのない安定したシステムを求めるJ君と、ユーザーの要望する実装を一つでも多く組み込みたい社長。
主張がぶつかるのは、ゲームのことだけじゃない。
本来だったら営業というポジションで社に所属しているはずのJ君が、みなの要望(おもにF氏)によって、
サブのプログラマーとして自分の下に就いて、仕事に口を出してくることが、社長は気に食わないのだ。
しかし、社長のプログラム技術に見切りをつけているJ君は、社長には任せて置けないと、
ずけずけと社長の仕事に口を挟み続けている。

社長「君は僕の部下なんだから、僕の言うとおりにやってればいいの!」

J君「社長に任せておくのは不安ですから、全部自分がやります!」

二人の腹の中を割ると、きっとこんな本音が飛び出すだろう。
だが、どちらも半端に“大人”であるから、中々本音を言わない。
二人の対立――というか最早「確執」と呼べる域にまで達している――は、終わりを見せない。
このまま最後までこの調子で行くんじゃないだろうなと、Aさんは不安になった。
「…………」
黙々と作業を続けていたH子さんとIちゃんが、言い争う二人とE氏を交互に眺めている。
E氏は、二人の視線に気付かないふりをして自分の作業に戻った。

――本当だったら、ディレクターであるE氏が二人の喧嘩を止めなきゃいけなんだろうな…。

だが、E氏は「我関せず」といった感じで、自分の作業に打ち込んでいる。
Aさんも、Iちゃんたちと同じく、不安げな面持ちでE氏を見つめ続けた。
しかし、E氏は最後まで二人の喧嘩の仲裁に入ろうとはしなかった…。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記124

仕事を終えたAさんは、帰宅の準備を整え開発室を出た。
帰る前に、事務所に寄って「お先に失礼します」と挨拶していくのが、背骨ソフト開発陣の慣例になっている。
Aさんは、いつものように事務所のドアを開いて、声をかけようとした。
「…L氏は、本当に大丈夫なの?」
中から社長の声が聞こえた。話している相手は、E氏らしい。
「プロットの遅れもそうだけどさ、シナリオもまだ1kも上がってきていないんでしょ?」
「明日、連絡を取ってみます」
「ま、信用していないわけじゃないけど…。どうも僕はね…」
どうやら、社長はL氏の仕事ぶりに不信感を抱いているようだ。
「…仕事は、ちゃんと最後までやらせますよ」
「ならいいけど」Aさんは、二人に気付かれないようにそっとドアを閉めた。

翌日、出社したAさんは、H子さんの机の周りに集まる従業員たちを見つけた。
「あ、Aさん。これ、見てください」
とIちゃんがエロゲー雑誌を持って、近づいてきた。
「もう、発表されたんだ…」
何気なく雑誌を手にとって、目を落とす。ぎょっとAさんは、目を見開いた。
「背骨ソフト新作 『スクール水着』 原画○○H子 シナリオ ○○L!!」
雑誌のトップ。おまけに見開きでデカデカと取り上げられていた。
「いやー各雑誌社とも、うちのソフトに注目してますよ。なにしろL氏の復帰作になるわけですから」
「そうですよね。二本目でこれだけ大きく取り上げられるのは、稀なことです」
J君とF氏、どちらも自分たちのソフトの注目の高さに満足している。
昨日あれだけJ君と言い争っていた社長も、昨日のことを忘れたかのようにJ君の肩を叩いて、
「これも二人の営業努力のお陰だよね」と、調子のいいことを言う。
H子さんや、Iちゃんも嬉しさを隠しきれないといった様子だ。
従業員全員の士気はいやがおうにも高まった。後はマスターアップに向けて突き進むのみである。
が…。
このときはまだ、この場にいる誰もが、この後どんな展開が待ち受けているか、思いもしていなかった。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記125

――マスターアップまで、3ヶ月。

Aさんは、自分が担当するヒロインルートのシナリオの執筆を開始した。
といっても、いまだにL氏から送られてきた序盤と共通ルートのシナリオを読ませてもらって
いないので、書き出そうにも、どういう文体で、どんな雰囲気で書き始めればいいのかわからない。
E氏からは、いまだ一行も、L氏のシナリオが降りてこない。
絵や音楽は着々と作業が進んでいるのに、シナリオだけがほとんど手付かずの状態であった。
「Eさん。Lさんから連絡はありましたか?」
Aさんが、E氏に聞く。
「…いや」と、短い答えが返ってきた。
「いつごろシナリオの冒頭が送られてくるんでしょうか? それがないと、俺の作業も始められないので」
「Lに連絡をとってみる。Aは気にせずに、とりあえず書いてみろ。微妙な食い違いは後で修正すればいい」
「はぁ…」と気のない返事を残してAさんは自分の席に戻った。
とりあえず書いてみろといわれても、L氏の書いたシナリオと文体も雰囲気もなにもかも食い違ったら、
一から書き直しということもありうる。
それを考えると、中々作業にとりかかれない。プロット程度だったら、一から書き直しといわれても、
まだ我慢はできるが、丹精込めて書きあげたシナリオが、
総リテイクということにでもなったら、きっと泣いてしまうだろう。
モチベーションが保てない…。
Aさんも、D社長と同じくL氏に不信感を抱いた。
仕事を依頼してから、既に三ヶ月が過ぎようとしている。
それなのに、いままでこちらにちゃんと形で示した作業成果といえば、
プロットとフローチャートのみ。
通常の二倍ものギャラを要求しておきながら、この作業ペースは呆れ返るばかり。
思い返せば、L氏の仕事の遅れのツケが全部Aさんに回ってきている。
「…腹が立ってきた」
と、憤ったところでAさんにはなにも出来ない。ただ待つしかない。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記126

今日は週一回のミーティングの日である。お互いの作業状況を報告しあう。
「立ち絵の原画は、なんとか昨日までに全ての原画が揃いました。あとは、色を塗るだけです」
と、Iちゃん。
「イベント原画は、今日から取り掛かるけど…。時間内に間に合うかギリギリのところね」
「前回みたいに、マスターアップ直前までかかるのは勘弁してくださいよ」
J君が、H子さんに釘を刺した。
「シナリオのほうはどうなってるの?」と、社長がE氏に聞く。
「……まだ、全然です」まるで、他人事のようにE氏が答えた。
「全然ってことは、一つも進んでいないってこと?」
「Aが書いてる部分は進んでいるが、その他の部分は…」と、E氏は言葉を濁した。
「困るねそれじゃあ……。いまからでもG先生にヘルプをお願いしてみる?」
「社長、それは…」J君とF氏が会話に割り込んできた。
「せっかくL氏のネームバリューのお陰で盛り上がっているユーザーたちに、水を差す結果になります。
そればっかりは辞めた方がいいと思います。それよりも、Aさんにシナリオを割り振った方が、いいのでは?」
うーんと社長は渋い顔をした。自分の案にことごとく逆らってくるJ君たち二人を、面白くなそうに睨みつける。
「とりあえず午後から、Lの家に行ってみる。直接シナリオをあがっている分だけでも貰ってくるつもりだ」
「ここは、Eさんに任せましょう」
その一言で、とりあえずその場は治まった。

L氏の家に、Aさんも行くこととなった。
本当はJ君がE氏に同行する予定だったのだが、
「体験版の打ち合わせのために雑誌社に行かなければいけないんです…」
ということで、急遽AさんがE氏に同行せざるを得なくなった。
会社を出て、電車に乗る。
「…体験版の締め切りってたしか、来月の末でしたよね?」
「そうだ。それまでに、なんとかして冒頭部分のシナリオだけでも引っ手繰ってこないとな…」

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記127

L氏の家に到着した。背骨ソフトのアパートに引けを取らないほどの、ぼろい建物だった。
この木造建てのアパートの一室に、L氏が住んでいる。
「確か…友達の家に居候してると言っていたな」
ドアをノックしながらE氏が言う。
「はい?」
と、言って出てきたのはL氏本人だった。
「よう…。いきなり押しかけて悪いな」
L氏は、Aさんたちを見ても、とくに気まずそうな素振りは見せず。二人を部屋の中に上げた。

部屋に入ってまず目に付いたのは、布団ので眠っているトドのような巨大な男だった。
「…こいつは、M。相棒だ」
と、L氏はぶっきらぼうに、眠っているその男を紹介した。
「相棒?」
「同人のな」と、L氏は棚の中から派手なパッケージのゲームを取り出した。
「サークル始めたのか。もしかして、シナリオが遅れていたのはこれを作ってたから?」
L氏は、うなずく。
「なっ…」Aさんは、詫びれもせずに、のうのうと遅れた理由を明かしたL氏を睨みつけた。
Aさんを制してE氏が、聞く。
「同人活動を始めたのは結構だが、うちの依頼しているシナリオは忘れていないよな」
「もちろん…」
と、L氏はPCを立ち上げて、中に入っていたテキストファイルをFDに書き込んだ。
「冒頭の共通ルート部分は、出来ている。後は、ヒロインごとのルートだけだ」
「そうか。じゃあこれは貰っていく。後の作業も頼むぞ」
と言って、AさんたちはL氏の家を辞した。
帰りの電車の中でE氏が、
「…ふざけやがって」
と、L氏から受け取ったFDを握り締めながら呟いた。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記128

なんにせよ、L氏から多少とはいえ、シナリオが受け取れたことは大きな進展だった。
これで、シナリオの雰囲気もわかるし、なにより来月末締め切りの体験版の製作にも取り掛かれる。
「スクリプトは、社長と俺が受け持つから、Aは気にせずに自分の作業を進めてくれ」
というE氏の言葉に従って、Aさんは自分の担当パートの作業を進めることにした。
その前に、あれだけ名高いL氏のシナリオとやらを拝ませてもらおうと、サーバーの中のファイルを開いた。
「…………」
L氏の書いたシナリオを読みながら、Aさんは、目を点にした。
これが、あの高名な元自衛母胎のライターが書いた文章か、と思えるほど描写は稚拙で、おまけに、
ろくに推敲もしていないのだろう。誤字脱字が山のようにある。
更には、分量が予定の半分にも到達していない。Aさんは、慌ててE氏を呼んだ。
「…………」
E氏もシナリオを読んで、絶句した。
明らかに、L氏のシナリオは手抜きであった。はっきりいって商品として出せるレベルに達していない。
これならまだ、G先生のほうがましである。
「リテイクを出したほうが、いいのでは…?」と、Aさん。
「…………そうだな」長い沈黙の後、E氏がようやく言葉を発した。

そこに、青ざめた顔をしたJ君と社長、F氏が入ってきた。
三人の只ならぬ雰囲気に、開発室にいたAさんたちは、一斉に視線を向けた。
「すいません! 僕の勘違いでした」
と、開口一番J君が、両手を合わせて頭を下げた。
事情が飲み込めず、唖然としているAさんたちに、社長が溜め息混じりに言った。
「体験版の締め切り…今月らしい」
「え――!?」と一堂息を飲み込む。
開発室のホワイトボードには、デカデカと「体験版10月末締め切り」と書かれている。
いまは九月だから…。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記129

「今月末までに、作らないといけないってこと?」
H子さんが、F氏に聞いた。
「はい。申しわけありません。こちらの単純なミスです」額の汗を拭いながらF氏が答える。
「Eどうする? 雑誌の体験版は、なしにする? うちのOHPからのDLだけにする?」
E氏は暫く考えた後、
「I、冒頭のイベントCGは今月中にできるか?」
「はい…。急げば何とか。ただ…システム系のグラフィックが間に合いません」
「そうか…」と、腕を組んでもう一度考え直す。
Aさんたち一堂は、固唾を飲んでE氏が口を開くのを待った。
「雑誌はなしだな。いま無理をすれば、後の作業にも響く…」
「すいません」と、J君はもう一度頭を下げた。
「仕方ない…。それに、どの道、間に合わなかったかもしれない」
と、E氏はPC画面に映ったL氏のシナリオを見ながら呟いた。

J君のミス。それは、なんでもない単純な思い違いからきたものだった。
後で聞いたところによると、10月末締め切りだったのは、店頭に張るポスターデザイン案締め切りであり、
スケジュール帳のそこの欄に誤って「体験版締め切り」と書き込んでしまったことからきた勘違いだったらしい。
雑誌で体験版が発表できなくなったからといって、体験版が出せなくなったわけではない。
ネットや、イベント配布など、雑誌以外にも色々と方法がある。背骨ソフトにとってたいした痛手にはならないはず…。
なのに、日ごろからJ君のことを疎ましく思っていた社長は、
そのミスに付け込んで、J君を開発の重要なポジションから外した。
J君も今回ばかりは言い訳もできずに、素直に社長の要請に従うしかなかった。

さて…。Aさんにとっての問題は、そんな大人の醜い争いではない。L氏の書いたシナリオのことである。
「ちっ。電話にでねぇなあいつ…」
受話器を持ちながらE氏が舌を鳴らした。
「メールでリテイクの旨を伝えたらどうですか?」
「とっくにやってる。だが、返信をよこさねぇんだよ…」

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記130

とりあえず、簡単な誤字だけでもAさんが修正することになった。
L氏のシナリオを直しながら、自分の受け持つパートも書かなければいけない。
「だめだ…全然集中できない」
L氏がちゃんと最後まで書き上げてくるのか不安だった。
いままでの作業状況から見て、確率は凄く薄いように思える。
だが、いまからG先生なり誰か助っ人を頼もうとしても、間に合わない。
なにしろ、もう、マスターアップまで時間がないのである。

――マスターアップまで、2ヶ月。

「あの…Eさん。Lさんから連絡は…?」
出社したAさんは、今日もE氏にL氏の状況を聞いた。
このところ、出社するごとに、毎日L氏のことを聞いているような気がする。
「…昨日、あいつの家に行ってみたんだが…なんど呼びかけても出てこねぇんだよ」
「ということは…」
「おい。まだ、その可能性は口にするな。逃げたと決まったわけじゃない。なんとかしてみせる…」
と言うE氏の言葉は酷く頼りなかった。
「A。Lのことは絶対に社長にも、Jにも漏らすなよ」
「でも…いつまでも隠しとおせないですよ」
なにしろ、シナリオが全然上がってきてないのである。
このままシナリオが送られてこなければ、ゲームは完成しない。
「いまあるシナリオは、どれだけだ?」
「確か…冒頭の共通ルートと、俺の書いたヒロイン5のルートだけです」
全体の半分も終っていない。今月末には、音声の収録を行わなければいけない。E氏は、暫く考えた後、
「とりあえず、来週のミーティングで、シナリオの進行具合はスケジュールどおりだと言っておく、俺に話を合わせろ」
「まずいですよそんなの…。嘘じゃないですか」
「…くそっ。参ったな…」E氏が頭を抱えた。
…後になって思えば、このとき何らかの手を打っておけば、まだどうにかなっていたかもしれない。
G先生に頼むなり、Aさんが代りに書くなりする時間はあったのである。
しかし、E氏は最後まで的確な判断を下せずに、悪戯に時間だけを浪費した。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記131

翌週の月曜日。
Aさんは、疲れた身体を引きずりながら出社した。
「おはようございます」
休日中、ずっとL氏から送られてきたシナリオの修正に時間を費やしていた。
山のようにある誤字脱字、文法の明らかな間違い。それら全に手を加え、なんとか読める文に仕上げた。
休みを費やしてまで、なぜ自分が…という疑問はずっとAさんの胸に燻っていた。
本来なら、これはシナリオを書いた本人であるL氏の仕事である。だが、肝心のL氏は一向に連絡が取れない。
音声の収録は、三週間後に迫っている。それに間に合わなくては、アウトだ。
それなのに、シナリオは半分もあがっていない。
「あれ? Eさんは?」机にE氏の姿がないことに気付いた。
「風邪でお休みするそうです」泊り込みで作業をしていたIちゃんが目を擦りながら教えてくれた。

――どうするんだ? 今日はミーティングの日なのに…。

シナリオの進行状況を把握しているのは、E氏とAさんだけである。
E氏がいないのなら、社長にシナリオの進行状況を聞かれるのはAさんの役目になる。
今日のミーティングで、スケジュール通り作業が進んでいると嘘を言えとE氏から命令されている。
だが、このままでは収録に間に合わないことは確かだ。
一月以上も連絡が取れていないL氏から、今から残りのシナリオが
送られてくる可能性は…万に一つもないだろう…。そのぐらいは、素人のAさんでもわかった。
Aさんは悩んだ。嘘をつかずに、いまの状況を社長に報告すればなんとかなるかもしれない。
残り三週間で、Aさんと後一人、誰か別のライターさんに助けてもらって死に物狂いでやれば、
どうにかなるかもしれない。
しかし…。
社長に全てを打ち明けることは、E氏を裏切ることになる。
Aさんの心の中にはまだ、E氏になにか“秘策”があるのでは、という甘い希望が残っていた。
――今日休んでいるのは多分、E氏が遅れているシナリオを間に合わせるために、
知り合いのライターにでも会ってるんじゃないか。きっと…そうだ。
製作経験の豊富なE氏が、このままなす統べなく時間が過ぎていくのを指をくわえて見てるはずはない――。
なにか手を打つはず。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記132

そんなAさんの抱いた期待は、ものの見事に打ち砕かれることになるのだが、
いまのAさんはE氏を信じるしかなかった。
「よし…」
散々悩んだ上、結局AさんはE氏の命令に従うことにした。
その日のミーティングで、Aさんは言われた通り、嘘をついた。
Aさんにとっては考えぬいた上での結論だったが、
結局のところ、その嘘が将来どれだけ開発に支障をきたすこととなるのか、
初心者のAさんには見通すことができなかっただけである。
慣れた製作者なら、ここでE氏の命令に従い、嘘を言えば、どういう状況をもたらすかわかったはずである。
しかし、ようやく試用期間という身分の取れたAさんでは、
直属の上司であるE氏に従うしか道は見つからなかった。

翌日…。
その日もE氏は会社を休んでいた。
Aさんは、不安になりながらも、E氏が一刻も早く出社してくれることを祈った。
しかし、その次の日も、さらに次の日も…。E氏は、風邪と称して会社に現れない。
E氏がこないので、Aさんはなにをしたらいいのかわからなかった。
いままで仕事の支持はE氏からすべてもらっていた。E氏の言われた通りに仕事をこなすのが精一杯だった。
だから、命令をくれていたE氏が会社にこないのでは、Aさんはお手上げである。
足りない分のシナリオを、自分が書いてしまっていいものか…。
時間が押し迫っているのは十分わかっている。わかっているのだが、独断でシナリオを書き出して、
後で怒られるようなことにでもなったら…。そう思うと、手をつけられない。
Aさんはただじっと、E氏が来るのを待った。
その日の昼休みが終ってすぐ、社長とF氏がAさんの元にやってきた。
「A君…。ちょっと、事務所まで来てくれるかな」
と、F氏はいつもの穏やかな口調でAさんを呼び出した。
呼ばれる理由はわかっている。
「あ。いまあるだけのシナリオをFDに入れて持ってきて」
――やっぱり。
Aさん大ピンチである。社長とF氏、物腰は穏やかだが、いつもと雰囲気が違う。
Aさんは、ごくりと唾を飲み込んで事務所へと向かった。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記133

社長とF氏は、穏やかな口調でAさんに本当のことを言うように告げた。
「シナリオが半分もあがっていないのに、どうしてミーティングで嘘をついたの?」
「E君になにか言われたのですか?」
二人の取締役に迫られては、Aさんも白旗をあげるしかなかった。
E氏の命令で、シナリオの遅れを誤魔化すよう命令されたこと、
L氏からはもう一月以上も連絡が途絶えていること。
など。Aさんは知っていることを全部ぶちまけた。。
本当は、月曜日のミーティングの時に話すべきだった。それが…E氏を期待したばっかりに。
胸の中に積もった、E氏への不信感を吐き出すように、Aさんは全てを社長たちに吐露した。
社長と、F氏は苦い顔でAさんの言葉を聞いている。
「それであの…。Eさんはいまどうしてるんですか?」
一番気にかかっていたことを、最後に社長に聞いた。社長は、暫く間を空けてから、
「今日は出社すると言ってた。そろそろ来るはずだけど…」
とりあえず、E氏が出社するときいて、Aさんは安堵する。反面、不安になった。
E氏の命令に逆らってしまったのである。きっと、怒られる…。
けど、これ以上自分一人で、重大な問題を隠しとおすことはできなかったであろう。
と、そこに、
「おはようございます」
いつもの調子で、E氏が事務所にやってきた。
社長とF氏は睨みつけるように、入り口に立つE氏を見た。
「…………」
事務所内の雰囲気を察して、E氏は申しわけなさそうに肩を竦めた。
「いま、A君から訊いたよ…。シナリオ、本当に全然あがってないんだね?」
E氏は別段怒った様子もなく、
「悪かったな。休んでて」と、Aさんに言った。
「いま、Lの知り合いの所に行ってきたんだが。あいつ本当に逃げたらしい…。
ここから先は、みんなを集めて話す」

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記134

従業員七人全員が、事務所内に集められた。
E氏は、淡々とシナリオが酷く遅れていること、担当していたL氏との連絡がつかないこと。
包み隠さず、全てをみんなに話した。
E氏が言葉を終えた後も、みんな下を向いてうつむいたまま、一言も言葉を発さなかった。
「どうしてそんな重要なこと、いままで黙っていたんですか?」
と、まずJ君が社長に食って掛かった。
「…我々も、他所のメーカーから聞かされるまで、L氏が逃げたことは知らなかった」
F氏が社長の代わりに弁明した。
社長は「全ての責任はEにある」といわんばかりの目でE氏に視線を送った。
「Lが逃げた噂はもう、広まっているのか?」と、落ち着いた様子でE氏がF氏に聞く。
「我々以外にも、仕事を依頼しようとしていた会社があったようで…。そこから、漏れたみたいです」
ちっと社長は舌を鳴らした。IちゃんとH子さんは、先ほどから一言も喋らない。
「L氏には、もう連絡はつけられないのですか?」J君が聞く。
E氏は黙って首を横に降った。
「もう、いまとなったら…L氏の降板は決定的だね」
社長のその言葉は、Aさんの胸を締め付けた。
「降板!? それだけはだめです。雑誌やネットでL氏の名前をつかって散々煽っておきながら、
降りられたと世間に知れたら、僕等が終わりですよ」J君の語尾が徐々に強くなる。
「だが、もうLの手でシナリオを完成させることは無理だ」
「そうなるまで放っておいたのは誰ですか?」
「…俺の責任だ。それは認める」E氏は短くそう言った後、皆に向かって頭を下げた。
いまさらE氏が頭を下げたとしても、事態が好転するはずはない。
「どうしようかね…」社長が、太い身体を揺り動かして腕を組み、考える。
「…いまさら。L氏が降板したなんて口が裂けてもいえないですよ。なにしろ、流通や雑誌社には、
L氏の名前で、うちのソフトを押してもらっているんです。いまさら…」
だが、J君たちがいくら頑張っても、L氏に逃げられたのは事実である。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記135

「このまま、隠し通しましょう。L氏がライターを降りたことを世間に知られなければいいだけのことです」
熱くJ君は語る。
「でも、ゲームが出ればバレるだろ?」
いまあるシナリオのクオリティーでは、L氏が書いたと言っても誰も信じないだろう。
「ゲームを出す前にバレたら、それこそ、取り返しがつきません。初回の発注本数に響きます」
大抵のエロゲームは、初回で捌けて、後はほとんど売れない。
J君の作戦は、話題性のみでこのまま引っ張って、初回分を予定したとおりに売り切ろうというのである。
発売後、どんなにゲームが糞といわれようが、裏切られたといわれようがお構いなし。
兎に角、内容を知らないユーザーを騙し、売ってしまおうという乱暴な作戦だった。
「前作のバグの件もあります。ここでユーザーに見放されたたら、僕等は本当に終わりですよ。
L氏の名前なしじゃ、三千本すら届かないかもしれません」
誰もが押し黙った。反論する声は出てこない。
「このまま、L氏がライターということで押し通しましょう!」熱っぽくJ君がみなを説得する。

「あ――――」
その時、OHPを見ていたIちゃんが声を上げた。
「もう…手遅れかもしれません…」みな一斉に、Iちゃんが覗いていたPC画面に目を移した。

「――ライターのLさんが降りたってほんとうですか?本人のHPに書いてありました」
掲示板へのユーザーからの書き込み。
その後ぞくぞくと、L氏が降板したことについて問い合わせの書き込みがあった。
「どうして……」J君が悲痛に叫ぶ。
社長がIちゃんからマウスを奪い取って、L氏のHPを開く。
L氏のHP。これは、以前L氏の家に行ったときにやっていると聞いた同人サークルのHPだった。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記136

「――背骨ソフト次回作 スクール水着 降板のお知らせ――
発売を楽しみにしていたユーザーの皆様もうしわけありません。
開発当初からライターとして参加していた私ですが、
残念ながら、今回は降板させていただくことになりました。
理由は色々あるのですが、やはり当初思い描いていた僕のイメージと、
製作側の提示するイメージがかけ離れてしまったことが原因です。
期待してくださっていたユーザーの皆様には本当に申し訳なく思っています。
次回、またこのような機会がありましたら、頑張りたいと思いますので、よろしくおねがいします。
L  」

                                            

みな、呆然としたまま画面を覗いていた。
L氏の言ってることは滅茶苦茶である。イメージがかけ離れたといっても、こちらからはほとんど注文を
出していない。全てL氏に任せていた。それなのに、この内容は一体どういうことか…。
「どこから更新してるんでしょうね?」
と、Iちゃんが言う。
「さあな。そんなこと、どうでもいい。これで終わりだ…」
呆れ果てたようにE氏が呟く。
重苦しい雰囲気がみなを包んでいた。
突然、Aさんの後ろにいたJ君が、その停滞した空気を打ち壊すように、
「くそっ!!」
傍にあったコーヒーカップを手にとり、床に叩きつけた。
いつも冷静で、我を失うことなどないJ君の激昂は、Aさんたちを驚かせた。
「…………ライターって、どうしてこういう奴ばっかりなんだよ!」
L氏のネームバリューで、ゲームを売ろうと打算していた自分を責めるように吐き捨てる。
そのままJ君は何も言わずに事務所から出ていった。
Aさんたちは、その後も暫く押し黙ったまま、「降板のお知らせ」を見つめていた…。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記137

背骨ソフトの開発を降板した(逃げた)L氏がその後どうなったかというと…。
ソフトの開発が終って暫くの間、社長たちがL氏に責任を求めようと探し回っていたが結局見つからなかった。
囲っていたD社長の兄が、匿っていたという話もあるし、海外に逃げていたという噂もある。
とにかく約一年。L氏は業界から完全に姿を消していた。その間、彼は同人活動など一切していない。
探そうにも、手がかりすら得ることができなかった。その間、どこに逃げていたのかは、本人にしかわからない。
L氏はそのまま業界から足を洗ったのかと背骨ソフトの誰もが思った。だが…違った。
ちょうど一年後、L氏は何食わぬ顔で他会社のエロゲーのシナリオライターとして起用されていた。
Aさんがそれを知ったのは、ライターとして雑誌のインタビューに答えるL氏の写真をたまたま見つけたからである。
その写真を見た瞬間、Aさんは腸が煮え繰り返りそうになったが、Aさんが怒ったとてどうなるものでもない。
エロゲー業界とは、そういう業界なのだから仕方ないと、諦めるしかないのである。

さて…。ここでL氏の逃亡が決定的になった所まで時間を戻す。
L氏の抜けた穴をどうやって埋めるかで、Aさんたちはその日深夜まで協議を続けた。
「やっぱり、いまからG先生にでも頼んでみようか?」
と、G先生にお願いしてみることに決まったが、
向うにも都合があるだろうし、もしかすると断られるかもしれない。
とにかく、G先生の件は社長が広告会社の社長である兄に話を持って行くことで決まった。
「問題なのは、開発期間ですね」と、F氏。
なにしろ、あと半分以上もシナリオが残っているのである。
G先生とAさん二人で音声収録までに書き上げられるか
といえば、かなり微妙だった。
二週間では、ヒロイン一人のルートを書き上げることすら難しい。
「延ばすか……」
ぽつりと、E氏が呟いた。
「やめたほうがいいでしょうね。L氏が抜けた噂がユーザーの元に届いた以上、本数はたいして見込めません。
この上開発期間を延ばせば、資金が回収できない可能性があります」
「かといって、完成しなかったら元も子もないだろ?」
「しかしですね……」
F氏は、延期にかなり反対のようだった。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記138

延期すれば、当然ユーザーの不興を買う。
これ以上マイナス的なイメージを植え付けたくないと思うのは、誰でも当然。
だが、F氏が延期を反対していたのには、もっと別の理由があった。
「ペイラインに達しなければ、スター流通から借りた資金が返せなくなるから、でしょ?」
皮肉っぽく社長が呟いた。
F氏は、反論せずに押し黙ってしまう。

結局その日、開発期間云々の話は結論に達しなかった。
L氏が抜けたとしても…、いや、抜けたからこそ、
ちゃんとしたものを作りたいと思うのは開発者なら誰でも当然である。
だが、いまの状況では完成したとしても資金をすべて回収できる見込みは少ない。
「はあ…」
事務所のイスに腰掛けたまま、Aさんは深いため息を付いた。
なにか一つでもL氏の抜けた穴を埋める手立てがあればよかったのである。
けれどそんなものは簡単には見つからない。いまから、L氏並の知名度のあるライターを探すのは難しいし、
かといって製作者の実績に勝る「売り込み要素」など他に見つからない。
Aさんたちは沈痛な面持ちでその日は退社した。
帰り際、E氏から、
「これ…とりあえず今回の分の音楽全てが入ってる」
「え? どうして俺に渡すんですか?」
音楽、画像など素材を管理する役目はディレクターのE氏である。
「…いや、とくに意味はない。もしものときのためだ」
「はあ…」
Aさんは頼りない返事をしながら、E氏から受け取ったCD-Rを眺めた。
「初めての開発で大変な思いさせて悪いな…」と、E氏が労わるような言葉をかける。
「いえ。いいんです。でも、今回みたいなことってよくあることなんですか?」
「まあな…よくあることといえばよくあることだし、ないといえばない」
どっちなのかよくわからない返事だった。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記139

「あの…いまからシナリオのことでちょっと聞きたいことがあるんですけど」
「いいぜ。電車がなくなっちまうから、歩きながら話そう」
AさんとE氏は暗い夜道を歩き出した。
駅まで歩いていく間、二人はこれからのゲームのことについてじっくりと話し合った。
思えば、E氏とこうしてゲームのことについて話すのは、初めてのことである。
Aさんはこれから自分が書く羽目になったヒロインのシナリオのことについて、
不明瞭な点を色々とE氏にたずねた。
E氏は一つ一つ、丁寧に自分の描いていたイメージをAさんに教えてくれた。
それから、このヒロインの性格は…このルートのポイントはなど、
かなり詳細にシナリオを書くコツを教えてくれた。
E氏の話は、これから、ライティングの作業に入る上でかなり参考になった。
Aさんはその一つ一つを胸に刻み込み、次の日からの仕事に備えようと心に誓った。
「A。明日から、頑張れよ」
E氏はぽんと、Aさんの肩を叩く。
それだけで、胸に抱えていた不安が消し飛んでしまう。
会社としては状況は最悪である。しかし、末端従業員のAさんにはあまり不安はなかった。
いや、むしろ喜んでいたといっていい。本来なら、書かせてもらえるはずのなかったシナリオまで、
書かせてもらえることになったのだから。
かなり前向き過ぎる思考だが、それもAさんの至らないをサポートしてくれるE氏の存在があってである。
L氏が抜けたとはいえ、背骨ソフトの従業員は万全である。
全員が力を合わせれば、何とかこの苦境を乗り越えることができる
であろうと、このときAさんは考えていた。
「それじゃあな」
と、E氏と駅で別れた。
暗いホームに消えていく、細長いE氏の背中。

…それが、Aさんが見た最後のE氏の姿だった。

E氏の背中

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記140

AさんがE氏と別れてから、次の週。
開発室は、地の底よりも暗い雰囲気に包まれていた。
「どうして…?」
受話器を置きながら、H子さんが呟いた。
「繋がりました?」と、AさんがH子さんに聞く。H子さんは、呆然としたまま首を横に降った。
開発室には、E氏以外の従業員全員がいる。
「もう一度かけてみましょうよ」と、Iちゃん。
「無駄でしょうね」J君が苦笑しながら言った。
あの日以来、E氏は再び会社に出社しなくなった。おまけに、無断欠勤である。
何度も連絡を取ろうと試みたが、いくらかけても電話は通じない。家に行っても、出てこない。
L氏と同じパターンである。
「わ、わかんないな…。どうしてEからも連絡が途絶えるの? どうして?」
流石の社長も、戸惑いを隠せない。
その場にいる全員が、社長と同じ気持ちだった。
まさか、一番の開発責任者であり、
この会社の中核でもあったE氏が“逃げて”しまうとは誰も予想しきれなかった事態である。
「社長…E氏になにか言ったんでしょ? L氏の件での責任を取れとかなんとか」
温厚なF氏が語尾を荒げて社長に言う。
「言ってないよ。なにも言ってない…」
「じゃあどうしてですか?」聞きたいのは、誰もが同じである。
この中にいる誰もが、E氏が突然こなくなった理由を知るものはいなかった。
そして、それは最後までわからなかった。
今思えば、E氏がAさんにCD-Rを渡したとき、E氏は既に逃げることを決めていたのだろう。
その後、やけに優しかったのも…。最後だと思ってAさんに付き合ってくれてたのである。
「駄目よ。何度かけても繋がらない。もう…なんで! なんでEさんがいなくなるの!? 誰か教えてよ?」
決して弱音を吐かないH子さんが、頭を抱えて泣き崩れるように机に伏した。
もう、終わりだという雰囲気が開発室内に漂っていた。
Aさんは、E氏の机を見た。大量の音楽機材や私物はそっくりそのまま残っている。
もう、あの席に座るE氏の姿を見ることはできないんだなと思うと、涙が出そうになった。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記141

E氏が来なくなってから、社内は火が消えたように暗く淀んでいた。
みなの顔に、諦めと絶望の色が見える。
理由はどうあれ、ゲームを指揮するディレクターが自分の仕事場を放棄して、勝手に退社してしまったのである。
社長は、E氏の机を整理しながら、
「裏切られたよ、Eには。ほんとうに、どうしようもないなこいつは……。
これから先も、似たようなことを繰り返すんだろうね」
と、いつまでも愚痴をこぼしていた。
Aさんは、PCの画面を見つめながら、ぼーっと放心していた。
シナリオを書かなくてはいけないのは、判っている。だが、いまはそれどこじゃない。
書いたとしても、見てもらうE氏はもういないのである。やる気が出ない以前の問題だった。
なぜ、E氏が突然逃げ出したりしたのだろう…。
いや、逃げたと確実に決まったわけではないが、連絡がないということは結果は同じある。
Aさんは、正直E氏の気持ちが理解できなかった。――わからない。というのが率直な感想である。

Aさんとは逆に、同じ開発室にいる二人の女性は違う感情を抱いていた。
「あーくそっ」
H子さんは、描き掛けた原画を乱暴に丸めた。Iちゃんは、ぶすっとした表情のままモ窓の外を眺めている。
H子さんも、Iちゃんも、かなりいらついている様子だった。
「いまごろ、どこの会社にいるんでしょうね」と皮肉っぽくIちゃんがH子さんに問い掛ける。
「ふん。どこに行こうと、もう、戻ってこないわよ」と、H子さんは髪を掻く。
「どういうことですか?」Aさんが、身を乗り出して二人に訊く。
「Eさんは多分、私たちを見捨てたんだと思います」
「Iちゃん」H子さんがたしなめるように言う。
「いいじゃないですか。Aさんにも知っておく権利があると思います」
珍しく、IちゃんがH子さんに反論した。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記142

Iちゃんが言うには、土壇場で仕事を放棄する開発者のパターンは二通りあるらしい。
一つは、時間的や人間関係的なことで、自分の作業が間に合わなくなって投げ出してしまうタイプ。
言ってしまえば、L氏のような仕事の放棄の仕方だ。
もう一つは、開発途中で携わってるプロジェクトを見限るタイプ。
こちらはそんなに頻繁にあるわけじゃない。だが、ごく稀にある。
説明すると、ゲームの開発途中で作ってる側の人間が「あ、このゲーム売れねぇや」と感じ、
このまま最後まで製作に付き合ってても、
最終的には給料未払いもしくは倒産などの悲惨な結論に行き着くだろうと予測して、
早々に自分だけ戦線から離脱してしまうという。
超上級者向けの逃亡パターンだ。
「私たちは、Eさんに見限られたのよ」
つまりE氏は今作ってるゲームをたとえ完成させたとしても、売れない。
そして背骨ソフトは倒産もしくは開発続行不可能という結論に行き着くと考えたわけだ。
E氏をその考えに至らせた理由は、当然L氏の降板であろう。
「いくら見限ったからといって、責任を果たさずに途中で放棄してしまうのは当然許されることじゃないわ。
けど、Eさんのような経験豊富で、どの会社も欲しがるような人材なら、魔が差すということがあるかもね…」
Aさんには信じられなかったが、風邪と称してE氏が長い間休んでいたことを思えば…。

――もしかして、休んでいたときに自分の身の振り方を考えていたのかも…。

それにE氏はちゃんと自分の仕事(音楽だけだが)を終らせてAさんに渡してからいなくなってる。
それらを照らし合わせれば、E氏がこの開発を見限ったんじゃないか、
というIちゃんの予想もありえないことではない。
「あれで結構打算的なところあるからねEは」
社長が、そう呟く。元々、E氏を連れてきたのは社長である。この中では一番E氏と付き合いが長い。
その社長すらE氏の逃亡を察知できなかったのだ。人間とは不思議な生き物である。
「もしかして、もうどこかの会社に就職が決まってるかも」と、H子さんが呟いた。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記143

「もし、どこか別のエロゲー会社に就職してるのなら、
その会社を探して、事情を話し、Eさんに会わせてもらうってことは出来ないんですか?」
まだ、納得のできないAさんは、社長に尋ねた。
「もちろん。Eも、Lも探して責任は問うよ。けどね…」社長は、頭を掻いた。
「逃げ出した人って、中々見つからないんだよね。
メーカーなんて星の数ほどあるし。その全部と交流があるわけじゃないしね。
それに、意外と横のつながりがあるようで、ないのよ。この業界」
「どこかの会社に逃げ込んだとしたら、最悪その会社が庇う可能性もありますしね」と、Iちゃんが補足した。
「一度仕事を放棄した人を庇うんですか?」
「あら、珍しいことじゃないのよ。逃げる人って。
だって、A君始めての開発なのに、二度もそんな事件に巻き込まれているでしょ?」
と、H子さんは回りくどい言い方で、L氏とE氏のことを指摘した。
「……」そう言われると返す言葉はなかった。
「まあ、政治家みたいな物ね。一度汚職で捕まった人でも、人気さえあれば議員として復活できる。
この業界も一緒よ。能力第一主義と言うか、
デキル人なら今回みたいなことを仕出かしても、ほとぼりがさめれば、また仕事につくことは簡単なのよ」
それはそれで問題はあるだろうが、
あのE氏とL氏なら、能力を欲している会社があってもおかしくはないなと、Aさんは思った。
「ま、それでも一度逃げた人はまた逃げるけどね」
ははは、と呑気に社長は笑った。
「で、また私たちみたいなバカが、L氏のような人を信じて仕事を依頼し、
逃げられて…被害を受ける。どこででもあることなのよ」
「多分。どの会社も一度は経験してるんじゃないですか?」
今回の件をまるで当たり前のように受け止めているIちゃんたちが、Aさんには信じられなかった。
すでにE氏の逃亡すら、交通事故にあっちゃった、
ぐらいの気持ちで半分泣き寝入りしているのが凄い不思議だった。
もっとこう……警察の力を頼るとか、法に訴え出るとか、いろいろとほうほうはあると思うのだが…。
「さて、この話はもうこれでお終い。これから、どうすればいいのかを考えましょう」
H子さんが吹っ切るように手を叩いて、言った。
「…………」

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記144

「A君。ディレクターやらない?」
その日の会議中、社長が唐突にそんなことを訊いて来た。
「は? 俺が、ディレクターですか?」
「A君にはまだ無理よ。何しろ、自分の仕事で手一杯だろうし、それならまだ社長がやったほうがいいのでは?」
と、H子さんは言う。
「ま、そうだね。じゃあ、僕がEの代わりのディレクターを努めるよ。その代わり、A君にも手伝ってもらうね」
手伝うぐらいだったら、全然構わないのだが…果たして社長にちゃんとディレクターが務まるのか心配だった。
まだ、J君の方がいいのでは、と思ったが、
J君は体験版スケジュール勘違い事件により、営業に専念させられている最中だった。
…っていうか。
黙って社長の話を聞いてるJ君を見て、失礼ながら開発を途中で会社を見限るのはE氏ではなく、
J君のほうが「相応しい」と思ってしまった。
だが、実際は、逃げたのはJ君ではなくてE氏である。本当に、人間ってわからない。
「んで、開発期間を2ヶ月延長することにしました」と、社長は言う。
「2ヶ月も延長ですか!?」F氏がイスの上で飛び上がりそうなくらい驚く。
「せめて1ヶ月ではいかがですか?」
「そうしたいのは山々なんだけど…。
いまの現状を立て直すのと、シナリオの作業のことを考えたら一月じゃとても作れないね」
社長はそう突っぱねる。
「2ヶ月延ばして、ペイラインを超える目算はあるのですか?」J君が口を開く。
社長は、腕を組み暫く考えてから「ない」きっぱりそう言い切った。
「はあ。それじゃあ、駄目ですよ。いまでさえ、資金の回収は微妙なところなのに、2ヵ月も延ばしちゃったら…」
と、J君たちは抵抗して見せるが、彼らも一月では完成しないことを知っている。
だから、社長の言葉をあまり強く否定できない。
「うーん。こうなったら、うちの影の女番長に裁定を仰ぐしかないね」と、社長はH子さんを見る。
「番長どうします?」皆一斉にH子さんを見る。
「ったく。こういう難しい判断ばかり私に任せるんだから」そう言いながら、H子さんは考える。
一月延ばすか、二月延ばすか。それとも、開発を中止するか。選択肢は色々ある。
「二月……延長していい物作りましょう。それで逃げたあいつ等を見返してやりましょう」

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記145

H子さんの威勢のいい言葉で、皆、…奮い立ちはしなかったが、落ち込んでいた士気はほんの少し上昇した。
しかし、たとえ完成したとしても元が取れる計算はほとんどない。
だが、ここで開発を中断するわけにもいかないし、かといって当初のスケジュールに沿って作ったのでは、
まともな物など出来はしない。
だから、二ヶ月開発を延長するとH子さんは決断したのだが、その決断は明らかな判断ミスだった。
売れる計算がないものを、これ以上お金をかけて作っても、泥沼にはまるばかりだ。
さらに、L氏が抜けたことによる、ユーザーたちの動揺を察知していたのは、J君とF氏だけだった。
H子さんは「いい物を作って逃げた人たちを見返してやりましょう」と言った。
開発の動機がこの時点で狂ってしまってる。
「ユーザーに楽しんでもらう」ためから「自分たちの意地」のためへと、目的が変化してしまったのである。
E氏に見捨てられた、AさんたちがH子さんと同様の心境に陥るのは仕方ないことだが、
ユーザー不在のゲームが受け入れられるはずもない。

H子さんの言葉に奮起したのは、社長とIちゃん。それにAさんだけだった。
J君とF氏は、互いに目を見合わせたまま、沈黙していた。

足りない分の開発資金は、流通に社長とF氏が頭を下げて捻出した。
これで流通からの借金は、1500万近くに上った。
これを返すだけでも、3000本近くゲームを売らなければいけない。
さらに外注への支払い、次回作製作のための資金の回収などあわせると、トータルで5000本以上は確実に
売れてくれないと、背骨ソフトは解散である。
それは社長たちもわかっている。
しかし、L氏の抜けた穴を埋める秘策など誰も持ち合わせてはいなかった。
その上で、開発延長など第三者から見れば、ほとんど自殺行為だ。
奇跡でも起こらない限り…背骨ソフトは…エロゲー業界の藻屑と消える。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記146

翌日、シナリオのピンチヒッターを努めてくれることになったG先生にAさんと社長は会いに行った。
G先生の腕前に関しては、Aさんもどうかと思っていたが、この期に及んではG先生にお願いするより他はない。
残る4ルートのシナリオのうち、Aさんがメインヒロインとサブヒロインの2つのルート。
G先生には残る2ルートをお願いすることになっている。
開発期間は、三ヶ月半残っている。そのうち、収録とスクリプトの時間を除けば二ヶ月ちょいしかない。
果たして大丈夫だろうかという懸念がAさんの中にあった。
出発前、D社長に訊いた所によると、G先生はいま別の会社の仕事を受けているらしい。
引き受けてくれるとは言ったが、どこまでやってくれるのか…。

喫茶店で、G先生が来るのを待った。
「よう。おまたせおまたせ」
と、Aさんたちが座っている席に背の高い男が近づいてきた。
黒のライダースジャケットに皮パン。髪をオールバックに流した、二枚目の中年男性。
「は、初めまして」と、緊張の面持ちでAさんは席を立った。

――この人がG先生か。よほどエロゲーのシナリオを書いてる人とは思えないな。

L氏に会ったときとは別の驚きが、Aさんの中にあった。
「君がA君? よろしく」と、G先生は握手を求めてきた。
「うちの期待の新人です」社長が言う。
一通り挨拶を済ませ、Aさんたちは席に着いた。
G先生のほうが、社長よりわずかに年は上らしいが、その風貌から見てどう見てもG先生のほうが若く見える。
座るなりG先生は開口一番、
「おい。デブ公。てめーなんで今回のシナリオ、初めから俺に頼まないんだ?」
「いえ、まあ、色々ありまして…」社長は少し緊張した面持ちで答えた。
いきなりデブ公はないだろ、とAさんは思ったが、どうやらこの二人はかなり長い付き合いらしい。

G先生

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記147

「Lなんかに頼みやがってよ。あんなど素人が、まともな仕事するわけないだろ。
初めから俺に頼んでおけば、今回みたいなことにならなくてすんだのによ」
と、G先生はおしぼりで手を拭きながら、吐き捨てるように言った。
「いや、もう…うちのJとFが強引に…」
「知ってるか? あのLって野郎のいた自衛母胎。
あそこが解散した理由も、開発の途中でLが逃げたからなんだよ」
「本当ですか!?」
Aさんは、飛び上がりそうな勢いで驚く。社長も同様。
「やっぱり知らなかったのか。
あいつほど名の通ったライターがどうしてフリーでいたのか、少し考えてみればわかるだろ?
一度逃げたライターだってことを知ってたんだよ、どのメーカーも」
「そんな話、初めて訊きます…ね、社長」
「う、うん。J君も、F氏もそんなこと一言も言ってなかった」
情報収集に余念のないあの二人が、その話を知らなかったとは思えない。
知っていて目を瞑っていた…いや、たまたま知らなかった可能性もある…。
「どんな高尚な文を書くのかしらないが、途中で仕事をほっぽり出すような奴はプロじゃないな」
「そうです。本当に…酷い目にあいました」
Aさんも社長の隣で頷く。
「まあ、任せとけ。いまやってる仕事と掛け持ちになるが、ちゃんと頼まれた分は期日どおり仕上げて見せる」
G先生は自信たっぷりにAさんたちに言った。
L氏とは全く対照的な人だな、とAさんは思った。性格も、外見も…仕事に対する考え方も全く違う。
ユーザーからバカにされながらも、G先生の元にいまでも仕事の依頼が次々と舞い込んできている理由がわかったような気がした。
人とのコミュニケーション能力があり、仕事を最後まできちんと終らせるG先生のような人こそが、
メーカーからは好かれるのである。
たとえ、ユーザーからの評価がえられなくても、Aさんたちのような切羽詰ったメーカーにとってはG先生は、
神様以上に頼りになる存在である。

Aさんの目には、G先生が滅茶苦茶格好よく見えていた。
自分も、将来G先生のようなライターになりたいとさえ、Aさんは思った。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記148

シナリオの半分をG先生にお任せすることになり、一つ安心材料が増えた。

社長がE氏の残した素材を整理しながら、今後のスケジュールを組みなおした。
「えーと、グラフィック関係はいまのまま行ってもらって構わないからね。いまの調子で頼むよH子さん」
「ええ、任せといて」
「まあ、心配はしてないけど、ちょっとCGが遅れてるかな」と、Iちゃんを見る。
「…外注さんが、なかなかあげてくれないので、あげてくれるように催促してみます」
「うん頼んだよ」
Iちゃんは、グラフィックのチーフという立場ながら、自らも彩色をし、彩色外注の管理もしている。
その彩色のほうだが、スケジュールに若干の遅れが出ているらしい。
いま完全に仕上がっているのは、立ち絵だけ。
原画はこれからとりかかるところであり、背景に至ってはまだ一枚も外注先から送られてきていない。
延長した二ヶ月の作業期間を加えなければ、危なかった。
「私の原画が早く終ったら、手伝うから。それまでIちゃん一人で頑張って」
「え? H子さんが手伝ってくれるんですか?」
と、Iちゃんは嬉しそうな、困ったような微妙な表情を作った。
「…?」

ミーティングを終えた後、Iちゃんに、先ほど困った顔をした理由を教えてもらった。
「これ。H子さんが彩色した同人の絵です」と、フォトショップデータを開く。
「なるほど…」その絵を見てAさんは納得した。
H子さんの彩色のレベルは、Iちゃんに比べれば素人並。
陰影のつけかたはそれなりだが、色の使い方が悪く、Iちゃんが塗った絵と比べると立体感がまるでない。
「色々得手不得手は、誰にでもあるものですね」と、しみじみIちゃんが言う。
確かこの前、H子さんは「私は原画の作業より彩色作業のほうが好きなのよね」と、言っていたような気がする。
誰か早く気付かせてあげるべきなのだろうが、本人に自覚がないだけに中々言い出しづらいものがある。
Iちゃんも色々と気苦労があって大変だなと、Aさんは思った。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記149

さて、ミーティングも終わり、G先生に割り振るシナリオの打ち合わせも終わり、
いよいよAさんも本格的にシナリオの作業に入ることになった。
もう一度、いま現在あるシナリオを整理してみると、

[シナリオ分量割り振り表]
・全1200k

共通ルートが400k

ヒロイン1 200k ヒロイン2 200k ヒロイン3 150k
ヒロイン4 150k ヒロイン5 100k

当初の予定はこういう割り振りで計算していた。
このうち、ヒロイン5の100k以外は全てL氏が受け持つことになっていたが、
そのL氏は、共通ルートの400kをたった半分の200kの分量で完成させた(おまけに手抜き)
のち、仕事を降りた。
共通ルートの部分は、Aさんが手を加え、なんとか300kほどの分量に増えたが、それでも、
完成しているヒロイン5の100kと合わせても全体の三分の一しかできていない。
ほかに細々としたおまけシナリオや、部分的なHシーンを加えても半分に満たない分量である。

そこであたらしく、AさんとG先生で残りのシナリオを振り分けることにした。
期間は二ヶ月。

ヒロイン1の200kとヒロイン3の150kはAさんが担当する。
ヒロイン2の200kとヒロイン4の150kはG先生にお願いする。

それぞれ、350kずつ。おそよ二ヶ月の作業期間内でなんとかなりそうな気配である。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記150

なにしろAさんは背骨ソフトの面接で「一月300kは書けます」と社長に豪語したのである。
二月で350kぐらい簡単に書き上げれなければ、あの言葉は嘘だったということになる。
社長も、面接のときのAさんの言葉を信じているらしく、まったく心配はしていなさそうだった。
それよりも、
「ねえ、A君。いまのプロットさ、もう一度見直してみない」
と、シナリオのストーリーに意見を言ってきた。
「どこか、気になるところでもありますか?」
「うん…。実は、前から言おうと思ったんだけど、L氏の書いたプロット…これ、よけいな部分が
多すぎるような気がするのね」
「よけいな部分?」
社長は、プリントアウトしたプロットの束を捲って指差した。

「たとえば、ここ。メインヒロインのルートの最後で、主人公が親密度の高いヒロイン1と、
ヒロイン2との間で、どちらのヒロインを選ぶか苦悩するシーンがあるよね」
「はい…。ここで、ユーザーと主人公が上手くリンクできていれば、最後の選択肢の意味がかなり
重くなります」
なにしろ、その選択肢において、主人公はどちらのヒロインを選ぶか決定するわけである。
Aさんはこのプロットを読んだとき、流石にL氏だなと関心した覚えがある。
スクール水着という単なるフェチ物に、ドラマ性を盛り込んでくるとは思いもしていなかった。
「でも、僕はそれがよけいだと思うんだ」
「はあ…」
「僕等が作ってるのは、エロゲーであって、テレビドラマや小説を作ってるんじゃないのね。
二人のヒロインの間で苦悩する主人公や、捨てられるヒロインのドラマなんかエロゲーで見たいと思う?
僕は思わないな。ユーザーが求めているのは、あくまで可愛い女の子とのエッチなシーンと、
女の子たちとの明るく楽しいやりとりなわけね。
エロゲーはあくまでも非現実の世界なんだから、ありがちなドラマ性なんて盛り込んでも、
ユーザーは喜ばないんじゃないかな?」

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記151

「そうでしょうか…」
Aさんは、社長の言葉に同意しかねた。
ある程度のドラマ性はあってもいいと思う。エロゲーといっても物語を作ってるんだから、
物語を物語として収めるには、登場人物たちの感情に多少の起伏があったほうが、収まりがいいのではないだろうか…。
Aさんが首を傾げながら、社長にどう反論しようか考えていると、
「A君。僕等は、商品を作ってるんだよ。ユーザーが求めていないゲームを作ったって、ご飯は食べていけないよ」
その言葉は、Aさんの胸に深く突き刺さった。
「僕等は、ユーザーさんあってこその存在だからね。ゲームが売れなきゃ会社も維持できないし、みんなの給料も払えない。
それに…いま僕等は、かなり危機的な状況だからね。このゲームが売れなきゃ、会社は倒産だ。
だから、いままで以上に、ユーザーの方を向いてゲーム製作にとりかかるべきだと思うのね」
「…………」
社長の言葉に、Aさんは反論することができなかった。
結局、社長のいうとおり、プロットに手を加えることになった。
「そこもいらない。その代わり、ヒロインとデートにいくイベントをいれよう。で、夜は主人公の部屋でエッチ。これだ」
「え? でも、このシーン変えちゃうとイベントCGが…」
「そのイベントCGは、まだ出来ていないでしょ? だったら、発注しなおせばいいよ」
社長の言葉どおり、Aさんはプロットに手を加えていく。
社長の言葉は、確かにAさんにも理解できた。いまは、物語がどうだとか作家性がどうだとか、言ってる場合じゃない。
このゲームが売れなくちゃ、背骨ソフトは倒産してしまうのである。
しかし…Aさんの胸にはどこか釈然としないものがあった。

――ここも削るとなると…本当に起伏のない単調な話になっちゃう。本当にこれでいいのか?

社長の指示で変更したプロットは、どうみても面白くない。
ただ、Hシーンと、萌えシチュエーションがならんでいるだけの、なんの意味もないストーリー。
これじゃあ、プレイしたユーザーは、なんの感情もいだかないし、たんなるヌキのおかずとして終ってしまう。
だが、社長はこれでいいといってる。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記152

Aさんも、エロゲーのエロが濃いことは賛成だった。
この会社に入る前は、エロの薄いエロゲーなど、どれだけ感動しようがなんの価値もないものだと思っていた。
しかし、深魂込めて折角作ったゲームがただの抜きゲーとして終ってしまうのは、なんとなく面白くない気がした。
どうせ作るんだから、ユーザーの心に少しでも残ってもらいたい…。
Aさんのこの心境は、Aさんだけじゃなく、H子さんもIちゃんも、L氏やE氏も、作り手が等しく持ち合わせている感情だった。
が、社長はそれがいけないのだという。
「エロゲーはあくまでも商品。買ってくれるユーザーがいてこそ成り立つ商売なんだ」
商品に、作り手の意向を反映させるのはいいことだが、それも全てユーザーのためであるべきであって、
作り手側の一方的な意地や思い込みを介入させるべきではない。
昔のAさんだったら、社長の言葉に素直に同意しただろう。
無駄なシーン入れるより、一つでもHなシーンを入れるべきだと、主張しただろう。
しかし、作り手側に回ったAさんは、いとも簡単に、昔抱いていた「エロゲーとはこうあるべき」という原理を見失ってしまっていた。
エロいシーンよりも、作品としてユーザーの心に残って欲しい物を作りたいと思うようになっていた。
それはそれで間違いではないと思う。Aさんの心情、社長の心情、どちらも間違っているとはいえない。
一ついえることは、どちらの意見が正しいのかを選ぶのはユーザーである。ということ。
最初のプロットどおりドラマ性を盛り込み、それで評価が受ければ、社長の言ってることは間違っていたことになる。
エロを増やして、単なるヌキゲーとして終っても、ユーザーがそれを支持してくれれば、その選択は正しかったことになる。
どちらも正論…ではなく、ユーザーに支持されたほうが正論なのである。
これ以上、明快な判断基準はない。
しかし、どちらの意見がユーザーに支持されるか判明するのは、ゲームが出てからということになる。
「うん。いいんじゃないかな。これなら、5000、いや6000本は売れると思うよ」
修正したプロットを見て、社長は満足そうに呟いた。
「L氏降板の穴を、これで少しは埋められればいいのですが…」
プロットに目を通した、F氏とJ君も納得の表情を浮かべた。
この二人が同意すると言うことは、ユーザーはこのプロットを支持する可能性が高いということなのだろうか…。
果たしてユーザーはこの決断にどういう判断を下すのか…それは、発売後になってからでないとわからない。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記153

H子さんに変更になったイベントCGの発注を掛けなおし、
それからAさんはシナリオの執筆作業に入った。
すでに1ルート書いているので、文体や、キャラ同士の掛け合いの温度など、
基本的なことは心得ている。あとは、兎に角手を動かすだけ。
「うぉぉぉぉ!」
と、叫びはしなかったが、まさにそれぐらいの勢いでAさんはシナリオを書き始めた。

まず始めに、メインヒロインのルートから書き上げようとAさんは考えた。
メインヒロインの設定は、水泳部のコーチとして赴任してきた主人公の従妹であり、
他のヒロインの中で唯一主人公の過去を知っている。
性格は、明るく、やや気が強め。コーチと生徒という関係よりも、生意気な妹と頼りない兄、
といった感じのやりとりがメインヒロインと主人公との間で交わされる。
だが、二人の関係に発展はほとんどない。
社長が主人公とヒロインの間で起こるストーリーをほとんど削ってしまったため、
二人の関係は――肉体同士の関係以外では――ゲームが始まってから終るまで、一切変化はなかった。
ストーリーとしては、凄く中途半端。というより、ないに等しい。
だけど社長はそれがいいという。
「ヒロインと主人公は、いつまでも、ぬるま湯のような関係を続けていくのが理想」
それが、ユーザーの求めている物だ。と、言われてしまえば、Aさんはうなずくしかない。

永遠に発展しない、一昔前のラブコメ漫画。要約してしまえば、その一言で収まる。
漫画と一つ違う所は、所々で主人公とヒロインがHすること。
それもなんの必然性もなく…。
「うーん」
ふと、書く手を止めて、Aさんはうなった。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記154

――どうかんがえても、前のプロット(L氏が考えた)のほうが話としてはちゃんとしている。

社長の命令で手を加えたストーリーは、シナリオとはいえない…。
ただ、Hシーンと日常シーンを交互に繋ぎ合わせただけの散文だ。
途中まで書き終えたシナリオを読み返しながら、Aさんは納得できない顔で、ずっとうなっていた。
L氏が降りる前に書いたヒロイン5のルートはL氏のプロットをそのまま使ったので、まだ、シナリオに起伏があった。
ヒロイン5は、ほとんどお遊びのような水泳部の中で唯一真面目に部活に取り組んでいるヒロイン、という設定だ。
後半では、Hシーンそっちのけで、選手権出場を目指すヒロイン5と、彼女にほだされたダメコーチの主人公が、
二人三脚で夏休みの終わりに開催される県大会に向けて猛特訓を開始する。
といった感じの、ちょっとしたスポ魂物になっている。
こちらのほうが、まだ真面目にシナリオを書いているという気がしたし、なによりも面白いとAさん自身思っていた。
「う〜ん…」
二つのシナリオを読み比べてみて、もう一度Aさんは唸った。
そこに、H子さんと広報素材の打ち合わせをしていたJ君が、難しい顔をしているAさんを見つけ、近づいてきた。
「Aさん。そんな怖い顔してどうしたんですか?」
「いや…。実は――」
Aさんは、いま悩んでいることを全てJ君に打ち明けた。
ユーザーがなにを求めているのか、一番ユーザーに近い立場で仕事をしているJ君ならよくわかっているだろうと思い、
正直な意見を聞いてみたかったのだ。
「そんなことで悩んでいたんですか?」と、呆れた顔をしてJ君が言う。
「そんなの考えることじゃないですよ。いまの僕等のゲームがユーザーの目にとまるには、
HシーンのCGをバンバン雑誌やHPにUPして、無理やりにでもこちらを振り向かせるしかないんです。
うちのHPを開いてください」
言われたとおり、Aさんは背骨ソフトのHPを開いた。そして、「ゲーム紹介」の中の「ギャラリー」のコンテンツに入る。
「いまの所6枚ですね。紹介しているHCGの枚数は。これを発売直後までに、12枚まで増やす予定です」

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記155

J君が言うには、発売前に紹介するCGは全てHCGのみにする方向で、今回の「スクール水着」は「萌え」から「萌えエロ」ゲームへと
営業方針を転換させたんだという。
「L氏の抜けた穴を埋めるのはこれしかないんです。H子さんの絵を全面に押し出し、なおかつエロが充実してますよと、
アピールする。これ以外にユーザーを獲得する手はありません」
だから、J君的にはもっとHなシーンを増やしてもらいたいぐらいだという。
「いっそのことHCG率80%! と、広告にデカデカと打ちたいぐらいですが、
それだと流石に詐欺になっちゃうんでやめました」
だけど、ゲームを売り込みに行くJ君たちからしてみれば、そのぐらいわかりやすいセールスポイントがあったほうが、いいと言う。
いまの苦境から逆転を狙うにはそれしかない、と。
「でもさ、J君。これ見てよ。社長に言われるがまま、Hシーンを増やしたためにストーリー性が全くなくなってるんだよ。
いまのプロットには。このプロットは、正直言ってまともなストーリーだとは思えないんだけど…」
Aさんの発言に、J君は少し驚いたような表情を作った。そして、一度咳払いしてから凄くいい辛そうに、
「あの…Aさん。こういっちゃぁなんですけど…」
「…?」
「L氏が降りた時点で、僕等のゲームにストーリー性なんて期待しているユーザーさんなんていませんよ。
多分、買ったお客さんのほとんどは、Hシーン以外はスキップしちゃうと思うんで、そんなに難しく考えることないと思いますよ…」
「ス、スキップ…?」
Aさんは、J君の言葉を疑った。
だが、冷静に考えてみればそうである。
初めてシナリオを書いた自分の文章をお客さんがまともに読んでくれるわけない。考えが甘かった。
お客さんは全部ちゃんと読んでくれるものだと勝手に思い込んでいた。しかしそうじゃない。Aさんにだって経験はある。
抜きゲーで、Hシーン以外のところはほとんどスキップして飛ばしてプレイした経験が…。
「でもまあ…全く無駄だとはいいません。日常的なシーンだってゲームの一部分なんですから、
力入れて書いてもらう分には一向に構いません。だけど、当然Hシーンのほうが重要ですから、そこだけちゃんと押さえて置いてくださいね」
そういってJ君は開発室から去っていった。
「…………」

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記156

一ヵ月後。マスターアップの二ヶ月前。

G先生からシナリオが送られてきた。
まだ、一人目のヒロインだけだが、こちらの注文どおりの分量と内容でキチンと最後まで上手く収まっていた。
なんの迷いもなく、与えられた仕事を淡々とこなす――G先生のシナリオを読みながらAさんは初めてプロのシナリオに触れたような気がした。
だが、いつものG先生節は健在だ。
「あのさA君。手が空いたら、このHシーン書き足しといてくれないかな?」と、10クリックで終っているHシーンを示して社長が言う。
「わかりました。もう一本のルートのほうも、送られてきたら書き足しておきますね」
「悪いね。G先生もこれがなけりゃ、いいライターだと思うんだけどね…」
うんうん、とAさんは激しく社長の言葉に同意した。

先生と同じく、Aさんも昨日メインヒロインのルートを書き終えた。
色々と苦悩はあったが、J君の言葉で逆に吹っ切れることができた。
「うーん。A君のシナリオもさっき読んだけど、中々よく出来てるね。さすが僕が見込んだけのことはあるよ」
と、珍しく社長からお褒めの言葉をいただいてしまった。
なにしろ、社長の指示どおり、あの起伏のないプロットのまま書いたのである。不満に思われる点など生まれるはずもない。
「この調子で、もう一人のヒロインのほうも頼むよ」
「任せといてください」誉められてちょっと余裕が生まれたAさんは、自信たっぷりにそう答えた。

そして、更に一ヵ月後――。シナリオの締切日がきた。
「よし、これで全部だね」
G先生のシナリオと合わせて、全部で1Mちょい。当初の予定よりは少し分量が減ったが、全てのルートのシナリオは無事揃った。
後はこれを台本化し、音声を収録し、スクリプト化してゲームを完成させるだけである。
「ふう〜」
とりあえず、Aさんは一息ついた。本来だったら、Aさんの担当するシナリオは1ルートだけだったのだが、
予想外のハプニングにより3ルートも担当する羽目になった。
しかし、それも今考えてみるといい経験だったように思う。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記157

収録のためシナリオを台本化しなくてはいけない。
Aさんは書き上げたシナリオを会社にあるコピー機で印刷しながら、深いため息をついた。
「いったいどれだけ紙使うんだよ…」
会社にあったコピー用紙1000枚使ってもまだ終らない。
単純に1Mといっても、それらを全て台本化し印刷して吐き出すだけで、とてつもない量になる。
一部1200頁。
それが人数分だから…使用するコピー用紙は一万枚を超える…。
考えるだけで気分が悪くなってくる。
しかし、この作業が終れば音声の収録である。
声優とかあまり興味のないAさんだったが、そういう現場に行ったことがないので多少楽しみではあった。
「ふう。やっと終った…」
紙の束を抱え、Aさんは開発室に戻った。

「で、収録のスケジュールですが、現場に行くのは社長とAさんですか?」
「そうなるね。G先生も時間が空けば同行するって言ってた」
J君と社長が、打ち合わせをしていた。
「社長か、Aさん。どちらか一人スクリプト要員で残っていただけないでしょうか?」
「うーん。そっか。デバックの時間を取らなきゃいけないから、スクリプトは早めに終らせておく必要が
あるね」
社長が腕を組んで考える。
「あ、A君。ちょうどよかった。来週から音声の収録が入ってるんだけど…
A君は、スクリプトのため残ってもらえないかな?」
「はあ…」
台本の束を抱えたまま、Aさんは気のない返事を返す。
「今後のためにもスクリプトの勉強はしといたほうがいいよ。J君が全部教えてくれるから」
「では、収録は社長とG先生にお任せしましょう。Aさんは僕とスクリプト作業ということで」
なんだかしらないが、強引に決められてしまった。楽しみにしていた音声の収録作業は、おあずけとなった。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記158

「いてて…肩が凝った」Aさんは、キーボードから手を放し、肩を回した。長時間同じ姿勢での作業は、流石に堪える。
J君からスクリプトを習いながら、一つ一つシナリオに打ち込んでいく。
タグを覚えてしまえばあとは簡単。ちょっと複雑なHTMLみたいだった。

開発はいよいよ大詰めである。このスクリプト作業が終れば、後はデバックをし、完成となる。
マスターアップまでの1ヶ月弱、この期間にどれだけの完成度まで高めることができるかが勝負である。
ここ一週間。Aさんだけじゃなく、従業員全員が会社に泊まりこんで、作業を続けていた。
「ん?」
ふと、AさんはIちゃんたちのほうを見た。二人とも、まるで死人のような顔で机の前に向かっている。
どちらも、ここ半月ほど一度も家に帰っていない。理由は、H子さんの作業が遅れていることにあった。
「…ごめん。ちょっと夜風にあたってくる」
握っていたシャーペンを放り出し、H子さんはイスから立ち上がる。
「ダメですよ! さっきもそういって、一時間以上も外出してたじゃないですか!」
開発室から出て行こうとするH子さんを、Iちゃんが身体を張って止めた。
「…じゃあ、ご飯食べに行ってくる」
「さっき食べてましたよね? そんな嘘はいいですから早く作業を続けてください」
H子さんは、なにかと理由をつけて開発室から出て行こうとしてる。それを必死で止めるIちゃん。
H子さんがテンパッてる理由は、原画の遅れにあった。二ヶ月開発を延期した分、すでに終ってなくてはいけないのだが、
運の悪いことに、背景をお願いしていた外注スタジオが先ほど突然倒産してしまったのである。
そのせいで、出来上がっていない背景原画がH子さんの所に回ってきてしまい、H子さんの作業はどっと増えた。
「お願い、五分でいいから」
「ダメです。早く作業に戻ってください」
二人の微笑ましいやりとり(?)を目の当たりにし、本当に間に合うのか不安になってきた。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記159

スクリプト作業も大詰めに入り、Aさんは今日も会社に泊まりこみで作業を続けていた。
時計は、夜中の四時を過ぎている。
「…くー」
Aさんは机に突っ伏したまま眠っていた。連日の作業で、疲労はピークに達していた。
「……うん?」
突然肩に毛布を掛けられて、目を覚ます。
「あ…ごめんなさい。起こしちゃった?」
「H子さん…。あ、いえ。ありがとうございます」
見渡すと開発室には誰もいない。Iちゃんも、今日は久しぶりに家に帰ったようだ。
Aさんは眠い目を擦りながら、机から身体を起こした。暗い開発室。
「H子さんは、まだ作業続けていたんですか?」
「ええ。今終ったところよ。眠ろうと思ったんだけど、目が冴えちゃって」
と、ポットのお湯をカップに注ぎながら、H子さんは答えた。
「原画のほうはなんとかめどが付きそうよ。A君にも迷惑かけちゃってごめんなさいね」
カップに注いだお茶を、H子さんは差し出す。Aさんはそれを受け取り、
「迷惑だなんて…」
「私、あまり書くの早いほうじゃないから、いつも周りに迷惑かけてばっかりなのよね。
一々フォローしてくれるIちゃんには申し訳ないと思ってるわ」
そういって、お茶をすすった。
「前から訊こうと思ってたんだけど、A君はどうしてライターになろうと思ったの?」
「俺ですか? 俺は…特に理由はありません。なんとなく…ですかね?」
と、頭を掻きながら曖昧に返答する。特にはっきりとした目標があってライターになったわけじゃない。
ただ、コンビニのレジを打つバイトに飽きたから…。理由と言える理由はそれぐらいだろうか。
「そう。私も似たようなものよ。はっきりと、原画家になろうと思ったわけじゃなく。
漠然と絵を描いて同人誌を作ってたら、いつの間にかこうなってたわ」
「そうなんですか。ちょっと意外ですね」

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記160

「そうかしら。皆とは言わないけどだいたいの人はそうなんじゃないかしら?
ただ、絵を描くのが好きでとか、文章を書くのが好きでとか。
そういう人じゃないと、こんな仕事に就いたところで続けていけないと思うしね」
H子さんは、傍にあった布団に目をやった。
H子さんも、もう一月以上泊り込んでいる。ろくに家にも帰れないような仕事を「好きだから」という理由だけでは、
続けていけないと思うが…。
「やめようと思ったことはありませんか?」
今度はAさんが、訊いた。まともな生活を遅れないこんな仕事、いやになるときもあったはず。
H子さんは、カップを見つめながら苦笑した。
「毎回思ってるわ。締め切りが間に合わないときとか、思うように描けないときとか…。
実はね、前回の開発が終ったときも、本気でやめようと思ったの。でもそのたびに思いとどまってるわ」
そういて、H子さんは立ち上がり、押入れの中からはがきの束を取り出した。
「これ、前回のゲームのアンケートはがき。A君は見たことないか」
はがきの束を受け取ってAさんは目を通す。40枚ほどあるはがきには、ゲームの感想が書き込まれていた。
「前回の開発の後、私がやめずに続けたのはそのはがきのお陰なの。ほとんどが手厳し意見ばっかりだけど、
中には誉めてくれる人もいて…そういうのを見ちゃうと…ね」
H子さんの言うとおり、40枚あるはがきのうち、肯定的な意見がかかれているはがきは2、3枚しかなかった。
「ありきたりだけど、作ってる側としてはこういうのが一番“利く”のよ。
十人に否定されても、たった一人誉めてくれる人がいれば、その人のために『がんばろう』って思えちゃうのよね。
自分でも、なんて単純な思考回路してんだろ、って思うけど、そういうものなのよ…」
「なんとなくわかるような気がします…」
はがきに目を通しながら、AさんはH子さんの言葉にうなずいた。
「今回のゲーでも、一人でも多く買ってよかったと思ってくれる人がいれば、いまの苦労なんてたいしたことじゃないって思えてくるわ」
「だといいですね…」
H子さんの言葉にうなずきながら、果たして自分たちの作ったゲームがどう評価されるのか、Aさんは心配になってきた。
それこそ、一人も評価してくれないかもしれない。逆に、大絶賛される可能性もある。
そして、Aさんたちはマスターアップの日を迎えた。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記161

マウスをクリックする音が開発室内に響く。みな疲れきった顔で、パソコンの画面を睨んでいる。
社長がふと顔をあげて時計を見た。
「時間だ。…みんなお疲れ。ここまでだね」
ふう、とみんな一斉に魂が抜けたようにイスの上で脱力する。
マスターアップ。
八ヶ月にも渡る開発からようやく解き放たれたみんなの顔は、疲労の中にも晴れ晴れとしたものがあった。
「お疲れ様でした。みなさんよくここまで頑張ってくれました」
と、F氏がみんなの労をねぎらう。
「あー眠い。私ももう年かしらね」
と、H子さんが早くも帰り支度を始めた。
「マスターは、僕とFさんが会社に持っていきますので、社長も今日は休んでください」
「うん。頼むよ。J君も、お疲れ」珍しく社長が、J君に優しい言葉をかけている。
「それにしても、今回は重大なバグがなくてよかったですね」
「まだわからないよ。けど、デバックの時間もちゃんと取れたしね。前回みたいなことはないんじゃないかな?」
自信たっぷりに社長は言う。一通りのOSで試したところ、ゲームの途中でいきなり落ちてしまうなどというバグはなかった。
恐らく大丈夫であろう、というのがみんなの見通しである。
「さ、みんな今日はゆっくり休んで。次回の開発に備えて」
「もう社長、終ったばかりで次の開発の話なんてしないでよ」
そう言って、H子さんはそそくさと帰宅した。J君たちも、焼いたマスターを届けに会社を後にする。
残ったのは、Aさんと社長とIちゃんだけ。
「A君、次の企画のことなんだけどさ。なんかアイディアない?」
と、社長はすでに次回作のことで頭が一杯のようだ。その後ろで、Iちゃんがまだデバックを続けていた。
「Iちゃん、もう帰っていいよ。二週間も泊り込んでるからお母さん心配してるんじゃない?」
「あ、はい。でも、ちょっと気になることがあって…」
「気になること?」
「はい。実は…この回想シーンなんですけど、最後のHシーンを何度見ても表示されない気が…」
「え?」Aさんと社長は、同時に表情を強張らせた。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記162

10分後…。
「やっちまった…」
Iちゃんのいうとおり、最後のHシーンだけ回想シーンに映らない。単純なスクリプトミスだった。
「いまから修正は無理なんですか?」と、Aさんが社長に訊く。
「無理だね。多分もう、J君たち向うに着いちゃってるよ…」
「修正パッチを出すしかないですね…」はあ、と社長は深いため息を吐き出した。
結局、回想シーンの件は諦めるより他なかった。それ以外に目立ったバグは特になかったのが唯一の救いだ。
Aさんは、その日久しぶりに家に帰り、疲れた身体を布団の上に横たえた。

その日、Aさんは夢を見た。
終ったばかりの修羅場に、再び身を投じている夢である。
作っているゲームは、Aさんが企画し、シナリオを書いた背骨ソフト第三段「トラック娘」
みんな死に物狂いで、それぞれの作業に没頭している。
それをすべて指揮しているのは、Aさんである。
気が狂いそうなほど忙しかった。だけど、みんなの顔に疲労や焦燥はみられなかった。
前作のスクール水着が評判を呼び、背骨ソフトは一躍中堅メーカーに踊り出た。
今回の第三段「トラック娘」は背骨ソフトが社運を賭けて発売する大作アドベンチャーゲーム。
前評判も上々で、この一作がもし売れれば、背骨ソフトは一躍大手メーカーの仲間入りを果たす。
目が回るような忙しさの中で、Aさんは充実した日々を送っていた。
背骨ソフトの従業員同士、喧嘩し時には励ましあいながら、ひとつの目標に向かっていくことの楽しさ。
ゲームが完成したときの喜びや、達成感を分かち合う人がいることの幸せ。
辛いことも多いが、それ以上に毎日が充実していた。

「…………」
しかし、それは夢である。
目を覚ましたAさんは、なんだ夢かよ…と落胆しながら布団の上で肩を落とした。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記163

マスターアップから二週間後。
昨夜家で考えた次回作の企画のアイディアを持ってAさんは出社した。
今回のゲームで、萌えというものが多少理解することができた。きっと、社長も自分のアイディアに賛成してくれる
だろうと期待し、開発室のドアを開いた。
「おはようございます…。ってあれ?」
開発室には誰もいなかった。もう、出社時間は過ぎているはずなのに…。
ふと、会社のホワイトボードが目に入った。
「出社した者から全員、事務所に集ること」
なんだろう、と首を傾げながらAさんは事務所に向かった。

事務所内では、社長とJ君、そしてF氏が暗い顔をして座っていた。
その時点で、Aさんはなにがあったのか理解した。
やがてH子さんとIちゃんも出社して、ミーティングが開かれた。
「……それじゃあJ君」と、社長は隣にいたJ君をうながした。J君はうなずき立ち上がる。
「はい…。えー、みなさん。昨日、スクール水着の受注本数が決まりました」
と、切り出すJ君の言葉は酷く力ない。
「……」
みんな一斉に息を飲む。この受注本数が5000本を下回れば、今回のゲームは赤字。
上回りはしなくとも、5000本のラインに到達してくれれば、次もまたゲームを作ることができる。
J君は、手に持ったメモを読み上げる。メモを持つ手が震えているのが、Aさんの目に入った。

「に…2500本。これが、リミットだそうです」

事務所の中の空気が凍りついた。
「嘘…………」と、H子さんの口から言葉が漏れる。
「もうしわけない!」J君の隣にいたF氏が、床に額を擦りつけんばかりの勢いで頭を下げた。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記164

2500本。それが、お店や流通が提示した「スクール水着」の評価だった。
Aさんたちの努力も空しく、5000本というペイラインの半分もクリアできなかったわけである。
みんな死んだように固まっていた。
「まだ…発売前だけど…。従業員のみんなを、今日で解雇させてもらいたいと思ってるのね…」
「そうですね。後始末は、我々取締役が行うとしてA君やIちゃんには、申し訳ないのですが…」
ペイラインに到達しなかったということは、今回の開発につぎ込んだお金が返ってこないということである。
会社の経済状況は、黒字から一気にマイナスへと転じた。
その中でAさんたちの給料など払う余裕はどこにもなかった。
「今日中ですか?」
と、Aさんは社長に訊いた。
「そうだね。私物は全部今日のうちにもってかえってくれるかな」と、事務的な口調で社長は答えた。

開発室に戻ったAさん。まだ、解雇されたという実感が湧かなかった。
一緒に戻ってきたIちゃんは、一言も言葉を発さず、机の上を片付け始めた。
「……」
Aさんは黙ってIちゃんを見つめていた。やがて、Iちゃんが机の上のPCを開きながら涙をこぼした。
その涙を見て、…本当に終わりなんだなとAさんは実感した。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記165

Aさんはパソコンを開いて中のデータを整理し始めた。なんともあっけない幕切れである。
鞄の中にある次回作の企画のアイディアが凄く虚い物のように思えた。
「Aさん」
と、荷物を整理していたIちゃんが近づいてきた。
「あの…お疲れ様でした。お先に、失礼します」
「え? Iちゃん荷物それだけなの?」と、肩から下げた鞄を指差して訪ねる。
「大きい荷物は、夜に車で取りにこようと思います。あのこれ…」
といって、以前H子さんのサークルで出したCG集を手渡された。
「もしよかったら貰ってください」
「ありがとう。Iちゃんはこれからどうするの?」
「私は…多分、H子さんと一緒に同人に戻ると思います」
「そう。そうだよね…」
「今度、イベントに参加するときはAさんにも知らせますので、遊びに来てください」
Iちゃんは、もう一度ぺこりと頭を下げて開発室から出て行った。
入れ違いに、H子さんが開発室に入ってきた。
「あ、A君。ごめんね。こんなことになっちゃって」
「いえ…。仕方ないですよ」
「本当は就職の斡旋とかしてあげればいいだろうけど、こっちもそれどころじゃなくって」
「…気にしないで下さい。こうなったのは、俺にも多少は責任あるんですから」
H子さんは、申しわけなさそうに目を伏せた。
「A君。シナリオ…これからも続けるんでしょ?」
Aさんは首を振った。
「わかりません」
「同人でもいいからやりなよ。たった八ヶ月でライターやめるなんてもったいないわよ」
考えてみますと、Aさんは答えた。H子さんはうなずいて、手を差し出した。
「お疲れ様でした」
硬い握手を交わして、H子さんと別れた。

最後の握手

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記166

「あ、Aさん。まだ残っていたんですか?」
ダンボールを抱えながら、J君が入ってきた。
「J君も、いまから片付け?」
「はい。僕は、荷物が少ないので楽なんですが…。H子さんたちは大変でしょうね」
と、開発室の中を見渡した。ここにあるPCや機材は全て会社を立ち上げたH子さんたちが持ち寄った物だ、
とE氏が言っていた。
社員の給料が払えないということは、ここの家賃も払えないということである。
「ねえ、J君。どうして2500本しか、発注が来なかったのかな?」
と、Aさんは思っている疑問を素直にぶつけた。
「う〜ん。むずかしいですね。一番大きかったのは、L氏降板でしょうが、それ以外にも原因はあるような気がします」
「企画が悪かったとか?」
「それもあるかもしれません…。でも、いま、エロゲー業界に限らずどこも景気が悪いですからね。
一昔前だったら、こんなことにならなかったのかもしれませんが、いまは…ね」
J君も、発注本数が半分しか満たなかった原因がよくわからないようだった。
「この業界、先行きくらいですよ。背骨ソフトようなメーカーはこれからどんどん増えていくでしょうね」
「……」
「あ、そうだ。言い忘れてましたけど、今回のAさんの書いたシナリオ。僕は好きでしたよ。
エロに固執してるところなんか特に…」
にやり、とJ君はいやらしい笑みを浮かべる。
固執しているといっても、あれは社長の命令で書いただけで、自分で書きたくて書いたわけじゃない。
「こんなことになるのなら…自分の思い通りに書かせもらいたかったな」
と、Aさんは今更ながらそんな本音を漏らした。
「気持ちはわかります。ですが、好きなように書いて食っていける人なんてほんの一握りですよ。
大方のプロのライターは自分を殺して物を作っているんです」
「たった、八ヶ月のプロだったけどね…」背骨ソフトに入社してから今日までの日を思い返すようにAさんは呟いた。
「また、機会があれば再会できる日もくるでしょう。それまでお元気で」
H子さんの時と同様に、J君とも硬い握手を交わして、Aさんは開発室を後にした。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記167

最後の挨拶を済ませるため、Aさんは隣の事務所へ顔を出した。
「A君…」
社長とF氏が申しわけなさそうな顔で、Aさんを見た。
「ごめんね。こんなことになっちゃって。折角A君に入社してもらったのに、たった八ヶ月で解雇しちゃうなんてね…」
「A君が、一番頑張ってくれたのに…こういことになって、本当に…」
と、二人ともかなり憔悴した様子で、言葉を紡ぐ。
そんな二人を見て、Aさんの心の中にあった怒りや不満、というものはあっさりと払拭された。
「いえ…こっちこそ、至らない所ばかりで。ご迷惑をおかけしました」
「A君が謝ることないよ。こういう事態を招いたのは、全部僕等の責任だ」
「A君に罪はありません」二人が口を揃えて言う。
そう言ってもらうと、多少なりとも胸のうちがすっきりした。
「あ、そうだ」
と、なにかを思い出したように社長が一度奥に引っ込んでいった。そして、ゲームを一本持って来た。
「これ、今回のゲームのサンプル。一本しかないけど、A君にあげるよ」
「いいんですか?」
「うん。A君のデビュー作だからね。記念に…」
デビュー作…。Aさんは躊躇いながら、社長の手から「スクール水着」を受け取った。
ずしり、と重い。他のゲームと中身はたいしてかわらないはずなのに…どうしてこんなに重たいのだろう。
「今日までの給料はちゃんと振り込んでおくから心配しないでください。
あと、失業保険の手続きのための書類を後日送りますので、届いたら最寄のハローワークに行ってください」
「わかりました。それでは、どうもお世話になりました」
頭を下げて、Aさんはその場を後にした。
「……」
振り返って、出てきたばかりの木造アパートを見上げる。
F氏とE氏に案内されて、初めてここに来た時のことを思い出す。あれから八ヶ月…。
もう、二度とここに来ることはないんだなと思うと…本当に、終ったんだなという実感が湧く。
あまりにもあっけない幕切れだった。
まだ、心の半分で担がれているんじゃないかという思いがある。しかし、背骨ソフトが解散したのは事実である。
Aさんにはどうすることも出来なかったし、いまの事態を招いたのは自分にも多少責任がある。

未練を断ち切るようにAさんは、その場から立ち去った。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記168

それから…。
Aさんは実家のある岡山に帰っていた。
背骨ソフトが解散したあと、ライターとしてこのままでは終われないと思い、他社に応募しようと頑張っていたが、
その願いは叶わなかった。
ゲーム製作に対する意欲はあった。
しかし、業界が低迷している中で、Aさんのような半端な経験者を雇ってくれるところなど、見つからなかった。
他の就職口も見つからず、Aさんは諦めて実家に戻り、地元の小さな工場に勤めた。
Aさんの部屋には、社長からもらったスクール水着のサンプルと後で届いた製品版が、並んで机の上に飾られていた。
背骨ソフトのOHPも閉鎖してしまった今、Aさんがエロゲークリエイターだった証は、それしか残っていない。
「あー、疲れた」
慣れない仕事から帰ってきたAさんは、自分の部屋の机の前に座った。
カレンダーを見ると、いつの間にか三月になっていた。もう、あれから一年も経つんだなと、感慨深げに天井を見上げる。

――みんな何しているんだろうか…。

実家に戻ってきてからというもの、エロゲー、または業界に関する情報を意識的に遮断していた。
ゲームもほとんどプレイしていない。新しい仕事に追われ、そんな時間がとれなかったということもあったが、
なによりも、いまだライターという仕事に対する未練があった。
その未練を断ち切るように、Aさんはこれまであえてエロゲーに関する情報を遮断してきたのである。

たった八ヶ月…。完全燃焼できたわけではない。
できれば、もう一度ライターとしてどこかの会社に就職したいという思いはある。
しかし、現実問題Aさんは岡山に居て、新しい仕事に就いてしまっている。

岡山の工場にて

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記169

色々と(実家の)事情があるため、おいそれと上京するわけにもいかないし、上京したからといってツテがあるわけでもない。
せめて、ライターとしての腕は鈍らないよう毎日コツコツと作品は書いているものの、
いまの仕事に追われ、どれも今ひとつ物になっていなかった。

何気なく、ネット上を徘徊していると、ふとAさんたちが作ったスクール水着のレビューが目に入った。
それはAさんがいままで特に意識して遠ざかってきた情報だった。
だが、ユーザーがあのゲームに一体どういう評価を下したのか、気にならないといえば嘘だった。
しかし、たとえ良い評価を受けていたとしても、背骨ソフトはもうない。
暫く悩んだのち、Aさんはためらいながらレビューの項目をクリックした。
「……」

「スクール水着 背骨ソフト」
総合 55点
絵  60点
シナリオ 50点
音楽 60点
システム 60点
総評:可もなく不可もなく。絵が可愛い。シナリオも、システムも平均点かそれ以下。

悪くはなかったが、特にいいところもなかったというのがそのレビューサイトでの評価だった。
あれほど社長が「ユーザーのため」と言って、増やしたHシーンも、このレビューサイトの管理人には効果がなかったみたいである。
Aさんは他にもスクール水着をレビューしているサイトを見て回った。
が、どこの評価もほとんど同じだった。
一昔前なら、萌えに特化したゲーム。エロに特化したゲームは「鉄板」といわれ、ある程度のレベルに達していれば、
それなりの評価を得ていたはずである。Aさんの目から客観的に見ても、スクール水着はそれほど酷い出来ではない。
しかし、陵辱ゲームや萌えエロゲーが「鉄板」と呼ばれていたのは、昔の話。
いまのユーザーは、そんな一元的なゲームでは飽き足らなくなっている。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記170

業界が低迷している。と、J君は言っていたが、低迷しているのは業界ではなく、作り手側なのかもしれない。
ユーザーの要求に応えられるもの。ユーザーから評価を得られるもの。
それら、8800円という値段に本当に見合った質のゲーム作り出せないクリエイターは、
Aさんたちのように淘汰される時代に来たのかもしれない。
約一年ぶりに外にいる者の立場から見たエロゲー業界は、いま重大な岐路に立たされている。
そんな時に、なす統べなくネットで情報を得るしかない自分の立場をAさんは酷く悔やんだ。

――J君たちは、いまもどこかでエロゲーを作っているんだろうか。

ますます、他のみんなの動向が気になった。
が、もう分かれてから一年が経つ。その間、Aさんの方から連絡するようなことはなかったし、向こうから連絡が来るようなこともなかった。
背骨ソフト最後の日に貰ったH子さんたちのサークルのCG集に書いてあるHPのアドレスに接続してみた。
「……あれ?」だが、HPは既に閉鎖されており、H子さんたちのサークルはすでに解散した後だった。

――もしかしてH子さんたちも、自分と同じように、諦めて別の仕事に就いたのか…。

考えたくはなかったが、その可能性は十分にありえた。
自分はともかく、背骨ソフトの中ではH子さんが唯一、プロとしてやっていくだけの腕と資格があると思っていた。
そのH子さんがまさか…。
きっといまもどこかで外注の原画なり、同人活動なりしているはずだと、Aさんはその夜血眼になってH子さんたちの行方を追った。
「見つからない…」
唯一、H子さんの絵に似たそれらしい人がある同人サークルのゲームの絵を描いていたが、PNが違う。
それに、そのサークルは背骨ソフトでやっていたころのカラーとは全く正反対のゲームを作っていた。
「『天瑶海百』和風伝奇物か…。ようやく製作に取りかかったばかりみたいだな」
H子さんの絵によく似た絵描きさんのいるそのサークルは、つい一月前にHPを開設したばかりのようだった。

■某Aさんのエロゲークリエイター体験記171

翌日、2ちゃんねるを見ていたAさんは、ある噂を目にした。
元背骨ソフトの原画だった、Hがいま同人で活動しているらしいと…。
やっぱり、あのサークルはH子さんたちがやっているサークルだったのかとAさんは、確信した。
「頑張ってるな…」
恐らくIちゃんもH子さんにくっついてサークルに参加しているのだろう。HPのTOPに飾られている絵の彩色は、
どう見てもIちゃんの塗りだった。
Aさんはなぜか無性に嬉しくなった。しかし、嬉しくなる反面、ますます実家で燻っている自分が情けなく思えた。

その時、ふとある2ちゃんねるのスレッドが目に入った。
それはエロゲネタ・業界板にある「業界関係者に質問しよう♪ その12」
そこには、一年と八ヶ月前のAさんのように、これからエロゲ業界を目指そうと燃えている顔も知らない誰かが、
熱心に就職に関する疑問を住人たちにぶつけていた。
一連のスレを見て、Aさんは思い立った。
自分が会社に勤めた経験を「体験記」という形に文章にまとめれば、
これから業界に入ろうとしている若い人たちの参考になるのではないだろうかと。
脳裏にその思いが過ぎると同時、Aさんの指は自然とキーボードを叩いていた。
誰もいない部屋で一人、熱心にキーを打つAさん。一年前、体内で燃えていた情熱が再びAさんの体を覆う。

画面の中のテキストエディターに映る、第一行目。
それは、これからAさんが書き出そうとしている体験記のタイトルである。
Aさんは、背骨ソフトに初出社したときにJ君が業界にいる人々を皮肉って言った、あの蔑称を自戒と尊敬を篭めてあえてタイトルに使った。

 ――某Aさんのエロゲークリエイター体験記

                        [完]

某Aさんのエロゲークリエイター体験記 あとがき

彼らは、ただ絵を描くことが好きで、文章を書くことが好きで、ただゲームが好きなだけの普通の人間でありますが、
ゲームを作ることで、クリエイターという輝かしい衣を纏うことができるのです。
エロゲーごときでクリエイターなどと笑う人もいるかもしれませんが、
彼らが『エロゲー』という物を全くの無から創造していることは確かなのです。

この体験記は、いまなおゲーム製作に携わりつづける愛すべきクリエイターたち全員に捧げます。

【近親相姦】近所に引っ越してきたパパが不審者だった【体験談】

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<>1名も無き被検体774号+2012/12/18(火)21:55:27.83ID:JCtDEHaA0<>

まさか所帯持ちとは…

<>4名も無き被検体774号+2012/12/18(火)22:00:04.55ID:DuQnqPVd0<>

不審具合をkwsk

<>5名も無き被検体774号+2012/12/18(火)22:06:31.60ID:JCtDEHaA0<>

不審者に遭遇したのは高校生の夏休み

うちは両親とも共働きなので、部活が昼前に終わるとチャリをこいでジャスコまで行き
惣菜売り場で昼のおかずを買うのが日課だった

田舎なのでジャスコはめちゃくちゃ広いんだけど、これと言った駐輪場が無く
あっても申し訳程度なのでどこか他の空いてるスペースに留めるしかない

田舎なので中高生の娯楽=ジャスコであり、
夏休みにジャスコでたむろするような人たちと
一緒な場所にチャリを留めるのはおっかない

そのためいつも誰も留めていないスペースを探して留めるようにしてたんだけど
その日はいつも使ってる駐輪スペースに先客がいた

<>7名も無き被検体774号+2012/12/18(火)22:11:59.74ID:JCtDEHaA0<>

仕方が無いので入り口からは離れそうだがジャスコの周りを巡回し
誰も留めていないスペースを探すことにした

すると非常階段とボイラー?
みたいな大きな障害物が密集し死角になっているスペースを発見
チャリも一台くらい余裕で留められそうなので、そこに向かってチャリを進めると
物陰に怪しげなおっさんがいた

おっさんというよりオネェさんだった

夏だったためかピチピチの白い激ミニワンピースを着て、
片手でスカートを胸の高さまでたくし上げ
もう片方の手で股間を揉んでいた
夏らしく鮮やかな水色の紐パンを履いていた

<>8名も無き被検体774号+2012/12/18(火)22:17:22.55ID:+zTQr2Hq0<>

なんとそっちか

<>9名も無き被検体774号+2012/12/18(火)22:19:46.40ID:JCtDEHaA0<>

オネェはこちらに気付くとさっと乱れた服を正し
「何もしてませんけど?」という顔を作った

引き返そうと思ったが、チャリンコは物陰に向かって進み続けているし
慌てて引き返すのも不自然だなぁと思いそのまま直進しチャリから降りた

もしオネェが人目を避けてこんなことをしてたとすると
うわっ変態だと言わんばかりに引き返してしまえばオネェも傷ついてしまう

大丈夫、見ていませんという雰囲気を出しつつ、
足早にバッグを持ってジャスコ店内へ向かおうとすると
後ろから「カギ、いいの?」と声がかかった

<>12名も無き被検体774号+2012/12/18(火)22:24:55.44ID:JCtDEHaA0<>

焦っていたせいかカギを抜くのを忘れていた

そんな指摘をしたくれたことで警戒心は緩み、
「あっ忘れてました、ありがとうございます」と
カギを抜きながらオネェに向かい言うと、オネェもニコッと微笑んだ

芸能人のような、感じのいい人に見える

どうもどうもと会釈してジャスコに向かおうと思ったが、
オネェは「ちょっと」とこちらを呼び止めた
何ですかと振り返った

<>16名も無き被検体774号+2012/12/18(火)22:29:42.28ID:JCtDEHaA0<>

「あたし、ファッションに自信がないの…」とオネェがしゅんとした

急な話題が来たので、はぁ…と相槌を打つと、
オネェはワンピースの裾をつまみながら
「これってちょっと、変じゃないかしら」と不安そうに言った

それは女装していることに関してなのか、その服装に関してなのか
解釈に迷って答えに詰まったが、間違えるのも悪いので素直にどっちですかと訪ねた

オネェも笑顔で「んもっ!ファッションよぅ!」と空中を右手で叩くような動作をした
話していて気持ちのいい人だなぁ

<>19名も無き被検体774号+2012/12/18(火)22:33:33.45ID:JCtDEHaA0<>

肩にかけている部活道具の詰まって重たいバッグをチャリに置き
長話スタイルに入った

オネェ曰く、ファッションが好きなんだが、
人から見てこのファッションがどうなるか気になるらしい
その時のオネェのファッションを覚えている限りおさらいしてみると

白地に白のリボンとレースのついた帽子
白の激ミニワンピース
水色のフリルがついた紐パン
ヒールの高い白のサンダル

<>21名も無き被検体774号+2012/12/18(火)22:37:56.63ID:JCtDEHaA0<>

人様のファッションチェックが出来るほどの自信はなかったが
こんな気持ちのいい人を見ていると協力したくなってくる

上から下まで吟味するように眺めるとオネェは恥ずかしそうに身体をくねらせ
「どこが変…?」とこちらの意見を促した

たいした意見じゃないんですがと前置きしてから
全身白ではアレなので、指し色をいれたら可愛いと思いますよ、水色とか

と言ってから後悔した
そういえばこの人のパンツ水色だった

<>22名も無き被検体774号+2012/12/18(火)22:40:25.67ID:EO4iQlK40<>

その人のスタイルはどんな感じ?

>>22
どちらかといえば筋骨隆々な体系でした

<>23名も無き被検体774号+2012/12/18(火)22:42:18.14ID:JCtDEHaA0<>

あっと思いオネェの顔を見るとやはりあっという顔をしていた

もしやオネェがパンツについて触れるかもしれないと思い一瞬黙ったが
どうやら触れて欲しくないようなのですかさず
あ、ワンピースとサンダルの毛色が違うかなぁと話をそらすため付け足した

オネェも「あ、ああなるほどねぇ、ちょっとカンジが違うかしらね」と
サンダルを履いた足を膝から折ったり伸ばしたりしてみせた

この人とは意見が合いそうだなぁ

<>26名も無き被検体774号+2012/12/18(火)22:46:37.92ID:ntWrVX72O<>

水色パンツ=見えないオシャレって素敵ですねと言ってやればよかったのに

<>27名も無き被検体774号+2012/12/18(火)22:47:44.09ID:bDjsHkUL0<>

この人がご近所さんか…
いい友情が築けそうだね

<>29名も無き被検体774号+2012/12/18(火)22:50:59.17ID:JCtDEHaA0<>

さてひと段落と思いきや、オネェが指し色の話題を持ち出した

「あたしピンクとかオレンジが好きなんだけど、この時期には合わないかしらねぇ」
と言うので、オレンジだったら秋ですかねぇと返事をした

黒のドットとかいいと思いますねぇと話がこころなしか弾みだしてきた頃
オネェは「やっぱり水色かしらねぇ」と呟いた

この短時間で脳内では「水色=禁句」になっていたので、おっ?と少し会話がやんだ

<>31名も無き被検体774号+2012/12/18(火)22:56:06.17ID:JCtDEHaA0<>

「あたしねぇ、ブラ水色なのよ」とオネェは突然胸をさすった

よく見ると白の薄いワンピースの下に水色のバンドが透けている
正直にちょっと透けてますよねと言うと、「やんっ」とオネェは両手で胸を押さえた

ここからオネェはおそらくセットであろうパンツの話に持って行くのかと思ったが
下着と水着の違いについて問いかけてきた

最近の下着は水着並みのデザインだと言葉を変えてお互いが言い合い
意見合うなぁと思ったところでオネェがまた自分の下着ほうに話題を移した

<>33名も無き被検体774号+2012/12/18(火)23:01:02.22ID:ntWrVX72O<>

女装姿でJKと下着の話をすることに興奮を覚える変態、
という見方も

<>34名も無き被検体774号+2012/12/18(火)23:01:29.18ID:JCtDEHaA0<>

「あたしの下着もねぇ、一見水着みたいなカンジなのよ」と
太ももからさすり上げるようにちょっとだけスカートの裾を上にずらした

さっき見ましたと言おうかどうかかなり迷ったが、この人に関しては
建前より本音を言ったほうが話が弾む傾向にある気がする

「さっき見た」に近いようなことを言うと、「ああ、んん、もう、それ言っちゃう?」と
オネェは身体をくねらせ照れくさそうにまた空中を叩くような動作をした

こちらもつられて笑うと、オネェの手が何故か股間に伸び始めた

<>35名も無き被検体774号+2012/12/18(火)23:02:22.20ID:+zTQr2Hq0<>

Σ??

<>36名も無き被検体774号+2012/12/18(火)23:02:27.20ID:iyTBprStO<>

ヤバそうな予感…

<>38名も無き被検体774号+2012/12/18(火)23:03:53.61ID:SghSZVQ6O<>

うわやだこわい

<>39名も無き被検体774号+2012/12/18(火)23:04:51.77ID:M8B3Le5G0<>

なんだこの妙なwktk

<>42名も無き被検体774号+2012/12/18(火)23:06:07.65ID:JCtDEHaA0<>

揉むというよりはさするような感じだったが、確実に股間を触っている

演劇チックになまめかしく手を水色パンツに押し当てながら上下させるので
思わずそちらに視線が釘付けになった

「あたし、こうやってね…時々…」と何かを語り始めたので聞く態勢に入ったのだが
オネェはそれ以上語らず股間をさすり続ける

手持ち無沙汰になり何か言おうかと思ったが、
オネェの口からなまめかしい吐息が漏れ始め
ちょっと帰ろうかと思い始めた

<>43名も無き被検体774号+2012/12/18(火)23:07:49.01ID:Ah2RvvXpO<>

不審者…×
変態紳士…○

<>47名も無き被検体774号+2012/12/18(火)23:11:20.74ID:JCtDEHaA0<>

股間ばかりを見てもいられないので、オネェの顔を見ると
目を細めて地面のほうを見つめていた

「あ…ほら…」とオネェが呟いた声で我に返り、
オネェが見るのを促した先である股間を見ると
こころなしか水色のパンツが盛り上がっていた

ここで、もう何やってるんですかと誘い笑いで言うべきか、
それとも他にどうにかするべきか決めかね
これはちょっとどうしたらいいんだろうと思っていると
オネェがもうちょっとこっちへ寄れと言う

いやぁ、ここで大丈夫ですよと思わず言った

<>50名も無き被検体774号+2012/12/18(火)23:13:47.79ID:Ah2RvvXpO<>

>いやぁ、ここで大丈夫ですよと思わず言った

なにが大丈夫なのかwww

<>53名も無き被検体774号+2012/12/18(火)23:18:04.92ID:JCtDEHaA0<>

オネェは終始絵になる表情だった
なまめかしいを絵に描いたような、切なそうなといえば良いのか
とにかくテレビで見るような魅力的な表情をしていた

そこで星新一の魅力的な表情を作るスイッチの話を突然思い出し
棒立ちになったままそのことについて考えをめぐらしていると
オネェがこちらの興味が他へ移ったのを感じてか「ねぇ…ねぇ」と声をかけてくる

オネェのほうに向き直ると、オネェはニヤニヤと笑い始めた

<>54名も無き被検体774号+2012/12/18(火)23:18:58.53ID:EO4iQlK40<>

そろそろやばくないか?ww

<>57名も無き被検体774号+2012/12/18(火)23:24:22.86ID:CoDy8FDf0<>

最初はほのぼのしてたのにwww

<>58名も無き被検体774号+2012/12/18(火)23:25:10.38ID:JCtDEHaA0<>

オネェが突然腕を伸ばしてこちらの手首を掴み、自分の股間へと押し付けた
人の手の甲をパンツに押し当て、上下にこすっている

あまりの驚きで星新一のことなど吹っ飛び、ひ、ひえぇ〜と声が漏れ続けた

オネェはもう片方の手をまたこちらに伸ばしてきたが
オネェに掴まれているほうの腕をひねって身体を掴まれるのはかわすと
それ以上は掴みにこなかった

こちらが情けない顔をしているのを見て
オネェがちょっと笑顔になったのかはわからないが
顎を引いて上目遣いにこちらを見つめ「しゃぶってみる…?」と訊ねてきた

<>591/b>◆inIyGDy.kMb>2012/12/18(火)23:25:32.87ID:5vrUr+yb0<>

こわいよ…

<>60名も無き被検体774号+2012/12/18(火)23:27:39.53ID:SghSZVQ6O<>

ギャアアアア

<>61名も無き被検体774号+2012/12/18(火)23:28:02.30ID:EO4iQlK40<>

>>1
なぜ逃げないwww

<>62名も無き被検体774号+2012/12/18(火)23:28:29.64ID:Ah2RvvXpO<>

不審者…×
変態紳士…×
犯罪者…○

<>64名も無き被検体774号+2012/12/18(火)23:29:52.28ID:JCtDEHaA0<>

そう訊ねてきたはずなのだが、田舎は田舎でも
「しゃぶる」という言い方が広く使われている田舎ではなかったので
オネェがどういう行為を提案しているのか一瞬理解に困った

そして頭が勝手に薬のほうのシャブではないかと結論を出し
結果オネェが「シャブ打ってみる?」と言っているものだと勘違いしてしまった

学校で何度も何度も薬物は怖いというビデオを見せられ続けていたので
瞬間驚くほどの力が出て、
手首をつかまれ股間に当てさせられている手を振りほどいた

<>67名も無き被検体774号+2012/12/18(火)23:33:58.89ID:JCtDEHaA0<>

い、いいです!それは結構です!と思った以上に大きな声が出て
オネェはあっけにとられた表情をしていた

そのあと母にセールスの電話を断るとき「結構です」というと
「それはいいですね」と肯定の意味に取られてしまうかもしれないから
はっきり断りなさいと言われていたことを思い出し、「したくないです!」と言いなおした

サドルに置いていたバッグを掴み駐車場のほうへ走って行き
それ以上走っていると何事かと思われそうなので早歩きに変更した

<>69名も無き被検体774号+2012/12/18(火)23:37:30.92ID:JCtDEHaA0<>

そして惣菜売り場へ行き、お昼のおかずを購入した

レジ袋を持って自転車の近くへ行ったところでオネェのことを思い出し
辺りを見回したがオネェはいなかった

チャリには何もしていないだろうとは思ったが、一応チャリも確認した
何事も無かったので、そのまま跨って帰った

<>71名も無き被検体774号+2012/12/18(火)23:39:41.85ID:ntWrVX72O<>

いや、警察呼べよww
もしくはジャスコの警備員

<>72名も無き被検体774号+2012/12/18(火)23:39:45.41ID:JCtDEHaA0<>

夏休み中の登校日、ジャスコの惣菜売り場でバイトをしている友人に
おかしな女装家の人がいたと詳細をぼかして話してみた

すると女装と言う単語を聞いた瞬間友人が「それ見た!!!」と叫んだ

友人がバイト帰りに陰で女装している謎の人物を目撃したらしい
見たの!?と聞かれたのでちょっと見えた…と答えた

<>74名も無き被検体774号+2012/12/18(火)23:43:16.05ID:JCtDEHaA0<>

その頃学校ではかなり不審者に対して警戒をしており
たまに不審者目撃情報の載ったプリントが配られていた

「普通に声をかけただけで通報」レベルのものはさすがにないが
通りすがりに胸を触られたり敷地に侵入し風呂を覗かれたりはされているようだ

犯人の特徴の欄に「女装」と書いてある情報はないかと探したが、それは無かった

警察が一度他に何かないか学校に調査に来たらしいが、結局言わずじまいだった

<>76名も無き被検体774号+2012/12/18(火)23:46:21.91ID:JCtDEHaA0<>

なんとなくだがオネェはもう現れないような気がした
ファッションの話をしているときの感じのいいオネェを見ていると
間違った方向にメンタルの強い人だともあまり思えない

実際その後も部活帰りや学校帰りに何度もジャスコの惣菜売り場へ向かったが
チャリをどこに置こうとオネェはいなかった

そしてオネェのことを忘れてしばらく経ったころ、近所の畑が整地され
家が建ち始めた

<>77名も無き被検体774号+2012/12/18(火)23:48:28.26ID:+zTQr2Hq0<>

>>1は女?
学校は共学?
今日の晩ごはんは何食べた?

>>77
はい
はい
刺身

<>78名も無き被検体774号+2012/12/18(火)23:49:58.40ID:JCtDEHaA0<>

田舎はとにかく情報伝達が早く、しょうもない話も老人の間ですぐに広まる
じいちゃんが「新しく建っている家は若い家族が引っ越してくるらしい」と言っていた

そりゃ新しく家を建てるんだから若い家族くらいしかないだろうと思った程度で
まさかその大黒柱があのオネェだとはそのとき予想もしていない

学校とジャスコの行きかえりに気まぐれにいつもと違う道を通ると
例の家がだんだん完成へと近づいているのが見えた

<>80名も無き被検体774号+2012/12/18(火)23:56:00.83ID:JCtDEHaA0<>

そしてすっかり家のこともどうでもよくなり、また普通に暮らしていたところ
ある日犬の散歩帰りのばーちゃんがすごい勢いで部屋にやってきた

「あの新しい家の旦那さん!オカマやぞ!」と大スクープのように言うので
どうでもいいような相槌を打ちながら、ん…オカマ…?とどこかでひっかかった

なぜオカマと分かったのか訊ねると、
まだ引っ越してきてはいないが家の様子を見に来た旦那さん(オネェ)が
河口沿いの塀に身体をくねらせながら預け、夕日を一人見つめていたらしい

その身体のくねりっぷりがどうみても普通の男のものではなかったらしい

<>81名も無き被検体774号+2012/12/19(水)00:00:49.35ID:JCtDEHaA0<>

その話すらまた忘れた頃、港町のため近くにある灯台に行き
夕飯用の魚を釣っていた(釣り宣言ではない)

小さいフグが一匹釣れただけに終わり、日も暮れかけてきたので
防波堤を歩いて帰路に着こうとしていたところ
くねっと塀にもたれかかり夕日を眺める人影がいる

ドキッと心臓が止まり途端に汗が出てきた

<>84名も無き被検体774号+2012/12/19(水)00:04:44.44ID:42Se4nGT0<>

輪郭がだんだん見え始めてくると、向こうもこちらに気付いてか
くねっとした身体が急にしゃきっとなった

顔を見てみると、かなりの男前だったがこころなしかオネェに似ている
そういえばオネェも普通にしていれば男前そうな顔だった

こちらが顔を見つめていたせいでオネェもこちらを見、目が合う
あの時かけていなかったメガネをし、
髪型も違っていたせいかオネェはこちらに気付いていないようだ

<>86名も無き被検体774号+2012/12/19(水)00:07:54.27ID:42Se4nGT0<>

こちらから顔をガン見しておいて何もせずに通り過ぎるのは田舎人として無礼なので
声を出さずに会釈してその場を通り過ぎようとした

オネェの真横に差し掛かった辺りで、「こんばんは」と声をかけられた
かなり聞き覚えのある声だった
これは確実にオネェだった

返事をすると声を出してしまうため、再び何度か繰り返し会釈をして
竿を担いだまま足早に家へと帰った

<>87名も無き被検体774号+2012/12/19(水)00:10:49.52ID:42Se4nGT0<>

その後噂で聞こえてきたが、オネェには今幼稚園生の女の子がいるらしい
するとあの女装をしていたときには、既に娘がいた
少なくとも奥さんとは結婚していたことになる

世の中分かんないもんだなぁ
と、思いました

眠たいので最後駆け足になっちゃったけど、おしまい

<>89名も無き被検体774号+2012/12/19(水)00:11:25.96ID:nMlBqk8J0<>

おわりかい!

<>92名も無き被検体774号+2012/12/19(水)00:13:24.46ID:ipUVarCb0<>

その先の展開が気になるんだが

<>96名も無き被検体774号+2012/12/19(水)00:20:58.26ID:42Se4nGT0<>

北海道ではありません
種類は分からないけどフグはどこでも釣れるもんだと思ってた

引っ越してきた一家とは特に交流も無く、
オネェにあのときの人物だと気付かれることも無く今に至ります
聞いた限りお年寄りの間で特に悪い噂も無く、すっかり馴染んでるようです

遅いのでもう寝ます、おやすみなさい

<>105名も無き被検体774号+2012/12/19(水)05:02:42.77ID:bifCpFwk0<>

なんか面白い文章で好きなキャラだわ
時々思い出したこと書いてほしい

<>103名も無き被検体774号+2012/12/19(水)00:59:34.32ID:6nOJzJ6wO<>

オネェがおっかなかった

【近親相姦】変態の俺が助けた女の子に惚れられてしまった【体験談】

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<>1:名無しの変態◆51u13yxyg6:2013/03/09(土)04:48:38.19ID:Zk8P/4o30<>
最初に言っておくけど俺は女装して外を歩き回る変態です

俺は小さい頃から「可愛い」とか「女の子みたい」とか言われてちやほやされてたもんだから
女の子になりたいとずっと思ってた

小学の時は親に隠れて口紅塗ったりとか
中学では小遣いで安い服買ったり
しかし、高校一年の時に父親のDVが原因で親が離婚、母側に俺はついていった
母は俺の為に仕事を遅くまでしていた
そこで1人になる時間が増えたもんだから
バイトの金でカツラを買って誰にもばれない様に女装して外に出てみたりだの色んな事に挑戦していた
そんで、高校三年生の時の話である

-#8211;-#8211;-#8211;-#8211;-

スペック


男、変態
人から綺麗な顔立ちとは言われる
身長は180

彼女

色白で可愛い
身長は160くらい
-#8211;-#8211;-#8211;-#8211;-

俺はいつもの様に女装をして服でも見に行こうと思って電車に乗っていた
人は多くとても座れない状態でつり革を握ってドアの端に立っていた
近くに見たことのある制服の女の子が立っていた
俺の学校から近い女子校で、この子も座れなかったのかw…と思ってると彼女は何かに怯えているかのようだった

不意に彼女の下半身を見るとバックがお尻にあたって、離れて、あたって、離れてとどう見ても意図的にやっているとしか見えない動きをしていた

俺は痴漢だとすぐに分かった
と同時に彼女が怯えているのを見ると親のDVを思い出して
痴漢野郎に怒りが込み上げで来た

俺は彼女の手を握り自分の元に引っ張って彼女をドアに貼り付け
自分で覆い隠した
彼女は私を見ると安心した様子で
「ありがとうございます…」と一言だけ言った
俺は返事をしたかったが女装してる間は絶対に誰とも喋らないという自分の中の決まりがある
なので、首を一回だけ縦に動かした

降りる駅がたまたま一緒で
痴漢野郎をとっちめようと思ったが
俺は話せないし彼女は怯えて無理だろうし
痴漢野郎はこの駅で降りないし
まぁいいかと思ったw

降りて、改札口に向かう人達の中で
俺たちはただ立ち尽くしていた
人がいなくなると
彼女が
「あの本当に助かりました!」
と言って来た
俺はいえいえと首を横に振った

俺は彼女背を押し改札口を指差し
駅を出ようという合図を行う
彼女はそれを理解し俺たちは無言のまま改札口に向かった
駅から出ると彼女は恥ずかしそうに
「お礼がしたいので、あそこに行きませんか?」
とファミレスを指差してそう言ってきた
俺は服を見ようと思っていたがせっかくの彼女の計らいなので
また今度にすることにした
俺は首を縦に振ると彼女と一緒にファミレスへ向かった

しかし、ここまで来て俺は重大な欠点に気づいた彼女とどうやって話すか…
彼女もそろそろ何故喋らないのか考えている頃だろう
そこで、俺がとっさに思いついたのはiPhoneでメモに伝えたことを書くというものだ
ファミレスの端の席に2人で座り
iPhoneに「私は訳あって喋れないのごめんなさい」
と書いて彼女に見せた

彼女はそれを見ると少し驚いたが「いえいえ大丈夫です」といいながら首を横に振った

彼女はまず「自己紹介してませんでしたね!私は美咲(仮名)といいます」といいペコっと頭を下げた
俺はiPhoneで『私は俺って名前だよ〜』
と書いた名前は最後に子をつけるなんとも簡単ななずけ方だった

ゆう→ゆう子

みたいな感じ
次に彼女は「○○女子校に通ってる高校二年生です」と言って来た
俺はとりあえず、高校生というのはまずいと思ったので
『20の大学生やってる』とか書いていた

それから俺たちは三時間くらい話していた
まぁ俺は喋ってないけど

すると、彼女は「そろそろ家に帰らないと怒られるので帰ります」といい席を立った
俺は『了解、お会計はしとくよ』とだけ書き彼女の返事をした
しかし彼女は思い出したかの様に席に着き
「メアド交換しませんか?」と言ってきた
俺はメアドくらいいいやと思い彼女に教えた
交換が終わると彼女は「今日は楽しかったです!」と言いお辞儀をすると
自分の分の金を置いて走ってファミレスから出て行った
あの急ぎ様じゃ相当厳しい家庭なんだろうな…俺は1時間ばかしファミレスのドリンクバーを堪能して家に帰った

家に帰ると早速彼女からメールが来た

『助けていただいた上にあんなに楽しい時間を過ごさせていただきありがとうございます』

俺はすぐに返信した

「こちらこそ楽しかったよ!電車では端っこに寄ること。いいね?」

送信すると俺のメール待っていたのかすぐに返信が帰って来た

「了解です!これからは気をつけます(顔文字)」

俺たちはその後もやり取りを続けた
しかし、1時間くらいメールをしていると向こうから

『今度の日曜日遊びに行きませんか?』

というメールが来た

俺は悩んだ。
こんな関係を続けていても彼女にいい事はない
それにいつかバレたら俺の人生も終わるかも
女装した状態でこんなに人に関わったのは今まで初めてだった
だがここで関係を切ってしまったら彼女はそれで悲しむだろう

そう思い俺は

「今度の日曜日ね。分かった」

と返信をした
すぐにメールは返ってきた

『やった!楽しみしてますね(顔文字)』

メールを見るだけで
彼女が嬉しがる表情が思い浮かぶ
本当にこれでいいのだろうか…

俺は次の日学校に向かった
今は月曜日まだ日にちはある!

学校までは電車で行くんだけど
その日訳あっていつもよりもかなり早い電車で登校した
そのおかげで人は少なく座席に座れいい事ずくし!
と思ったがそれもここまでの事だった
彼女が乗って来たのだ…

やばい…やばいやばい!
もしかしたら俺だって気づくかも!
俺は必死に顔を隠そうとした
しかし、彼女は俺の前の座席に座った…
やばあああああい!!!

ここで立ってどこかに行くのも怪しまれるし
寝たふりをしようと考え俺は顔を伏せていた
すると、俺はとことんついてない…
「よっ!1!」
親友のタカ(仮名)が乗ってきたのだ
タカとこの日は朝掃除すると約束があったからわざわざ早い電車に乗ったのだ
しかも、彼女に伝えてある名前と俺の名前は子がついていないついているかの違い
彼女は恐らくタカが俺の名前を呼んだのを聞いていただろう…

俺はタカを無視してずっと寝たふりをしていた
学校のある駅に着くと俺はすぐに立ち上がり電車を降りた
かなり不自然だっただろう
しかし俺はその場からいち早く逃げたかった

学校に向かう途中タカが
「おい、どうしたんだよ」
と言ってきた
まぁどう考えてもおかしな行動だったから何か聞かれるとは思っていた
「いやちょと寝ぼけてたw」
なーんてのは嘘だけど
「なんだよそれw、お前寝てたから気づかなかっただろうけど俺たちの前にめっちゃ可愛い女の子がいたぞ」
タカも見たのか…
「あんな女の子見れるんだったらいつも早起きしてこの電車でこようかな」
勝手にしろ!俺はわざわざ危険なマネはしたくない!

タカとは小学校からの付き合いで
なんでも相談できる一番の親友だ勿論女装の件も知っている
しかし、タカがまさか美咲の事を好きになるなんてこの時は全然気づきもしなかった…

そんなこんなで日曜日になった
俺は女装をして待ち合わせ場所に向かった
待ち合わせ場所に5分前に着いたのだが彼女はもう既に待っていた
彼女の私服はめっちゃ可愛いかった
白のニットワンピにキャメル
下はお前らの好きなハイソックスを履いてた

彼女は俺を見ると駆け寄って来て
「こんにちは!」
と言って来た挨拶は基本だね
俺も威勢良く「こんにちは!!」って言いたいところだけど無理無理
こんな時に役に立つのがiPhoneなんです

『こんにちは』
俺はiPhoneのメモに書き彼女に見せた
「やっぱりそれなんですねw」
だってこれ使わないと男の声丸出しですもん
俺は『ごめんね〜』とだけ書いた
彼女は
「いえいえ、大丈夫ですw」
と言うと次に
「喉が渇いたのであそこ行きませんか?」
と言ってカフェを指さした
どうやら彼女には計画があるようだ
俺はそれに頷き2人で店の中に入った

カフェに入ると
俺らは窓際の席に座り
俺はコーヒーを頼み彼女はココアを頼んだ
俺はココアを頼んだ事が意外で
『ココアって可愛いね』と書いた
それを見ると
「コーヒーって苦手じゃないですか」
と言ったのが面白くて声を出して笑いそうになったw
しかし、そこは堪えて笑顔だけにした

30分くらい話(俺は筆談)をしていると
オシッコに行きたくなった俺は彼女に
『トイレに行ってくる』
と伝えてトイレに向かった
勿論…女子便所に入った
用を足してトイレから出るとカウンター席にタカがいるのが見えた
しかも友達を2人つれて…

日曜日遊ぶとは言っていたが、まさか同じ所に来るとは…
タカは美咲の事を知っている
ついでに、俺の女装姿も…
俺が女装して女の子に近づいてるなんて知られたら
いくらタカでも軽蔑するだろうよ!!

俺は席に戻らないでトイレの前にあった
のれん?ジャラジャラしたやつの所から携帯を触っているフリをしながらタカ達を帰るの待つ事にした

しかし最悪の事態がおきた
タカが美咲に気づいたのだ
タカは友達に何かを伝え席を立ち彼女の元へと向かったのだ

タカは俺の座っていた席に座り彼女と話だした
何を話てるのか分からない
タカはしばらくして席を立ち友達の元へと帰った
それから5分くらいしてタカは友達と一緒に店を出て行った
俺はそれを確認して1分後くらいに彼女の元へと戻った…

席に着くと彼女が
「おかえりなさい、遅かったですね」
と言った
俺は『ただいま、ちょと電話してた』と書いた
「そうですか、じゃあ仕方ないですねw」
彼女はタカの話は全くしなかった
俺はタカと何を話していたのかそれが知りたかった
しかし、俺から聞くのは変だ

俺はこの時嫉妬していたのかもしれない

そして次の日
俺とタカは毎日学校には一緒に登校していた
しかし、この日からタカは必ずいつもより早い電車で行っていた
俺は彼女に会う心配があるのでタカと行く事はなかった
タカがその電車に乗る理由…予想はしていた
だけど確かめたかった
俺はタカに
「なんでわざわざ早い電車でいくの?」
と聞いたことがあった
それの答えは
「好きな人ができたんだ」「その人に会いたいんだ」

彼女とは毎日メールのやり取りをしている
彼女の事を知っていく上で俺はだんだん彼女の事を好きになっていった
でも、あくまで向こうは俺の真の顔を知らない
俺とメールをしていてもそれは俺じゃない…
彼女と会ってもそれは俺じゃない…

彼女に一番近いのは俺であって俺じゃないんだ…

俺は諦めていた
こんな関係いつまでも続く訳がない

タカは1人の男として彼女に向かっていってる
だったら親友のタカを応援するべきじゃないか…

俺はだんだん彼女のメールに返信しなくなっていった

ついに俺はメールを無視し始めた
無視してる間も彼女からのメールは絶えることはなかった
『どうしたんですか?』『何かあったんですか?』『嫌われましたか?』
俺はそれを見るだけで心が辛くなった
しかし、そんな生活が一週間くらい続いた時だった

『お願いします…無視しないで下さい。最後でいいのでもう一度だけ会って貰えませんか?』

俺はこのメールを見たとき
彼女の思いが伝わって来た…
本当に会いたがってる
俺は会って伝えなければいけない

「さよなら」と…

そう俺は思った…

俺は彼女より早く着いていたかったので30分前に俺は待ち合わせ場所に向かったが
彼女はすでに待っていた
どれだけ前から来てんだよw

彼女は前回の様に俺に気づき駆け寄って来なかった
下をずっと見て考え事をしているようだった

俺が近寄り肩を叩いた…
「あっ!こんにちは!来てたんですね!」
彼女は俺に驚き早口で言った
俺はiPhoneをだし
『こんにちは、今来たところ』
と書いた
俺は前回入ったカフェを指差し
『入ろうか』
彼女はそれを見ると頷き
「はい…」と一言

彼女の顔に笑顔は無かった

カフェに入ると前回と同じ席が空いていたのでそこに座った
座って注文もせずに彼女が

「あの!なんで…無視してたんですか?」

声が震えていた
俺は彼女の目を見れなかった
iPhoneに
『忙しくて』
とだけ書いた

「そう…ですか…」
彼女は詳しくは聞いて来なかった
沈黙の時間が続いた
実際5分くらいだったと思うけど
俺にとっては1時間くらいに感じた

はっきり伝えよう
俺はiPhoneに
『この数日楽しかったよ、でもさようなら…もうあなたとは会えない』
と書いて彼女に見せた

彼女は驚きを隠せない表情だった
俺は彼女のそんな顔を見ていると…

視界がボヤけた
彼女が見えない…

俺は泣いてるんだ
彼女は俺の泣いてる顔を見て何を思ってどんな顔をしてるんだろう

俺は席を立ち涙を袖で拭い
彼女に背を向けて立ち去ろうとした
すると彼女が後ろから俺の腕を掴んだ

「私…私は好きなんです!あなたの事が!」

彼女は叫んだ
静かなカフェだがさらに静まり返る
みんなの視線が集まる
しかし、そんな事より
俺は混乱していた
理解できなかった

何言ってんだ?
俺の事が好き?
俺を?

でも次の彼女の言葉で俺は理解した

「分かってます!同性の恋愛なんかおかしいって!でも…」

そうか
男の俺じゃねーんだ
彼女の視界に本当の俺はいない
美咲とっての俺は…

俺は彼女の手を振りほどき走ってその場を逃げた

走ってる間色んな事を考えた

俺の悪趣味のせいで彼女を不幸にさせた…
彼女の心の傷癒えるのだろうか…

俺はその日から女装することはなかった

卒業して俺は県外のとある企業に就職した
県外なので1人暮らし





毎日大変だったが色んな事があった
彼女もできた
そして、5年もの月日が流れた
仕事が終わり
家に帰るとポストに一通のハガキ
なんだろう…

タカの結婚式の招待状だった
あいつ結婚すんのか!

相手は…

俺は膝をついて目を疑った…
間違えない…美咲だ

俺は自分がどんな感情を抱いているのかが分からなかった

嫉妬?

友としての喜び?

色んな感情が出てきて吐きそうだった
なんだよ!俺はタカと付き合って欲しいと思ってたじゃないか!
なのに…なのに…
なんでこんなにも胸が苦しいんだ…

俺は結婚式を欠席した…

それか半年後…
俺は母に会う為に地元へ戻った
母には次期に結婚する予定の男と一緒に住んでいる
俺がいなくても安心だな
俺はこの日母に夕飯を作る事にした
近くのスーパーに出かけ品選びしていると…

よく知っている声に呼ばれた
昔から変わらない低い声…

「1!1じゃねーか!」

髪を多少切ってるが昔から変わらない
間違えなくタカだ
だけど、となりにもう1人…
この人だけは忘れらない

俺の傷つけてしまった人…

「ねぇ…誰?」
「ああ…俺の昔からの親友だよ」
「そうなの?あっ、私美咲っていいます」

知ってるよ

コーヒーが飲めないのも知ってる

恥ずかしがり屋なのも知ってる

オシャレでメールはマメで…

俺は泣いていた…

「おい!どうした?大丈夫か?」
昔からお前は優しいよな
「ごめん、お前見たら懐かしくてさ」
俺はふと美咲見た…

美咲は驚いた顔をして

「1…子…」

ばれた…

俺は途中買い物カゴをその場に置いて走って逃げた
美咲は多分俺の事をタカに言ったであろう…
そしたらタカは俺の事を許さないだろう…
俺は母に何も言わずに
電車で県外の家に帰った…

何も解決してないが
これで俺の人生で一番最悪で最低な物語の終わり…

<>444:名も無き被検体774号+:2013/03/17(日)01:21:39.19ID:8o2QTI0n0<>
その後2人から連絡来なかったの?
来ても無視な感じ?

<>445:名無しの変態◆51u13yxyg6:2013/03/17(日)01:26:29.40ID:9SEnJvDT0<>
444
携帯変えてからアド変してからはメールしてないから向こうは知らない
しかし実家に2人が来たと母から電話があった

<>451:名も無き被検体774号+:2013/03/17(日)01:31:25.76ID:8bC23GAC0<>
母親からなんか言われた?

<>452:名無しの変態◆51u13yxyg6:2013/03/17(日)01:41:36.67ID:9SEnJvDT0<>
451
母からは2人は「久しぶりに1に会いに来た」
と言っていたらしい

<>490:名無しの変態◆51u13yxyg6:2013/03/19(火)03:15:53.70ID:qBSAw4sU0<>
昨日、母の結婚の件について電話した
本当はこの件はまだ先に回して良かったんだけど
みんなに話したら気が軽くなってさ…
またタカ達が来てるか気になったっていうのも電話した理由

母とは最初に新しい男とはうまくいっているのかとか色々話をした…
話終わって俺が母に「タカがまた家に来たりしなかった?」って聞いたんだ
そしたら「タカくんは来てないけど、タカくんのお嫁さんが来たわよ」
俺はヒビった…
「なんて言ってた?」と聞くと
「んー…1と会って話がしたいって言ってたわよ」
と言った…しかし俺がいないと分かるとすぐに帰ったらしい
美咲は俺に会いたがってる…
俺は彼女と会う度胸なんてないよ…

<>492:名も無き被検体774号+:2013/03/19(火)03:29:38.15ID:BCGgeVeE0<>
1は悪いことしてないから堂々としてろよ
どうせあの時はありがとうとか言われるだけだ
さっさと会ってさっさとスッキリしてこい

<>506:名無しの変態◆51u13yxyg6:2013/03/20(水)02:49:18.64ID:sJK14Tp90<>
そうだね…みんなに言われると勇気が!
しかし、美咲に会おうと伝える手段が…
今持ってるメアドは五年前のだしなぁ

<>509:名無しの変態◆51u13yxyg6:2013/03/20(水)03:25:03.71ID:sJK14Tp90<>
あれ?送れた?
もう使ってないアドレスだったら「使われておりません」って感じのくるよね?

<>521:名無しの変態◆51u13yxyg6:2013/03/20(水)18:05:18.05ID:sJK14Tp90<>
返信来ました!
俺は

こんばんは
お元気ですか?

とだけ送りました
返事は

おはようございます
元気です。連絡頂けるとは思っていませんでした!
ありがとうございます(顔文字)
今度会ってお話できませんか?

と来ました
それでやり取りを続けて土曜日に地元で会う事になりました

<>829:名無しの変態◆51u13yxyg6:2013/03/25(月)02:36:15.17ID:NtrJiuvr0<>
俺は地元に戻り待ち合わせ場所に向かった…
待ち合わせ場所は勿論前回と同じ場所だった
俺は彼女より今日こそは絶対に早く着きたかったので一時間前についた
流石に彼女はいなかった
俺はとりあえず携帯をいじる…
5分後くらいに声をかけられた
「今日はそれ使いませんよね?」
俺の携帯を指差し笑顔を見せるのは美咲だった

「もちろん使わないよ」
俺は動揺しつつも彼女に返事
「ですよねw」
彼女の顔を見ると俺が犯した罪なんて忘れてしまいそうになる…
しまった!!
まず謝らなければ…
「本当にごめん!」
俺は頭を深く下げた
「えっ、あっ大丈夫ですよ!気にしてないです!顔を上げて下さい!」

彼女の言葉を聞いて俺は顔を上げた
「静かな場所で話しましょ」
彼女は言った
「うん…」
「カフェ潰れちゃたんです」
「あ…」
カフェは無くなりコンビニになっていた
来た時は緊張していて気づかなかったが
よく見ると街並みがほとんど変わっていた

全部変わっちゃうんだな…

彼女だって…

ならばと俺は携帯で良さそうなカフェを探した
彼女と一緒にそこへ行き
店に入った
一応一目につかないように奥の椅子に座った
彼女は人妻だしな…

「何頼む?」
「ココアにします」
「ははっwまだコーヒー飲めないの?」
「バカにするなー!」
なーんて会話で最初は盛り上がった…
「変わってないね」
「そうですか?髪切りましたよ?」
「かなり切ったねw」
「はいw」
彼女は前はセミロングだったが
ショートになっていた…

「あいつとは上手くやってる?」
「タカくんの事ですか?」
「うん」
「はい、タカくんは優しくて気がきいて…」
彼女はタカの話を嬉しそうに話す
それが複雑で辛かった
俺は今にも泣き出しそうだった
話を聞いていくとどうやら
タカが俺の家に美咲と来たのは俺の事が心配でタカが来たらしい
彼女は俺の事をタカには言ってないんだと
2人とも優しいんだよ…

「俺の事憎んでる?」
「恨んでませんよ」
質問はあまりにも卑怯だった
こう言われると恨んでないって言うしかないよな
「ただ…なんで本当の事を言ってくれなかったんだろうってずっと思ってました…」
「怖かったんだ…嫌われるのが…」
俺は彼女の顔を見る事ができなかった
「嫌いになりませんよ…1さんの事がもっと知れるんですから」
「えっ…」
思わず彼女を見る
「私あの時は本当に好きだったんです」

「でも何もかも謎で喋らないし…自分の事あまり教えてくれないし…」
「ごめん」
「いえいえ謝らないで下さい」
それから少しの間沈黙が続いた…
すると彼女が…
「実は私あの時父から暴力を受けてたんです」
俺は唖然とした

「私、クラスのみんなからも嫌われてて…」
彼女の声が震えているのが分かった…
「家に帰ると父から殴られるし…」
彼女から片親だって事は聞いていた
でも唯一の親から暴力を受けるなんて…
「でも…あなただけは…私を…うっ…うう…」
彼女は泣き始めた
俺はそっと頭を撫でた…

周りからは変なカップルだな〜なんて思われただろうが
そんなことは知らん…
彼女が泣き止むまで俺は撫で続けた…
「もう大丈夫です…すいませんw」
彼女は俺に微笑んだ…

彼女が落ち着いたのを確認して
「その事をタカは?」
「言ってないです…」
「お父さんは?結婚の時どうしたの?」
「父には報告してないです」

おいおい…しっかりしろよ…
「高校卒業と同時に溜めてたバイト代で1人暮らしをして家出をしました」
「行動力すごいねw」
「あの家からすぐに出て行きたかったので…」
彼女がそんな辛い思いをしていたとは…
そこで俺の追い討ち…大変だったろうな…
「でもタカくんは…父にどうしても会いたいって…」
「だろうね…」

タカは無駄に真面目だからなぁ
「どうするの?」
「もうあの家には帰りたくないです」
「タカに隠したまんまって言うのは…」
「そうですよね…」
だが俺は人の事言えない…
彼女に5年間嘘をついて来たんだ…
「ってか今更だけど結婚おめでとう!」
「ありがとうございます!本当に今更ですねw」
「だねwww」

「よし!私言います!本当の事を」
「おお!よくぞ言ったぞ!」
「そしてタカくんと一緒に報告しに行きます!」
「頑張れ!」
「はい!」
彼女の意志が固まり
俺たちは昔話をした…
俺がいなくなり…タカは毎日彼女に話かけて来たそうだ
美咲は最初はタカの事がの怖くかったらしい
しかし…半年ものアタックが続いて彼女も気を許してメアドを交代…
仲良くなり遊びに行ったりするようになったらしい

俺はこの頃には嫉妬心は消えて彼女の話をちゃんと聞ける様になった

18時を過ぎた頃に彼女が
「もう帰って夕飯の支度しないと…」
と言ったので俺も友達と約束があるとか言った(約束なんてないけど)
別れ際に彼女が…
「でも本当に綺麗ですよね女装。また見たいです」
「また会えたらねw」
「会えますよ。今度はタカくんと私と1さんと三人で会いましょう」
「うん…」

今度会った時…
言えるだろう…
タカにきっちりおめでとう…と
この日あった事で俺の内にあった
嫌なもんが無くなって綺麗になった気がする

女装という悪趣味のせいで色々あったけど
何がともあれ俺の内ではハッピーエンド
みんなは納得いかないかもだけど俺は十分これで納得だよ


【ゲイ・ホモ】セフレの若妻にアナルの快感を仕込まれた3 【体験談】

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女とのセックスに飽きて、アナニーを始めた俺。セフレの人妻にアナルを責めてもらって、完全にメスの快感を知ってしまった……。

セフレの加奈子とは、相変わらず責めたり責められたりの関係を続けている。幼稚園の子供と、旦那がいる加奈子。家族をとても大切にしているくせに、俺の巨根に狂いまくっている姿を見ると、女って怖いと思ってしまう。

俺は、加奈子を寝取る快感と、男の娘として加奈子に犯される快感に目覚めてしまって以来、性欲がヤバいことになっていた。エロ動画やテキスト系のサイトを見ては、毎日抜くのが日課になってしまった。加奈子や他のセフレともほぼ毎日セックスしているので、本当に猿みたいだ。

加奈子を責めるときは、体験談系のサイトの”NTR使える寝取られサイト”で読んだプレイを試し、俺が責めてもらうときには”エッチな体験談や萌えた体験談ブログ”に書いてあった男の娘モノのような感じで、言葉責めもしてもらいながらアナルをガン突きしてもらったりしている。

今日も、昼間に加奈子の家に宅急便のフリをして上がり込み、バックで生ハメしていた。
いつものように夫婦の寝室で、結婚式の時の写真の前で生でハメていると、
『パパぁ! ごめんなさいぃっ! カズ君のチンポ生で入れてるよぉ! ンヒィッ! ンアッ! アッ! アッ! パパのじゃ、届かないとこにあたるぅッ!』
加奈子は、その幼く見える顔を歪めて、あえぎ続けている。昼間の自宅で、他の男とセックスをしながら、こんな大きな声出して平気かな? と、いつも心配になるw
「ほら、旦那のとどっちが好きなんだ」
『カズ君! このおチンポが好きぃっ! これじゃなきゃイケないぃっ! あっ! あぁん! イクっ! パパ、イッちゃうぅっ! み、見ないでッ! イッちゃうッ! 浮気チンポでイクっ!!』
加奈子は泣きそうな声で叫びながら、結婚式の時の写真を伏せようとする。タキシードを着た旦那の横で、ウエディングドレス姿の加奈子が笑っている。童顔で、真面目そうと言うか清純そうな加奈子が、優しげな微笑みを浮かべる写真は、とても良い写真だと思う。でも、俺は写真を伏せようとする加奈子の手を掴み、さらに突き上げる。

『んンおぉっ! チンポイグぅっ!! パパぁっ! イクっ! パパより気持ちいいチンポでイグぅっ!! ごめんなさいぃっっ!』
「ほら、イクぞw どこに欲しい?」
『中にっ!! 子宮にぃッ! 注いでっ!! ンおおぉお゛お゛お゛お゛ぉっ!!  イ゛イ゛イ゛ィィぐぅっ!!』
そう言って、ガクガクッと震えながらイク加奈子。俺はチンポを抜くと、自分でしごいてフィニッシュし、結婚式の写真に思いきりぶっかけてみたw

『ダ、ダメぇ……そんな……あぁ、パパ、ごめんなさいぃ……』
思い出の大切な写真を汚されて、加奈子はヤバいくらいにビクビクと体を震わせる。猛烈に興奮している感じだ。
「なに興奮してるんだよw ド変態w」
『だ、だってぇ……パパが汚されちゃったよぉ……』
加奈子は、興奮で声が震えている。
「ほら、綺麗にしないとw」
俺がそう言うと、慌てて写真にたっぷりと付着した精液を舐め取り始めた。

写真立てに入った写真なので、ガラスや木の枠に精液がついているだけだ。写真に直接つくと、拭いても取れなくなる。そこまでは、俺も鬼になれない。

「まだ飲むなよ。ほら、指輪貸してみな」
俺はそう言うと、加奈子の指から結婚指輪を外す。そして、鏡台の上に置いてある、小物とかを入れる小さな皿を手に取り、それを加奈子に渡した。

不思議そうに俺を見る加奈子。俺は、皿の上に指輪を置いた。
「そこに吐き出せよw」
俺がそう言うと、加奈子は目を見開いて驚いた。でも、すぐにその目がトロンととろけるのがわかったw

そして、口の中のモノを皿に垂らし始める加奈子。加奈子は垂らしながら、わざわざ指輪に当たるように位置を調整する。
あっという間に真っ白に染まる指輪。

「あーあw ドロドロじゃんw」
『あぁ、パパ、ごめんなさいぃ……汚されちゃったよぉ……』
加奈子は、うわずった声で旦那への謝罪を口にする。でも、謝りながら、自分のクリを指でまさぐっている。
「なんだそれw オナりながらゴメンなさいとかw」
『だってぇ……ねぇ、もう入れてぇ~』
「旦那に謝ってたのに、もうかよw」
『謝ったから、もうOKだよ! ほらほらぁ、こんなになってるよw』
そう言って、自分でアソコをクパァとする加奈子。旦那は本当に、良い嫁をもらったモノだと思う

「もういいよw スッキリしたから帰るわw」
『フ~ンw いいのかな? これはいらないのかなぁ?w』
加奈子はニヤニヤしながら、ペニスバンドを取り出した。もう、それを見ただけで、俺はメスのスイッチが入ってしまう。

『あれれw 顔がとろけてきたw』
こうなると、入れて欲しくてたまらなかったはずの加奈子も、サディスティックモードに切り替わるようで、入れてくれと言わなくなる。

こんな感じで、責めて責められる関係が続いているが、俺はどうしても本物を試したくなっていた。
ペニスバンドではない、血の通った肉棒で、メスとして責められたい……そんな願望が抑えられなくなっていた。

そして、色々なサイトを見て廻り、ホモではないが相互アナニーをしようというSNSにたどり着いた。
そこで巡り会ったのは、まだ2年生のいおりくんだった。

1ヶ月近いメッセのやりとりを経て、やっと会うことになった。いおりくんは、内容が内容なだけにとても慎重だった。でも、俺が自分の経験を話すと、次第に信用してくれたらしい。何よりも、俺の写真が良かったみたいだ。

こういったSNSだと、ガチホモの人からの連絡も多く、送られてくる写真もけっこうキツ目のヤツばかりだったそうだ。自分で言うのもどうかと思うが、俺はかなりイケメンだと思う。そこに安心してもらったみたいだ。
俺の方の条件は、相手がイケメン(女顔の)であれば良いと言うだけだったので、いおりくんの若さとかはまったく気にならなかった。

俺が写真を送った後、いおりくんが送ってきた写真は、一瞬女? と思うくらいの女顔のイケメンだった。
ホモの人とかだと、こんな美少女みたいな若い男の子が相手なら、狂ったようになるのかもしれない。

俺は、メスとして本物に責められたいという気持ちはあるが、相手が男では無理だと思っていた。女顔のいおりくんが相手なら、加奈子に責めてもらうような感覚でいけると思った。

そして、待ち合わせの日になった。出会い系とかでのアポ取りよりも、はるかに緊張した。こんなにドキドキしたのは久しぶりだなと思いながら待っていると、
『カズさんですか?』
と、後ろから声をかけられた。振り返ると、いおりくんがいた。写真で見るよりも、きゃしゃでより女の子っぽかった。と言うより、見た目は完全に女の子だった。
いおりくんは、普通にスカートとブラウスという女の子の姿で、顔にも薄くメイクをしている感じだった。

髪の毛こそ短めだが、アレンジが上手いのか、ベリーショートの女の子に見える。

「あ、初めまして、いおり……くんかな?」
『はい……あの、いおりでイイです……』
いおりくんは、頬をほんのり赤くしながら、伏し目がちに言う。

これはヤバいと思った。これなら普通にナンパとかされるだろうし、俺も街中で見かけたら声をかけてると思う。

「いや、可愛いね! 驚いたよ」
『そんな事ないです!』
両手を前に突き出すようにしてブンブン振りながら、照れるように否定するいおりくん。その仕草も可愛いと思ってしまった。

と言うか、本当に女なんじゃないのか? と、疑ってしまうほどだった。

「じゃあ、ここじゃアレだから、行こうか?」
『あ、はい……カズさんも、すっごくイケメンですね……』
「知ってるw て言うか、そんななりなら、普通のラブホでイイか」
『え? 僕、男ってバレちゃいませんか?』
少し怯えたように聞くいおりくん。身長は170cmないくらいで、体はぺらぺらに見える。

「バレないと思うよ。今、見渡せる範囲でいおりより可愛い女の子、いないじゃんw」
俺がそう言うと、本当に耳まで真っ赤にしながら、思いきり否定した。正直、俺はかなりいおりくんに心奪われていた。アナルに突っ込んでもらいたいという気持ちで、こんな事を企画したのに、いおりくんを抱いてみたいと思う俺がいた。ホモとかではなく、いおりくんを女として抱いてみたい……そんな気持ちだ。

そして、二人で普通のラブホテルに入った。いおりくんは、ラブホテル自体に入るのも初めてということで、ガチガチに緊張していた。
そして、フロントのパネルで部屋を選び、エレベータに乗る。
『バ、バレてないですかね?』
いおりくんは、やたらと心配する。別に男同士だとしても、多分何も言われないはずだ。
「全然平気だって。こうやって近くで見ると、ますます可愛いな」
思った通りのことを言っただけだが、いおりくんはまた激しく照れていた。

そして部屋に入ると、
『へぇ……こんな感じなんですね。カズさんはよく来るんですか?』
「たまにね。たいてい女の部屋行っちゃうけど」
『モテそうですもんねw』
「いやいや、いおりもかなりモテるんじゃない?」
『全然です! 僕、暗いし、コミュ障だし』
「へぇ……じゃあさ、俺と友達になろうよ。アナニー友達にw」
『ふふw ハイ! よろしくです!』
この時の、いおりくんの笑顔に、俺はやられたのかもしれない。

「じゃあさ、どうする? 俺は中綺麗にしてきたけど、いおりは?」
『ま、まだです……ゴメンなさい……お風呂でして来ます……』
「どうやってやってる?」
『エッ? そ、その……プラのシリンジ使ってます』
「大きさは?」
『200ccのヤツです』
「それじゃ、時間かかるだろ? シャワ浣とかしないの」
『え? しゃわかん?』
「あ、知らないんだ。教えようか?」
『エッ? 出すの、見せるって事ですか?』
「いやいや、そんな趣味はないよw まぁいいや、ちょっとおいで」
そう言って、いおりくんを浴室に連れて行き、シャワーヘッドを外してやるシャワ浣を教えた。

「じゃあ、待ってるよ」
俺はそう言うと、ベッドに寝転がった。この後、どうやって相互アナニーをしようかと考えていた。やっぱり、自分がアナニーをするのを見せるのは、ちょっと抵抗がある。まずは、いおりくんにやらせようと思った。

そして、待ってるうちに少しウトウトしてしまったが、人の気配にハッと起きると、すぐ近くにいおりくんがいた。
いおりくんは、さっきよりも女の子になっていた。しっかりしたメイクをして、髪も肩まで伸びていた。もちろんウィッグだと思うが、あまりにもナチュラルで似合っていた。

そして、ピンク色のキャミソールというか、前でヒモでとじるような、前開きのセクシーなランジェリーを身にまとっている。
スケスケで、乳首まで見えているが、当然まな板状態でぺったんこだ。
下は、ピンク色のホットパンツっぽいショーツを身につけている。さすがに、女の子が穿くようなショーツでは、はみ出てしまうからだと思う。俺も最近、加奈子に女装をさせられた。女物のランジェリーを身につけ、メイクもされて、俺は身も心もメスになった。
なので、いおりくんの気持ちはよくわかった。女装してアナニーした方が、絶対に気持ち良い。

いおりくんは、首にはリボンのチョーカーをしていて、2次元を超越したくらい可愛らしい男の娘だった。

『おかしい……ですよね? いつもこの格好でしてるから……見苦しかったら、着替えますね……』
いおりくんは、本気で言っているみたいだった。自分の完成度がわかっていないのに驚く。コレが見苦しかったら、見苦しくない男の娘なんて、大島薫くらいになってしまう。

ここで気がついた。いおりくんは大島薫にそっくりだ。アナニーネタ探しで、色々なニューハーフモノ、男の娘モノを見た。その中で、橘芹那と大島薫は凄くキタ。女の子そのもののルックスに、俺のに迫るほどの巨根。メチャメチャにアナルを犯して欲しいと思ってしまった……。

今目の前には、その2人よりも若くて可愛い、いおりくんがいる。興奮で押し倒したくなる。

「全然見苦しくないよ。俺も同じ事してるし、平気だよ」
『え? カズさんも女装してるんですか?』
「あぁ、バリバリね」
『今日は持ってきてないんですか?』
「あぁ、自分では持ってないから。セフレの人妻にメイクとか下着借りてるよw」
『えぇっ!? セフレの人と、女装プレイとかするんですか?』
「そうだよ。ペニスバンド着けてもらって、ガンガン突いてもらうよ」
隠しても仕方ないので、正直に言う。
『凄い……いいなぁ……』
いおりくんはボソッと言う。それにしても、見とれてしまうくらいの可愛い女の子姿だ。正直、ちょっとジェラシーを感じる。俺も、自分の女装にはちょっと自信がある。でも、いおりくんには勝てないと思う。

「じゃあさ、いつもみたいにやってみてよ」
『……はい……じゃあ、見てて下さい……』
そう言うと、いおりはベッドに上がり、ペタンと女の子座りをする。そして、持ってきたポーチからローションボトルと、ディルドを取り出した。
いおりくんが取り出したディルドを見て、少し驚いた。何となく、いおりくんは小さなオモチャで遊んでいると思っていたが、結構デカかった。
俺のほどではないが、日本人基準で考えるとすごく大きいという感じで、なかなか迫力があった。

「けっこうデカいの使ってるんだね!」
『え? そうなんですか? 自分のと同じくらいの選んだんで……』
キョトンとした顔で言ういおりくん。この言葉で、俺もうずき出してしまった。そのディルドと同じサイズ? 俺は、嬉しくなってしまった。女っぽい見た目しか期待していなかったいおりくんが、まさかの巨根? 多分俺は、メスの顔になっていたと思う。

「そっか、いつもやるみたいにやってみてよ」
『は、はい……見てて下さい……』
いおりは、うわずった声で、ほんのり頬を赤くしながら言う。コレだけ見ていると、本当にウブな女の子という感じだ。ショーツも、そんな巨根が収まっているとは思えないくらい盛り上がりもない感じで、ホントは女なんじゃないのか? と思ってしまう。

いおりくんは、そのディルドを両手で持つと、自分の顔のところに持っていく。そして舌を出したと思うと、チロチロと舐め始めた。
スケスケのキャミに、ぺったんこの胸。そして、ホットパンツっぽいショーツ。その股間部分が、どんどん盛り上がっていく。いおりくんは、ディルドを舐めることでスイッチが入っていったようだ。

そして、トロンとした顔でディルドをくわえる。女でも、ここまでとろけた顔でフェラする子を見たことがない。

大きく口を開け、ディルドをズポズポ出し入れするいおりくん。そして、どんどん膨らむショーツ。結局いおりくんのチンポは、ホットパンツっぽいショーツにもかかわらず、先っぽが飛びだした。

あれ? 俺のよりデカいんじゃね? と思いながら、フル勃起する俺。もう我慢できなくなった。俺は疑似フェラを続けるいおりくんに近づき、はみ出たチンポを握ってみた。
『あぁっ! ダメぇ……触っちゃダメ……ン……』
いおりは、ダメと言いながらも、とろけた顔のまま俺を見つめる。初めて触る他人の勃起チンポは、変な感じだった。自分のとはまったく違う感じがする。固いけど、柔らかいという不思議な感じだ。そして、妙に熱く感じる。
俺は、ガマン汁があふれているいおりくんの亀頭を、そのガマン汁でヌルヌルにして責めてみた。
『ンッ! く、あっ! それ、凄いぃ……あ、あっ!』
いおりくんは、もう可愛い声を漏らす。しゃべっているときは、男としては高めかもしれないが、やっぱり女の子と比べると低い声だった。でも、あえぎ始めたいおりくんは、女の子の声質だった。多分、意識してはいないけど、自然と女っぽい声を出してしまうのだと思う。俺も同じだからわかるw

俺は、あえぎ続けるいおりくんのチンポから手を離した。 
「ごめんね、相互アナニーだったよね? つい触っちゃったよw」
『そんな! 謝らないで下さい! 全然イヤじゃなかったです。その……カズさんさえよければ、あの……女の子にするみたいに……ううん……女の子として扱って欲しいです……』
顔を真っ赤にして切れ切れに言う。

「え? 俺は全然かまわないよ。じゃあ、そこに寝てごらん」
俺は、予想外に思い通りに事が進み、ちょっとテンションが上がってきた。いおりくんに、その大きなチンポをアナルに入れてもらいたい気持ちもあるが、今はオスの本能が強い感じだ。

ディルドを横に置き、ベッドに寝転がるいおりくん。頬を赤く染めて、上目づかいで俺を見つめている。俺は、いおりくんの横に寝転がり、腕枕をしながら頭を撫でてみた。
ウィッグの人工的な手触りがするが、まるっきり女の子にしているような気持ちになる。

『カズさん、すっごくドキドキします……なんか、す、好きになっちゃいそうです……』
「あれ? いおりは心も女の子なの?」
『ち、違います! 女装してるときだけです! いつもは女の子が好きです!』
「フ~ンw いおりは、彼女いるの?」
『いないです』
「童貞?」
『……』
黙ってうなずくいおりくん。

「童貞捨てるより先に、処女捨ててもいいの?」
『えっ? 最後まで、するんですか?』
「あ、嫌ならいいよ。途中までで全然OK」
『イヤじゃないです……』
そう言って、俺の胸に頬を乗せてくるいおりくん。なんか、俺の中でまた新しい何かが目覚めそうだった。

俺は頭を撫でていた手で、いおりくんの乳首を触る。スケスケのキャミの上から、丸見えの乳首を触ると、コリコリに固くなっていた。
『んンッ! ン、ア……』
「乳首感じるの?」
『は、はいぃ……凄く感じちゃいます……』
「ねぇ、女の子のしゃべり方した方がもっと気持ち良くなるよ。経験談だけどw」
『は、はい……いおりの乳首……もっと触ってぇ……』
恥ずかしそうに女の子っぽいしゃべり方をするいおりくん。これはますますヤバいと思った。
俺は多分、余裕で100人以上の女とセックスをしている。アナルに目覚めてからは、加奈子がぶっちぎりに一番のセフレだった。でも、いおりはそれを越えると直感した。加奈子より若く、加奈子より可愛く、加奈子にはない巨根がある。そして何よりも、クソ淫乱な加奈子と違い、いおりには恥じらいがある。

俺は、指で弾くように、つまむように乳首を責める。
『あっ! あぁっ! ンあっ! 気持ちイイぃ! カズさん、気持ち良いよぉっ! もっとしてぇ……』
潤んだ目で俺を見ながら言ういおりくん。首のリボンのチョーカーがメチャクチャ可愛い。

俺は急に思いだして、カバンからピンクのガーターリングを取り出した。ガーターリングは、俺の好みでよくセフレに着けさせていたけど、今では俺が着ける立場になってしまったw

「これ着けてごらん」
『うわぁ! すっごく可愛いです!』
そう言って、嬉しそうに太ももに装着するいおりくん。
ズキュンと胸を撃ち抜かれたように感じた。見た目は完全に清純少女。ぺったんこの胸に、スケスケのキャミ。それに、首のチョーカーと、太もものガーターリング。
男の本能を直撃するエロい姿だ。そしてとどめに、ショーツからはみ出す巨根……。
2次元は実現可能! そう思うほど、完璧な男の娘だ。

『可愛いですか?』
少しうつむきながら、上目づかいに言ういおりくん。俺は、思わずキスをしてしまった。相手は男……そんな事はまったく考えず、女にするようにキスをした。いおりくんは、固まったような感じで驚いていたが、俺のキスに力が抜けていくのがわかる。
俺は経験が豊富なので、それなりにキスも上手いと思う。自分のテクニックの全てを、いおりくんにぶつけてみた。

すると、ぎこちなくいおりくんの舌が絡みついてきた。俺はそのぎこちなさに、興奮がヤバいことになって行く。

長い時間キスをしたまま抱きしめていたが、そのまま押し倒してみた。キスをしながらベッドに倒れ込む二人。やっぱり難しくて、唇が離れてしまう。すると、離れた瞬間、いおりくんが大慌てで唇を重ねてきた。

【近親相姦】同級生の妹がセフレ 続続編【体験談】

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前編は以下のとおり

部屋の扉が開いた・・・・・。
すると、さっき2次会にいったはずの奴らが入ってきた。

あわてて時計を見ると奴らが出て行ってから1時間も経ってない・・・・・。
さとみの方を見ると、やっぱり驚いた表情をしている。

心臓のバクバクは、酒のせいか焦ってるからなのか?等と考えながら「お前らどうしたの?カラオケは?」とできるだけ冷静に言ってみた。

「カラオケやってなくてさー。コンビニで酒買って帰ってきました。タオルなんてかけてどうしたんですか?」 と後輩が言う。

「さすがに焼酎飲みすぎた・・・」 とごまかすと(嘘ではないが・・・)、
「じゃあ、奥のベッドに横になったらどうですか?」 と言われたので、

「じゃあ、俺は眠いから寝る。」 と言って立ち上がり、さとみの方を見て、
「この子も俺と同じペースで飲んでたから飲みすぎちゃったみたいなんだ。」

と、後輩に言うと、「あぁ、さすがにこれだけ焼酎空けたら飲みすぎでしょう。」 あきれたような口調で言った。後輩と二人でさとみを支え、奥の部屋へ連れて行く。

ちらっとさとみの彼氏の方を見るが、コンビニ袋から酒とつまみを出すのに盛り上がり全然こっちを見ていない。奥の部屋にはベッドが二つあった。

一つにさとみを寝かせて、布団を掛けてやる。
その後俺はもう一つのベッドにゴロンと転がる。

「二人で変なことしないでくださいね(笑)」 と後輩が言ったので、
「こんなに飲んでてそんな気おきねぇよ。」

後輩は電気を豆電気にし、「おやすみなさぁ~い」と部屋の扉を閉めた。扉が完全に閉まり、物音がしなくなったことを確認してから俺はさとみに声を掛けた。

「寝たか?」「まだです。」
「危なかったなぁ。」 「あそこで金田さんに止めてもらってよかったです。」

「ま、結果オーライだな(何が?)」
「でも、やっぱり気持ちよくなってほしかったなぁ・・・」

「なんで?」 その後沈黙があり、さとみは眠ったなと、声を掛けずそのまま眠りに入ってしまった。

次の朝起きると、ベッド下に何人か転がっていた。リビングへ行くとここにも何人か転がっている・・・・・酒の缶と瓶やつまみのゴミも・・・・・

みんな床で寝てる・・・・・ひどい状態。
缶や瓶を片付けているとさとみが起きてきた。

「おぉ、おはよう。」 と言うと、
「おはようございます。金田さんは二日酔いとかないんですか?」

「特にないよ。」
「私はちょっと水もらいます。」と台所へ行き水を飲んでいた。

あの様子だと昨日の事は覚えていないだろう。
俺の胸にしまって、何もなかったことにしようと思った。

さとみが水を飲んで戻ってくると一緒に片づけをした。昼ごろにみんなが起きてくるまで、普通の話(仕事や趣味の話など)をしていた。

みんなで軽く昼食をとり、各自解散した。後輩の家を出て車に乗ろうとするとさとみに声を掛けられ、家まで送って行って欲しいと言われた。

彼氏に送って行ってもらえば?と言ったが、彼氏はまだ残るからと言われ、家まで送ることにした。

後輩の家からさとみの家まで車で5分・・・・・歩ける距離。
さとみの家に着き、お茶でも・・・とのことでお邪魔する。

家がでかい・・・庭も広い・・・・・窓がでかい・・・思わずため息・・・・・こんな豪邸地元にあったんだぁと感動。

そんな豪邸に入ると家族は留守で誰もいない・・・聞くと父は単身赴任、兄と姉は県外へ出ている、一緒に住んでいる母は仕事らしい。

さとみの部屋に通される途中ちょっと見えたリビングにはシャンデリア・・・・・外から見ても中を見ても豪邸・・・かなり緊張・・・・・

さとみ(と姉)ってお嬢様だったんだ・・・・・
額と手と脇の下にじっとりした汗をかきながらさとみの後に続いて階段を昇る。

階段を昇ると美しい絵が・・・ラッセン・・・・・おそらくレプリカではないだろう・・・・・。 絵をぽや~っと見ていると、

「金田さんこっちです。」 とさとみが呼ぶ声がして、そっちを向くと彫刻が施されている立派なドアを開け、さとみが待っている。

足早にさとみの部屋へ向かう、部屋の中を見ると・・・淡いピンクが基調のかわいい部屋。自室のベッドに天蓋ついてるの初めて見た・・・・・

部屋の入り口でぽかーんと部屋の中を眺めていると、
「どこでもいいんで座って待っててください。紅茶でいいですか?」

「・・・あぁ・・・うん。お願い・・・・します。」
とても緊張して何を言っているのかわからない・・・・・。

さとみが部屋を出てからも落ち着かず、立ち尽くしているうちにさとみが戻ってきた。

「あれ、どうしたんですか?」
「いやぁ、グランドピアノでも置いてありそうな家だと思って・・・」

緊張を誤魔化すためについた最大のジョークだった。
「下の部屋にありますよ。」あっさり返されてより緊張してくる。

さとみに促されるまま座る。 かわいいテーブルもなんか高そう・・・・・

そのテーブルに乗っているティーカップとティーポットも高そう・・・一緒にあるお菓子も・・・プルプル震える手でティーカップを持ち、紅茶を飲むが味がしない。

さとみが不意に立ち上がり、本棚(これも・・・)から何か持ってきてそれを見せてくる。なんか見たことのある・・・・・あ、これ俺も持ってる。

中学校の文化祭の俺が女装してる写真・・・。
懐かしいなぁ~と思っていると、さとみの姉発見。

「これねぇちゃんだろ?」 「そうですよ、その隣があたしです。」
・・・あ・・・この女の子・・・そういえば面影が・・・・・

「この時のこと覚えてます?」
「初めて女装してみんなで調子に乗って外歩いたっけなぁ。」

「そうです、それで迷子になってる私を連れてきてくれたんです。」
・・・・・あぁ・・・そんなこともあった・・・・・あの時の子かぁ。

「私、はじめは本当に女の人かと思ってたんです(笑)おねぇちゃんに教えてもらってびっくりしました。」

確かにあの頃は声変わりもせず、髭などもまだまだ剃る程じゃぁなかったらなぁ・・

「その時金田さんを好きになったんです。」
?????!!!!! 突然の告白!?

この後のやり取りは動揺によりぐちゃぐちゃしてたので要約します。

女装姿に惚れた→違います。好きになったって?→昨日も言いましたけど初恋です。昨日?→寝る前に・・・

先に寝てしまい話が聞こえていなかったのは俺の方でした。

そんなこんな話をしているうちに余計に緊張してきて何か話を反らそうと俺が言った言葉が、「天蓋ベッドすげぇ~ね」だった。

バカらしいセリフ・・・にさとみが笑顔で反応。
「寝てみますか?」 「あぁ・・・うん。」

頭がぼ~っとしたままベッドへ・・・ とりあえず寝てみる・・・ うつぶせ・・・いい匂い・・・・・仰向け・・・天井・カーテンが見える・・・・・

ピンクのレースのカーテンから入る光がいい感じ。
両手を広げても余裕のある広いベッド・・・

目を閉じると吸い込まれそうになるちょうど良い柔らかさ・・・
優しく触れる気持ち良い唇・・・・・?

驚いて目を開けると目の前にさとみの顔が・・・・・ すぐに転がり避ける。

「嫌ですか?」 「いや、じゃなくて・・・どうして?」
「今日は気持ちよくなってほしいんです。」

【近親相姦】本物の男の娘【体験談】

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同人やらエロゲやらに手出しまくって本物とどうしてもやりたくなった俺は
本物の男の娘とやりたくなったんだ

だけど風俗とかは病気怖いし普通に男の娘と出会いたかったんだ
最近の出会い系サイトは女装子も割り切り募集をしてるんだからたまげたもんだ
(セフレ新生活)で割り切り出会いを募集している(男の娘=女装子)に投稿をしてみた

ほとんどの女装子の写メを見てみると普通の女より可愛いんです
投稿をしたところ普通にメールが返ってくる訳だ

俺はその中でも経験なさそうな女装子を選んで仲良くなってみる事にした
相手の子は22歳で(名前はミク)女装初心者だった

そして数日の間やりとりして近所で会う約束をしたんだ
もちろん合意の上でSEXするって事で

ついに近所の駅で待ち合わせしたんだ

でも………しかし………

俺は絶対先に行かないと決めていた
先に相手に待ち合わせ場所に着かせて容姿を確認する為だ
もし化物が来たらソッコーで帰ろうと思ってた

俺は待ち合わせの10分前に駅の近くで待機していた
そして相手から着いた!との連絡が来た

俺はドキドキしながら相手から見えない場所で確認した
服装は会う前から聞いていたんですぐ分かった

ワンピースにストレートのロングヘアでとても可愛かった

俺は会う事を決意した

でついにご対面…
まあ写メと変わらず普通に可愛い女の子
声は男なわけなんですけどね………
俺は興奮しまくりだから既に勃起してました

あのミクさんですか?
第一声は俺から掛けた
とりあえずの世間話みたいのをしながら歩きながら腹も減ってないしホテルに行く事になった

そのまま愛も無い話の後お互いシャワーを浴びた

そして、我慢できなくなった俺はキスをしたままベットに倒そうとした
ミク「…明るいのやだ。」
と恥ずかしがる男の娘
部屋の電気を消し終わりキスを交わすと
ミク「…お尻。いじって。」
俺は本物の女のアソコのようにコネクリまわしてやった
ミク「ん〜…っ。」
ミク「…やぁっ。」
ミク「もう無理ぃ。無理ぃ…。」
俺はもうミクという女を抱いているんだと確信した
ミク「お願い…。…入れて。」
完全フル勃起の俺
俺はベットの横に置いたミ持参のローションをだし
息子に装備してやった
そしてぶち込んだ
正直女のアソコじゃ物足りなくなる位キツかった
俺「マジで気持ち言いやべ〜イキそ〜」
ミク「うっ………うん………」
………ん………なにか濡れてるぞ………
なんとミクは射精していた
そして俺も射精した
その日はその後もう一回戦して全裸のまま2人で抱き合って寝た。

その日以来男同士ではしてないが甘くて苦い俺の経験という事でしまっておこう…

【近親相姦】金沢までセックスしに行ってきた【体験談】

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ほんの2年前なんだけど、
関西の某公然猥褻容疑で挙げられちゃうような店の常連だったんですよ。

5年ぐらいかな?結構そのスジでは名が知れてしまってね。
んで某SNSでも簡単だけど体験談書いたりコミュ入ったりしてたのですよ。

んで、ある日突然メッセが来てね

「○月○日、大阪に行くのですが、いい店有りませんか?」って。

これがファーストコンタクト。

正直、男性からも女性からも「いい店教えて」メッセはほぼ毎日来てた。

もちろん男はテキトーに扱うけど、女性には懇切丁寧に返信してた。

一緒に行こう的な下心一切無しでね。だから評判はよかった。
逆に「なんで一緒に行こうって言わないんですか?私魅力ないですか?」
みたいなこと言われるぐらい。

んで彼女にもおんなじ様な対応してたのね。そしたら
「一人で行くのもアレなんで、一緒にいて下さい」と。

断る理由なぞ何一つ無いので、即座におk
んで「いちおー写メ送っときますねー」に画像添付されてた。

正直、可愛くもないし、ブサイクでもない。至ってフツー。
ストライクゾーンの広い俺にはなんの問題もないけどね。

んで何日かたって、約束の日。
地下鉄の階段で待ち合わせ。

一応前日に某店のママさんに報告して事前準備はOK
何年か前に東京の某店に通ってたそうなので、
関西と違いはあれど、やることは一緒なので大丈夫でしょう。

待ち合わせの時間。何回か今どこココドコメールをしつつ彼女が到着。

顔はフツー。ややエラ張って前田あっちゃん風味。
 だ が 体 は エ ロ い !

華奢だが出るとこ出てて、引っ込むとこ引っ込んで。
「こんばんわーおまたせー」
「いやいや全然おk」
「それじゃ行きますかー」

結構サバサバした感じ。
ネットで人と合うことはそんなに頻繁では無いらしい。
エロトークにも付いてくる。

「結構サバサバしてるのね、慣れてるのね」
「うん、東京にいるときAVの仕事してたからかなー」

ん?AV?

某店常連にしてAVマニアの異名を取る俺。

「AV?レーベルは?」

「ナチュラルハイ」

・・・OH・・・ボチボチハード系なのね。

「何年前?」

「3年前。もうお店には置いてないと思うけど。名前もなかったし」

実際探したけど見当たらなかった。肝心要のタイトルを自分で忘れてるあたりはちょっとね。

東京でも某店に出入りしてて、目的はAV男優と遊ぶこと。
合法ドラッグも東京では普通にあるらしい。関西ではめったにないことだけど。

これは俺が保護する必要はないな。野放しだな。

んで入店。カップルでは入らず、単独同士で。
ソッチの方が自由気ままにお互い遊べるし。
ママさんに根掘り葉掘り聞かれてたわ。

東京でよく遊んでる、という人は関西に来ても
おんなじノリで無理したりすること多いからね。

その日はディスコイベントの日でした。

彼女がママさんと話している間に俺はカウンターで烏龍茶をもらう。
店内では単独共がヒソヒソ話。

一人の単女さんが寄ってきて、
「今日Tさんカップルなん?」
「いや、単独。行きたいって言うから連れてきただけだよ」
「友達なん?」
「今日はじめて会ったんだけど?」
「へー」

てな会話。

すると彼女が
「見て見てー!かいいんしょー!」
「そりゃ貰うだろうwwwww」
「すごーい!久しぶりぃー」

はしゃぐはしゃぐ。

「じゃぁ着替えてくるー」
「いてらー」

ソファーに座っていると単独共がわらわら来て質問攻め
そんなに俺が女連れてきたら珍しいか。

彼女が着替えてきた。
彼女の名前をMとする。

ノーブラでスケスケベビードール。

・・・ほう、予想通りいい体。

「はー、楽になったー」

Mがソファーに座る。

この店の単独共の悪いところはお互い牽制しあうところだ。
自分の欲求を果たすことしか考えてなくて、
損得抜きで楽しむことができない。相手を選ぶ。
まぁ、この日はなんとか損得抜きの奴が2、3人と空気読めないアホがいてくれたので
良かったけどね。ずーっと二人っきりにされたらかなわん。

「ま、好きなように遊びぃさ」
「え?私としないの?」
「直球やなwwwなんでさwwww」
「いや、せっかく連れてきてくれたし」
「お礼はついではいらん。お前さんがその気になったらでいいお」
「わかったーお酒もらってきてー」
「へいへい。ついでに正装に着替えてくるわ」
「・・・正装・・・?」

この店での単独男性の正装はTバックである。
誰が決めったってママさんが決めた。

俺はマイTバックに着替え、
何事もなかったかのようにMの酒を持って着席。
「なんなのそれwwwwwwwwwww正装wwwwwww」
「やかましいwwwwそういう店なのwwww」
「wwwwwでもガタイいいから似合ってるわwwwww」
「ま、年季が違うからなwwwwwww」

手な感じで談笑。
Mは26才。大阪にコンサート見に来て、せっかく大阪行くからってことで
色々探してたらSNSで俺を発見。
いい人そうだからってメッセしたらしい。
あんま露骨にエロいこと書いてなかったしな。

そんな時に、女装Mのおっさんが寄ってくる。

「しししししし縛られるの、きききき興味あああああある?」
おっさん吶り過ぎ。tkリアルに吶るおっさんだけどな。

「大丈夫だよー撮影でもあったし」

どうやらオッケイのようです。

俺はSだけども縄は使えない。
だがこのおっさんも見よう見まねの素人縛りなので若干不安。
おっさんはもどかしい手つきで、gdgdになりながら縛り始めた。

「わぁー久しぶりだぁー」
テンソンが上がってきたようです。
それを見てハイエナ単独どもが勝手に触りに来た。

「お前ら、勝手に触るなよ、本人に聞けよ」
と俺が一喝。

恐る恐るMに聞いたら拒否されてた。
「どこの店にもいるんだよねー勝手に触る人」
「すまんな」
「いいよいいよ、言ってくれてありがとー」

皆、マナーは大事だぞ。

女装おっさんの吶り言葉攻めで爆笑したり、
おっさんのオナニーショーで大爆笑したり、
踊ったり、
エロとはかけ離れて楽しむ。

「こういうのもいいねー楽しいわー」
「楽しんでいただいて何よりです」
「なんだか店員さんみたい」
「店員に間違われたことなど星の数ほどあるわwwww」
「やっぱりwwwだって立ち振る舞いがちがうもんwww」

そんなこんなしていると、馴染みのS嬢が来店。

「あれ?あなたの新しいおもちゃ?」

「おもちゃ?いや、まだヤッてないよ」

「そう、貸してもらっていい?」

「Mちゃん、どうなん?」

「ええwwwwいいけどwwww」

「ということですが」

S嬢に連れてかれるM。おあつらえ向きに縛られてたからな。

店の真ん中へ連れていかれて、いざショータイム。

このS嬢はカップルの女を喰うので有名。
しかも凄いテク。

あれよあれよという間に四つん這いにされてバックから手マンで大潮吹き。

そういえばMは最近ヤッてなかったと言っていた。
ちょっと心配になってMに駆け寄った。

「おーい、大丈夫かー、生きてるかー」

「あああああああああああああああまたでるぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」

また大潮吹き。床はビショビショ。

「あーら、こんなに出して、まだまだ出るでしょ!出しなさい!」

S嬢、激しくピストン。またまた大潮注意報。

「ああああああああああああああああ!!!!!!!」

このS嬢、ツボを探すのは天賦の才能。

散々潮吹かせて、
「ふぅ、あとはあんたに任せるわね♪」
「女王様、相変わらずアフタフォロー無しですか」
「いつもあんたがちゃんとしてくれるじゃない」
「俺がいないときはみんな大変なんだぜ?」
「ちゃんと単独教育しなさいよ、じゃあね〜」

やれやれ。

俺はMの縄を解き、ソファーへ座らせた。

「おいおい、大丈夫か?」
ウーロン茶を差し出すと、ぐいーっと飲んで
「はー、あんないっぱい出たの初めてだー。凄いねーあの人ー」
「女のツボも男のツボも心得た人だからね」
「やられたことあるん?」
「いや、わしゃMっけないし。3Pならしたことあるけど。あの人ペニバン出してくるし」
「入れられたん?」
「いやん、アナルは処女よん。」
「へーすごいねーありがとーつれてきてくれてー」

とハグ。んでもってディープキス。正直キスはあんまうまくなかったw

すると、弱ったところにハイエナのような単独が群がる。
あー言う姿見せたから誰でもいいってわけじゃないのに。
俺とMが会話しててもお構いなしで体触るわ、チンコ擦り付けるわ。

単女にもカップルにも相手にされないような連中。

「大丈夫?」
「いいよー触られるぐらいなら」

男「複数とかすきなん?どうなん」
鼻息荒く問う。キモイ必死すぎ。

M「えーめんどくさいーいやー」
ナイス切り替えし。

あんだけ群がった単独共がすごすご引き下がる。

「なんだ、ガッツ無い男ばっかだねー」
「すまんな。あーいうのも多いからな」

するとMが擦り寄ってきてチンコを撫でる。
「・・・ねえ・・久しぶりに入れたい・・・」
「俺のでいいのかい?イケメンおるで?他にも」
「・・・ねぇ・・・・・・・・・」

チンコも反応してきたので、二人でプレイルームに。

中では数組が絡みの真っ最中

Mは小声で「すごいね」と言いながら俺の手を引いて空いてるベッドへ。
スルスル脱いで全裸になり、俺をベットに押し倒して、激しくキス。
ペチョペチョ音を立てながら舌を絡めあい、
「やっぱ男の人がいいわぁ」と言いながら体を撫で回し、全身リップ。

受身は嫌なので体勢を入れ替え、M字に開脚させてクンニ。
さっきまで攻められていたので、クリは完全に勃起。

優しく舌で刺激すると「はぅぅっ!」と声を上げる。
舌先で円を書くようにクリの周りを優しく刺激。吐息が漏れる。
焦らすだけ焦らして勃起クリをチョロチョロ。
「はあぁぁぁぁぁぁぅぅぅぅぅあうあうあうぅぅ!!!!」
体をよがらせて、俺の頭を押さえつける。
その手を離し、お互いに手を握り、股をさらに開かせてクリ全てを包むように口でパクッと。
「あうぅぅぅ!」
口で吸いながら、当たるか当たらないか舌先で激しく刺激。声が段々と大きくなる。
その呼吸に合わせるように、徐々にクリへの刺激を強める。
【ぁぁぁぁぁああああああああああっ!!!!!!いっくぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!」

絶叫しながら絶頂。体を痙攣させる。だがまだ終わらない。強い刺激のままクリ攻撃

「ぁぁぁぁぁぁぁあああああああっ!!!今イッたのにぃぃぃぃ!!!またいくぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!!!」

連続絶頂。

だがまだ終わらせません。

弱い刺激、強い刺激を交互に。
吸ったり舐めたり。
決して休まない。

Mは「すごいっ!すごいっ!!」と連呼。
舌と途中から指でGスポットを探しながら刺激。

「あぁっ!そこっ!だめまたでちゃうぅぅぅぅ!!!!いっくぅぅぅぅぅぅぅぅ!」

何回目か分からない絶頂とさっき飲んだウーロン茶吹いてるんじゃね?ってくらいに
またまた大潮警報。溢れ出る漏れ出る。

俺は止めない、さらにドンドン膣内を刺激。

「あああぁぁぁぁぁぁあああっっっ!!!!!!!!!!」

ここでも連続絶頂。

AV嬢なんだからこれぐらいの前儀は大丈夫でしょう?

指から潮が滴り落ちるのを見せ付ける。

Mはそれを見て「すごい・・・」

んで俺の勃起チンコを見つけると、完全グロッキー状態だったのに
ガバッと体を起こしチンコに吸い付く。

音を立てながら、涎をたっぷり出してフェラ。
クリ遊びのお返しってぐらいに激しく、貪り食うように。

時々奥までくわえ過ぎて「おえっ」ってなる。
「無理しておくまでくわえなくていいよ」

俺の声が聞こえないのって思うぐらいにおえおえ言いながら
激しく、舌を動かす小細工も交えながら、フェラ。

「・・・すごい・・・硬い・・・・なんで?」
「しらんがな」
「・・・欲しい・・・ねぇ・・・・・」

ニッコリ微笑み返しをして、正常位で挿入

「あああぁぁぁぁぁぁぁあああああああっ!!!!!!!!!」

入れた瞬間イッたんじゃね?って思うぐらいに絶叫。

あうあう言いながら体を震わせるM

お構いなしにドンっ!っと奥へ

顔をゆがめてこっちを見るM

「痛かった?」
「・・・奥、凄くいいの・・・」

またニッコリ微笑み返しをして、ドーンドーンと奥に突き当てる。
突く度にMの「あうっ!あうっ!」という声に俺の変態アホアホスイッチが入る。

Mを抱き起こして、対面座位。
腰の動きが柔らかいな・・・、でも、いいところに当たってないな。
なのでMの腰を持ってグイッと。

「ああああ、あ、当たるぅ!」

そのまま騎乗位。

M字開脚で上下に動くM

時折結合部位を見ながら、「すごい!入ってるぅ!」
なので、ガンガン下から突き上げてみた。

絶叫絶頂。俺の体に倒れこむ。
だが、さらに突き上げる。

Mの体をくるくる回して、背面騎乗位に。
んでもってバックに。

俺は女性の背中〜腰のラインが大好きだ、
なのでバックが一番興奮する。

「ああああすごいぃぃまた硬くなってあああああああ!!!!」

イッてもイッても止めませんよ、私は。

隣にいた事を終えた二人が「AVみたいだ」と小声で

見られてると興奮するので、ルーム内に響き渡るぐらいにパンっ!パンッ!と
ぶつけるように突き倒す。

立ちバックに持ち込み、壁に寄りかからせる。
このあたりになるとMはもう声がでず「はっ!はっ!はっ!」と空気が漏れるだけ。
アヘ顔がちらりと横顔で見えて興奮してさらに激しくピストン。

「あああああぁぁぁぁぁぁああアアアアァァァッァ!!!!!!!!」

また絶頂。

スポンとチンコを抜くとMはベットに崩れ落ちた。

「よいしょっと」

Mを起こして正常位で挿入。

「・・・出さないの・・・・・?」
「気にスンナ」
「・・・でも・・・あああああああああっ!またイクっ!もおだめぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

高速ピストンで絶頂。

マンコをビクビクさせて、体を痙攣させて。

俺はチンコを抜いて、横にねて腕枕。

「・・・マジで出さないの?」
「うん」
「いいの?」
「俺は大満足なんだぜ?」
「わたしもー良かったよー」
二人汗だくなので、タオルで体を拭く。
「シャワーいくかい?」
「だめー動けないー」
「把握」

ベッドに横になって、二人でトーク。
「東京行って男優になれば?いけると思うけどなぁ」
「何度も言われたわ。でも射精がコントロール出来んからなぁ」
「そうなの?」
「早いときはとことん早い。だから無理」
「えーアングラででもやればいいのにー」
「やりません」

「のど乾いたーお酒持ってきてー」
「この中は飲食厳禁なの、出るぞ」
「わかったーいくー」

ルームを出て、ソファーに座った。
深夜になって少し人減ったかな?

「ほなもらってくるわ」
「よろしくー」

時間は午前2時。そろそろかえらなあかんなーと思いながら席に戻るとMはそこにいない

おりょ?するとある人が、
「あの子ならSさんとHさんが連れて行ったよ?」
「はへ?」

3Pだそうです。

帰ろうかと思ったときに、
そういえばMが泊まるホテルの場所がわかんない的なこと言ってたの思い出した。

大人だから大丈夫だろうともおもたけど、
田舎から出てきた娘さんに何かあっては一大事なので、
とりあえず着替えて、事が終わるの待ってた。
連れて行った二人は思い通りに動けてなかった様子だし、
出すもん出したらすぐ終わるだろ、とタバコに火をつけた。

1本吸い終わる前に3人が出てきた。早すぎだろjk

「お早いお帰りで」
「もう帰ってるかと思ったー待っててくれたのー」
「はよ着替えて来い。3分以内だ」
「無理だよwwwwww着替えてくる」

15分かけて着替えてきた。
「遅いわwwwwwww」
「これでも早い方だよwwwww」

二人で店を出た。
単独たちがお見送り。よく分からないこの店の風習。何なんだろうねこれ。

ホテルへ歩く途中の会話。

「三人で入ってえら早かったなー」
「うん、二人とも凄く早かった」
「そうか」
「でもね」
「なに?デカかった?」
「ううん、君の方が立派だった」

その情報は要らないです。

ホテル前へ到着。
「ここだ、ほなな」
「えー帰るのー?」
「帰るわ!もう三時過ぎだっ!」
「えーさみしいー」
「しらんわwwwwww・・・・でもトイレ行きたいからトイレ貸して」

一緒にエレベーターで部屋へ。
突然Mがキスしてきてチンコさすってきた。
「カメラついとるで、たぶん」
「いいじゃん別に」とベロチュー
「反応早いじゃん」
「そら立つやろ」
「そだねー出してないしねー」

部屋に着いたとき、チンコはビンビンだった。

なので、部屋に入って、Mが鍵を閉めた瞬間、さっとズボン脱いで、
んでMのスカート捲し上げて、パンツずらして立ちバックで挿入

「もう入れるの?」
「濡れてんじゃん」

ドアに手を突かせて立ちバック。
んでベッドに異動して、手マンで潮吹き。
「ねれないじゃんwwwww」
知ったこっちゃないので正常位で挿入。

やっぱり出さないまま事を終えて、
ベッドで半裸で放心状態のMを放置してそそくさと「ほなっ!」と部屋を出る。

Mは力なく手をひらひらさせてた。

翌日、Mは大阪観光をして金沢へ帰っていった。

「また大阪きたらあそんでねー金沢着てねー」
「いけたらいく」

その後もメールのやり取りは続け、数ヵ月後。

「そうだ、金沢行こう」

突発的に某JRのようなキャッチフレーズが思いつき、
Mにメール。

「2泊3日ぐらいで金沢行くわ」

M「マジで?今日からオナニー我慢するわ」

「いやいやいや、一ヶ月ぐらい先だ」

「じゃあ、電マ我慢するわ」

「」

んで1ヶ月後、生まれて初めて特急サンダーバードに乗って金沢へ。

金沢駅近くのホテルにチェックイン。
楽天で探したら、シングルの価格でツインのお部屋に泊まれます的なのがあって、
なんとなくそれにした。Mが泊まるかもわからんし。

「金沢ついた。テキトーにブラブラするわ」

M「ようこそ。バイト終わるの11時過ぎだからよろしく」

夜11時まで大分時間がある。なので金沢観光。

兼六園→金沢城公園→近江町市場

市場は凄い人だった。てんこ盛りの海鮮丼食べた。高かったけど美味かった。

夕方まで、5,6時間歩きまわった。

ホテルに戻って、ペイチャンネル見ながらgdgd

ついでに買ってきたコンドームとウェットティッシュをベッドの横にセット。
なんとも気が早いヤル気満々な俺カコイイ

7時になって、腹が減ってきた。また市場まで行こうかと思ったがめんどくさい。
そういえばホテルの一階になんかあったな、和食の店。

一階に降りて、和食会席の店へ。客は一人。女だ。

大将「らっしゃいっ!カウンターへどうぞっ!」

女性客から1席空けて座る。横目で女を見る。結構美人。
ムチムチっとしてて30代前半?同い年ぐらい?
薄化粧で、早い時間から飲んでたのかほんのり頬が赤い。

おっぱいチェック。

・・・E、Fってところか・・・。

彼女は大将と談笑している。聞くとどうやら一人旅で、明日東京に帰るそうな。

とりあえずビールと、アテの刺身を食いながら聞き耳を立てる。

大将「お客さんも一人旅ですか?」
「えぇ、まあ」
当然AV女優とセックスしにきたとは言えないわけで。

「そうですかーこちらの方もねー一人旅だそうですよー」

女性がにっこり笑って会釈
んで微笑返し。

俺「OLさんですか?」
女「えぇ、まあ(笑)」
俺「・・・冬の金沢OL一人旅、あれですな、土曜ワイド劇場ですな」
女「wwwwww」

ウケたウケた。

女「せっかくですから、隣来てくださいよ。旅行中ずっと一人でご飯だったんでw」
俺「いいんですか?基本的に下心しか無いですけど私」
女「男って下心ぐらい無いとだめじゃないですか?」
俺「ですよねー」

隣に移って乾杯。

彼女の名前はA子さんとしよう。
A子さんは東京出身で東京でOLしている。
都合で仕事を辞め、暇になったので色々国内旅行をしていて、
歴史好きなので金沢に来たそうな。

仕事をやめた理由は聞いてない。たぶん男絡みだと思うのであえて聞かなかった。
はっきり言わなかったけど、言葉の節々からそれを感じさせた。
某店で培った聞き上手テクを駆使して、会話は弾む弾む。

気がつけば10時。

大将「すんません、ラストオーダーです」

俺「いやいやいやいや、大分話し込んじゃいましたね。
最後の夜なのに騒がしくして申し訳ないですね」

A「いえいえ、とても楽しかったですよ^^」

別々に会計を済ませ、店をでる。
でも二人共同じホテルに泊まってる。

・・・さてどうするか。

すると、

「もうちょっと飲みません?」

ktkr

「僕の部屋ツインで広いんで、僕の部屋来ます?」

「・・・いいんですか?ではお言葉に甘えて(笑)」

11時過ぎにMが来るけど、細かいことなんて(゚ε゚)キニシナイ!!
なるようになれってんだ。

「なんでツインなんですか?」
「楽天のプランで見つけましてね。シングルと料金変わらなかったんで」
「そうなんだ。ひょっとして誰か来るからじゃないですか?」

僕は馬鹿なのでバカ正直に答える。

「えぇ、でも別にデリヘル呼ぶわけじゃないですよ?
こっちの知り合いが仕事終りに来るんです」
「そう。でもお邪魔じゃありません?」
「そういうの気にする子じゃないんでw」
「・・・え?女の子?」

僕は馬鹿なので(ry

「そうですよ」
「」

こりゃ部屋来ないでしょ普通。

とりあえず、部屋の前まで来たA
俺はドアを開けて、
「どうします?」

沈黙

うつむきながらスーッと部屋に入ってくるA

ベッドの傍らにセッティングされたゴムとティッシュを見つけた。

「・・・ホントなんです・・・ね・・・・・・」

「えぇ。ま、詳しく説明しますのでお座り下さい」

短い時間だが、某店のこと、Mのこと、んで俺は立派な変態さんであることを話す。

「・・・そういうの・・・って・・・・・・・」

Aが口を開く。

「・・・そういうのって、・・・何って言っていいか分かりません・・・」

そりゃ混乱するわな。

「無理やりどうこうすることはありません。居たかったらいればいいし、
嫌だったらお部屋にお戻り下さい。僕はシャワー浴びます。
その間に出てくれて構いませんからね」

俺、シャワー浴びに行く。たぶん出たらAは居ないだろう。

そう思いつつ、いつもより時間を掛けてシャワーから出る。

あれ?なんでまだ座ってるの?

「戻らないの?部屋に」
「・・・・・てるh・・・sるなr・・・・・」
「へ?」
「・・・・・見られてるほうが興奮するなら、私、見ますっ!」

いや、そない張りきらんでも

バスタオルを腰に巻いて、椅子に座って煙草に火をつける。

「とりあえず、彼女にメールしとくね」

時間は11時になっていた。そういえばメールが来てなかった。

「おーい」
「ゴメンゴメン、今終わったから行くね」
「んでさ、参加者が一人増えたんだ」
「え?もう1本増えるん???」
「否っ、チンコ付いてない人が見学希望」
「なんでそういう流れになるの?でも女二人の3Pはしたこと無いから丁度いい」
「何が丁度いいのかよーわからんけど、おkですな?」
「いいよー」

急な変更にも対応可能とか流石です。

「もうちょいで着くって」

A「・・・はい・・・ホントにホントにいいんですか????」

「全然おk」

更にAさんがそわそわしてグイグイビールを飲む。初々しい。実に微笑ましい。

「・・・実はですねぇ・・・」

彼女が話しだした。
会社をやめた理由はやはり男絡み。
入社当初から部長さんに不倫関係を強要されて、ずっと続いてたんだと。
でも、同僚の男性から告白されて、付き合いだしたんだって。
彼氏ができたから不倫を終わらせようとしたけど部長が拒否。
彼との関係も部長との不倫も続けていて、
ある日、部長と彼が会社で話してて、彼は部長に昇進させる代わりに、
彼女をもらってくれ、みたいな取引してたんだと。
しかも彼にはまだ他にも女がいるとか。
それがわかって絶望して、会社を飛び出すようにやめて、家にも居たくないし、
んで点々と旅行をしてたんだとさ。リアルにこんなことあるんだね。
只野仁の世界だけかと思ってた。

「女の一人旅だから、結構ナンパもされたんです」
「ほうほう、それでそれで」
「んで・・・まあ・・・ねぇ」
「みなまで言うな、相分かった」
「・・・でも、俺さん妙な感じで、今までの人と違うなーと思って」
「ま、変態だからね」
「・・・だから、こういうのもいいかなーと・・・」
「好き好んで経験すべきことではないけど、めったにできない経験だし、
嫌になったら自分の意志で帰るんだよ」
「わかりました」

すると、ドアが、

コンコン。

「ほーい」

ガチャ

「わー俺ーあいたかったのー」

抱きついてきてベロチュー

「・・・煙草臭い・・・」
「だって吸ってたもん」
「えー部屋もたばこ臭ーい」
「ええい、やかましい」

部屋の中に入ってAとご対面

「こんばんわー♪」
「こここここんんばんんわわわわ」

Aさんモチツケ

「もうヤッたん?」
「ええええええええええええ???????なななななにをででででd」
「してないわwwwww見学っつったろがwwww」
「えーもったいないよー」

「とりあえず、シャワー浴びるねー」
「おう、バスタオルはそこに」
「はいよー♪」

鼻歌交じりでMはシャワーへ

「・・・なんかあっけらかんとしてますね・・・他に人がいても・・・」
「んー慣れてるんじゃない?元AV女優だし」
「!!!!!!・・・・まさか、俺さんも・・・」
「いやいやいやwww俺は素人の変態さんだお」
「・・・・・」

シャワー室からMが顔を出して
「部屋暗くしといてよー」
「なんで?暗くするとよく見えない」
「えーwwwwムードないよぅwwwww」
「俺の辞書にムードなんて言葉は(ry」
「よろしくー」

俺はブツブツ言いながら、丁度いいぐらいに部屋を暗くする。
Aさんの緊張感が高まる。

「はーすっきりしたー」
「おっ!!!ナイスな下着じゃないかっ!」

ピーチ・ジョン?っていうの?Mはそれが好きだそうで、
俺好みのピンクのテカテカっとした下着を着てきた。
下着姿で部屋の中へ。

「どう?」
「・・・とてもいいと思います。相変わらずエロい体でw」
「でもねーちょっと太ったんだよー」
「どこがだよwwww」

Aさんがお腹のあたりを手で隠した。かわいい。

「もっと近くで見てよ・・・」

Mが俺の上に馬乗りになる

「積極的やな」
「だって、我慢してたんだもん・・・もう反応してるやん・・・」
「そら勃つわいな」

Mが股間をチンコにこすりつける。

「パンツ濡れるで?」

更にMの腰つきが激しくなる。合わせて息遣いもだんだん荒く。

Aは突然始まってしまったのについていけないようす。オドオド。

お構いなしで腰をふるM

「あっっっ!!!」

小さくビクビク

「もうイッたん?」

「・・・もっと、もっと欲しい・・・」

激しくベロチュー

「こっちにおしり向けて」

俺の方に背を向ける、すなわちMはAと向かい合わせになる。

おしりを撫でながら、すっとパンツを横にズラし、とりあえず挿入。

「はぅぅぅっっっ!!!!!!」

Mの声にAさんがビクッとなる。何が起こったかわからない様子だったが、
すぐに察知した。

A「えぇ?もう????」

いつも突然なんです。私。

「もう、脱いでないのにぃ」
「エロい下着のままでハメるって言ってたやろ」
「もう・・・激し・・・あああああああっ!」

絶頂。Aは目を見開いてMを凝視。

背面騎乗位の体勢になって、MをM字開脚させて、結合部位をAに見せ付ける。
せっかくのギャラリーさんですので、ガッツリ見ていただこうと言う俺の親心。

Aは口に手を当てて声を殺すように凝視。

そりゃぁ他人のセックス見るのなんて初めてでしょうからね。
下から突き上げながらクリを刺激。

「ああああああだめぇぇぇぇぇぇ!!!!」

さて、Mちゃんは何回イクんでしょうか?

体位をバックに。

下着をズラして挿入・・・なんてエロいんだ・・・Mちゃん・・・いいくびれだなぁ・・・

くびれを指で撫でながら突く。

「・・・ねぇ・・・」
「ん?」
「もういい加減下着脱ぎたい」
「えー」

ちゅぽんとチンコを抜いて、しぶしぶパンツを脱がす。
Mが自分でブラを外そうとする。

!!!!

Mの手を押さえつけて、一気に挿入。

「なんで〜ブラぁ〜」
「ブラは外さないっ!まだ!まだだっ!」

ブラを外さずにおっぱいをポロンと出す。
心の師、カンパニー松尾宜しくのおっぱいだし。
みんな、ハマジム作品を見てみてくれ。ハマるぞ。

だがMはDカップ。AVみたいに巨乳がデロンとはいかないのは仕方ない。
ちょっと残念だが、それでいい。今の俺はカンパニー松尾。

休み無く動き続ける、汗だくの俺を見て、Aちゃんはビックリしている様子。

でも良く見てください。

単調に突いてるだけじゃなくて、強弱深浅を調整してる。
セックスとバッティングに重要なのは腰。腰ですよ皆さん。分かりましたね。

そろそろAちゃんと接近戦に持ち込んでみようと、Mを抱き上げ、Aちゃんの座ってるベットへドサッと。

揺れるベッド。Aちゃんの体も揺れる。
AちゃんはMの顔→おっぱい→結合部を目で追って、俺を見る。目が合った。

さっと目をそらすA

俺はAを凝視。腰動かしながら凝視。

恥ずかしそうにおっぱいを手で隠す。
でも、Mが喘ぎ声を上げるたびにAがモジモジ。

感じている、感じているなっ!

興奮MAXっ!俺のチンコが脈打つとMが「はぅぅぅっ!」と切ない声をあげた。

でも精子は出てません。
俺の変態アホアホスイッチ起動時に発生する、「空イキ」である。

再びMを炊抱き抱え、抱えたついでに駅弁を挟み、
また隣のベッドへ。

Aちゃんを無理やり参加させたりしませんよ。だって見学だもん。俺紳士。
Aちゃんのモジモジ姿を見れただけでも満足。

「も〜無理ぃ〜」とM
「ほな、あと3回イッたら終わりにしてやる」
「え〜無理だよ〜」

しゃあない、これでラスト。
今日一番のピストンでMを絶頂に導く。

体をビクつかせて、チンコを抜くと「ひゃんっ!」と声を上げた。

とりあえず、汗だくなので、汗を拭いてあげて、俺も汗を拭く。

「えーと、この濡れ濡れの部位も私が拭いて差し上げた方がよろしいので?」
「そこは自分で拭くよーまた悪戯するでしょー」

なぜバレた。

「はー気持ちよかったー。明日もよろしくねー」
「へいへい」

この旅は二泊三日のMちゃん欲求不満解消セックスの旅です。

「じゃあ、シャワー浴びるねー」
「へーい」
「あっ!」
「何さ」
「私今日フェラしてないっ!」
「wwwwwwwええがなwww明日もあるしwww」
「じゃあ明日いっぱいしてあげるね」

と俺にキスして、チンコ撫で撫でしてからシャワーへ。

「以上で終了です」
A「え?・・・・あ、はい・・・お疲れ様でした・・・」

ニッコリ微笑んで、俺はタバコに火をつけた。

着替えて来たMちゃん交えて三人で談笑。
100%セックス談義。
熱く語る二人についていけず、Aちゃんは愛想笑いしながらうなずくだけ。

「もうこんな時間だ、私帰るね」
「おう、気をつけてな。バイト頑張って」
「うん、でも夜のために手を抜いて働くー」
「あかんがな」

Mちゃんを見送り、部屋には二人。

暫しの沈黙。

「さ・・・てと」

Aちゃんがビクッと反応する

「もう遅いですから、お部屋に戻りましょう、送ります」
「・・・あ・・・あはい・・・わかりました・・・」

ゆっくり立ち上がるAちゃん。

エレベーターで上の階へ。
密室に二人。
なんだか落ち着きのないAちゃん。

チーンとドアが開き、ゆっくり歩いて部屋の前へ。

「今日は変なことにつき合わせてすいませんでした。ゆっくり休んでください」

無言でドアを開けるA

俺が帰ろうとすると

「あの・・・入っていきません・・・?」

「へ?ああ、いいですよ」

扉を閉めて鍵をかけたとたんにAちゃんが抱きついてきてキス。体が凄く熱い。

もうこうなったら言葉はいりません。

大きなAちゃんのおっぱいを両手でもむ。
ため息のような吐息が漏れる。
いそいそと自分のズボンをさっと脱ぎ、
んでAちゃんのズボンもさっと脱がし、パンツ越しにアソコを触る。

もう大洪水ですね。

Aちゃんの右足を抱えて、パンツをすっと横にずらし、そのまま立位挿入。

「はあああああぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!」

大きな吐息が漏れる。

俺統計では、ちょっとポチャリした子のアソコはとても気持ちいい。
不意をつかれてイキかける、あぶないあぶない。

Aちゃんの膣を確かめるように、ゆっっくり動かす。
動かすたびにぴちゃぴちゃといやらしい音が部屋に響く。

体が熱い。中も熱い。

チンコを抜いて、彼女をベットに、

と思ったけど、大きな鏡があったので、その前で立ちバック。

「すごい・・・いやらしい・・・」

パンパンと肉がぶつかる音が静かな部屋に響く。

凄い、どんどん溢れてくる。これは吹かせてあげないとかわいそうだ。

チンコを抜いて、手マン。

グチャグチャとどんどん奥から溢れ出てくる。

「いやぁぁぁぁだめぇぇぇっぇ!!!!!」

ブシャァと潮を吹くAちゃん。

刺激するほどに溢れてくる。
2回、3回と潮を吹いて、その場にへたり込む。

Aちゃんが顔を上げると、目の前にはチンコ。
何も言わずくわえるAちゃん。

ずっげぇうめぇ。ビクッとなって一瞬腰を引いた。

くわえるというかむさぼるというか、
唾液を垂れ流しながら一心不乱にハイスピードでフェラするAちゃん。

やべぇ、すげキモチイイ

だが、やられっぱなしでは、西日本一のシケメン単独の名が廃る。

フェラするAちゃんを抱き上げて、ベッドへ。
入る瞬間を見せながら正常位挿入。

突けば突くほどいやらしい音が増していく。

「だめぇぇぇぇもうだめぇぇぇイッテ!イッテ!お願いいってぇぇぇぇぇぇ!!!!」

激しくピストン

「もうぅぅぅぅぅだめぇぇぇいくぅぅぅぅぅあああああぁぁぁぁぁぁぁ」

痙攣しながら絶頂。イク瞬間チンコちぎれそうなぐらい締まった。

でも僕は出してません。

ぐったりするAちゃんに、タオルをかけてあげる。

「ほなね」

軽くキスをして、部屋を後にする。

後は余韻に浸っていただきましょう。

部屋に帰って一服して、ビール飲んで寝た。

【二日目】

実を言うと初日は小雨だった。
今日は快晴。観光日和。

なので、また金沢城いったり、武家屋敷見たり、市場で寿司食ったり。

うめぇ魚超うめぇ。
寿司食ったけど、また海鮮丼くって吐きそうになったりとかもうね。

魚がうまい土地は最高です。お刺身大好き。

んで宿に帰って、仮眠。

6時頃目を覚ますとMからメール
「また昨日ぐらいにいくよー」

さて、今日の晩飯どうすっかな。
よし、歓楽街の方に行ってみよう。

金沢の繁華街といえば片町。

そいうえばMがおでんの旨い店があるとか言ってたな。

ここか。
・・・ほう・・・雰囲気のいい店だな。

おでんうめぇwwwwwwwww日本酒うめぇwwwwwwwwww
確実に俺太ってるわwwwwでもセックスで消費するからいいかwwwww

ご満悦の俺は店を出て思った。

「よし、おねーちゃんの店に行こう」

ぷらぷら歩くと黒服が交差点にいっぱい。
みんな客引きだ。

大阪のキタ・ミナミの客引き番外地をくぐり抜けてきた俺様を舐めるなよ。
そう簡単にはひかからないぞっ!

「女子大生の女の子しかいないお店ですけどいかがですかー」
「うむ、興味深いね。君、案内してくれたまへ」

JDですってよ、奥さん。

黒服曰く、人気のお店だとか。

明るい、確実にボッタではないだろうという綺麗なお店に案内される。
女の子若い。ってゆうか幼いwwwwwww
JDはそんなもんなのかな。

席につくと女の子が来た
「こんばんわ〜」

若っ!!!!

「こらこら、じょしこーせーがこんな所で働いてはいかんぞっ!」
「違うよ〜もうハタチ超えてるもん」
「嘘をつけっ!乳がないのが何よりの証拠だっ!!」
「ひどいー気にしてるのにー」

貧乳童顔娘がちょっと背伸びして大人なドレスを着ている感じ。
処女臭がプンプンするぜwwwwww

キャバクラパターンの微エロ下ネタトークで爆笑を誘い、
あっという間に40分経過。

「もう時間ですけど延長しm」
「帰りますっ!お会計して下さいっ!」

もっとエロい店に行くんだもんね(キリッ

「ああ、お嬢さんちょっと」
「なんですか?」
「をじさん。○○ホテルの?号室に泊まってるから、仕事終わったら来なさい」
「wwwww分かりましたwwwww」

よし、1200000%来ないな。

次行こ次。

店を出ると、一直線にある店へ向かう。

それは昼間プラプラしてる時に看板を見たからだ。

レースクイーンセクキャバ

俺の好物なコスプレランキング
1位 競泳水着
2位 レースクイーン
3位 チアガール

これは行くしか無いでしょう。

キャバにしてもセクキャバにしても安いな。さすが観光地だ。

店員「射精〜」

「はははははじめてなんですが」

「こちらへどうぞー」

よし、どう見ても慣れた客にしか思われてないな。

店内はセクキャバ独特のドカドカ系BGM
いい頃合に嬢の顔がハッキリ見えないぐらいの照明。

俺はオシボリで顔と手を丹念にふき、ソファーに正座して待機。
全裸待機したいところだが店追い出されるのでやめておいてあげた。

「○○ちゃん入りまーす」
「はーい」

やってきたのは総合評価48点の娘。
チンコが少し萎えた。

お一人ですかー的な在り来りの会話を経て、
店内BGMが変わる。

サービスタイムktkr

嬢が上にまたがり、腰をふる時間。

「おっぱい触ってもいいですよー」
だが乳がない。でもせっかくなので揉む。真顔で。

タイム終了。

「じゃあ変わりますねー」

嬢が交代する。
はぁ・・・失敗だったかなぁ・・・

「こんばんわー♪」

げんなりしながら顔を上げるとそこに天使がいた。

え?なに?モデルさん?芸能人?

端正な顔、均衡のとれたプロポーションにレースクイーンコス。

みるみる元気になる息子さん。

隣に座る嬢。
「どうかしました?お嫌ですか?」
「どちらか芸能事務所に所属されてます?」
「えーwwwしててないですwwww」
「じゃあ、私の事務所に入りませんか?」
「芸能関係の方ですが?」
「いえ、しがないサラリーマンです」
「wwwww」

いや、もう、なんていうの?べっぴんさんなの!デラベッピンなのさっ!

なんかもう俺挙動不審。

学生さんらしい。しかも彼氏いないとか。
「なんでそんな0.25秒でバレる嘘つくん?」
「ほうとうですよwwww出会いがないんでwwっw」
「じゃあ、今日の僕との出会いがそれですね。結婚して下さい」
「早すぎませんかwwwww」

自分を見失いながらトーク。

するってーとBGMが変わります。

やったーおっぱいさわれるー

「失礼しまーす」

俺の上にまたがる嬢。

おっぱいでかっ!

「失礼ですが、おっぱい様のおサイズはいかほどで?」
「いちおーEカップです」
「そうですか、それでは失礼しまーすっ!!!」

・・・・柔らかい・・・温かい・・・お母さん、産んでくれてありがとう・・・。

目を閉じて、手に全神経を集中させて揉む。

「なんで目を閉じるんですか?」
「お静かにお願いします」

優しく柔らかく、真綿を包むようにおっぱい様をお揉みさせて頂く。

嬢は半笑い。

形もいい、素晴らしい。これはいいおっぱいとの出会い。
もう息子さんカウパー出まくり。

だが、タイム終了

恍惚の表情で水割りを飲む俺。

「おっぱい好きなんですねー」
「好きとかそんなレヴェルではない。俺の将来なりたいものはおっぱいなんだぜ?」
「wwwっw」
「それにしても、とても良い物をお持ちで。彼氏が裏山」
「だからいないですよwwっw」
「うそつけっ!信じないっ!騙されませんよっ!」

笑顔が超カワイイ。童貞だったら即一目惚れレベル。

「もうお時間ですけd」
「延長しますっ!お姉さん指名しますっ!アフターも付けて下さいっ!」
「アフターは付きませんwwwwww」

んで再びサービスタイム突入。

よし、今度はおっぱい以外のところを行こう。

「NG部位はどこなん?」
「アソコはダメですよ」
「では、アソコをもっと私の愚息にこすりつけて頂けますか?」

カッチカチになった息子さんに押し当てる。

「硬いんですけどwwww」
「いいからっ!黙ってっ!」

んで俺は嬢の足の付根のリンパあたりを、親指で刺激。
なぜかというと、性感が増すんですよ、奥さん。

「おっぱい舐めていいの?」
「やさしくしてくださいね」

おっぱいぽろん。なんか輝いて見える。

優しく乳房にキス。
乳首はいきません。
ゆっくり円を描くように乳房に舌を這わす。
優しく、優しく。
するとびっくり、乳首舐めてないのに乳首が固くなって参りましたよ、奥様方っ!

心なしか嬢の息遣いも荒く・・・

よーし、おまちかねの乳首を責めr

しゅーりょー

ええい、まだだ、まだ終わらんよっ!

もう一回延長だとも思った刹那。

ピロ〜ン

M「今終わったからいくよー」

ん?もうそんな時間?

「・・・帰ります」
「え?帰っちゃうんですか?さっきのまたして欲しかったなぁー」
「営業的コメントクス」
「はーい、お会計でーす」
「ねぇ」
「なんですか?」
「お仕事終わるの何時?」
「どうしたんですか?」
「私、○○ホテルの○号室に泊まってます。続きご希望でしたらおいで下さい」
「えwwwwwどうしようかなwwww」
「tk観光客の人皆言うでしょ?」
「はい」
「でwwwすwwwよwwwwねwwwww・・・それでは」

後ろ髪引っこ抜けるんじゃねってぐらい引かれながら、
ホテルへ。

この悶々はMちゃんで解消しよっと。

部屋に戻り、煙草吸いながらさっきの余韻に浸る。

・・・えがったなぁ・・・・

コンコン

Mちゃんがついた。

「いらっしゃい」
「どーも、なんかデリヘル嬢みたいだねwwwwwww」
「まあ当たらずも遠からず」
「ねぇねぇ一緒にシャワーしよ♪」

さっさと脱いで、二人でシャワー。
ビジホだから風呂はユニットで広くない。
二人で立って泡々しながら洗いっこ。

「ねぇ、もお大きんだけど」
「まあね」

さっきの嬢の余韻です。

シャワーで泡を落とすと、Mちゃんが早々にパクリ。

余韻もあって敏感なので俺の声が漏れる

「そんな声だすんだーへぇー」
「うるさいわ」

ゆっくりと根元まで咥える。上手い。

「続きはベッドでしよ♪」

シャワーを出てからだ拭いていると、Mにベッドにドーンと押し倒される。

「まだ拭いてますねんけど?」
「もういいじゃん」

俺の上に乗っかって、キス。そして乳首舐め。

俺はMじゃないけど、乳首は気持ちいい。性感帯だしね。

んでいきり立った息子さんをフェラ。

丹念に丹念に舐め上げる。

そういや一杯するとか言ってたな。気が済むまでどうぞどうぞ。

69の体制に持ち込んで、ハイッハークンニ攻撃。

「はああぁぁぁぁぁ・・・くわえらんないよぉ・・・・」

そうですかそうですか

んで騎乗位→背面騎乗位→バック→立ちバック→寝バック→正常位→駅弁→正常位とひと通り。

ゴムがダルダルになるので交換すること4回。
途中手マンで潮吹き5回
Mちゃんの絶頂多すぎてワカンネ。
俺の空イキ2回

2時間に及ぶ戦いが終了。

部屋には汗と、Mちゃん汁のいやらしいニオイが充満

「ベッドメイクの人にバレバレだよね」
「ベッド半分水浸しにして何言っちゃってくれてるの?」

さくっとシャワーを浴びるM

「何時にチェックアウト?」
「10時」
「じゃあその時間に迎えにくるねー」
「はいよーお疲れー」

バタン

ふう、さて、そろそろ1回ヌイとこうかなぁ。

ペイチャンネルでAV見ながらパン一でオナニー。

すると

コンコン

へ?Mちゃん忘れ物?

時間は3時過ぎ。
mちゃんが帰ってから30分ぐらい。

あれ?メール来なかったし、まさか隣のやつが
喘ぎ声うるさいってもんくいいにきたのかな?
ホテルからのクレームかな?

恐る恐るドアスコープから見た。

女?誰?MでもAでも無い・・・

・・・・

えっ!さっきの嬢だっっ!!!!!!!

大慌てでドアを開ける

「え?どしたん?え?え?」

「自分で来いって言ったじゃん」

「いやでも、まさかホンマに来るとは思わねーよ」

嬢を部屋の中に入れる。
一応誰か付いて来てないかと外を見る。

いない。

・・・ホンマに一人できた。

「お酒買ってきたから飲もうーよー」

「え、あ、うううううん」

で嬢が気づく。

「・・・誰か来てたん?」
「うん」
「デリ?」
「いや、元AV女優」
「え?どーゆーコト?????」
「ま、ゆっくり話すわ」

さっきまでシテたベッドを見て
「え?何これ。なんかこぼしたの?」
「いいえ、それは潮です」
「!!!!!こんなに出るもんなの!!!!」
「まぁ、体質ですよ、それは」

ベッドに座って色々話す。
俺が変態になった経緯
某店について
Mちゃんのこと
今回の金沢旅行の理由等々。

「・・・すごいね」
「全然興味ない人だったらアレだけどね」
「・・・無いわけではないけど・・・怖い世界。私まだ子供だから・・・」

嬢は21才JD ナイスおっぱい あえて言うならAKB秋元似。

「子供の割には発育がヨロシクて」
乳をガン見
「スケベっ!本当におっぱい好きだねー男の人って」
「乳に興味のない男は駄目だ。でも手荒に扱う男はもっと駄目だ」
「すっごいソフトタッチだったもんねー、でもさ、
そんなに遊んでる人があんな店来てもおもしろくないんじゃない?」
「いつも肉食ってたら飽きるだろ?たまには刺身とか枝まめとか喰いたいだろ?」
「私は豆かっ!」

いいえ、貴女は霜降りの松阪牛です(キリッ

豆のくだりのところで、
「へっへっへ、おまえさんのお豆さんを味あわせてもらおうかな」
って言えばよかったなーと後悔。

話が尽きて沈黙。

俺「・・・で、だ」
嬢「ん?」
「えっと・・・・マジ・・・で・・・・・・続き・・・?」

沈黙

緊張していた。柄にもなく緊張していた。
だって、過去に何百回とお水系の女こんな感じで誘ったけど、
ほんとに来たの初めてだぜ?緊張しすぎてチンコ無反応だしっ!
(注:お持ち帰りされたのは除きます)

嬢「あー!疲れたーっ!」
ドサッとベットに横たわる。

「お疲れでしたら、マッサージでもいたしませうか?」
「いいのー?ありがとー」

某店のマッサージ店経営の単女さん直伝の
俺様のマッサージテクニックがここで発揮されるとは

「それではお客さん、うつぶせに寝ていただけますか、
それとマッサージの効果を的確に出すために全裸に(ry」

「宜しくお願いしまーすっ」

「・・・脱がないんですね」

マッサージ開始。
まずは首、肩からほぐします。
大切なのは、血管の集まっているところ、リンパを揉みほぐすことです。
力を入れてはいけません。血管の損傷になります。

手のひらをくっつけて、体温でほぐします。
揉むのはそこから。
力を入れず、さする様なマッサージからはじめます。

「あなた、若いのにこってるのねぇ」
「最近運動してないからなー」
「運動しなさいっ!世間にはセックスと言うとてもいい全身運動が(ry」
「せんせー、腰がこってるんでおねがいしまーす」
「・・・大事なことなのに・・・」

上から下へ。
【触られて気持ちいいところは時間をかけて】の師の言葉通り、
お尻は重点的に。

「触り方いやらしー」
「マッサージだっつってんだろっ!」

お尻柔らかい、気持ちいい。掌が。

マッサージで決行が良くなると、その後のセックスがいつもより気持ちいです。
ぜひお試しを。

お尻とアソコ周辺を丹念に揉み、
ふともも、ふくらはぎ、足首、足の裏、指まで、丹念に丹念に。

セクロスした後並みの大汗をかきながら揉む。

・・・おりょ?嬢の反応が薄いですよ?寝ちゃった?ん?

顔を覗き込む。はぁーかわいい顔だなー。

「もしもし?お客さん?寝ちゃったの?」

すると嬢がムクッと起きて抱きついてきて、唇奪われた。

「まだ仰向けマッサージが残ってますが?」

嬢はニッコリ笑って今度はでーぷきっすしてきた。

ほほう、これは私に対する挑戦だな?受けて立とうじゃないか。

頭を抑えて、逃げられないようにして舌技開始。

二人の涎が滴り落ちるぐらいに激しいキス。

セックスはキスに始まりキスに終わります。

舌を絡めるたびに、嬢がピクッと反応する。

キスしながら、ふくよかなお乳を揉む。

男はおっぱいを3秒触るだけで嫌なことを忘れてしまう不思議な生き物です。

手が直に触りたいと言うので、サクッとブラのホックを外し、服をさっとめくってご開帳。

「手がはやーい」

嬢を押し倒して、両手を万歳の体勢で軽く押さえつけて、おっぱいご賞味。

舌先で円を描くように、優しく、強弱をつけて、舌先を少し動かしながら舐める。
右回り、左回り、乳首を中心に円周を大きく、次は小さく。

嬢の息遣いが荒くなる。

左乳、んで右乳。見て分かるぐらいに乳首が大きくなった。

「ちゃんと見てるんだよ?」

嬢に見せながら、乳首を口に含む。

軽く吸う。舌先はまず周りから渦巻状に乳首先端へ。

「いやぁ・・・」

声が漏れる。嬢が目を乳から逸らしていたので
「ダメだよ。ちゃんと見て。今度はこっちね」
左乳→右乳へ

「いやぁ・・・恥ずかしい・・・」

ちなみに部屋の電気はこうこうとついてます。
僕は明るいところでちゃんと見えるようにして責めるのが好きなお茶目さんです。

徐々に強く愛撫。涎を出しながら、音が出るぐらいに強く吸う。
痛くない強さを見極めながら、激しくします。

「はぁぁぁ・・・いやぁぁ・・・」

身を捩る嬢。いい反応です。

愛撫を緩めていき今までの手順を逆行していきます。
優しい愛撫で、おっぱいタイム終了。おっぱいさん、また後でね。

舌を胸からおへそ、そして下腹部へ。

脚を開かせて、アソコと対峙。まだパンツは穿いています。

ここでも焦らします。

内ももを舐める、吸う。脚の付け根を舐める。ここにはリンパがあります。
ここはちゃんと刺激してあげましょう。
徐々にアソコへと近づく。

パンツ越しにアソコを刺激。アソコの形を確かめるように、上下に舌を這わす。
嬢の腰がビクッと動く。
パンツ越しですので、少々強めの刺激を与えましょう。
舌先を細かく動かしながら。

「ねえ、ちゃんと見てる?」

潤んだ瞳でこちらを見る嬢。いい子だ。

さらに、強い刺激に。

「はぅぅっ!」

おっぱいのときより強い反応。

ここが一番感じる性感帯ですからね。
感じるところであるからこそ、強弱の加減に気をつけましょう。

tkなんですの?この口調。誰にレクチャーしてんの?

腰が軽く浮いてくる。

今だっ!

サッとパンツを下げる。気分はパンツ職人。

ここでアソコとご対面。

・・・oh・・・すばらしい・・・綺麗な色だ・・・。

遊んでるひとは黒いとか言いますが、
それはご本人の持っているメラニン色素のせいなので、
遊んで無くても黒い人は黒いのです。

愛液でいやらしく光る。

アソコはもっとも刺激を受ける性感帯です。
細心に注意を払いましょう。

ここも外→内が鉄則。

大陰唇から小陰唇へ、形を確かめるように舌を這わす。
刺激の強弱をお忘れなく。

嬢の息使いがさらに荒くなる。

そしてクリトリスへ。ここは敏感な部位ですので、もっとも扱いが難しいです。
手ごろな刺激を探すように相手の反応にも注目してください。

愛撫しながら嬢の表情を確認。

ビクッと反応した瞬間、刺激度を上げる。

「あああぁぁぁあああっっ!」

そうですか、ここが気持ちいですか。

ポイントをそこに設定。
そこを中心にまた円を描くように愛撫

「ああああ、何、その動き、何ぃっ!ああああっ!!!!」

何って普通だよ?

「気持ちいい?」
「・・・うん、でも、気持ちよくできるの?」
「そう?クンニされたことぐらいあるだろ?」
「うん・・・でもこんなに良くなかったから・・・」

若者のクンニ離れは深刻な様子。日本の危機です。

そしてアソコ全体を口に含み強く吸う。恥ずかしがるぐらいに音を出します。

「いやぁぁ、そんな音ぉ・・・・」
「止める?」
「・・・・・・・止めない・・・」

はい続行ー。

今度はクリトリス重点吸い。吸いながら舌先で刺激。

「いやっ!何これっ!?こんなのっ!いやああぁぁぁぁぁっ!!!!」

体か波を打つ。とても感度のよろしい体ですね。

「どしたの?」

嬢が答えを言う前にまた口に含んで刺激。
軽くイッたご様子なので、優しく円運動。
イッたすぐは刺激が強すぎてあんまり気持ちよくなかったりするのでね。

「舌ぁ〜舌やばいぃ〜舌ぁ〜」

前彼がどんだけ手抜き愛撫だったのかと、可哀想になる。

アソコを指で開いて、ジュッパジュッパとAVみたいに音を立てて舐める。

アソコから愛液があふれて、小池が出来てる。

こんなにかわいい反応されたらどんどんいじめたくなるのが男の性。

ここで、第二のちんぽと言われる、指の出番です。

クリを舐めながら、ゆっくり確認をするように指を入れていきます。
私は中指派です。

・・・せ・・・狭い・・・

指一本でキツキツ。ちんこ入るんでしょうか?ねえ。

「あうぅぅぅ・・・は・・・はいってるぅぅ・・・・ああぁあ」

嬢はじっとこちらを見ている。

ゆっくり、確認するように指を出し入れ。

私は指を鳴らす癖があるので、節が太い指です。
ゴツゴツッっとした刺激があるとかなんとか。
そして幼少の頃から爪を噛む癖があったので、深爪です。
巨匠、加藤鷹氏のおっしゃるように、手マンには深爪が最適です。

「そ・・んな・・・はぅ・・・かき回さない・・でぇ・・・・あああああああ!!!」

徐々に強く指を出し入れ。そしてクリ舐め。

ビクンっを大きな反応。

さらに溢れ出てくる愛液。

どうやら嬢は潮吹き体質のようで。

指先が嬢のポイントを探します。無理やりではなく、優しくゆっくりと。

「あっ!!」

ここですね。分かりました。

ポイントを中心に指を螺旋状にかき回し中心に到達したら指先で弱い刺激から
徐々に強くしていきます。

「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああっっっ!」

声が徐々に大きくなる。
一気に勝負をかける。
強い刺激でポイントを擦る、押す、かき回す。

「あああああっ!何っ!なんかっ!来るっ!!!でちゃうぅぅぅぅぅぅ!!!!!」

俺の体に大量に吹きかかる。溜まってましたね。

「いっぱいでたね。でもまだ出るよ。全部出しちゃおうか」
「いやぁぁぁはずかしぁぁぁぁぁまたっ!またっ!いやあああぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!!!」

ベッドが二つとも水浸しですが、私はどこに寝るんでしょうか?床?

嬢はぐったりと、肩で息をしながら横たわる。

「大丈夫?痛くなかった?」
「なんで?なんでこんなことできるの?」
「何でと言われましても・・・・・・・変態だから?」
バチンと俺の胸に平手打ち。

「ねぇ・・・」
「ん?」
「・・・キスして・・・」

抱き合いながらでーぷきっす。

嬢の手が俺のチンコに伸びる。

そーっと触って、ギュッと握って、パッと手を離す。
ビックリした顔で俺の見る。

「?」
「・・・・・・大き・・・大きすぎないです?」
「そう?普通だよ?」
「嘘、普通じゃない。大きいし、硬いし、・・・・入んないよこんなの・・・」
「いや、そんなことないでしょ、ほら」
体をずっと動かして、嬢の顔の前にちんこをもってきてごたーいめーん。

嬢が目を見開いて、さわさわとチンコを確認。

「・・・無理、絶対無理ぃ」

エロ漫画みたいな反応でフイタ

「んーそんなに言うんだったら入れないけど」

嬢は小声で「凄い、かたい」とつぶやく。チンコをしごく。はぅぅ。

んで恐る恐るチンコに口を近づけて、小さな口をあけてパクッ

わぁ・・・・・嬢の口の中・・・あたたかいナリぃ・・・

手でチンコを擦りながら、小さな口で一生懸命フェラ。

仮にも上手とは言えない。でも一生懸命さは伝わる、心のこもった愛撫。
こんな変態チンポ野郎にそこまでしなくてもいいんですよ?

俺は完全に仰向けになって嬢に身を任せる。
音を立てながらフェラ。イカそうとしてるのかな?
イカそうとすればするほどイカない天邪鬼チンポですよ?

奥までくわえようとするが、ゲフッてなる。
「無理しなくていいよ」
唾液をいっぱいつけて、チンコをジーっと見ながら手コキ。

「・・・・・・」
「・・・?」
「・・・・・・・・・・・入れてみてくれます?」

ニッコリ微笑んで、嬢にキスをして、ポジションチェンジ。

正常位で挿入を試みる。

「・・・・・・・・・やさしく・・・してください・・・」

お嬢さん、そんな台詞言ったら、さらに硬度がましますよ?

ガッチガチに緊張している嬢。

「そんなに緊張したら入んないんだぜ?」

嬢にキスをして、首筋にキスをして、アゴを上に上げる。

アゴをあげると入りやすくなる。中学の保険の先生に教わった。

ゆっくりと嬢の中へ。

俺の大きさとか言うより、あんたが狭いよ。
グッチョリ濡れてるはずなのになかなか入らない。
嬢が俺の腕を力いっぱい握る。

「力抜いて」
「だってぇ・・・大きいよぉ・・」

小刻みにピストンしながら中へ中へ

「・・・・ぁぁぁぁぁぁあぁあああああああっ!」

はいった・・・けど・・・狭ぇ・・・超狭ぇ・・・・・・・・
アカン、負けそう、やばい。

チンコの根元に力を入れて耐える。
でもそれすると、チンコ少し膨張するのよね。

よし、耐えた。

ゆっくり、ゆっっっっくりを動かす。

「あああ、凄い!大きい、やっぱ大きいぃ!!!凄い!!!!あああああああっ!!!」

嬢の中からさらに溢れてきて、動く旅にいやらしい音が部屋に響く。

「あああ、奥まで!来るのぉ!奥にぃ!!!!」

チンコの先が壁に当たるのが分かる。
ホントに狭いわ。

ピストンのストロークが段々長くなる。
奥にガンガンあたる。

「初めてっ!こんなの初めてっ!ああああっ!凄いぃぃぃ!!!」

嬢の喘ぎ声は実況型。
こういうタイプの子は、将来的には隠語連発タイプに成長します。
将来が楽しみですね。

あんま凄い凄い言われると、ホンマかいなと少し引いてしまいそうになるが、
嬢の発汗具合から見ると、演技ではない様子。

正常位→側位→バックへ
体位を変えるときは抜かない方が、女性の高揚具合が落ちなくてよいですよ。

バックで突く。

「凄いっ!ささるぅ!ささってるぅぅぅ!!!!!」

力が抜けてベッドにドサッと落ちる。

そのまま寝バックへ移行。

「いやぁ、擦れるぅ、違うとこに擦れるぅぅ!!」

嬢をひっくり返して、再度正常位に。

「もう、もうだめぇぇぇぇぇ、もうもうぁぁぁぁぁぁあああああああああ!!!!!!!」

激しいピストンにおっぱいが揺れる。

絶叫とともに絶頂。

もうチンコちぎれるかって言うぐらいアソコが締まった。

過呼吸になるんじゃね?って言うぐらい息が荒い嬢。

「大丈夫?」

しゃべれない。

そうかそうか、気持ちよくなってくれてよかった。

嬢にタオルをかけ、
「じゃあ、シャワー浴びて来るね」

シャワーを浴びて戻ると、嬢の体勢は同じまま。

「おーい、大丈夫?」
「あ・・・・・・脚が・・・・・」
「どしたん?痛いん?」
「・・・・・・・脚が冷たいの」
「脚、ああ、これはグーグルアースで認識できるぐらいの池でその名も(ry」
「タオルひいてぇ・・・」
「聞いてる?人の話」

仰せの通り、タオルを嬢の脚の下に引いて、
グッタリする嬢に腕枕。

気がつくと、嬢は寝息に。

腕枕したまま寝ることにした。

それにしても嬢は何で来たんだろうね。
腕枕状態でいつの間にか俺も寝てた。

【三日目】

目覚めると嬢はいない。

机の上に、メモ書き。

『いびきうるさいっ!ありがとね 嬢』

すまんな、いびきは治療受けろよってレヴェルなぐらいに酷いんだ。
嬢、ごめんね。

朝日を浴びながら一服。

・・・・・・・・・・・・パイズリ・・・・・・・忘れてた・・・・・・・・・・

金沢の旅、一番の心残り。

時計を見ると9時。

10時にMが迎えに来る。

さっとシャワーを浴び、チェックアウトの準備をする。

荷物をまとめて、チェックアウト。
ロビーでMの到着を待って煙草一服。

「おまたせー」M到着。

・・・・ミニスカ+ニーハイですかそうですか。スタイルええなぁ。

「車、軽だけど、我慢してね」
「乗せていただく身分ですので、何も申しません」

Mの車に乗り込む。

BGMはサカナクション

「サカナクションか」
「知ってるん?」
「FM垂れ流しで聞いた程度だけどね」

サカナクションを聞きながら、今日離れる金沢の街を目に焼付け、
んで、今後のおかず用にMの私服姿を目に焼き付ける。

「なにさ、ジーッと見て」
「いやぁ、ええ体やなぁと。触っていい?」
「事故で死にたかったらどうぞ」
「(゚ω゚)お断りします」

鼻歌交じりで車を走らすM

俺「どこさ行くん?」
「昼間安いラブホ」
「やっぱすんの?」
「やり溜めやり溜め」
「年頃の娘さんの言うセリフじゃねーべw」

金沢駅から少し離れた幹線道路沿いのラブホへIN

地方のラブホにありがちなこと
・無駄に広い
・無駄に白い
・無駄に安い

文字通り三拍子揃ったラブホ。

「広いな、流石田舎」
「でしょー?何か飲む?」

質問には答えず、後ろから抱きついてキス。

「・・・もう・・・・・・」
「ミニスカに欲情した。反省はしていない」

Mはにっこり微笑んで、ズルッと俺のズボンを脱がし、
ハムッとチンコを咥える。

同時にM字開脚しながら、自分で触る。

Mの口からも、下の口からもピチャピチャをいやらしい音が。

朝10時から何してんの?ナニですが、ええ。

フェラを遮って、Mのパンツだけずり降ろして、立ちバック挿入

「・・・んんんっ!」

鏡に、着衣のまま立ちバックでハメる二人が映る。
興奮してピストンが加速。

「あああああ、激しいっ!激しいっ!」

ベッドに移って正常位挿入。

名残を惜しむようにMが俺の顔を撫でる。

「最後までメガネ外さないのね」
「外したら何も見えん」
「忘れないように・・・全部見てね・・・・・・」
「・・・・忘れようとしても忘れられんわい」

舌を絡ませながらピストン。
ゆっくり、Mの膣の感覚をチンコに覚えさせるように、ゆっくりと。
忘れさせないように、じっくりと。

昨日、一昨日はMの体をじっくり味わったけど、
今日は、Mの顔がみたい。感じる顔を。

足を担いで、深くついたり、腰を持ち上げて突いたり、
Mも俺から目を放さない。
名残惜しそうに顔を撫でる、しがみつく、キスをする。

時間がすぎる、事が終わるのを惜しむような、切ないセックス。

俺にしがみつき小声で耳元で、息遣い荒く、
「イク、イク、またイク」
抱きしめる力が強くなって、アソコもキツく締まる。びくびくっと膣がうごめく。

体を起こして、チンコを抜こうとすると
「まだ、抜かないで」
繋がったまま二人、抱きしめ合いながら、時間の流れを感じる。

チンコが萎えて、ヌルッと抜ける。

無言で唇を重ねる。

「いっぱいしたね」
「・・・なんか、抜いてもずっと入ってるみたい・・・」
「ははは」
「・・・・・・・・入れすぎて少し痛いかも」
「そか」

時間は12時過ぎ。帰りの電車まで3時間ぐらいある。

「まだ時間あるけどなぁ」
「映画でもみようよ!ね!」

Mが全裸でベッドから飛び降り、
テレビのチャンネルを変える。タイトルもわからないような洋画。

「これ知ってるん?」
「知らないよ。でもいいじゃん」

全裸で椅子に座って、映画を観るM。今までの出来事を断ち切るように。

俺もベッドから降りて、イスに座る。

と見せかけて、Mの前にいき、座って足を開き、クンニ開始。

「ええーもうイイよー」
「俺がしたいんだ。気にせず映画見とき」

三日間頑張ったアソコを優しく舐める。感謝の意を込めて。

Mの息が荒くなる。

「見れないよぅ〜」
「見ときって」

映画のセリフとMの喘ぎを聞きながら、目を閉じて、舌先に神経を集中させて。

2時間半クンニ。

Mちゃんの名言集
・とろけちゃうとけちゃう
・震えがとまんない
・鳥肌が治らない
・何も考えられない
・死んじゃう死んじゃう
・せつない、アソコがせつない
・何でもするから許して

どうやら、これはある種の拷問だった様子。

さすがに舌が痺れて、喋れなくなって、復旧するまで30分を要する。
Mちゃんも息絶え絶え。死なないで。

15時。

二人共何も言わず、別々にシャワーを浴び、服を着る。
Mは化粧を直す。

「・・・いこっか」
「・・・・・・・・・ああ」

靴を履いて部屋のカギを開ける直前に、お互い目を合わせ、軽くキス。
ドアを開ける力を分け合うように。

Mの車に乗る。

無言。

車内に響くサカナクション。

永遠かと思った沈黙。

Mが車を停める。

沈黙。

俺「ありがとな」
M「うん」
「またメールするわ」
「うん」
「じゃあね」

車を降りて、ドアを閉めて、バイバイと手を振る。
Mも振り返して、何事もなかったかのように出発。

車が見えなくなるまで見送る。

「・・・・・・・さて」

煙草に火をつけ、冷気で透き通った、北陸の空を見上げる。

【近親相姦】兄の日焼け跡が…【体験談】

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兄、脱衣所で着替え中

妹「うわっ、あ…ごめん歯ブラシ取りに来ただけ」
兄「あっそ。早く行け」

妹「…!?  お兄ちゃん 後ろ…?」
兄「あ?」
妹「ねぇちゃんと後ろ向いてみて?」
兄「なんだよ、ほら」

妹「なんか…

ビ・・ビ」
妹「お兄ちゃんの背中にビキニの跡付いてるよっ」

兄「!!!    え?あ、ま、マジで!?
あ、あ別に女装の趣味とか疑うなよ!

あーえーと合宿ん時の罰ゲームでついちゃったのかな!多分!きっと!うん。出てけ」

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